おにゃのこが改造されるシーン 素体7人目
- 1 名前:名無しより愛をこめて:2007/05/19(土) 23:18:58 ID:NpYp9tHo0
- 美しい女性(女子高生、人妻、ょぅι゙ょ問わず)が拉致されたり洗脳されたり操られたり、
女戦闘員や女怪人に強制改造されたり、手術台の上であんなことやこんなことをされたりする
シーンに萌えるスレです。SSの発表や、雑談の場などに。sage進行推奨。
前スレ 「おにゃのこが改造されるシーン素体6人目」
http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1159755184/
「女子高校生位の子が改造されるシーン」(初代スレ)
http://artofspirit.hp.infoseek.co.jp/threadlog.html
「うら若き女性が改造されるシーン」(2スレ目)
http://artofspirit.hp.infoseek.co.jp/threadlog2.html
「おにゃのこが改造されるシーン 3スレ目」
http://artofspirit.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/updir/threadlog3.html
「おにゃのこが改造されるシーン 4スレ目」
http://artofspirit.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/updir/threadlog4.html
「おにゃのこが改造されるシーン 5スレ目」
http://artofspirit.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/updir/threadlog5.html
「蜂女の館」 初代・2スレ目までのまとめサイト。SS職人諸氏の作品が保管。
http://artofspirit.hp.infoseek.co.jp/
「おにゃのこ改造@ウィキ」 特撮板・エロパロ板のおにゃのこ改造スレのまとめwiki
現在、特撮板6スレ目のSSが保管されている。
http://www30.atwiki.jp/onyakai/
- 2 名前:名無しより愛をこめて:2007/05/19(土) 23:20:11 ID:NpYp9tHo0
- 本スレのお約束
・SSを投稿するときは、全部書き終えてから一気に投稿する。
・投稿するときは、名前欄は固定ハンドルネーム&トリップ付きで。
・SEX描写がメインのSSはエロパロ板で。
「おにゃのこ改造 BYアダルト7」
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1175864672/
《関連サイト》
みーんな、なかーま
ttp://nakaama.web.infoseek.co.jp/
舞方雅人の趣味の世界
ttp://masatomaikata.blog55.fc2.com/
沙弥香の脳内妄想
ttp://blog.livedoor.jp/sayaka_saotome/
Kiss in the dark
ttp://blog.livedoor.jp/g_than33mixer/
蜂娘祭跡地
ttp://janubis.hp.infoseek.co.jp/bee.htm
E=MC^2
ttp://rose.zero.ad.jp/~zab50690/
- 3 名前:名無しより愛をこめて:2007/05/20(日) 00:08:32 ID:N/9OXkokO
- 2げと
- 4 名前:名無しより愛をこめて:2007/05/20(日) 01:29:48 ID:rW5xgWM90
- >1 乙
- 5 名前:過去スレに投下されたSSのご紹介:2007/05/20(日) 02:17:46 ID:LThBk1PT0
- ■□■「蜂女の館」で読めるもの(1,2スレ目に投下されたSS) ■□■
◆PRIME (319)氏
☆「母親改造」 怪人に改造された母親が我が子をかばって死亡し、ヒーローの怒りが爆発する。
http://artofspirit.hp.infoseek.co.jp/other_ss/319-1.html
☆「悪の女科学者009」 悪の組織サイバーの邪悪な女科学者009こと石川怜は、作戦の失敗を償うため
ヘビサソリ女に改造される。325氏「アイヴィーサイバー」とのコラボレート作品。
http://artofspirit.hp.infoseek.co.jp/other_ss/319-2.html
☆「ローズジャマー」 不良女子高生・石川ひなのが悪の組織ジャマーによってバラの怪人に改造される。
http://artofspirit.hp.infoseek.co.jp/other_ss/319-4.html
◆325氏
☆「アイヴィーサイバー」 悪の組織サイバーによって若い母親が改造され悲運の最期を遂げる。
http://artofspirit.hp.infoseek.co.jp/other_ss/325-1.html
☆「マグナサイバー」 改造実験都市ディストピアから逃亡してきた女・香織はスパイサイボーグだった。
http://artofspirit.hp.infoseek.co.jp/other_ss/325-4.html
◆SM氏
☆「香織ちゃん改造」 工学研究所に勤める女性・香織はグロンに拉致されゴキブリ女に改造される。
http://artofspirit.hp.infoseek.co.jp/other_ss/sm-1.html
☆「朱美ちゃん改造」 グロンのゴキブリ女を目撃した女子高生・朱美はハエ女に改造される。
http://artofspirit.hp.infoseek.co.jp/other_ss/sm-2.html
☆「真理ちゃん改造」 家出した小学生・真理はグロンの毒毛虫女に改造され、両親を襲う。
http://artofspirit.hp.infoseek.co.jp/other_ss/sm-3.html
☆「真佐子さん改造」 毒毛虫女に改造された真理の母親・真佐子もまた、女戦闘員に改造される。
http://artofspirit.hp.infoseek.co.jp/other_ss/sm-4.html
- 6 名前:過去スレに投下されたSSのご紹介:2007/05/20(日) 02:19:01 ID:LThBk1PT0
- ■□■「蜂女の館」で読めるもの(1,2スレ目に投下されたSS) ■□■
◆BeeF (508)氏
☆「改造淫魔 ハニービー計画」 女子高生・涼子は拉致されて改造ノズルを膣に挿入され、烈しい快楽の中で
蜂女に生まれ変わる。涼子の姉・翔子と母・さゆりもまた、改造された涼子の手によって蜂女に改造される。
☆「悪魔のドール・ファクトリー」 双子の女子高生、紗耶と紗希が姉妹愛を利用されて蜂女に改造される。
☆「美しき復讐者」 悪の組織に騙された亜矢は自分を助けたヒーローと闘うために自ら蜂女に改造される。
☆「父がわたしに遺したもの」 マッドサイエンティストの父の願いに応えて、女子高生・栞は蜂女となる。
☆「蜃気楼の街」 悪の組織に封鎖された街を脱出しようとする少年の姉・美咲とGFの茜が蜂女に改造される。
☆「叫喚の弾倉」 美女を次々と蜂女に改造する謎の組織に挑んだ女刑事・由季も罠にかかり蜂女に変貌。
☆「The Survivor」 悪の組織に拉致され蜂女に改造された奈月は、組織が滅びたあと独りぼっちに。
☆「真・蜂女物語」 ショッカー蜂女の素性にまつわるSS。本郷猛の恋人・里沙は改造されライダーの敵に。
☆「復讐の針撃」 蜂女に改造され正義のヒーローに挑んで散っていった妹の仇を取るため、蜂女となる少女。
☆「人蟲の館」 謎の館に迷いこんだ8人の大学生が次々に、男は蟻人間、女は蜂女へと改造されてゆく。
☆「ハ・チ・カ・ヒ・フ -蜂化皮膚-」 3人の美少女アイドルが改造全身タイツを着せられて蜂女に変えられる。
☆「そして、扉が開く時」 転校生の謎の美少女に魅せられた美紗は、巧妙な罠にかけられて蜂女に改造される。
☆「出口、ナシ」 上記SSの続編。悪の組織の支配下にある未来の地球で抵抗活動をする少女・晶もまた・・・。
☆「ミッション:ディスポッシブル」 女性を拉致改造する組織のアジトに侵入した3人の工作員が次々と改造。
☆「蜘蛛身変容」 《仮面ライダーZO》のクモ女の改造を妄想したSS。小学校の女教師がドラスに捕まって・・・。
☆「紅の復讐者」 《スカイライダー》のサソランジン改造SS。捕らえられた女流登山家・美也とその後輩たちは・・・。
http://artofspirit.hp.infoseek.co.jp/ss_top.html(←上記のSSはすべて、このページから飛べる)
- 7 名前:過去スレに投下されたSSのご紹介:2007/05/20(日) 02:20:43 ID:LThBk1PT0
- ■□■ 現在、読むことができなくなっているもの(3、4,5スレ目に投下されたSS) ■□■
(注:BeeF氏のうpろだからファイルが流れてしまっているため、現在は読むことができません。
ただし過去スレのURLを表記しましたので、●持ちの人なら読むことができるはずです。)
◆SM氏
☆「瑞穂さん改造」 遺伝子研究者の瑞穂はグロンに洗脳されてムカデ女となり、女性を次々と改造してゆく。
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1104789686/154-170
☆「夏実ちゃん改造」 毒毛虫女に拉致された女子小学生の夏実はボウフラ女に改造される。
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1139205739/543 (←この1レスは別人の書き込み)
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1139205739/544-546
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1139205739/550-551
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1139205739/562-564
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1139205739/566
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1139205739/568
◆5スレ目583氏
☆「夏実ちゃん改造」 SM氏のSSの続きを執筆。2体の幼女改造人間の暗躍と、ヒーローの登場。
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1139205739/583
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1139205739/590-591
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1139205739/593-594
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1139205739/611
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1139205739/643-644
◆bWq6CgvhhE 氏
☆「The Cat」 物質転送装置の実験で黒猫と融合されたTVリポーターの卯月美夜子は徐々に猫女に変貌してゆく。
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1104789686/209-227
- 8 名前:過去スレに投下されたSSのご紹介:2007/05/20(日) 02:21:44 ID:LThBk1PT0
- ■□■ 現在、読むことができなくなっているもの(3、4,5スレ目に投下されたSS) ■□■
(注:BeeF氏のうpろだからファイルが流れてしまっているため、現在は読むことができません。
ただし過去スレのURLを表記しましたので、●持ちの人なら読むことができるはずです。)
◆九条蘭子 (3スレ目407)氏
☆「チツゲルゲ1」 電信電気会社のOL浅川蘭子はドルゲにレイプされ、悪のエージェント・チツゲルゲとなる。
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1104789686/426-442
☆「チツゲルゲ2」 チツゲルゲに生まれ変わった蘭子は交わった男たちを次々とアントマンに変えてゆく。
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1104789686/446-449
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1104789686/452
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1104789686/483-489
☆「ショッカー復活!?蘇る怪人が貴女を狙う!」 年老いた毒蝶女ギリーラの新しい肉体として選ばれ拉致
された美少女・磯田さやかは、肉体融合装置の故障により新たなギリーラとして生まれ変わる。
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1104789686/581-603
◆姫宮翼氏
☆「蟻女」 保育園の保母・高峰志穂はグロンによって女王蟻女に改造される。
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1104789686/765-768
☆「白蟻女」 女王蟻女に改造された志穂の妹・真菜は、姉が分泌する蜜を飲んで白蟻女に生まれ変わる。
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1104789686/859-863
◆3スレ目878氏
☆「変化、そして覚醒」 いじめられっ娘の水口なぎさは悪の組織BIOに改造され、クラスメートたちの前で
L3ソルジャー・レディーピラニーアに変身。彼らを次々と惨殺し、また下僕のL1ソルジャーに改造してゆく。
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1104789686/879-883
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1104789686/887-893
☆「My brand new sisters」 レディーピラニーアとなったなぎさは義妹・ほたるを改造し、なぎさを迫害し
続けてきた養父母に復讐を遂げる。
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1104789686/913-924
- 9 名前:過去スレに投下されたSSのご紹介:2007/05/20(日) 02:22:34 ID:LThBk1PT0
- ■□■ 現在、読むことができなくなっているもの(3、4,5スレ目に投下されたSS) ■□■
(注:BeeF氏のうpろだからファイルが流れてしまっているため、現在は読むことができません。
ただし過去スレのURLを表記しましたので、●持ちの人なら読むことができるはずです。)
◆ショッカー代理人氏
☆「ドクダリアン改造」 ショッカーに拉致された少女は死神博士の手によってドクダリアンに生まれ変わる。
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1104789686/978-983
☆「クラゲダール改造」 シンクロ選手の女子大生・希望と美夏はショッカーに拉致されクラゲダールとなる。
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1134819071/10-16
☆「サラセニアナ」 ショッカーのサラセニアンに拉致された宮下雪江は食虫植物の改造人間にされてしまう。
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1134819071/46-56
◆302氏
☆「蠍女」 女子大生・長谷川沙希はショッカーの蠍女に改造され、日常生活を送りながらその使命を果たす。
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1139205739/302-308
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1139205739/312-315
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1139205739/323-328
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1139205739/350-352
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1139205739/384-385
◆334氏
☆「チョウダブラー」 宇宙犯罪組織マクーが2001年の未来から拉致したグラビアアイドル・熊田曜子が、
水島コーチ(ゴシキダブラー)によってダブルガールに改造され、若い娘たちを洗脳してゆく。
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1139205739/334-335
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1139205739/339-341
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1139205739/343-346
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1139205739/348
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1139205739/358
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1139205739/360-361
- 10 名前:過去スレに投下されたSSのご紹介:2007/05/20(日) 02:23:27 ID:LThBk1PT0
- ■□■ 現在、読むことができなくなっているもの(3、4,5スレ目に投下されたSS) ■□■
(注:BeeF氏のうpろだからファイルが流れてしまっているため、現在は読むことができません。
ただし過去スレのURLを表記しましたので、●持ちの人なら読むことができるはずです。)
◆ブーツ人間氏
☆「グロン地獄軍団サソコウモリ編 ACT.1《メタモルフォーゼ》」
女子大生・神谷メグミはグロンのサソコウモリに襲われてサソリ人間に変貌し、レイプ魔たちを襲う。
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1139205739/452-457
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1139205739/459-463
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1139205739/465-474
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1139205739/478
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1139205739/480-481
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1139205739/483-487
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1139205739/489-486
☆「グロン地獄軍団サソコウモリ編 ACT.2《増殖》」
サソリ人間となったメグミはルームメイトのミチルを襲い、自分と同じサソリ人間に変えてしまう。
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1139205739/515-519
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1139205739/523-527
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1139205739/531-537
◆The oneway ticket氏
☆「The oneway ticket 改造編」 悪の組織に改造された初恋の少年に憧れる余り自ら改造手術を志願した
女子高生・松田薫は、実験用改造人間として永遠に改造され続ける。
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1139205739/475-477
☆「The oneway ticket」 実験用改造人間として2年間改造され続け、ハイパーサイボーグとしての能力を
身につけた薫は、元同級生の吉岡夏美を自分の代わりの実験用改造人間の素体として拉致する。
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1139205739/499-502
- 11 名前:過去スレに投下されたSSのご紹介:2007/05/20(日) 02:24:39 ID:LThBk1PT0
- ■□■ 現在、読むことができなくなっているもの(3、4,5スレ目に投下されたSS) ■□■
(注:BeeF氏のうpろだからファイルが流れてしまっているため、現在は読むことができません。
ただし過去スレのURLを表記しましたので、●持ちの人なら読むことができるはずです。)
◆5スレ目367氏
☆「未来から来た美乳、妖しく揺らめく水中花」「ピンクの水着」 轟轟戦隊ボウケンジャー関連SS。未完。
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1139205739/696
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1139205739/699-700
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1139205739/706
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1139205739/708
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1139205739/749
◆名無しIN東京ドーム氏
☆「蜂女&蝉女」 性交と溶解性の尿によって悪人を殺害する2体の幼女改造人間、秋山真魚と鏑木沙羅。
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1139205739/763
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1139205739/812
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1139205739/818
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1139205739/821-823
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1139205739/835
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1139205739/838
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1139205739/844
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1139205739/848
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1139205739/851
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1139205739/853
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1139205739/856
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1139205739/860
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1139205739/864 (←本人の作品?)
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1139205739/865 (←本人の作品?)
- 12 名前:過去スレに投下されたSSのご紹介:2007/05/20(日) 02:25:19 ID:LThBk1PT0
- ■□■ 現在、読むことができなくなっているもの(3、4,5スレ目に投下されたSS) ■□■
(注:BeeF氏のうpろだからファイルが流れてしまっているため、現在は読むことができません。
ただし過去スレのURLを表記しましたので、●持ちの人なら読むことができるはずです。)
◆舞方雅人 (あるSS書き)氏
☆「蜘蛛女改造」 美しい人妻・桜居仁美は、彼女に横恋慕し、ショッカーの蜘蛛男に改造された猪坂広志の
パートナーとして蜘蛛女に改造され、家族を襲う。
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1139205739/773-788
【なおこのSSには沙弥香氏によって加筆修正された18禁バージョンが存在する】
http://blog.livedoor.jp/sayaka_saotome/archives/50929413.html
◆886氏
☆「蜘蛛怪人」 女子小学生の篠田奏はイレギュラーに拉致されて蜘蛛怪人に改造され、仮面ライダーと闘う。
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1139205739/886-889
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1139205739/894-896
- 13 名前:過去スレに投下されたSSのご紹介:2007/05/20(日) 02:28:24 ID:LThBk1PT0
- ■□■「おにゃのこ改造@ウィキ」で読めるもの(6スレ目に投下されたSS) ■□■
◆名無しIN東京ドーム氏
http://www30.atwiki.jp/onyakai/pages/17.html
☆「神崎晴美改造」 保険金目当ての殺人を犯した神崎晴美は「シャドー」によって蜂女に改造される。
http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1159755184/72
http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1159755184/133
◆PRIME氏
http://www30.atwiki.jp/onyakai/pages/19.html
☆「軍神、忠義の遺産」 ジャシンカ帝国の帝位を狙う女将軍ゼノビアがカー将軍の遺産によってゼノビアシンカに。
http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1159755184/195-199
http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1159755184/210-217
◆6スレ目304氏
http://www30.atwiki.jp/onyakai/pages/21.html
☆「赤い靴』 町にやってきた赤い靴の女が頭痛に襲われるたびに、町で赤い靴をはいた女性の殺人事件が起こる。
http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1159755184/304-306
http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1159755184/309-311
◆The oneway ticket氏
http://www30.atwiki.jp/onyakai/pages/23.html
☆「The oneway ticket 第3章』 拉致されて実験用改造人間にされた松田薫と吉岡夏美の二人が素体として
推薦した白鳥晶子は、復讐のために自ら戦闘用サイボーグになる恐怖の手術を受ける。そして松田薫もまた。
http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1159755184/251-260
http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1159755184/267-275
http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1159755184/279-287
☆「intermezzo』 戦闘用サイボーグへの改造を施されている松田薫に宛てた、吉岡夏美の手記。
http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1159755184/295-299
☆「吉岡夏美の受難』 女体改造オタクの執刀医に身体をもてあそばれる、吉岡夏美の最悪の一日。
http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1159755184/338-347
- 14 名前:過去スレに投下されたSSのご紹介:2007/05/20(日) 02:29:05 ID:LThBk1PT0
- ■□■「おにゃのこ改造@ウィキ」で読めるもの(6スレ目に投下されたSS) ■□■
◆ショッカー代理人氏
http://www30.atwiki.jp/onyakai/pages/28.html
☆「キノコモルグ』 毒性植物研究家の素襖実咲は誤ってショッカーの毒キノコエキスの中に落ち、キノコモルグに。
http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1159755184/405-410
◆殺戮王=雷電玉三郎氏
http://www30.atwiki.jp/onyakai/pages/32.html
☆「イルデ・ミッテンマイヤー改造』 ハンブルグの亡霊城で新体操界の天才少女がシヨッカーに改造される。
http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1159755184/431
http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1159755184/469
◆ちゃんぷるう氏
http://www30.atwiki.jp/onyakai/pages/36.html
☆「バラランガ』 森の奥の洋館に幽閉された車椅子の孤独な少女・黒森愛華は、復讐のためにバラランガとなる。
http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1159755184/447-463
☆「女王蟻女』 ショッカーに拉致された女子大生・有澤琉歌は、アラビア錬金術の遺産によって女王蟻女に改造。
http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1159755184/598-629
☆「クラゲ女』 競泳用水着のままショッカーに拉致されたボーイッシュな少女・鮎川麻耶はクラゲ女に改造される。
http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1159755184/670-736
◆SMの友人氏
http://www30.atwiki.jp/onyakai/pages/34.html
☆「サソリヒメ』 グロンに改造された小学生怪人・毒毛虫女と、査察官サソリヒメの初めての出会い。
http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1159755184/492-502
- 15 名前:名無しより愛をこめて:2007/05/20(日) 08:48:50 ID:ejnlBySX0
- >>1さん、スレたて乙だね
ごほうびにあたしを抱っこしてもいいよ
毒針が刺さると身体が溶けちゃうけど
\ _ _ /
) )
(ノハヽヽ
(゜ー゜*)从
⊂ _⊂:)ミ
彡(__:)ミ
彡(__:)ミ
U U
- 16 名前:ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU :2007/05/20(日) 17:50:30 ID:Cyqqij8/0
- 皆さんこんにちはです。
ショッカー代理人です。
このたび新作がようやく出来上がりました。
そこで皆さんにお聞きしたいのですが、一気に投下がよろしいのでしょうか?
それとも二回ぐらいに分けて日付をまたいだ方がよろしいのでしょうか?
ご意見をお聞かせ下さいませ。
- 17 名前:名無しより愛をこめて:2007/05/20(日) 17:51:48 ID:ap/GBlfd0
- いっき!いっき!
- 18 名前:名無しより愛をこめて:2007/05/20(日) 18:39:17 ID:T+MDtIGk0
- >>16
>>2
> 本スレのお約束
> ・SSを投稿するときは、全部書き終えてから一気に投稿する。
- 19 名前:ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU :2007/05/20(日) 20:39:14 ID:Cyqqij8/0
- >>18
うわ、大変失礼いたしました。m(__)m
それでは一気に投下しますね。
- 20 名前:ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU :2007/05/20(日) 20:40:37 ID:Cyqqij8/0
- 「グギャァァァァ」
突然頭を抱えて苦しみ始める異形の怪物。
茶色と紫の混じった節だらけの体。
両肩や両脇に生える幾つもの歩肢。
ガッと口を開いた異形の顔からは触覚と牙が生えている。
まさにムカデが巨大化し、人間のような手足を備えたと言っていいような怪物。
それが今頭を抱えてもがき苦しんでいる。
「ウアァァァァ」
「キャァァァァ」
その異形な怪物の周りには、一様に黒い全身タイツや黒いレオタードを纏った少年少女がおり、彼らもまた頭を抱えて苦しんでいた。
「あぐうぅぅぅ」
「げぇぇぇ」
次々と倒れて行く少年少女たち。
口からは泡を吹き、白目を剥いている。
生命活動が停止してしまったのは身動きをしなくなってしまったことからも明らかだ。
- 21 名前:ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU :2007/05/20(日) 20:41:21 ID:Cyqqij8/0
- 「こ、これはどういうことだ?」
眼帯に覆われていない方の目を見開き、ムチを持った軍服姿の男が傍らにいた白衣に白いマスクを被った男を問い詰める。
白いマスクの額にはワシが地球をがっちりと掴み取っているマークがついており、彼が秘密結社“ショッカー”の一員であることを示していた。
「わ、わかりません。催眠音波と洗脳波を組み合わせた発信機は問題ないはず」
必死に首を振って自分のせいではないことを訴える白マスクの男。
「では、なぜこんなことになっているのだ!」
軍服をスマートに着こなした男、ゾル大佐のムチが白マスクの男をしたたかに打ちつける。
「お、お許しを、ゾル大佐」
その言葉が終わるか終わらぬかのうちに、異形の怪物と少年少女たちを映し出していたモニターに光が走り、爆発音とともに映像が切れた。
「ムカデラスが爆発しました」
全身を黒い全身タイツに包み、額にショッカーマークの入った黒いマスクを被った男、ショッカーの戦闘員がコンソールから顔を上げ報告する。
「何! ヌウ・・・実験は失敗だ!」
ゾル大佐が忌々しげに歯噛みする。
彼は中近東で華々しい成果を挙げ、ショッカーの首領より日本支部のてこ入れのために派遣されてきたのだ。
だが、彼の自負とかみ合わない最近の日本支部の成果が彼をいらつかせる。
一端は無論裏切り者仮面ライダーの存在であろう。
しかし、それと同様に日本支部構成員の不甲斐無さも感じている。
早々に何とかしなくてはならないだろう。
『ゾル大佐よ』
壁の高い位置に掲げられたショッカーのワシのマークの中心にグリーンのランプが輝き、重厚な声がアジト内に流れてくる。
「は、ははぁ」
雷に打たれたかのように背筋を伸ばし、ゾル大佐はレリーフに向かって一礼した。
『無様だぞ。早々に原因を究明して作戦を進めるのだ!』
「ハハッ」
頬にたれる一筋の汗を感じながら、ゾル大佐は頭を下げるしかなかった。
- 22 名前:ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU :2007/05/20(日) 20:42:48 ID:Cyqqij8/0
- ******
「それで原因はわかったのか?」
数人の白衣に白マスクの男たちを前に、ゾル大佐は腕組みをして立っていた。
その手に持つムチが小刻みに震えている。
すでに彼はこの連中が原因を突き止めていないことはわかりきっていた。
立て続けに三体のムカデラスが同じように洗脳波発信時の不具合で死んでいたのだ。
それなりに素体選びには時間を掛け、肉体的には優秀なものを選んだにもかかわらずである。
「申し訳ございません。もう少し時間を・・・」
うなだれて肩を震わせながら一縷の望みにすがる男たち。
「わからんというのか!」
ゾル大佐の一喝に男たちは震え上がる。
ショッカーに無能な男、役に立たない人間は不要なのだ。
処分という二文字が彼らの脳裏をよぎる。
「お、お許しを・・・もう少し時間をいただければ必ず原因は・・・」
「時間は充分にやったではないか!」
ゾル大佐がムチを振るう。
彼としてはこの三人の無能者どもを処分することは一向に構わないのだが、かといって三人を始末してしまうとせっかくここまで進めた“ムカデラス怪人教室”計画が一からやり直しになってしまう。
どうしたものか・・・
ゾル大佐も思案に暮れた。
- 23 名前:ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU :2007/05/20(日) 20:43:55 ID:Cyqqij8/0
- 「ゾル大佐」
低くしわがれた声が彼の名を呼んだ。
「む? 何者!」
ゾル大佐はアジトの入り口に現れた人影に身構える。
そこにはいつの間に入ってきたのか、高い襟の着いたマントを羽織った背の高い老人がいたのだ。
「ククク・・・久し振りだな」
「タワノビッチ・・・」
ゾル大佐は現れた老人をそう呼んだ。
この老人こそナチスの技術を用いて人間を改造することに長けた人物であり、一般的には死神博士というあだ名のほうが通りがよい。
「貴様がなぜここに?」
不快感もあらわにゾル大佐はムチを握り締める。
「私の意志ではない。首領のご命令なのだ」
かつかつと足音を響かせてイワン・タワノビッチこと死神博士がゾル大佐のそばに来る。
浮かべた笑みがより一層不気味さを際立たせていた。
「首領がだと?」
『そうだ。わしが呼んだのだ』
ウインウインと明滅するランプ。
重厚な声が周囲を圧する。
『ゾル大佐よ。今のままではムカデラス怪人教室作戦は行なえない。よって作戦のためにも死神博士と協力して問題点を修整するのだ』
「は、はあ・・・」
ゾル大佐は面白くない。
しかし、首領の命令とあれば従わざるを得ない。
これというのも・・・
問題点改良の暁には三人の処分を心に決めるゾル大佐。
- 24 名前:ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU :2007/05/20(日) 20:45:32 ID:Cyqqij8/0
- 「それで、どこが問題だというのだ」
「ククク・・・どうやら君の部下は人間をただ改造すればいいと思っているようだ」
ワイングラスとワインを用意させ、一応の歓迎の挨拶を交わした後、ゾル大佐の放った質問に死神博士はそう答えた。
「どういうことだ?」
「適性を欠いた人間を改造しても結果はついてこない。そういうことだ」
ワイングラスを傾け、中の液体をのどに流し込む死神博士。
「適性?」
「その通り。子供をコントロールしようとする改造人間が子供を知らぬ者を改造したのでは上手く行かぬのが当たり前」
「むう・・・」
なるほど一理ある。
今までのムカデラスに改造した連中は協力な肉体をもってはいたが、独身の男性ばかりで子供に対する扱い方を知らないのは当然だろう。
「だが、では誰を改造するのだ? 肉体の盛りを過ぎた既婚男性か」
「既婚である必要はない。子供というものをよく知る者であればいいのだ。それに、こういった任務には肉体的強靭さよりも精神的強靭さを持つ女性の方が向いている」
死神博士がにやりと笑う。
どうやらすでに改造する素体の目星はつけてあるらしい。
面白くもないことだが、ここは任せるのがよいだろう。
何かあっても責任を取るのは死神博士となるのだから。
ゾル大佐はそう結論付け、自分もワイングラスを傾けた。
******
- 25 名前:ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU :2007/05/20(日) 20:46:47 ID:Cyqqij8/0
- 「先生さよーならー」
元気に手を振って校門を出て行く少年少女たち。
一日が無事に終わった喜びを感じるとともに、また明日の子供たちの笑顔を見る楽しみを思いやる。
もっとも、これからの放課後がまた結構仕事があって大変なのだが、そんな憂鬱も子供たちのにこやかな顔を見れば吹き飛んでしまうのだ。
「気を付けて帰るのよ」
多少大げさに大きく手を振って子供たちを送り出す。
その方が子供たちも彼女が自分たちのことをしっかり見てくれていると思うに違いない。
「やれやれ、今日も無事に帰ってくれたか。一段落ですな」
肩の荷を下ろしたと言わんばかりに、自分の肩を揉みほぐす初老の男性教師。
彼にとっては騒がしい子供たちがいなくなったので多少ホッとしているのかもしれない。
「緒川先生、子供たちがまだ見ていますよ。肩をほぐすのは職員室に戻ってからにしてください」
彼女にそう言われた男性教師は、肩をすくめると無言で玄関を後にする。
年とともに初期の情熱を失ったのだろうが、やはり教師としては子供たちに疲れた顔やいやな顔は見せて欲しくない。
彼女はそれだけはしないように自分を戒め、子供たちときちんと向き合う教師でありたいと常に思っていた。
「匂坂(さきさか)先生、そろそろ職員室へ戻りませんか?」
「先に戻っていてください。私はもう少し生徒を見送りますわ」
彼女は振り向きもせずにそう言うと、校門を出て行く子供たちを目で追って、大きく手を振っていた。
- 26 名前:ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU :2007/05/20(日) 20:47:33 ID:Cyqqij8/0
- モニターに映し出される一人の女性。
まだ若い。
髪を短く刈り揃えて化粧も薄くしかされてはいないが、やはりその若さは彼女をみずみずしく見せている。
「匂坂礼子。年齢24歳。独身。教師歴2年だが、子供の心を掴むことにかけては天性のものを持っている」
「この女をか? どうもみたところパッとしないようだが」
モニターに映し出される礼子の姿に胡散臭そうなまなざしを向けるゾル大佐。
「まあ、そう言うな。これを見ればわかる」
死神博士が手渡した資料にゾル大佐は目を通す。
その表情がすぐに変わった。
「これは本当か?」
「うむ、私も驚いた。まさかこれほど適性が高いとはな」
死神博士がにやりと笑う。
「確かにこれならば改造人間としても問題あるまい・・・いるものなのだな、自分の能力を眠らせたままの人間というものは」
「うむ。手配はすでに終えた。手術の準備も整っている。後はこの女を拉致するだけだ」
ゾル大佐はうなずいた。
拉致ぐらいはやって見せねばな。
彼は指を鳴らして、拉致作戦の開始を告げた。
- 27 名前:ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU :2007/05/20(日) 20:48:19 ID:Cyqqij8/0
- 「今日も遅くなっちゃったな」
校門を出て近くの駅に向かう匂坂礼子。
小学校教師は何かと雑用も多い。
帰りが遅くなるのも日常茶飯事のことだ。
電車通勤である彼女にとって、あまり遅くなるのは好ましいことではない。
最近は少しお金を節約して安い中古車でも買おうかと考えている礼子だった。
住宅街の人通りの少ない道。
駅前に出ればそれなりにはにぎやかなのだが、このあたりは夜ともなると人気がない。
何となく薄気味悪さを感じ、少し足を速める。
いつもはそうではなかったのだが、今日は何となくそう感じたのだった。
「匂坂礼子だな」
前方の暗がりから声をかけられたとき、礼子の心臓は飛び上がった。
その声が全身を真っ黒な全身タイツで覆った男のものであるということに気が付いた時、今度は別の恐怖が礼子の全身を包み込む。
礼子は無言で立ち止まった。
冷や汗が流れる。
何かされるかもしれないという恐怖が、彼女の口を閉ざしていた。
叫び声をあげれば、その瞬間に殺されてしまうようなそんな気がしたのだ。
礼子は一歩二歩あとずさる。
だが、背後にも気配を感じた時、礼子は逃げ場を失ったことを知った。
「一緒に来てもらおう」
「い、いやぁ・・・むぐっ」
初めて叫び声をあげたときには遅かった。
礼子の口はすぐにふさがれ、続いて腹部に受けた衝撃のため、礼子の意識は闇に飲まれていったのだった。
******
- 28 名前:ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU :2007/05/20(日) 20:49:05 ID:Cyqqij8/0
- 礼子が目覚めたのは肌寒さからだった。
ひんやりとした空気が彼女の肌を撫でて行く。
その冷たさに彼女は気が付いたのだった。
「えっ?」
目を開けた礼子は、すぐに起き上がろうとした。
だが、まったく体を動かせないことに気がつく。
どうやら首と両手両足首が固定されてしまっているらしい。
かろうじて左右に動かせた頭で見える視界から、彼女は自分があろうことか裸で何か円形のベッドのようなものに載せられていることを理解した。
「ど、どういうこと? だ、誰か〜! 助けて〜!」
必死に叫ぶ礼子。
しかし、周囲で明滅する機械類以外に彼女に答えるものはない。
「誰か〜! 誰もいないの〜?」
ガチャガチャと両手両足首の戒めを解こうと動かしてみるが、もとより彼女の力ごときでどうにかなるものではなかった。
- 29 名前:ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU :2007/05/20(日) 20:50:29 ID:Cyqqij8/0
- 「目が、覚めたようだな」
突然声がしたことに礼子は驚いた。
薄暗がりで気が付かなかっただけなのか、それともいつの間にか部屋に入ってきていたのだろうか。
すらっとした長身の初老の男が礼子のそばにやってくる。
襟の高いマントを纏い、白のスーツを着こなしている。
見た目には素敵なおじ様といった感じだが、その表情は不気味さを浮かべており、礼子は背筋に冷たいものを感じた。
「あなたは誰? ここはどこなの?」
「私は死神博士と呼ばれておる。そしてここは全世界を支配するショッカーのアジトだ」
そう自己紹介した男性が不気味に笑う。
「ショッカー?」
聞いた事のない組織だ。
今の日本にそんな組織があるというのだろうか?
「これよりお前はこの死神博士の手によって改造手術を受けるのだ。そして、わがショッカーの世界征服の尖兵として生まれ変わることになる」
礼子の視界ににもう一人の男が入ってくる。
いかつい軍服姿の片目の男だ。
口ひげを生やして鋭い目をしている。
まさに百戦錬磨の軍人というのは彼のような男なのかもしれない。
- 30 名前:ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU :2007/05/20(日) 20:51:20 ID:Cyqqij8/0
- 「改造手術? 尖兵?」
いったい何のことなのか礼子にはさっぱりわからない。
軍人にでもさせられるのか?
それよりも今の礼子には切実な問題があった。
彼女が裸であるということ。
胸も性器も丸見えだということだ。
男たちが好色そうな表情を浮かべていないのがせめてもの救いだったが、それでも恥ずかしいのは変わりがない。
「あの・・・どうか上にかけるものを・・・」
礼子はやむを得ずそう言ってみる。
おそらく彼女を捕らえた彼らが彼女を裸にしたのだろうが、今の彼女には選択の余地がないのだ。
「必要ない。五分後にお前に対する改造手術を開始する」
「そ、そんな・・・」
「先ほどお前には改造手術に耐えられるように予備注射を打っておいた。そろそろ効果がでているはずだ」
死神博士がにやっと笑う。
そう言われると、何となく礼子は体が火照るような感じを感じていた。
「始めろ」
ゾル大佐のムチが振り下ろされ、白衣を着た白マスクの男たちが機器に取り付いて操作を始める。
さまざまな色の光線が礼子の体に照射され始め、手術が始まった。
- 31 名前:ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU :2007/05/20(日) 20:52:08 ID:Cyqqij8/0
- ショッカーの改造手術は基本的には遺伝子変化による動植物との融合と各種薬剤による組織や骨格の強化、それに付随しての機械埋め込みというものである。
つまり、あくまでも生命体としての融合強化が主であり、機械埋め込みはあくまでも補助強化に過ぎないのだ。
一般的に言う機械埋め込みのサイボーグとはここが違うと言っていいだろう。
礼子は遺伝子を変化融合させるための予備注射を受け、体中の細胞が新たなる遺伝子の取り込みを行なえるようになっている。
そこに変異を人為的に進行させるために浴びせかけられる複数の光線の照射。
これによって遺伝子はまったく別のものとなることが可能になるのだ。
「あああ・・・」
体中を走るむずがゆいような心地よさ。
細胞が新しい生命となるために全力で活動を開始する。
それがある種の快感となって礼子の体を駆け巡るのだ。
「ククク・・・」
死神博士が含み笑いを漏らしながら、特殊ケースに入れられたオオムカデを持ってくる。
いつものことだが、この改造手術を行なう時が彼にとっては一番楽しい時なのだ。
「これは、ある原子力発電所が事故を起こした場所で手に入れたオオムカデだ。見たまえ、美しいだろう?」
礼子はぞっとした。
ゲジゲジもムカデも、とにかく足が多いものと足の無いものは大嫌いなのだ。
「いやぁっ!」
「これをお前に移植するのだ。楽しみだろう」
クククと笑いながら、死神博士は特殊ケースにチューブをつなぐ。
液体がケースに流れ始め、オオムカデはその液体に浸される。
するとすぐにオオムカデは苦しみ始め、やがてどろどろに溶けて液体に混じり合っていった。
- 32 名前:ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU :2007/05/20(日) 20:52:54 ID:Cyqqij8/0
- 「うっ」
礼子の顔が苦痛に歪む。
右腕にチューブが突き立てられたのだ。
「い、いやぁっ」
チューブを流れてくる液体。
それはあのオオムカデを溶かした液体が入っているケースからつながれていた。
毒々しい緑色をした液体は、礼子の恐怖をよそに流れ込んでくる。
右腕に軽い痺れを感じそれが徐々に広がって行く。
「いやぁ〜〜!」
礼子は悲鳴を上げる。
この恐怖の表情こそ死神博士が好むものであることをゾル大佐は知っていた。
であるからこそ、予備注射の効果がでるまで待たざるを得ないとはいえ、わざわざ礼子が意識を回復するのを待ったのだ。
「ふん・・・」
面白くも無さそうに鼻を鳴らすゾル大佐。
改造さえすめばいいのだ。
ゾル大佐は黙って死神博士の後ろ姿を見つめていた。
- 33 名前:ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU :2007/05/20(日) 20:53:40 ID:Cyqqij8/0
- 「あああ・・・」
礼子の体に変化が訪れる。
体中が心地よい火照りに包まれ、じわじわと快楽が高まってくるのだ。
まるで体中を優しく愛撫されているような感じが包み、気持ちがよい。
「な、何で・・・」
「ククク・・・気持ちいいだろう。お前の体は今新たなる生命体への変化を行なっているのだ」
死神博士の言うとおりだった。
礼子の体は徐々に茶褐色を帯び始め、硬い外骨格へと皮膚が変化して行っている。
「あああ・・・うそ・・・うそでしょ・・・」
気持ちよくて体に力が入らない。
まるで宙に浮いているような心地よさだ。
礼子はただただこの快楽に包まれていたかった。
何も考えずに水の中にたゆたう感じ。
それは彼女を再び子宮の中に呼び戻しているのだった。
- 34 名前:ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU :2007/05/20(日) 20:54:26 ID:Cyqqij8/0
- 礼子の体はやがて劇的に変化を始めた。
体表が硬くなり、体節が形作られ、体の両脇に歩肢がにょきにょきと生えて行く。
虚ろな目をした礼子はもはや何も考えられず、黙って体の変化を受け入れて行くしかない。
やがて首から下は完全にムカデと人間が融合したような姿と化した。
茶褐色の体表は硬い外骨格に覆われ、幾つもの節が作られた。
肩から両脇、そして太ももに至るまでの体の横側には、小さなムカデの歩肢がいくつも生えてワサワサと動いている。
両手の先は鉤型の爪が生え、鋭い武器になっている。
両脚はつま先から指が消え、踵は少しとがって伸びてハイヒール状に変化する。
礼子の頭部にも変化が起こる。
額にはくの字型の触角が生え、肩まであったつややかな髪は一つにまとまって背中に伸び、そこで節々が形作られてムカデの体のようになる。
つまり、礼子の頭からはもう一匹のムカデが背中にへばりついたように見えるのだ。
だが、それなりに美しかった礼子の顔はほとんど変化が無かった。
切れ長の目も整った鼻も笑みを浮かべると美しい口元も、ほとんど以前と変わりない。
これは彼女の体がムカデと融合したにもかかわらず、そのシルエット的には女性のラインを維持しており、腰のくびれも胸の膨らみも柔らかい女性のままだったことと合わせて、彼女を異形でありながらも美しく見せていた。
- 35 名前:ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU :2007/05/20(日) 20:55:12 ID:Cyqqij8/0
- 「よし、遺伝子変化と融合は上出来だ。これより補助器官の埋め込みを始める」
死神博士が重々しく宣言し、助手たちに補助心臓や洗脳波発生器などの機械部品を用意させる。
ムカデの改造人間となった礼子の腕からチューブを抜き、代わりに麻酔を注射して礼子の痛覚を遮断する。
死神博士の手にしたメスが光り、ムカデと融合してしまった礼子の腹部を切り裂いた。
毒々しい緑色になった礼子の血が流れ落ちる。
それをものともせずに手早く機械を埋め込んで行く死神博士。
その手腕はやはり神業だ。
わずか数分で補助器官は全て礼子に埋め込まれ、メスで切り裂いた箇所も接着されて細胞同士を結合させる。
傷跡もまったく残らず、手術をしたことすらわからないだろう。
「肉体は終了だ。これより脳改造に取り掛かる」
汗を拭いメスを置く死神博士。
円形の手術台に横たわった礼子はショッカーによってムカデと人間の改造人間になってしまったのだった。
- 36 名前:ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU :2007/05/20(日) 20:56:24 ID:Cyqqij8/0
- ショッカーの脳改造は洗脳と機械的コントロールチップ埋め込みの混合である。
死神博士は白マスクの男に命じ、埋め込み用のチップを持ってこさせ、その間にリング状の装置をムカデ女となった礼子の頭部に取り付ける。
ぼんやりと虚ろに宙を見ていた礼子は、まったく反応することなくなすがままになっていた。
やがて手渡されたチップを死神博士は礼子の頭部に埋め込むと、洗脳装置のスイッチを入れる。
「んあ・・・」
ピクッと体を震わせる礼子。
その脳裏にショッカーの思考が刷り込まれていく。
「あ・・・ああ・・・」
礼子の意識が書き換えられていく。
人間匂坂礼子ではなく、ショッカーの改造人間としての思考に書き換えられるのだ。
一時的な脳の処理能力の過負荷により、礼子は意識を失ってしまう。
それでも構わずに思考の書き換えは進められ、やがて全てが終了した。
- 37 名前:ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU :2007/05/20(日) 20:57:16 ID:Cyqqij8/0
- ゆっくりと目覚めるムカデの改造人間。
オリジナルのシルエットをそのままとどめた女性らしい改造人間だ。
茶褐色の体節に覆われたとはいえ、胸の膨らみもお尻の丸さも柔らかいラインをとどめている。
「アフアフアフー」
ムカデの改造人間は一声うなると手術台上で上半身を起こし、しばらく自分の腕や体を眺めていたが、やがてゆっくりと手術台から下りて立ち上がった。
「目覚めたようだなムカデラスよ。いや、お前は女だからムカデリアと言ったところか」
死神博士が不気味な笑みを浮かべ、新たなる自己の芸術品の前に立つ。
「アフアフー・・・ムカ・・・デリア・・・それが私の名前?」
目の前にいる男たちに確認するようにつぶやく礼子、いやムカデリア。
「そうだ。お前はわがショッカーの改造人間ムカデリアなのだ」
ゾル大佐も満足そうにうなずいた。
なるほど死神博士の腕前は一級品だ。
これほど美しい改造人間も例を見ないだろう。
「アフアフー・・・私はムカデリア・・・うふふ・・・私はムカデリア・・・」
ムカデリアの顔に妖しい笑みが浮かぶ。
「ムカデリアよ。ショッカーに忠誠を誓え。そしてムカデリア怪人教室を開くのだ」
「アフアフアフー・・・はい、ゾル大佐。私はショッカーの改造人間ムカデリア。これよりは私の全てをショッカーに捧げ、ショッカーに尽くすことを誓います」
ムカデリアは恭しくワシのレリーフに向かって一礼する。
『うむ、ムカデリアよ、作戦に取り掛かるがよい』
「アフアフー、かしこまりました。ムカデリア怪人教室をこれより開催いたします。うふふふ・・・」
ムカデリアの浮かべた笑みは、かつての慈愛に満ちた女性教師のものとはまったく違うものだった。
******
- 38 名前:ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU :2007/05/20(日) 20:58:04 ID:Cyqqij8/0
- 「さようならー」
「またねー」
「また明日ー」
それぞれの自宅に向かって歩き始める少女たち。
その中の一人天城美奈子も自宅への帰途に着く。
学校が終わった開放感に包まれるとともに、友人と別れる一抹の寂しさも感じてしまう放課後。
でも、そんな思いはすぐに消え去り、おやつと母親の待つ自宅への道に思わずスキップしてしまう。
今日のおやつは何かなぁ・・・
昨日はドーナツだった。
今日はプリンがいいなぁ・・・
そんなことを考えながら歩いていると、自然と足取りも軽くなったのだ。
そういえば今日も匂坂先生はお休みだった・・・
優しい匂坂先生がいないのはとても寂しい。
風邪でも引いたのだろうか?
代わりの大橋先生は口やかましいから嫌い。
早く匂坂先生が戻ってきて欲しいなぁ。
美奈子はそう思う。
- 39 名前:ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU :2007/05/20(日) 20:59:26 ID:Cyqqij8/0
- やがて道は雑木林に続く小道となる。
このあたりは新興住宅地であり、まだまだ空き地や雑木林も多い。
大きな通りもあるのだが、自宅への近道となるこの林の中の小道を美奈子はいつも使っていた。
『アフアフアフー』
突然奇妙な声が聞こえてくる。
「な、何?」
美奈子は驚いた。
静かな林でこんな声が聞こえたのは初めてだったのだ。
「アフアフー、うふふ・・・こんにちは天城さん」
林の木陰から姿を現す人影。
「えっ?」
それは茶褐色の節々に覆われた体をして、両脇に小さなムカデの足をたくさん生やしたムカデのお化けだったのだ。
しかし、そのムカデのお化けは匂坂先生の顔をしてにこやかに笑いかけている。
美奈子は戸惑った。
「さ、匂坂先生?」
「アフアフー、ええ、あなたたちの担任よ」
林の中に立っているムカデのお化けが優しい声で答える。
「先生? どうしてそんな格好をしているの?」
美奈子はそれが一番気になったのだ。
どうしてそんな姿なのかがわかれば、怖がったりしなくていいかもしれないのだ。
「アフアフー、私はショッカーによって生まれ変わったのよ。今の私は匂坂礼子ではなくショッカーの改造人間ムカデリア。そして天城美奈子、あなたは私のムカデリア怪人教室の新入生になるのよ」
- 40 名前:ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU :2007/05/20(日) 21:00:30 ID:Cyqqij8/0
- 「ええっ?」
美奈子は驚いた。
あの匂坂先生がどうなってしまったのだろう?
あまりのことに美奈子はとにかくこの場を離れようとする。
だが、振り向いた美奈子の前には全身を黒いタイツのような衣装に包んだ男たちが現れて、その行く手をふさいでしまった。
「キャーッ!」
美奈子は思わず大声で叫び、逃げ出そうと走り出した。
しかし、男たちの手であっという間につかまってしまい、ムカデのお化けの前に連れてこられてしまう。
「アフアフー、心配は要らないわ。すぐにあなたはジュニアショッカーの一員になるのよ」
黒尽くめの男に抱きかかえられた美奈子の目の前で、ムカデのお化けの両脇に生えたムカデの足が小刻みに震え始める。
キーンという耳鳴りがして、美奈子は顔をしかめた。
しかし、耳鳴りはだんだん気にならなくなってくる。
それどころか美奈子はだんだん気持ちよくなって、何も考えられなくなっていく。
「あれ・・・私・・・」
「アフアフー、うふふ・・・さあいらっしゃい。あなたは今日からムカデリア怪人教室の一員よ」
「はい・・・」
ムカデリアの言葉に虚ろにうなずく美奈子。
下ろされた美奈子はもはや逃げようともせずにムカデリアに向かい合う。
「アフアフー、さあ、教室へ行ったらこれに着替えなさい」
美奈子は手渡された衣装を見る。
それは体操の選手が着るような黒いレオタードだった。
「アフアフー、それはジュニアショッカー女子の制服よ。それを着て私の授業を受けるの。そうすればあなたは偉大なるショッカーの女戦闘員となれるわ」
「はい、ムカデリア様」
美奈子は嬉しそうにレオタードを握り締めると、ムカデリアの後について林の中に姿を消した。
未来の女戦闘員となるために・・・
- 41 名前:ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU :2007/05/20(日) 21:04:07 ID:Cyqqij8/0
- 以上です。
お目汚し失礼いたしました。
感想などいただけると嬉しいです。
なお、前スレ58様の提案1はまったく考えておりませんでした。
ジュニアショッカーの少女たちをムカデラスに改造というのもよかったですね。
ではでは失礼いたします。
- 42 名前:名無しより愛をこめて:2007/05/20(日) 21:19:20 ID:IX8N/uQ/0
- >>19-41
禿しくGJ! まさに正当派。直球ど真ん中の改造SSですね
ゾル大佐やショッカー組織内の描写、拉致方法、改造方法などが、ちゃんぷるう氏の描写とかぶる
部分があって、その対比がかえって、ショッカー代理人氏の個性を浮き立たせてたように思います
個人的にはショッカー代理人氏の描写の方が、重厚で簡潔で、よりTV番組におけるそれに
近いような気がして好きですね
希望を言うならばラストに拉致されたおにゃのこ、単にレオタードを着せるだけでなく
二度と元の生活に戻れなくなるような鬼畜な描写(改造、寄生など)があればよかったのですが
- 43 名前:名無しより愛をこめて:2007/05/21(月) 00:19:00 ID:ZNG9mGgQ0
- ショッカー代理人さん乙です。
どうせなら後日談として黒レオタード姿の美奈子ちゃんが女戦闘員に改造されるところも見たいです。
さて>>2にSSは一気に投下とありますが、そう決め付けるのはどうでしょうか。
書く人によってペースは様々ですし。現に初代スレの325氏やPRIME氏は何日もかけて投稿していましたし。
何よりも一気に投下となると「この続きは次回で」「次回はどうなるのかな」ってな風なワクワク感がなくなってしまいます。
もちろん一気に投下を否定する気はありませんが「出来るだけ一気に投下を希望」ってな風にしたほうがいいように思いますけどね…。
- 44 名前:トキメキちゃんぷるう:2007/05/21(月) 01:59:01 ID:UzV7llae0
- >>41 ショッカー代理人 さま
前回カキコは控えると申し上げましたが、こういう時にはやはり感想を述べるのが礼儀だと思い、カキコいたします。
今回はとても素晴らしい作品を投下して下さり、ありがとうございましたo(。'▽'。)o
以前「わたしの文章力に嫉妬する」などとおっしゃっておられましたが、なんのなんの。ショッカー代理人さまの
文章力こそ目が冴えるような素晴らしいものだと思います。じっくりと細部描写を連ねてゆく重厚な文体、
情景描写の中にモノローグをうまく組み入れて説得力ある表現を生み出してゆく力量、本当に敬服いたしました。
特に今回わたしは美奈子ちゃんの
「今日のおやつは何かなぁ・・・ 昨日はドーナツだった。 今日はプリンがいいなぁ・・・」
このモノローグに何よりも萌えさせていただきました(≧▽≦)。ツボでした(*´∀`*)。
あと>>42さまもおっしゃっておられますが、ショッカー組織の描写にかけてはショッカー代理人さまの方がずっと
クールで的確なものになっていると思います。特に改造手術に対する、軍人然としたゾル大佐のストイシズムと、
死神博士のマッドサイエンティスト的なこだわりの差の描写とかを見ると、さすがショッカー組織の「代理人」を
名乗ってらっしゃるだけのことはあると思います。
次回も、今回に劣らず素晴らしい作品の投下を期待いたしております。
>>前スレ778さま
「別人だけどインスパイアされた」が正解です。確かに女イソギンジャガーちゃんの元ネタはそのレスに
あるのですが、本来は豹あゆ(「Surreal」PVで豹柄全身タイツを履いた浜崎あゆみ)みたいな可愛い(*∂v∂*)
女怪人を妄想していて、それをSSにして出せる千載一遇のチャンスに感じられてパクらせていただいたのです。
>>前スレ773さま
・・・((( ;゚д゚))・・・(>д<)・・・( ̄□ ̄;)・・・お願いですから萌えないで下さい(;^▽^)。
- 45 名前:名無しより愛をこめて:2007/05/21(月) 09:24:43 ID:3QTbPzwtO
- じゃあ、俺が萌えとく
- 46 名前:名無しより愛をこめて:2007/05/21(月) 12:06:39 ID:bmpZM9i80
- ショッカー代理人氏乙です!
次回はぜひ毒蝶女ギリーラの改造をお願いしたい
なぜなら、ちゃんぷるう氏が現在ギリーラで執筆中らしいので
夢の競作を見てみたいと思うから
- 47 名前:名無しより愛をこめて:2007/05/21(月) 18:05:28 ID:Lqus1ol5O
- ちゃんぷるうさんが自分が改造されたい願望の人なんだったら、
いっそ自分をモデルに、メルダンフェルに拉致されて改造ノズルに犯されて、
徐々に蜂女に改造されていくさまを一人称でSSに書いてもらいたいな。
ちゃんぷるうさんの文章力だったらすごく萌えるものになると思う。ぜひ読みたい。
お願いします。
- 48 名前:ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU :2007/05/21(月) 21:59:58 ID:OywPR6od0
- 今晩はです。
ショッカー代理人です。
皆様に楽しんでいただけたようで、私としても本当に嬉しいです。
ありがとうございました。
>>42様
コメントありがとうございます。
ちゃんぷるう様とはまた違う面をお見せできればなとは思いました。
楽しんでいただけてよかったです。
美奈子ちゃん改造はまた機会がありましたらということで。
>>43様
どうもありがとうございます。
投下に関しては約束事に気が付かなかった私のミスですー。
>>44
ちゃんぷるう様
どうもありがとうございました。
美奈子ちゃんに萌えていただけるなんて感激です。
また大変なお褒めの言葉をいただき、嬉しいとともに恐縮してしまいます。
これからもお互いに頑張りましょう。
>>46様
ありがとうございます。
ギリーラですか?
うーん、どうもあの九条みわのイメージがよくなくて、書く気になれなかったんですよ。
ですので、ギリーラに関してはちゃんぷるう様にお任せいたしたいと思っているんですよ。
- 49 名前:名無しより愛をこめて:2007/05/22(火) 00:39:20 ID:2LKdGLG+0
- ショッカー代理人さんは悪女改造は好まず、清楚な一般人が悪堕ちするのが萌えの人だったよな
それだとリクエストによくある、綾小路律子やマヤの改造SSとかは望めないんだろうか
九条みわですらNGなんだったらたぶん難しいだろうな
でもそれだと「ショッカー」代理人を名乗っている以上、ネタが早々に尽きそうな気がする
いっそのこと、ルリ子さんの改造とかに思い切ってチャレンジしていただけないものか
たとえば、蝙蝠男に「お前の父親を殺した本郷猛に復讐する力は欲しくないか?」と騙されて
改造手術台の上に運ばれ、蜂女に生まれ変わるとか
え? 山本リンダ? そんなのどうでもいいやw
- 50 名前:SMの友人:2007/05/22(火) 02:41:01 ID:gOGWDW330
- ショッカー代理人さま、今回も楽しませて頂きました。ありがとうございます。
ところで、語られざるムカデラスの失敗→ムカデリア選抜のくだりをついつい妄想してしまいましたので
勝手に投下させて頂きます。
あえて、書いておられない部分を汚してしまうのは、と思いましたが、スレ死亡回避のためとお許しください。
- 51 名前:SMの友人:2007/05/22(火) 02:42:23 ID:gOGWDW330
- ショッカー極東支部の司令室
先ほど遠来の客を迎えたゾル大佐は、いかにしてこの事態の主導権を再び握るべきかと思案しつつ
先日来の失敗の原因を再調査させていた
「洗脳派発信システムは非常にうまく機能していた模様なのです」
「なら問題は無いではないか?」
「いえ、それが…」口ごもる白タイツの科学戦闘員
「なんだ、何か問題があるというのか?」
「はっ、実はそこに問題が合った模様で」
「言ってみるがいい」ゾル大佐は苛立ちを隠さない
「はっ、今回の作戦は、子供たちの柔軟な脳に機械的でない洗脳処置を施し、将来のショッカー幹部候補生を養成する、そういう計画でありました」
「そうだな、それがどうした」
「はっ、そのために、洗脳波の発信と共に
子供たちの頭脳から跳ね返る子供たちの思考波の一部を受信し、さらにそれをムカデリアンの頭脳から再発信する、しかも、その再発信時に、ムカデラスが変調をかけた思考波、すなわち子供たち自身の思考にそった洗脳波を繰り返し送り込む
すなわち洗脳波フィードバックシステムと仮に名づけましたが
これを採用する事によって強力で、柔軟かつ、容易には洗脳解除等が出来ない
あるいは、一旦子供たちを社会生活に復帰させても、容易に再洗脳あるいは洗脳の深化ができる
こういうシステムであったはずなのです」
- 52 名前:SMの友人:2007/05/22(火) 02:43:27 ID:gOGWDW330
- 「ああ、そういうことだったな」
ゾル大佐の目には凶悪な光が宿る、いつこの長広舌を永遠に止めさせてやろうか、それはそういう光だ
「も、もう少しだけ、お許しを」
科学班員はゾル大佐の様子に気付いたが、ショッカーに対する忠誠心が、いや、ショッカー科学班としての義務感がそれを続けさせたようだった
「ふん、続けるがいい」
大佐はすっと手にした鞭を下す、一見攻撃を手控えるかのようなこのポーズがいかに危険なものかは、大佐に仕えるものならば皆が知っているものだった
「ははっ、と、ところがこのフィードバックシステムのほうに、問題が、はい今回の失敗の原因が合ったのです」
「…」大佐は無言で先を促す
「…はっ、その理由は、子供たちの雑多な
いや、さまざまな個性というべきでしょうか
これを一度に抱え込み、未分類のまま全員の子供たちに送信してしまう、こういうことだったからなのです
結果、ムカデラスはおろか、その場にいた子供たちも、全員脳に過負荷がかかり、このようなことに…」
「しかし、それではっ」ゾル大佐の鞭が一閃する
「結局、解決には繋がっていないでは無いかっ!!」
ショッカーに対する忠誠心から身動きもならず
ゾル大佐の鞭を受けようと微動だにしない科学班員
- 53 名前:SMの友人:2007/05/22(火) 02:44:38 ID:gOGWDW330
- がその瞬間、大佐の振り下ろす黒い乗馬鞭に呼応して、白いものが空を切ると大佐の鞭を中空に繋ぎとめた
その白い鞭がどこから来たのかを察したゾル大佐が手の力を緩めると
触手めいたそれは、そろりそろりと絡みを緩め、その場にかかっていた暗幕の向こうに消えて行き
「そこらにしておきたまえ、ゾル大佐、いやぁさすが、君の部下は優秀では無いか」
「なんですと、死神博士」
そう、暗幕の影から現われたのは死神博士
「いやいや、実は、このわしも首領にはああ申し上げたものの、原因の特定が出来ていなくてな」
一見好々爺のごとき微笑を博士は覗かせて見せたが
先ほどの触手といい、この古参大幹部が、油断のならないものだということぐらい、ゾル大佐も熟知していることだった
「と、そこまでわかればだ、どうかな、大佐 わたしに君の部下を貸してはくれんかな?
今の話から、多少ひらめいたものが、な」
博士の微笑がますます深まる
「と、おっしゃると、博士良い解決法が?」
「左様、ゾル大佐、先ほどの話では、子供という、雑多な動物をそもそも扱う経験のない
しかも持久力に欠ける男性ベースで実験した、それが原因なのだろう?」
「ま、そのようですな」
「ならば、だ、どうかね、子供を扱う事に長けた、健康で若い、しかも、できれば、熱意、創意に溢れた女性
そういう素体を探してみては、なに、探してくれれば、あとの改造処置は任せたまえ
極力、肉体に負担を掛けず、強化処置はさせてもらうぞ」
「博士、しかし、そのあとの作戦指揮は」
「はっは、ゾル大佐、指揮官は君だろう?私は首領の指示で助力をする、ただの使いだ
全ては、首領の御意志、違うかね?」
大幹部たる死神博士にそこまで言われてはゾル大佐に否やのあろう筈は無かった
- 54 名前:SMの友人:2007/05/22(火) 02:45:27 ID:gOGWDW330
- 「しかし死神博士、博士ともあろう御方が、現在の日本司令官とはいえ、ゾル大佐ごときにあそこまで下でに出られるとは」
死神博士に随行してきた直属科学班員マサトノフが、死神博士に尋ねる
「なぁに、マサトノフ、目的が達せられれば安いプライドに用は無い、なにしろ、奴の設備、奴の資金と人員で
思うさま、若い健康な肉体を改造できるわけだから、な、くはははっはは
いぬころは、せいぜいおだてて、番犬を勤めさせて置けばよいのさ」
「ははっ、死神博士、ご深慮、恐れ入りました」
「ふふん、おだてても、何もでん、さ、では、こちらは」
「はい、番犬ならぬ猟犬が追い立てて来る、雌鹿を」
「ふむ、料理する準備をととのえておこうか、な」
かくして、だれも知らぬ場所で、密かに一人の女性の運命が理不尽に決められたのであった。
- 55 名前:SMの友人:2007/05/22(火) 02:57:24 ID:gOGWDW330
- 以上です、勝手に「改造」しちまいまして、どうか、お許しを。
あ、それと蛇足ながら、最後に出てきた科学班員の名前がどこかで聞いたよう名前なのは、
勿論、このスレの多分今でも住人であるで、あろう某毎日更新SS作家さんへの
自分なりのリスペクトです。某作家さんもどうかお見逃しくださいますように。
- 56 名前:ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU :2007/05/22(火) 20:46:38 ID:bi9h88uW0
- >>55
SMの友人様
なるほど、よく考えられていますねー。
私はそのあたりをあまり考慮していなかったので、この考えには目から鱗でした。
TVの「仮面ライダー」でも、深く原因究明をしたりはせずに素体が不適格だったというだけで済ますことが多かったので、
私も何となくそんな考えでムカデラスを不適格にしちゃいました。
でも、こうして考えるとすっきりとしますね。
ありがとうございました。
- 57 名前:名無しより愛をこめて:2007/05/23(水) 00:46:05 ID:2RmlkDIh0
- 実写版「くりいむレモン・魔人形」の中で長澤つぐみ演じる主人公が、全裸に電極とコードで繋がれて、脳にバイオチップを埋め込まれるシーンがあるぞ。
全身機械化だとか怪人化とは違うかもしれないが、なかなか萌えるシーンでした。
- 58 名前:名無しより愛をこめて:2007/05/23(水) 22:33:52 ID:fBhaNu9i0
- エロパロ板で、ちゃんぷるう氏=九条蘭子氏説が出ているね
- 59 名前:名無しより愛をこめて:2007/05/24(木) 00:39:59 ID:n6SgpNjV0
- ここは日本人皆殺しを企む「死ね死ね団」のアジト。
ボスのミスターKが、サイボーグ研究の第一人者、ドクターボーグの研究室を訪ねた。
日本軍に妻を殺されて復讐に燃えるドクターボーグは、全日本人の抹殺とレインボーマン打倒の
ために、死ね死ね団の女幹部たちを次々とサイボーグに改造し、戦場に送り込んできた。
だが改造された女幹部たちは、レインボーマンの前に次々と敗れ、改造する人材が底をついた。
そこでドクターボーグは、一般人を瞬間的にサイボーグ強化戦士に変えてしまう、特殊ナノマシン
の研究に着手したのだった。
「これが、人間を一瞬でサイボーグに変えてしまうという秘密兵器か。」
「はい。ボーグαと名付けました。このボーグαを仕込んだ銃弾に撃たれた者は、ナノマシン
によって細胞組織が強化され、同時に理性による抑圧が解除されて狂暴な戦士となります。
また脳に侵入したナノマシンをこのリモコンで遠隔操作し、自由に操ることも可能です。」
「面白そうだ。ぜひテストしてみよう。」
ボーグαを仕込んだ銃弾を拳銃に装填すると、ミスターKはドクターボーグを助手席に乗せ、
車で町に繰り出した。
「よし。あの男で試してみよう。」
ミスターKが、バイクを追い越しざまに、運転していた男の首筋に向けて銃弾を放った。
「うっ!」
バイクを運転していた男の首筋に、星形のアザが現われた。
男は一瞬ビクッと身体を震わせ、それから急に狂ったように猛スピードでバイクを走らせ、
通行人を次々とはね殺していった。それまで温厚そうだった男の表情は、恐ろしい悪鬼へと
豹変していた。
「いいぞ。もっと人通りの多いところを走れ!もっと、もっと日本人を殺すのだ!」
リモコンのマイクに向かって指令を発しながら、ミスターKは満足げな表情を浮かべた。
ミスターKはその後も、走る車の窓から無差別にボーグαを撃ち続けた。銃弾を受けた者
は例外なく狂暴になり、ミスターKの指令のままに暴力、殺人、破壊を行った。
「うむいいぞ。この調子でいずれは全日本人を奴隷サイボーグに変えてやるのだ。」
- 60 名前:名無しより愛をこめて:2007/05/24(木) 00:40:55 ID:n6SgpNjV0
- 「じゃあね。バイバイ。」
友人と別れて帰宅する最中のセーラー服の美少女。大通りを歩いていると、突然街路樹の
陰から現われた蜂が少女にまとわりついた。
「やだ!何よこの蜂!」
その時。ミスターKの構えた銃口が少女に狙いを定めた。
バスン!
「キャッ!」
ボーグαを撃ち込まれて、少女は街路樹のそばに倒れた。
だがどうしたことだろう。これまでとは異なり、少女はなかなか起き上がらない。
「む?様子がおかしい。」
ミスターKは急いで車を停め、状態を確認しようとドクターボーグと共に、倒れた少女の
方に駆け寄った。
セーラー服とスカートの間からのぞく、ボーグαを撃ち込まれた傷あとに、なんとさっきの
蜂の死体がこびりついているではないか。どうやら銃弾は偶然、蜂と少女を一緒に射貫いて
しまったらしい。そして蜂の死体は、みるみるうちに少女の傷口に吸収されてゆく。
「うっ!ああっ!あああっ!」
少女は身体を折り曲げて苦しみ始めた。そしてみるみるうちに、その身体に変化が現われた。
紺色のセーラー服が分解され、少女の身体に青い全身タイツとなってまとわりつく。
背中にしょったカバンが、ビニールの羽根となって少女の背中にぶらさがるように貼りつく。
そして少女の顔に、真っ赤な触角がついた、昆虫の複眼のようなマスクが現われる。
「これは一体どういうことだ!?」
「おそらく、蜂を取り込んだかたちで全身の細胞のサイボーグ化が起こっているのです。
蜂の遺伝子を組み込まれた細胞が、周囲の物体を利用して自らのまわりに、強化外骨格の
ようなものを組み上げているのでしょう。」
- 61 名前:名無しより愛をこめて:2007/05/24(木) 00:42:03 ID:n6SgpNjV0
- 少女は立ち上がった。セーラー服の代わりに青い全身タイツをまとい、黄色い腰布を巻き、
昆虫のようなマスクをかぶった奇妙な姿になって。足には白いブーツ。手は白い手袋。
そして全身タイツの胸には、蜂のような黄色と黒の渦巻き模様がふたつプリントされている。
「なぜ、全身タイツなのだ?」
「ボーグαは、理性に抑圧されていたものを解放する効果があります。おそらくこの娘が
抑圧してきた恥ずかしい性の衝動が、恥ずかしい衣裳のかたちを取って具現化したのでは
ないかと思われます。」
「ハチハチハチハチハチッ!」
さっきまで少女だったそいつは、奇妙な鳴き声を上げながらミスターKの方に近づいてきた。
「うむ。素晴らしい!実に素晴らしいサイボーグだ!」
蜂のような姿になった少女の姿をほれぼれと見つめながら、ミスターKは満足げに叫んだ。
「ドクターボーグ。こいつと同じようなサイボーグを量産できないか?」
「蜂のエキスを最初から銃弾に仕込んでおけば、容易なことです。」
「よし。いったん基地に戻って改良型の銃弾を完成させ、それを持って今度は女子校を
襲撃する。若い娘たちが相手では、さすがのレインボーマンも手が出せまい。」
ミスターKはドクターボーグと共に、急いで車に戻った。
「ハチ女、ついて来い!」
「ハチハチチチッ!」
ハチ女に生まれ変わった少女は、ミスターKの乗った車の後を走って追いかけた。
ビニールの羽根と黄色い腰布が風になびき、渦巻き模様がプリントされた全身タイツの胸が
ゆっさゆっさと大きく揺れた。
- 62 名前:名無しより愛をこめて:2007/05/24(木) 11:46:05 ID:33b4FjPN0
- 終わりなの?続くの?
- 63 名前:名無しより愛をこめて:2007/05/24(木) 14:29:41 ID:LlIKlgxj0
- >>61
「車に乗せないの?」と言うのは置いて置いても
「どうして飛ばないの?」
- 64 名前:名無しより愛をこめて:2007/05/24(木) 14:40:50 ID:VKVbyjZX0
- >>63
>>59-61の元ネタの「カマキリ男」を知ってたら理由はすぐにわかる
カマキリ男は緑色の全身タイツを着てお面をかぶり、画用紙で作った羽根を
背中につけて手にU字形の鎌を持ったただのオサーンなのだ
飛べるどころか特殊能力は何もない
- 65 名前:名無しより愛をこめて:2007/05/24(木) 14:59:12 ID:lgKFEdVC0
- 蜂女に元々飛行能力は無い
- 66 名前:名無しより愛をこめて:2007/05/24(木) 23:22:06 ID:dTn3i6ep0
- 「オーメン」のダミアンの娘みたいな、人間の姿をした悪魔を悪の組織が捕らえて改造するってシチュエーションに時々萌えることがある。
ただそうなると話の収拾がつかなくなさそうだが…。
- 67 名前:名無しより愛をこめて:2007/05/25(金) 02:29:56 ID:FsvXSr8h0
- ttp://blog31.fc2.com/m/mightylady/file/q017.jpg
- 68 名前:名無しより愛をこめて:2007/05/27(日) 01:52:04 ID:bgSyEHGm0
- >>59-61氏
GJです。 是非続編をお願いします。
ところで、>>1 の3〜5スレが読めなかったので手元のdatをhtml変換してみたです。
2、3スレが途中までしかなかったよ…
ttp://www.geocities.co.jp/Playtown-Bishop/2896/sfx
- 69 名前:名無しより愛をこめて:2007/05/29(火) 06:00:33 ID:KaeXtoum0
- 前スレDAT落ち。
それにしても、SSの投下がないとマジで過疎るのな、このスレw
- 70 名前:てふてふちゃんぷるう:2007/05/29(火) 21:03:31 ID:BKkKH7f50
- 皆さまお久しぶりです。
前スレの769で予告してあった、毒蝶女ギリーラのSSが仕上がりましたので、投下いたします。
とは言っても、自分の独自設定で押し通しましたので、もはやTVとはまったくの別物。
インスピレーションの元になった香山滋さんの「妖蝶記」とも、また違った印象の作品になってしまいました。
しかも今回は今までにない激エロエロ(*ノ∀ノ)。まあ、ストーリー上・設定上の必然性はあるんですけどね。
時代背景の設定とかは例によってできていません(">ω<")。2007年の話だと思って読んで下さい。
それでは、お楽しみいただければ幸いです。
(なお香山滋さんの「妖蝶記」は、子孫を残すために日本にやって来た中央アジアの幻の蝶が、人間の
美少女の姿となってある昆虫学者の温室にもぐり込み、学者を誘惑して夜な夜な交わるという話です。)
- 71 名前:てふてふちゃんぷるう:2007/05/29(火) 21:03:54 ID:BKkKH7f50
- 丈の高い異国の植物がうっそうと生い茂る中を、草を踏み分けて一人の男がゆっくりと歩んでいる。
淡く輝く春のおぼろ月が、頭上に格子模様のシルエットを浮かび上がらせる。どうやら広い温室の中らしい。
時折り、バサバサバサ、と何かの翼が羽ばたく音が沈黙を破る。だが男は気にもかけずに歩を進め、巨大な
葉むらをかき分けて開けた場所に出て、そこで立ち止まった。
男の年齢は40前後。やせ型で、彫りの深い端正な顔立ちは外国の某映画スターを思わせるが、インテリめいた
神経質そうなそぶりが、どこか近寄りがたい雰囲気を漂わせている。
男はふと優しげなまなざしになって、自分の前方にある、あるものをじっと見つめた。それは、熱帯性の巨大な
樹のあいだに立つ、玉虫色に輝く美しい蝶の羽根を広げた、等身大の女の彫刻であった。
前かがみになって、羽根を大きく広げたその女は、両腕で自分の肩を抱きかかえ、身体をよじって苦悶の表情を
少し浮かべている。身体は人間ばなれした、金属光沢を持った美しい緑色で彩られ、淡い赤紫色の縞が肌の上を
左右対称のケルト文様のように走っている。頭部だけは人間と同じ肌色だ。そして下半身は、無数の白い糸の
ようなものにすっかりからめ取られており、脚は見えない。
滝のように流れ落ちる美しい金髪。ギリシア彫刻のように整った絶世の美貌の、息を飲むほどに見事な女体像。
だがよく見ると、それはただの彫刻ではなかった。
同心円模様で昆虫の腹部のように彩られた女の乳房は、脈打つようにゆっくりと、蛇腹状に動いていた。
女の脇の下から太股にかけて一列に並んだ、昆虫の気門のような小さな穴も、乳房の動きに合わせてパクパクと
開いたり閉じたりを繰り返していた。
「・・クロエ!・・とうとう見つかったよ!・・・きみを、きみをついに、生き返らせる時がやってきたんだ!」
男はそう呼びかけながら、奇妙な女の彫刻に近寄った。そして、両の手のひらで女の顔をはさむようにして、
彼女の真っ赤な唇に、自分の口をそっと重ねた。
- 72 名前:てふてふちゃんぷるう:2007/05/29(火) 21:04:11 ID:BKkKH7f50
- 「はいッ、みわ! 兄貴の研究室でもらってきた、今日の内覧会の招待状よ。恩にきるんだな。」
「やたッ!! あーんもうッ嬉しいッ!! なっちんったら愛してるッ♪♪」
「こら抱きつくんじゃねえ、人前で。暑苦しいじゃないの。」
学園通りのファーストフードショップ。この春、城南大学に入学したばかりの女子大生が二人、一枚の招待券を
囲んで楽しく騒いでいる。
券を持って来たのはファッションサングラスをかけた、バギーパンツのスポーティーな少女。70年代テイストの
装いが、目のパッチリしたコケティッシュな顔立ちによく似合っている。身長は158cmとやや小柄だが、
スラリと伸びた脚、抜群のスタイルのせいで、実際よりもかなり長身に見える。
もう一人は、ブラウスにシフォンスカートのお嬢様風のいでたち。ロングスカーフからタイツ、靴にいたるまで
淡い緑系でセンスよくコーディネートしている。前髪を一直線に切り揃えた、ボブカット風のストレートロング
ヘアーが古風なお嬢様然とした印象を与えるが、コロコロとよく変わる表情、すぐに手を顔の前に持ってゆく
子供っぽいしぐさが、少女めいた愛らしい印象を強めている。身長164cmとやや長身のやせ型だが、あどけない
顔に似合わぬ豊満な胸は、大人の魅力をじゅうぶんに備えている。
タイプは違えど、二人とも街行く人の目を引く美貌の持ち主であった。
「じゃ、あたしはこれからバイトに行くから。明日また会おうね。 それにしても変わってるよねぇ、あんた。
明日になれば一般公開されるっていうのに、わざわざ内覧会に行きたがるなんてさ。」
「うん。どうしても今日行きたいんだ。ありがとね、なっちん。」
「いいっていいって。はあぁん。さては男が目当てだな?」
親友の言葉に、ストレートヘアーの少女は思わず顔を赤らめた。
「やっぱ図星か。ま、頑張んなさいね。ここはあんたのおごりだよ。」
バギーパンツの少女、桧山奈月(ひやま・なつき)はそう言い捨てて、店から駆け出すように出て行った。
「もぉう、なっちんめ余計なことを言うから、意識しちゃったじゃない!」
残された少女はふくれっ面で、シェイクのストローをパクリとくわえ込み、ブクブクと息を吹き入れた。
- 73 名前:てふてふちゃんぷるう:2007/05/29(火) 21:04:45 ID:BKkKH7f50
- 城南大学は、城北大、城西大、東都義塾大と並ぶ、東都4大学の一角をなす名門私立大である。文学部から
医学部まで11の学部を持つマンモス大学で、機械による生体制御の画期的研究でノーベル賞候補にも挙げられた
緑川弘教授が、理学部の生体工学研究室に在籍していたことでも名高い。
昨年9月、教養部の新たな施設として「城南大学ミュージアム」が創設された。文学部の博物館過程の実習施設
としてだけでなく、創立100年近いこの名門大が所有するさまざまな標本、史料、文献、実験成果物などを一般に
広く公開することを目的として建てられた施設であり、オープン以来、美術・歴史・自然科学・工学分野などの
さまざまな展覧会が催されて、多くの入場者を集めている。
そして、この4月からは新たに、農学部昆虫学研究室の九条鱗太郎教授が個人的に所有する、貴重な「蝶の標本」
の展覧会が開かれることになったのだ。
九条教授は39歳という若さながら、チョウやガなどの鱗翅目昆虫の研究では世界トップレベルの俊英である。
九条家は旧華族に連なる名門の資産家であり、代々名医を輩出した医者の家系でもある。九条教授の曽祖父に
あたる九条究太郎は、皇室の主治医を永きに渡って務めた傑物として知られている。
九条教授の蝶のコレクションは、教授自身が世界各地を回って直に蒐集したもので、中には標本が世界に数頭
しか存在しない、国宝級の貴重なものも数多く含まれている。中でも南米アマゾンで蒐集した特殊な生態を持つ
蝶の数々は、日本では唯一無二のコレクションとして全国の蝶愛好家の垂涎の的となっていた。
展覧会の一般公開は明日からであるが、それに先立つかたちで今日の午後、プレスや同業の蝶研究者など
関係者を対象とした、「内覧会」が開かれることになっていた。先ほどのファーストフードショップで少女が
手に入れたのは、この内覧会の招待状であった。
- 74 名前:てふてふちゃんぷるう:2007/05/29(火) 21:05:14 ID:BKkKH7f50
- 城南大学ミュージアムの入り口ロビー。着飾った男女が次々と門をくぐり、芳名録に記帳しては関係者どうしの
談笑に花を咲かせている。テープカットの儀式も終わって展示室は既に開場されており、ガラスケース内に
うやうやしうく展示された貴重な標本の数々に、食い入るように見入っている研究者も多い。
ここの大学院に在籍する友人の兄を介して招待状を手に入れた先程の少女もまた、やはり目を皿のようにして
華麗な標本の数々を、うっとりとした表情で眺めていた。
博物館の中は空調が行き届き、標本にダメージを与えないように温湿度はコンピュータで適正に管理されている。
だが空調ダクトを通して、微細な金色の粉末が博物館の中をくまなく漂っていたことに気がついた者は、ただの
一人もいなかった。
金色の粉のひとつが、重力に引かれてゆっくりと落下し、先程の少女の頬の上に止まった。すると金色の粉は、
人間の目では捉えきれないような微妙な周波数の光を、ゆっくりと放ち始めた。
「・・・いたか。」
全館に仕掛けられた防犯カメラを集中管理している監視室の中、奇妙なゴーグルを着けた壮年の男が、突然
弾かれたように椅子から立ち上がって、ゴーグルを外し、展示室の方に急いで駆けて行った。
第三展示室の中では、先程の少女が西アジアのシロチョウの標本に熱心に見入っていた。展示室につかつかと
入ってきた男は、足音を忍ばせて少女の後ろに立ち、それから一呼吸おいて、そっと彼女に声をかけた。
「チョウがお好きなんですね。若いのに関心なことだ。」
「えッ!?」少女は驚いて後ろを振り返った。そして自分のすぐ後ろにいた男の顔を見るなりビクッ!と飛び上がり、
あわてたそぶりで周囲を見渡し、手をあたふたと動かしながら、しどろもどろに声をあげた。
「・・・あ・・・あ・・・あたし・・・あの・・・その!・・・あのォ!」
- 75 名前:てふてふちゃんぷるう:2007/05/29(火) 21:05:40 ID:BKkKH7f50
- そのようすに男は一瞬驚いた表情を浮かべたが、すぐにニッコリと微笑んだ。欧米人のような彫りの深い顔立ち。
かなりの美形である。スーツの袖口に覗くカフスボタンや、ネクタイピンにさりげなく使われている宝石を見ても、
相当な資産家らしいことがわかる。
「驚かして申し訳ない。ただ、あなたがあまりに熱心に標本を見ておられたもので。見たところ、あなたは
研究者ではありませんね。どなたのお身内の方ですか?」
少女は真っ赤になって、手のひらで胸をポンポンポンと叩き、やっとのことで言葉を胸から絞り出した。
「・・・え?・・・え?・・・違います! 違います!・・・わたしは、ここの学生です!」
少女はトートバッグの中から学生証を取り出し、両手で男にハイ、と差し出した。
「ほう、学生さんですか。・・・ヒラカワ・・・ミウ、さんでいいのかな?」
「い、いえ、《みわ》と読みます。文学部1回生、平河美羽(ひらかわ・みわ)です! ・・・あ、あなたは、
九条鱗太郎・・・先生でいらっしゃいますよね!?」
「いかにも。私が九条鱗太郎です。」
少女は思わず、目を細めてヤッタッ!というポーズを取った。
「せんせいッ! お会いできて光栄です! わたし、中学の時からずうぅぅっと、先生の本のファンでした!!
『6000キロを旅する蝶』や『砂漠に眠る古代蝶』、『アマゾンの黄金蝶』。みんなみんな、わたしの宝物です!
ま、まさか、本当にお会いできるなんて・・・ああッ、夢のようです! 思い切って、内覧会に来て良かったァ!」
少女のハイテンションな身振りに、九条鱗太郎はあっけに取られたが、すぐに笑顔に戻り、みわに優しく答えた。
「それは光栄ですね。こんな美しいお嬢さんのファンがいるなんて、フッ、今まで考えたこともなかったな。」
- 76 名前:てふてふちゃんぷるう:2007/05/29(火) 21:06:00 ID:BKkKH7f50
- それから鱗太郎は、みわの学生証を何度も眺めながら、歌うようにこうつぶやいた。
「・・・みわ・・・美しい羽根か。うむ、いい名前だ。まるでクジャクチョウの羽根のような可憐な響きだ。
それに名字も。・・・ひらかわ・・・かわひらこ・・・蝶の古い呼び名そのままだ。そう、きみは本当は
ぼくのためにやって来た、蝶の妖精なのかも知れない。ほら。きみのブローチも、蝶の形をしている。」
その言葉に、みわの顔はカーッと真っ赤になった。
「・・・そ、そんな・・・言い過ぎです先生。わたしは、ただの先生の一ファンに過ぎません。確かにわたし、
子どもの頃から蝶が大好きで、いつも蝶のアクセサリーをしたり、蝶の柄の服を買ったりしてますけどぉ。
・・・あ、でも、『かわひらこ』って、蝶の古い名前なんですか? わたしの名字が、蝶につながってたなんて
ちょっと意外です。わたしは今までずっと、シルクロードの平原を流れる河みたいなのを想像してました。」
「・・・シルクロード。そう、中央アジアにも蝶はいるよ。花の咲く短い季節を求めて旅をする可憐な蝶や
生きた化石と呼ばれるガラス細工のような羽根のウスバシロチョウ。そして、恐竜化石の谷として知られる
ネメゲトウの妖艶な蝶、メソパノルパ! ぼくも昔、モンゴルの平原で蝶を追ったことがある。遊牧民のパオに
お世話になり、何千キロも旅をしながら・・・」
夢見るような表情で滔々と語り続ける鱗太郎の顔を、みわは目を細めて、優しい表情で見つめ続けた。
「知ってるかい。ヨーロッパでは毎年同じ時期になると現われる蝶を、永遠の命のシンボルと見なしていた。
また古代エジプトではサナギから蝶への変態を、死から生への再生と考えて、やはり永遠の命の象徴として
捉えていたんだ。そう。蝶は不死のシンボルなんだ。人が蝶に魅せられるのは、そのせいかも知れない。
・・・おや?」
鱗太郎が、みわの薄緑色のスカーフに気がついた。淡い黄緑色をした光沢のある薄い生地だ。
「そういえば、きみのこのスカーフ、天蚕(てんさん)だね?」
- 77 名前:てふてふちゃんぷるう:2007/05/29(火) 21:06:27 ID:BKkKH7f50
- 「え? あ、これですか。そうです。野生のカイコの糸で編んだものです。」
「ああ、きみは知っているかな? カイコの仲間だけじゃなく、蝶の中にも糸を吐くものがいるよ。いや、
アゲハチョウやモンシロチョウの幼虫も、糸を吐いてサナギを木の枝に固定するわけだから、ほとんどの蝶が
糸を吐くと言っても間違いはないんだ。そう、カイコに負けないくらい美しく、丈夫な糸を。」
スカーフを手にした鱗太郎の手は、そのまま自然にみわの華奢な手を取り、両手で固く握り締めた。
「平河くん。きみのように心から蝶を愛してくれているファンに出会えて、ぼくはとても嬉しい。もしも
きみさえよければ、今度はぼくの研究室を訪ねて来てくれたまえ。ここにはない、もっと素晴らしい標本を
きみだけに見せてあげるよ。」
「え? え? ・・・本当ですか!? ・・・そ、そんなァ・・・夢みたいな・・・」
「ぼくの研究室は農学部A棟の3階にある。まずはここに電話をくれたまえ。」
鱗太郎はみわの手に自分の名刺を握らせ、深々と会釈をして、呆然とした表情で立ち尽くす彼女の元を離れた。
展示室の廊下をツカツカと歩く鱗太郎の顔に、やがて冷たい笑いが浮かんだ。
「・・・クロエ。とうとう見つけたよ。ぼくは幸運だ。展覧会という餌を撒いてはみたが、まさか初日から
見つかるなんて思ってもいなかった。これで“人間蝶”の、残された最後の実験ができる。・・・もうすぐだ。
もうすぐきみを、生き返らせてみせるよ!」
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
「ヨッ! どうだったみわ、昨日の首尾の方は?」
「なっちィ〜。ふええええ〜ん!」
「な、何よいったい!? どうだったの!? こ、こら! 涙でシミが付くじゃない! いったいどうなったのよ!?」
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
- 78 名前:てふてふちゃんぷるう:2007/05/29(火) 21:07:19 ID:BKkKH7f50
- そして数日後。農学部の九条研究室の扉の前で、平河みわは手鏡を片手に身だしなみをチェックしていた。
今日の装いはモノトーンのシルクの巻きスカート。そこにも、蝶のシルエットが無数にプリントされている。
コンコン。はやる心を抑えつつ、扉をノックする。
「入りたまえ。」
「失礼します。」みわは肩をすくめ、目をキョロキョロさせながら研究室の中を見渡した。
センスのよい鱗太郎にふさわしく、小奇麗にまとまった室内であった。資料はすべて整然と並べられ、机の上
には訪れた各国で集めたものらしい、小粋な置物が幾つも置かれている。
「やあ。待っていたよ。ふむ。今日は蝶のスカートなんだね。とても似合っているよ。」
みわは顔を赤らめながら、鱗太郎にバスケットをおずおずと差し出した。
「先生。今日はサンドイッチを作ってきました。美味しくないかも知れないけど、ぜひ召し上がって下さい!」
「ありがとう。気が利くね。後で一緒に食べよう。」
鱗太郎の笑顔に、みわは天にも昇らんばかりの気分であった。
「さて、せっかく訪ねて来てくれたんだ。きみに、とっておきの標本を見せることにしよう。」
鱗太郎は立ち上がり、木製の標本箱を次々と取り出しては、みわに熱弁をふるった。鱗太郎はふだんは物静かな
研究者だが、人に蝶の話をする時だけは子どものように目を輝かせ、嬉々として話を続けるのだった。
「これは、モルフォチョウですね?」
金属光沢のある青緑色の羽根を持った、美しい蝶を指差してみわが尋ねる。
「そう。南米の宝石だよ。だがね、一般にはまだほとんど知られていないが、この仲間にはもっと驚くべきものが
存在するんだ。モルフォチョウ科のギリラ属と呼ばれる一群の蝶は、実に驚くべき生態を持っているんだよ。」
鱗太郎はそう言って、ひときわ厳重に梱包された標本を取り出してきた。
「まず、見た目に驚かされると思う。いいかい、開けるよ。」
- 79 名前:てふてふちゃんぷるう:2007/05/29(火) 21:08:02 ID:BKkKH7f50
- 標本箱のふたを、そっと鱗太郎が持ち上げる。そこに現われた蝶の翅を見て、みわは息を飲んだ。
「・・・すごい・・・人間の目みたい・・・」
標本箱にとめられていた、翅の差し渡し10cmほどの蝶は、モルフォチョウ特有の金属光沢を持った美しい
青緑色の翅を持っていた。それは今までに見たどのモルフォチョウよりも鮮やかな、孔雀石(マラカイト)にも似た、
目のさめるような色であった。しかも通常のモルフォチョウとは異なり、この蝶の翅にはアゲハチョウのような
長い尾状突起がある。およそ蝶が持つ美しい翅をすべて組み合わせて生まれたかのような、華やかな翅であった。
だがそれよりもみわが驚かされたのは、この蝶の後翅に浮かび上がった、ジャノメチョウのような眼状紋であった。
それもただの同心円状の模様ではない。その蝶の眼状紋は、奇怪なまでに人間の女の眼に酷似していた。
まつ毛や二重まぶた、アイシャドウまで備わった、驚くほどに精緻で、蠱惑的な眼。
その文様をひと目見るなり、みわはもう、標本から目を離すことができなくなっていた。
「あまり長時間見つめない方がいい。人間にも効果を及ぼすと言われているからね。これは死んだ標本だから
特に問題はないだろうが、生体の蝶だと危険なこともある。」
鱗太郎の不穏な言葉に、あわてて標本にふたをしたみわが、一息ついて尋ねた。
「・・・あの先生? どうして、この蝶にはこんな眼のような模様があるんですか?」
「モルフォチョウ科はジャノメチョウ科やフクロウチョウ科に近縁だから、眼状紋を持つ種類があることは
実はそれほど不思議なことじゃない。だがこの眼状紋は、天敵である鳥を脅かすのではなく、まったく別の目的を
持つものなんだ。それがあまりに特異なので、学者の中にはこの蝶の一群をモルフォチョウ科から分離して、
ギリラチョウ科を創設すべきだと主張する者も多い。ぼくも同じ意見だ。」
「どう、特異なんですか?」
「この蝶はね、脊椎動物に寄生する、寄生蝶なんだよ。」
「・・・まあ!」
“寄生”という不穏な言葉に、みわはさすがにショックを受けたようだった。今日はこれ以上驚かさない方がいい。
そう判断した鱗太郎は標本の披露を切り上げ、ポットを持ち出してハーブティーの用意を整えた。もちろん、
みわが持ってきたサンドイッチを一緒に食べるためである。
- 80 名前:てふてふちゃんぷるう:2007/05/29(火) 21:08:24 ID:BKkKH7f50
- 鱗太郎がサンドイッチを持つ手に目をとめて、みわが言いにくそうに、おずおずと疑問を発した。
「あのぅ、先生? ちょっと失礼なことをお聞きしてもいいですか?」
「うん? 何かね。」
「あの・・・そのぅ・・・左手の薬指の・・・ゆ、指輪は?」
「ああ、習慣みたいになっていてね。妻が死んでもうずいぶん経つんだが、これが無いと落ち付かないんだ。」
「奥様、亡くなられてもう2年になるんですよね。」
「ああ。でもぼくには、まだクロエが死んだという実感が無いんだよ。いつか、ひょっこりぼくの前に元気な
姿で現われるんじゃないかって、今もそう思えてならない。」
「・・・そう、そうなんですか・・・。」
みわは明らかに意気消沈した様子になり、サンドイッチをパクついていた手をおろした。食欲を無くしたようだ。
「・・・奥様、美しい方でしたものね。」
「きみが気に病んでくれることはないよ。ぼくはいたって平静だ。むしろ、きみを悲しませてしまったことの
方が残念だよ。何とか埋め合わせをしたい。・・・そうだ! きみをうちの晩餐に招待しよう。悲しませて
しまった、せめてものお詫びだ。ぜひ来て欲しい。・・・来てくれるよね?」
思ってもみなかった突然の誘いに、みわは仰天してサンドイッチを落としそうになった。
「・・・え? ・・・え? ・・・晩餐ですか!? ・・・そんな・・・そんな・・・嬉しいです!」
真っ赤な顔でそれだけ言うのが精一杯だった。
「じゃあ決まりだ。明日の夜は空いているかな? うん。じゃあ来てくれたまえ。うちの場所はこちらだ。」
みわはもう、天にも昇る気持ちであった。鱗太郎がその後で何を言ったかも、はっきり覚えていない。九条邱の
住所を書いたメモを片手に、みわはスキップしながら九条研究室を後にした。だから、鱗太郎がみわの飲み残した
カップの縁から彼女の唾液をこっそり採取していたことなど、知るよしもなかった。
「・・・よし。これで免疫細胞が培養できる。融合細胞核をあらかじめ作っておかないとね。フフフ。」
- 81 名前:てふてふちゃんぷるう:2007/05/29(火) 21:09:13 ID:BKkKH7f50
- 旧子爵家である九条邱は、白金台の閑静な高級住宅地から少し離れた、小高い丘の上にあった。こんもりした森に
つつまれたその場所は、そこが個人の邸宅であるとは思えないほどの、厳粛な静寂に包まれていた。
みわは手鏡を取り出して、いつもにも増して入念に身だしなみをチェックした。それから胸をポンポンと叩き、
呼吸を整えてから、正門のインターホンを押した。
みわの今日のいでたちは、薄紫のワンピースドレスに黄緑色の春物のショール。大学1年の彼女としては
これが精一杯のおめかしである。スカートにはいつものように艶やかな蝶の模様が大きくプリントされ、
ショールも蝶の形の大きなブローチでとめられている。
インターホンに出た執事らしい男に用件を告げると、巨大な門が電動でゆっくりと開いた。
短い春の日はもう暮れかかっている。薄暗くなった庭の中を、みわはちょっぴり不安な気持ちで歩んだ。
なんだか鱗太郎の住んでいる世界が自分とは違い過ぎて、周囲のすべてに現実感が伴わないのだ。
目の前には、2階建ての巨大な洋館がそびえ立っている。昭和初期の建築らしい重厚な作りだ。その左手前に
見えているガラス張りの大きな建物は、どうやら温室であろうか?
黒塗りのがっしりした扉のドアノブを叩くと、ギィーッ、という耳ざわりな音を立てて、扉が開いた。
「ようこそいらっしゃいませ。平河みわさんですね?」
「はじめまして。お待ちいたしておりました。」
みわの目の前に現われたのは執事ではなく、なんと、双子らしい二人の外人の美少女だった。
「・・・あ、はい。・・・は、は、はじめまして!」
身長はみわよりも少し低い、155cmくらい。年の頃は12、3歳だろうか。一人は白いフリルがいっぱいついた
クラシックな黒のドレスに、夜を連想させるストレートのつややかな銀髪と青い瞳。そしてもう一人は、やはり
フリルのついた白のドレスに、柔らかな日差しのような軽いウェーブのかかった金髪。そして緑の瞳。
対照的な容姿でありながら、いや対照的であるがゆえに、人工的な創造物めいたムードを漂わせる双子だった。
彼女たちの頭には、蝶の模様のサークレットがおそろいで輝いている。
- 82 名前:てふてふちゃんぷるう:2007/05/29(火) 21:09:30 ID:BKkKH7f50
- 予想もしていなかった歓迎にみわは驚いたが、この二人こそ鱗太郎と、2年前に自殺した前妻・クロエの間に
生まれた子供であるに違いないと確信した。子供がいることは知っていたけど、でも、こんなに大きい、
しかも双子の女の子だったなんて! 鱗太郎とクロエが結婚したのは15年前だから、確かに計算は合うけど・・・。
九条鱗太郎の父、九条穣太郎はフランス人の妻をめとったため、鱗太郎はハーフである。そして鱗太郎の妻
クロエはルーマニアの生まれなので、この双子は日本国籍を持ってはいても、3/4は西欧人ということになる。
表情に乏しい整った美貌に、色つやのよいピンクの唇が、年に似合わぬ色っぽさをかもし出している。みわは
この双子を、どことなく「恋月姫」という人形作家が作る、色っぽい少女人形のようだと感じた。
双子は手袋に覆われた手をつないだまま、前をスタスタと歩んでゆく。遅れないよう急いで後を追ったみわが
ダイニングルームに入ると、執事らしい40代の男がようやく現われて、みわのショールとポーチを受け取った。
「パパ。みわさんを連れて来たわ。」双子が同時に同じセリフを喋った。
九条鱗太郎は既にダイニングテーブルについていたが、みわを見ると立ち上がり、両手をあげて彼女を歓迎した。
「やあ、みわさん。よく来てくれたね。この二人はぼくの娘たち。こちらが“たては”で、こちらが“あげは”。
もう挨拶は済ませたのかな?」
双子があらためて、みわに無言で深く会釈した。銀髪が長女の九条たては、金髪が次女の九条あげは、という
名前らしい。挨拶が終わると、そのまま双子はどこかに立ち去った。
「蓼沢(たでさわ)。料理はすぐにできますか。」
「申し訳ございません旦那さま。今日に限って食材の配達が遅れておりまして、あと30分ほどお待ちを。」
執事が申し訳なさそうに鱗太郎に告げた。みわはあわてて手を横に振った。
「わ、わたしならまだお腹すいてません。まだまだ大丈夫です。」
「そうか。なら、準備ができるまでの間、ぼくのとっておきをお見せすることにしよう。さあ!」
鱗太郎はみわの手を取って、再び玄関の方へと促した。
- 83 名前:てふてふちゃんぷるう:2007/05/29(火) 21:10:21 ID:BKkKH7f50
- 温室の中は、ムッとするような熱気と強烈な草いきれで充満していた。
「すごいですね。こんな広い温室・・・植物園にあるのだって、こんなに立派じゃないわ。」
背の高い熱帯性植物の間を歩みながら、みわは驚きの叫びを上げた。九条鱗太郎が屋敷のそばに建てた温室は
幅20m、奥行き80m。屋根の高さ8.5mという、鉄骨造りの本格的なものであったからだ。
「趣味と実益を兼ねたものだ。最近は“熱帯蝶の生態”をライフワークにしていてね。」
「まあ、じゃあここは、蝶を飼うための温室なんですか?・・・・・あ痛ッ!」
支柱に何気なく手を当てたみわは、鋭い痛みを指に感じて手を引っ込めた。
「どうしました!? ・・・あッ。こんなところに有刺鋲がまだ! すまない。すっかり取り払ったつもりだったん
だが。工事作業員が忘れていったようだな。」
鱗太郎はあわててハンカチを取り出して、指先から出血したみわの右手を包んだ。
「確か除菌ティッシュがまだあるはずだ。これで消毒しておこう。」
「・・・い、いえ。たいしたことはありません。お構いなく・・・ああッ!?」
鱗太郎がみわの血を止めようと、指先に唇を当ててそっと血を吸った。みわは思わずドギマギして、反射的に
あたりを見渡した。誰かにこの姿を見られてはいないかと気にするように。
温室の中には水銀灯がたくさん灯っているが、春の黄昏が迫って外がすっかり暗くなっているため、背の高い
植物が夕焼けの名残りの空に黒いシルエットのように浮かび上がって、幻想的なムードを漂わせている。
時折、バサササッ!という奇妙な音が響くほかは、ヒーターが発するジーーーンという音しか聞こえない。
自分の指を吸う鱗太郎の呼吸を間近に感じて、みわは、鼓動がいたたまれないほどに狂おしく高まるのを感じた。
「さあ、これでいいだろう。」
除菌ティッシュを器用にみわの指に巻き、軽く縛ると、鱗太郎は彼女のそばを離れた。みわの手が無意識に、
鱗太郎の背中を残念そうに追う。鱗太郎は振り替えると、まだ熱に浮かされたように呆然となっているみわを
促して、目の細かい金網で仕切られた一角へと導いた。2m角ほどの間隔を空けて、金網で区切られた立方体の
スペースが幾つも並んでいる。
「ほら、みわさん。ここが、あなたにぜひともお見せしたかった、ぼくの宝物のコーナーだ。」
- 84 名前:てふてふちゃんぷるう:2007/05/29(火) 21:10:59 ID:BKkKH7f50
- 子供のような悪戯っぽい笑みを浮かべて、鱗太郎はみわの視線を金網の向こうに誘導した。
「ほら、あのシダの葉の陰に。」
「・・・まあ!!」
みわは思わず息を飲んだ。昨日、鱗太郎の研究室で標本を見せてもらった、眼状紋を持ったモルフォチョウの
生きた現物が、そこにいたからだ。
「照明を落としてあるから大丈夫だろうが、極力、翅をじっと見つめないようになさい。人間ですら、油断すると
幻惑されてしまうことがあるからね。」
巨大なシダの向こう側、熱帯性の木の幹にとまったその艶やかな蝶は、じっと動かないため最初はただの標本で
あるかのように思えたが、よく見ると時折、翅を動かすのが確認できる。明らかに生きている標本なのだ。
その後翅には、まぶたやまつ毛を備えた、人間の女性の眼に酷似した眼状紋がはっきりと見てとれる。
しかも驚いたことにその眼状紋は、本物の人間の眼のように、時折“まばたき”をしているではないか。
そのまばたきを見ているうちに、みわは、フッと魂が抜かれていくかのような奇妙な感覚を覚えた。自分が
今いる場所を忘れて、いずことも知れぬ場所にいざなわれてゆくような、甘美な恐怖感と陶酔感を。
鱗太郎が、手のひらでみわの視線をさえぎった。
「大丈夫かね?気分がすぐれないようなら、また今度にしようか?」
「・・・いえ大丈夫です。これからは気をつけます!」
みわはハッと正気を取り戻し、あわてて鱗太郎を制止した。
「この蝶の仲間は、脊椎動物に寄生するという特異な生態を持っている。この眼状紋は、そのために進化した
特殊な器官なんだ。」
「・・・寄生、ですか?」
- 85 名前:てふてふちゃんぷるう:2007/05/29(火) 21:12:03 ID:BKkKH7f50
- 「君は寄生バチというのを知っているかね。麻酔針で芋虫やセミを麻痺させて巣の中に引きずり込み、卵を
産みつける蜂の仲間だ。卵から孵った幼虫は麻痺した獲物を殺さないように、少しずつ食べて成長するんだ。
昆虫の中で最も進化したグループである、蜂や蟻などの膜翅目と、蝶や蛾などの鱗翅目には、このように
他の昆虫に寄生するものがいる。例えば蛾の仲間には、セミに寄生するヤドリガという種類があるね。
だがこの蝶は、それらとは少し違う。昆虫ではなく、ネズミのような小型の脊椎動物に寄生するんだ。
この眼状紋で獲物を幻惑し、麻痺効果のある鱗粉で獲物の神経を麻痺させて、その体内に卵を産みつけるんだ。
卵を産みつけられたネズミは麻痺が解けると、そのまま何もなかったかのように生活を続けるが、その体内では
幼虫が宿主の体液を吸って少しずつ育っている。そしてある日突然、宿主の身体を食い破って羽化するのさ。」
「・・・怖い。」みわは、少し寒気を感じて肩をすくめた。
「この蝶のいちばん驚くべき点は、寄生中の幼虫が宿主を弱らせるどころか、その身体を守るために宿主の体を
強化するという事実にある。寄生されることで、宿主は寄生されていない個体に比べて、格段に強靱な体を得る
ことになるんだ。その方が、寄生体が生き残るのに都合がいいからだろうね。」
鱗太郎は、話をしながらみわの顔をチラリ、チラリと覗き見る。
「もちろん、寄生体が宿主を守るために様々な化学物質を分泌するというケースは一般にもよく知られている。
寄生虫が体内にいる人は、花粉症やアトピーなどのアレルギー症状を起こさないと言われるのもそのひとつだ。
だがこの蝶の幼虫はね、そのレベルが一段違うのさ。例えばほら、こちらの蝶を見てごらん?」
鱗太郎がみわを導いたスペースの中には、やはり眼状紋を持つ別種のモルフォ蝶がいた。
- 86 名前:てふてふちゃんぷるう:2007/05/29(火) 21:12:32 ID:BKkKH7f50
- 「これはギリラ・ムタティアギガンタムと呼ばれる種類だ。学名は“巨人に変えてしまう”という意味で、
この蝶の幼虫に寄生された個体は、通常の個体の数十倍の体重に巨大化することが知られている。寄生体が、
宿主の脳下垂体ホルモンの分泌異常を引き起こしているのさ。記録によれば、体重20グラムのマウスに
この蝶の幼虫を寄生させたところ、800グラムにまで巨大化したとの報告がある。もはやバケモノさ。
もちろん人間には寄生しないが、もしもこいつが人間を襲うようなことがあったら、身長十数mの巨人にでも
なってしまうかも知れないね。」
鱗太郎は、顔面蒼白になったみわの顔を、悪戯小僧のような笑みを浮かべて覗き込んだ。明らかに、みわの
反応を見て楽しんでいるのだ。
「そしてみわくん! これがぼくが先日アマゾンから持ち帰った、ぼくの最大の宝物だ。いいかい。絶対、直接に
目を合わせちゃいけないよ。指のすき間から、そっと見るだけにした方がいい。さあ、こちらのスペースだ!」
鱗太郎がみわを導いたそのスペースには、今までの蝶よりもふた回りほど大きい、翅の差し渡し20cmほどの
巨大なモルフォ蝶がいた。水銀灯の冷たい光に照らされて、玉虫色に輝くその翅は、もはや青や緑などといった
人間の言葉では形容できないほどの、幻想的でこの世のものならぬ輝きを放っている。そして蠱惑的な秋波を
周囲に向かって投げかけている後翅の眼状紋も、それまでの蝶に比べてひときわ大きく、目立つものであった。
それはまさに、人間の美女のまなざしそのものであった。
「この蝶は、ギリラ・ハルキオゲネスプテラ。ギリラ属の最大種だ。幻覚を引き起こす翅、という意味で、
その死骸の翅だけでも人間に対して強烈な幻覚作用を引き起こし、また鱗粉が一種の麻酔作用を持つために、
現地のシャーマンたちが宗教的な儀式に使用しているという特異な蝶さ。だがこいつの生きた標本はこれまでに、
まだ一例も報告が無い。きみの目の前のこの一頭が、世界でたったひとつの貴重な生態標本なんだ。」
鱗太郎はそう自慢しながら晴れやかに笑った。
- 87 名前:てふてふちゃんぷるう:2007/05/29(火) 21:13:15 ID:BKkKH7f50
- 「この蝶の幼虫に寄生されると、驚くべきことに宿主は“不死身”になる。不死身というのはちょっと大げさだが、
驚異的な体力と運動能力、そして肉体の再生能力を獲得するんだ。ぼくは現地で、この幼虫に寄生されている
ノネズミを捕らえ、メスで手足を八つ裂きに切り裂いても、元通りに再生するのを実際に見た。そのネズミは結局、
特殊合金製の檻を食い破って脱走したよ。宇宙船の材料にも使われる、チタン合金製の檻だったんだがね。
現地の人々は、この蝶の幼虫である寄生体を“バオー”と呼んで、不老不死の霊薬、死者をも蘇らせる力を
持った究極の霊薬として崇めている。彼らの神話には、寄生虫バオーを宿した人間が悪魔を打ち倒し、人間の
世界に光をもたらしたという物語がある。彼らが言うようにもしも人間に寄生するようなことがあれば、確かに
スーパーマンが生まれるだろう。だが本当に人間に寄生するようなことがあるのかどうかは、まだわからない。
何しろ文明世界の人間で、この蝶を見たことのある者はまだ一握りしかいない。日本人ではまだ、ぼくと、
きみの二人だけだ。さあ、怖がらずに見てごらん。」
みわは、鱗太郎の言葉におののきながらも、指のすき間からこわごわと蝶を見つめた。そして息が止まった。
「・・・・!」
その巨大な蝶の後翅の蠱惑的なまなざしと、目が合ってしまったのだ。
- 88 名前:てふてふちゃんぷるう:2007/05/29(火) 21:13:30 ID:BKkKH7f50
- 蝶の眼は、みわの視線を捉え、動けなくした。そして無数の眼の幻影が、いたるところからみわを目がけて
集まってきた。やがて眼の模様は溶けるように解体し、今度は赤や黄色の幾何学模様となってみわを中心に
渦巻き状にグルグルと回り始めた。みわの意識は、その渦巻きの底に向かってどんどん吸い込まれていった。
足元の床が崩れ、みわは突然何もない中空に投げ出された。今自分がどこにいるのか、何をしているのか、
何もわからなくなってきた。
やがて目の前の巨大なまなざしが、みわの意識に向かって静かに、だが威圧的に語りかけてきた。
《・・・アナタ・・・アナタハ・・・ウマレカワルワ・・・チョウニ・・・チョウニ ナルノヨ!》
一瞬。みわの脳裏に、目の前の蝶の翅を持った全裸の自分のイメージが、フラッシュのように激しく閃いた。
「危ない!」
膝が崩れて倒れそうになったみわを、思わず鱗太郎が支え起こした。意識を取り戻したみわが、荒く呼吸をする。
「大丈夫かい? 意識はなんともないかね? 何か変わったことはなかったかい?」
「・・・わたし・・・何かの声を聞きました。それに、不思議なイメージも。でも、もう、思い出せない。」
「・・・それは、未来のイメージかも知れない。現地のシャーマンたちはこの蝶の翅を使って未来予知をする
というからね。でも、未来のことなど知らないほうがいい。忘れてしまったのなら、その方がきっと幸せだ。」
みわは、鱗太郎に支えられてフラフラと立ち上がった。まだ足元がおぼつかない。
「もうそろそろ屋敷に戻ろう。食事の用意もできているはずだ。」
- 89 名前:てふてふちゃんぷるう:2007/05/29(火) 21:13:50 ID:BKkKH7f50
- 鱗太郎は顔面蒼白のみわの身体を支えながら、熱気のこもった温室を離れ、入り口前のベンチにみわを座らせて
ゆっくりとひと息つかせた。熱気に包まれた温室を出たこともあって、春のひんやりとした空気が、みわの
乱れた意識を徐々に落ち着かせていった。
「・・・すみません、先生。」
「こちらこそ悪かった。初めての人には、ちょっと刺激が強すぎたようだね。」
呼吸を整えながらも、みわはさっき見た蝶の翅の眼状紋のイメージが、脳裏にはっきりとこびり付いているのを
自覚していた。一度あれを見てしまった以上、もう後戻りはできないのだということも。
九条家のディナーは、舌平目をメインにした豪華なフランス料理であった。みわと鱗太郎は、ダイニングルームの
大きなテーブルの両端に座って、ボーイが給仕する料理を無言のままに食べた。料理は素晴らしい味だったが、
二人とも、話すべき言葉がなかなか見つからなかったのだ。それに夕食だというのに、なぜか双子が姿を見せない。
「・・・あのぉ、先生? たてはさんと、あげはさんは、一緒に食事をされないんですか?」
「ああ。あの二人はぼくのことが嫌いでね。食事はいつも別々にとるんだ。」
「嫌い・・なんですか? ・・・親子なのに?」
「嫌いと言うより、憎んでいると言うべきかな。二人は妻の自殺を、ぼくのせいだと思っているんだ。ぼくが、
研究に没頭するあまり妻のことをかまってやらなかったせいで、淋しさのあまり自殺したんだと。」
みわはまずいことを聞いてしまったと思い、食事の手を止めた。鱗太郎がそれに気付いて優しい口調で諭す。
「きみは気にしなくてもいいんだよ。妻はぼくのことを愛していたし、ぼくも妻のことを今も愛している。
あの子たちも、いつかはそれをわかってくれるはずだ。それまでは、気長に待つしかない。」
その言葉に、みわはさらに意気消沈してしまった。みわは無言のまま、ナイフとフォークを皿の上に置いた。
- 90 名前:てふてふちゃんぷるう:2007/05/29(火) 21:14:19 ID:BKkKH7f50
- ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
「はいもしもし。桧山です。」
「・・・なっちん! なっちんッ!」
「なんなの、みわ? 何? 何があったの?」
「わたし・・・わたし・・・わたし・・・ウッウッ・・・ウワァアアーーッ!!」
「なによ、泣いてばかりじゃわからないわ。落ち着いて、ねえ。落ち着いて、最初からちゃんと話して。
いったい何があったの? こらあ、泣いてたらわからないでしょ? いいから落ち着きなさい。ほら!」
「・・・ふうん。そんなことを言ったんだ、教授。」
「・・・わたしね。わたしね。亡くなった奥様の代わりになれるかもだなんて、そんなこと考えもしなかったよ。
ただね。わたしにできることで、先生を少しでも慰めてあげることができたらなって、ただそれだけだったの。」
「それで、そんな隙き間すら教授の心には無いとわかって、落ち込んでるわけか。」
「ごめんね。ごめんね、なっちん。」
「でもね、みわ。教授はあんたがやって来て、喜んでたんでしょ? あんたに、とっておきのコレクションを
見せてくれるほど、歓迎してたんでしょ? なら、今はそれで充分じゃない。今のあんたの存在は、教授に
とって決してマイナスじゃあない。むしろプラスなのよ。そこから少しずつ、教授の中にあなたの居場所を
作ってゆけるよう、努力していけばいいのよ。」
「うん。そうだね。その通りだよ。ありがとう、なっちん。いつも相談に乗ってくれて、ありがと。」
「よしてよ、水くさい。・・・でもあんたがオジサマ趣味だったなんて、兄貴が聞いたらショックだろうなぁ。
あいつ、ホントはあんたのこと狙ってたのよ。ま、こちらはからかうネタが増えて面白いんだけどさ。」
- 91 名前:てふてふちゃんぷるう:2007/05/29(火) 21:15:20 ID:BKkKH7f50
- ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
「・・・蓼沢。先ほど採取したあの娘の血液だが、分析は終わったかね?」
「もちろんでございます。旦那さまが目星をつけられた通り、素体適合率は80%以上という高い数値です。」
「よろしい。計画は全て順調に運んでいるな。では明日、いよいよ決行するとしよう。」
「かしこまりました。既に改造手術室の方も準備が整っております。」
- 92 名前:てふてふちゃんぷるう:2007/05/29(火) 21:15:47 ID:BKkKH7f50
- ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
翌日。その日の講義をすべて済ませて帰宅しようとしたみわを、奇妙な客が出迎えた。
第2講義棟の入り口に、ちょっとした人だかりができている。何だろうと思ったみわが近づいてみると、そこに
いたのはゆうべの、双子の美少女だった。
銀髪と金髪のうりふたつの顔立ち。ほんのりゴシック調で19世紀風のクラシックなドレスを着た、人形のような
見た目外人の美少女。レースの手袋をした手をお互いにしっかりとつなぎ、無言のまま講義棟の入り口に立つ
その姿が、人目を引かないわけがない。やじ馬が周囲を取り巻いてワイワイ騒ぐのをまったく意に介さず、
双子はみわの姿を見つけると人ごみをかき分けて堂々と近づいて来た。
「こんにちわ、みわさん。」「ゆうべは別れの挨拶もせずに、ごめんなさい。」
二人でタイミングよく、息の合った喋り方をするので、みわはやっぱりこの二人は人形みたいだと感じた。
「どうしたの? わざわざこんなところまで?」
「みわさん。今日は忠告に来たの。」「とても大切なこと。今の自分の生活が大事なら、必ず守って。」
「忠告? どういうこと?」
「今日、パパがあなたを家に呼んでも、絶対に行っちゃあ駄目。」「行けば、もう元の暮らしには戻れなくなるわ。」
「どういうこと? どうして行っちゃ駄目なの? ちゃんと理由を説明して!」
「理由は言えないの。でも、あなたが今の暮らしをずっと続けたいと思っているのならば。」
「ひとりの人間としての幸せをずっと噛み締めたいと思っているのならば、来ちゃあ駄目。」
「・・・わからない。どうして駄目なの? 抽象的な言い方はしないで! はっきり理由を言ってよ!」
みわはイラついたように声を荒げた。双子はクルッ、ときびすを返すと、手をつないだままスタスタと歩み去った。
そして再びみわの方を振り向き、もう一度念を押すように言った。
「とりあえず、忠告はしたわ。それを守るかどうかはあなた次第。」
「いい? あなたが人間のままでいたいのなら、絶対にパパの誘いに乗っちゃあ駄目よ。」
そして双子は手をつないだまま、やじ馬をかき分けてタタタタ・・・と走り去って行った。
- 93 名前:てふてふちゃんぷるう:2007/05/29(火) 21:16:04 ID:BKkKH7f50
- 『まったく・・・何なのかしら、あの双子。ひょっとして、パパを取られると思ってわたしにやきもちを
妬いているのかな。でも、そんなふうにも見えなかったけどなぁ。』
そんなことを考えながらみわが大通りに出たとたん、黒塗りの車がスーッ、と近づいてきてみわの横に停まった。
運転席から出てきたのは、九条家の執事、蓼沢であった。
「平河みわ様、旦那さまからの伝言です。“今すぐに見せたいものがある。この車に乗ってうちに来てくれ”
とのことですが、いかがいたしますか?」
思いもかけぬ誘いだった。ゆうべ意気消沈したまま帰ってしまったことを、みわは鱗太郎に対し申し訳なく
思っていた。だからすぐにでも、お詫びに行きたかった。みわは今日の自分の服装をあわててチェックした。
ピンクのロングカーディガンに蝶のレースのハーフパンツ。よそ行き着とは言えないが、まあいい。
だが、さっきの双子の言葉を思い出し、みわは少しばかり躊躇した。
元の生活に戻れなくなるって何? 人間のままでいたいのならって、一体どういうこと?
だがみわは、得体の知れない不安を首を振って追い払った。鱗太郎に会いたい。その思いが全てに打ち勝った。
「はい。喜んでお邪魔いたします。」
- 94 名前:てふてふちゃんぷるう:2007/05/29(火) 21:16:50 ID:BKkKH7f50
- 「やあ。こんにちわ、みわくん。今日はきみに、ぜひ会わせたい人がいるんだ。」
「え?? ひと・・・ですか?」
鱗太郎の口から出た予想外の言葉に、みわはおおいに戸惑った。そして、ついて来たことを少し後悔し始めた。
だが鱗太郎がみわを導いたのは、なんと昨夜訪れた、温室の中だった。
「先生? ねえ先生!? こんなところに、会わせたい人がいるんですか?」
「さあ、こっちだ。その仕切りを開けて、入っておいで。」
鱗太郎がみわを案内したのは、温室のいちばん奥まったところにある広場だった。そこには、蝶の翅を持った
等身大の女の彫刻が置かれていた。長い金髪を垂らした、絶世の美女だ。身体は金属光沢を持った美しい緑色で
彩られ、サイケデリックな淡い赤紫色の縞が幾つも肌の上を走っている。いったい何の素材でできているのか、
判別し難い不思議な彫刻だ。みわはふと、この美女の面ざしが九条家の双子に酷似していることに気付いた。
「みわくん。紹介するよ。こちらがぼくの妻、クロエ・アミシェニク・九条だ。」
みわは、鱗太郎がてっきりふざけているのだと思った。鱗太郎の妻のクロエが2年前に自殺で世を去ったことは、
みわもよく知っている。おそらく鱗太郎は、妻を象ったこの彫刻をわたしに見せたかったのだ。それがちょっぴり
照れ臭いので、こんな馬鹿げた紹介の仕方をしているのだと。
だが、彫刻に近づいたみわは、得体の知れない違和感を感じた。彫刻の乳房をじっと見つめてみる。気のせいか?
いや間違いない。動いている。この彫刻は、呼吸するように動いている!
「せ、先生? こ、この彫刻は・・・ひょ・・・ひょっとして・・・?」
「そう。これは彫刻じゃない。正真正銘、ぼくの妻のクロエだ。・・・不思議に思っているんだろう?
2年前に死んだはずのクロエが、どうしてこんな姿になって生きているのかって?」
- 95 名前:てふてふちゃんぷるう:2007/05/29(火) 21:17:11 ID:BKkKH7f50
- 鱗太郎はみわのおびえた顔を覗き込み、微笑んだ。だがその目は、少しも笑ってはいなかった。
「2年前の妻の死は、ぼくを打ちのめした。クロエのいない世界なんて、ぼくには考えられなかった。ぼくは
決して納得しなかった。妻の死を、決して納得しなかったんだ。ぼくはクロエの遺体を、密かに冷凍保存した。
棺は空のままで埋葬したよ。そして、クロエを生き返らせる方法を求めて、アマゾンに渡った。ぼくには
心当たりがあったんだ。そう。ゆうべきみに見せた、あの蝶だよ。死者すら生き返らせる力を持った蝶!
あの蝶を使って、ぼくはクロエを生き返らせようと2年のあいだ奔走したんだ!」
死者を生き返らせる!? みわは強いショックを受けて、思わず後ずさった。背中が熱帯植物の幹に当たった。
「・・・じゃ・・・じゃあ・・・あれは、本当に、奥様!? ・・・でも、なんで蝶の翅が、生えているの!?」
「簡単なことだよ。あの蝶を捕えて幼虫をクロエの死体に植えつけたら、おそらくクロエは生き返るかも
知れない。でも、それは幼虫が羽化するまでのことだ。幼虫が蝶になったら、クロエは身体を食い破られて
再び死んでしまう。それを避けるにはどうすればいいか。・・・そう。クロエ自身が不死身の蝶になれば
いいんだ。クロエの肉体を蝶と合体させれば、クロエは永遠の命を持って甦ってくれる。」
「・・・お、奥様を、蝶に!?」
「そうだ。ぼくはクロエを蝶と合体させた。クロエは生き返ったよ。“人間蝶”となってね。」
「・・・そ、そんな・・・そんな・・・」
みわは身体の震えを、止めることができなくなっていた。人間を蝶と合体させる!? まさか鱗太郎が、自分の
敬愛する鱗太郎が、神をも畏れぬそんな恐ろしい実験をしていたなんて。
「不思議に思ってるんだろう? どうして一介の昆虫学者に、そんなことができるのかって。でもぼくは、
医者でもある。九条家は代々、医者の家系なんだ。そしてぼくには、人間を蝶と合体させる方法に心当たりが
あったのさ。」
- 96 名前:てふてふちゃんぷるう:2007/05/29(火) 21:17:27 ID:BKkKH7f50
- 鱗太郎は、遠い目で記憶をひもとくように語り始めた。
「6年前のアマゾン遠征で、ぼくはセスナの事故に遭って瀕死の重傷を負った。そのぼくを助けてくれたのは、
古代インカの神官の血をひくという老人だった。その長老、確かバゴーとかいう名前だったが、彼は不思議な
秘術で傷ついた人の治療を行っていたんだ。インカの霊石を使って、人間に一時だけ野生動物の生命力を注入し、
人が元々持っている自然治癒力を高めるというものだ。ぼくも一度だけ、儀式を見せてもらったよ。傷ついた
若者にマダラオオトカゲの生命力を注入するという儀式だったが、確かに一瞬だけ、若者の姿はトカゲと合体した
異形の姿に変貌した。治癒の儀式が終わると、再び元の人間に戻ったけどね。ぼくはその光景が忘れられず、
クロエの死後再びアマゾンに渡り、その老人の行方を追った。その時は例の蝶を捕まえることはできなかったが、
老人の元から3つの霊石のうちの、ひとつを強奪してくることに成功したんだ。日本に帰ったぼくは、以前から
懇意にしていた理学部の緑川弘教授に、霊石の分析を依頼した。霊石は古代インカの科学で作られた制御装置で、
遺伝子の発現をコントロールするものだったよ。そしてぼくは緑川教授から、遺伝子組み替えウィルスと
ナノマシンを用いた、人間と他生物の合成技術の可能性についての話を聞いた。あくまでも噂だが、なんでも
タワノビッチとかいうロシアの学者が、その合成実験に初めて成功したらしい。ぼくはその噂の元を追い続けて、
ついにある組織と接触することに成功したんだ。その組織の技術供与を受けて、半年前、ぼくはとうとう、
人間を蝶と合体させる技術の開発に成功した。」
みわは、もはや話を聞いてはいなかった。恐ろしい現実を否定しようとするかのように、必死に首を振った。
「・・・いや! ・・・いや! ・・・もうやめて!」
- 97 名前:てふてふちゃんぷるう:2007/05/29(火) 21:17:46 ID:BKkKH7f50
- 鱗太郎は、平然と話を続けた。
「死体であるクロエをいきなり改造するのは、ハードルが高すぎた。最初は、生きた人間を素体にプロトタイプを
造ることから始めたよ。ギリラ属ではない普通のモルフォチョウを使って、改造手術の実験を行った。2体の
人間蝶が無事に完成したよ。プロトタイプが成功したので、ぼくは再びアマゾンに渡り、くだんの蝶を追った。
そして2週間前、ぼくはついにギリラ・ハルキオゲネスプテラの成虫を一頭と、寄生体としての幼虫を一頭、
捕獲することに成功したんだ。生命力が強い幼虫の方を使って、ぼくはクロエの死体を人間蝶に改造した。
結果はご覧の通り。改造手術は成功し、冷たい死体だったクロエは、人間蝶となって確かに生き返った。
だが、どうしても目を醒ましてはくれない! 技術は完璧なのに、なぜかクロエは目覚めないんだ!
ぼくは自分の研究を見直した。蝶と人間の融合過程のどこかに、ミスがあったんだ。それを確かめるには、
もう一体の人間蝶を造る必要がある。その改造結果をフィードバックすれば、クロエの再改造は成功するはずだ。
だが、残った蝶は成虫が一頭のみ。成虫の寿命は4週間ほどしかない。残る時間は2週間。失敗は許されない。
蝶との融合に適合する因子を持った女性を一刻も早く見つけ出して、人間蝶に改造しなければいけないんだ。
そこでぼくは罠を張った。標本の展覧会を開き、やって来る客の素体適合性をチェックして、最適の素体を
見つけるという罠だ。・・・ぼくは運が良かったよ。展覧会の初日から、最高の素体が罠にかかってくれたんだ。
・・・そう、みわくん。きみのことだよ。」
鱗太郎は、冷たい微笑みを浮かべてみわの方に向き直った。その獲物を狙う蛇のようなまなざしは、もはや
みわの知っている九条鱗太郎のものではなかった。
「きみは今から、ぼくの手によって“人間蝶”に生まれ変わるんだ。」
- 98 名前:てふてふちゃんぷるう:2007/05/29(火) 21:18:03 ID:BKkKH7f50
- 「イヤッ! イヤ! イヤ! 嘘でしょ!先生! 嘘だって言って下さい! 嘘よ! 嘘! お願い! 嘘だって言って!」
必死で首を振りながら、みわは鱗太郎の伸ばした手から逃れるように震える足で後ずさった。
「心配はいらない。手術と言っても改造手術は痛くなんかないよ。身体を切りきざむことなく、至高の快楽を
味わいながら人間蝶に生まれ変わることができるんだ。さあ、こっちにおいで。」
「やだ! やだ! イヤだあぁーーッ!!」
角に追い詰められたみわは、とっさに鱗太郎の方に向かって全力で突進した。鱗太郎がよろけたかたわらを、
脱兎のごとく駆け抜け、必死で温室の入り口を目指した。早く、早く逃げなきゃ。逃げなきゃ改造されてしまう。
みわはもはや、何も考えることができなかった。ただ、身体が危険を感じて必死に退路を求めようとしていた。
温室の入り口まで来た時、ふたつの人影がみわの前途を遮った。長いケープを肩からはおった、双子の少女だ。
「助けて! 助けてお願い! そこを、そこを退いて!」
「あーあ。せっかく忠告してあげたのに、やっぱり来ちゃったのね。」
「仕方がないわ。この人、パパに夢中だったもの。」
「来ちゃった以上は仕方がないわ。もう、戻ることはできない。大人しく捕まりなさい。」
「そう、改造手術を受けて、わたしたちと同じ身体になるのよ。」
双子は同時に、はおっていた長いケープをはね除けた。二人の身体を見て、みわは息を飲んだ。
- 99 名前:てふてふちゃんぷるう:2007/05/29(火) 21:18:20 ID:BKkKH7f50
- 金属光沢を持った青緑色に輝く美しいボディ。だがそれは衣装ではなく、明らかに彼女達の皮膚であった。
胸には乳首がはっきりと浮かび上がり、毛の生えていない股間には、女のしるしの細いスリットが走っている。
だがその肉体は、人間と呼ぶにはほど遠いものだった。
少女らしい未発達の乳房は、まるで別の生き物のように奇妙に蠕動し、脇の下から太股にかけて一列に並んだ
昆虫の気門のような穴が、呼吸とともに開閉している。額からは長く伸びた、マッチ棒のような触角。そして
背中から生えているのは、玉虫色に輝く巨大なモルフォチョウの翅!
鱗太郎が言っていた、人間蝶のプロトタイプとは、この双子のことだったのだ。だがよりにもよって、血を分けた
自分の娘を改造するなんて! 鱗太郎の狂気を目の当たりにしたように感じて、みわの背筋に冷たいものが流れた。
双子は翅をはばたかせて、宙に浮きあがった。そして、クスクスと笑いながら、みわの周囲を飛び回った。
「ウフフ。みわさん。キレイでしょわたしたちのカラダ。」
「フフッ。みわさん。あなたももうすぐ、同じカラダになれるのよ。」
踊るように中空を舞う二人の翅から、白く輝く粉がみわの上に雪のように降り注いだ。
「・・・あ・・・あ・・・あ・・・」
その粉を吸い込むやいなや、みわの身体から力が抜けていった。意識が遠のき、何もわからなくなってゆく。
「アハハッ。おやすみ、みわさん。」「今度目覚めたら、あなたも蝶になっているのよ。アハハッ!」
双子の明るい笑い声が響く中、みわの意識は霧がかかったように次第に薄らいでゆき、やがて途切れた。
- 100 名前:てふてふちゃんぷるう:2007/05/29(火) 21:18:40 ID:BKkKH7f50
- 「・・・んん・・・ここは・・・どこ?・・・」
全身をじりじりと焦がすようなまぶしい光に照らされて、平河みわは意識を取り戻した。何もない、真っ白な
空間がまず目に飛び込んできた。
手首を繋がれて、両腕が真横に引っ張られているのを感じる。大きく広げられた両脚も、どうやら足首を
固定されているようだ。みわは真っ白な空間の中に、身体を大の字に引っ張られたまま、直立した姿勢で
立たされているのだ。やがてみわは、自分の衣服がすべて剥ぎ取られ、全裸にされていることに気がついた。
「キャッ!!」
「気がついたかね? みわくん。」
スピーカー越しらしい鱗太郎の声が聞こえて、みわは周囲をうかがった。目が慣れてくると、自分の置かれた
立場が少しずつ飲み込めてきた。ここは強烈な光で照らされた、真っ白な大きなカプセルの中なのだ。その
カプセルの中にみわは全裸にされて、両手両脚を大の字に引っ張られた姿勢で立たされている。目の前の壁は
全面が鏡になっていて、汚れなき18歳の乙女の、花のように咲き誇る白く柔らかな肉体が映し出されている。
84ー52ー82の見事なプロポーション。身をよじるたびに、豊満な乳房がぷるんぷるんと震える。
やがてみわは、鏡だと思った前方の壁が実際にはガラスで、うっすらと向こうの暗い景色が透けて見えることに
気がついた。みわの真正面には笑いながら立っているのは、白衣を着た九条鱗太郎。その両側には、蝶の翅を
大きく広げた人間蝶の姿の双子。そして奇怪な機械の前に座って装置を操作しているのは、執事の蓼沢であった。
- 101 名前:てふてふちゃんぷるう:2007/05/29(火) 21:18:56 ID:BKkKH7f50
- 「そこは完全な無菌状態に保たれた、改造手術カプセルの中だよ。素晴らしい出来だろう? うちは代々医者の
家系でね。屋敷の中にあった外科手術室を改装して、改造手術のための特別のスペースを作ったんだ。
この蓼沢も元は優秀な技術者でね。わたしのリクエストに応じて、インカの霊石をコンピュータでさらに
制御して、短時間で人間の肉体を遺伝子改造できるシステムを見事にしつらえてくれた。どこの大学病院にも
これだけの設備はないよ。きみをこのまま、眠っている間に改造しても良かったんだが、せっかくだから
きみにも、自分が人間蝶に改造されてゆくところをじっくり味わってもらおうと思ってね。わざわざ意識を
取り戻してもらったんだ。さあ、今からきみはこのカプセルの中で、人間蝶に生まれ変わるんだ。」
その説明に、改めてみわは自分の置かれた立場を思い知らされ、愕然となった。
「先生! やめて下さい先生! 先生は、先生は、もっと優しい人だったはずです。こんな恐ろしいこと、もう
やめて下さい!! わたしの知っている、あの優しい先生に戻って下さい!!」
「戻る? 何を言っているのかね。今のわたしが本当の九条鱗太郎だよ。きみに近づいたのも、きみにかけた
ねぎらいの言葉もすべて、きみをこの改造手術カプセルの中に導くための罠だったのさ。」
みわは目の前が真っ暗になった。ああっ。それではすべて、計画されていたと言うの? わたしにかけてくれた
あの言葉はみんな嘘で、わたしの心を知っていて、もて遊んでいたと言うの? みわの瞳から、大粒の涙が幾つも
こぼれて床の上にポタポタとこぼれた。
「時間がない。そろそろ始めるとしよう。蓼沢。まずは消化物の完全除去からだ。」
「かしこまりました。」
- 102 名前:てふてふちゃんぷるう:2007/05/29(火) 21:19:12 ID:BKkKH7f50
- 執事の蓼沢が機械のスイッチを入れた。とたんに、みわは肛門に不快な違和感を感じた。気を失っている間に、
みわの肛門にはノズルのようなものが挿入されていた。そのノズルがズブズブと動きだし、みわの消化管の中に
残った消化物を吸引しようとし始めたのだ。
「・・・あッ!・・・あ・・・あ・・・嫌ッ!・・・あ・・・あ・・・」
凄まじい不快感は耐えられないほどに高まり、腰から力が抜けてみわは床に倒れそうになった。だが両腕を拘束
されているため、膝をつくことすらできない。ガクガクと脚は震え、身体を支えることすら困難だ。
みわは身を必死によじって、拘束から逃れようとした。少しの遊びはあるものの、両手両脚はしっかり固定されて
まったく逃れることはできなかった。
消化物をすべて吸引し終えたのか、肛門のノズルが活動を止めた。ズルズルとノズルが引き抜かれて、自分の
肛門からブスッ、と受け落ちたのを感じ、みわは思わずホッとした。
「よし。次は細胞融合ガスの投与と、遺伝子活性化光線の照射だ。」
みわが息をつく暇もなく、カプセルの隅から、白いガスがシュウシュウと吹き出してきた。ガスはたちまち
みわの全身を包み込み、呼吸器の中へと無理やり入り込んでくる。
「・・・い、嫌ッ・・・やめて・・・・ああッ!・・・ムッ・・・ムムッ!・・・ウッ・・・アウウッ!」
ツーンとくる刺激臭がみわの呼吸器の中を満たした。肺の中を熱いものが暴れ回り、内臓をこねくり回される
ような奇妙な感覚がみわの全身を襲った。そして間髪を置かず、強烈な光が360度あらゆる方向から、みわの
白い肉体を照らし出した。
「・・・あ・・・熱いッ!・・・・あ・・・あ・・・」
- 103 名前:てふてふちゃんぷるう:2007/05/29(火) 21:19:30 ID:BKkKH7f50
- 強烈な光にじりじりと全身を焼かれ、汗がドッと吹き出した。カーーーッ!と体温が高まり、みわの呼吸が
自然に荒くなる。
「この光線を浴びたら最後、もうきみは人間には後戻りできなくなる。次にきみの肉体に取り込まれた生物と
融合して、新しい生命体に生まれ変わることになるんだ。」
全身が、内臓の隅々にいたるまで、じりじりと焼き焦がされるような感覚。みわは強烈な光から逃れようと、
長い黒髪を振り乱して無意識に激しく身をよじった。だがどんなにしても、光から逃れることはできなかった。
永遠に続くように思えた光の拷問が終わり、ようやくライトが消えた時、みわは疲労困憊して気を失いかけた。
「さあ、いよいよ始めようか。蓼澤、改造ノズルの準備だ。」
改造カプセル内の、みわが立っているちょうど真下に小さな窓が開き、中から鎌首をもたげた蛇のような
パイプがせり上がってきた。太さは5cmほど。パイプの表面はリング状の襞でくまなく覆われている。
蓼澤がスイッチをひねると、ぐいんぐいんという音を立てて、パイプの表面の襞が激しい蠕動を開始した。
みわは、蛇の鎌首のように思えたその先端が、実は男性器を模して作られていることに気付いた。パイプの
先端には小さな穴が開き、何かの液体がじわりとしみ出ている。その形状を見て、みわは本能的な恐怖を感じた。
「・・・な、何? ・・・何なのこれ?・・・」
「それはある組織からの技術供与で作った、“改造ノズル”だよ。これがあれば素体の身体をメスで
切り刻まなくても、改造手術が可能になる。残念ながら改造対象は女性限定だがね。今からこの改造ノズルを
きみの胎内に挿入し、遺伝子改造ウィルスとナノマシンを子宮を介して全身に送り込む。30分もあれば、
きみは立派な人間蝶に生まれ変わるはずだ。」
「・・・いや・・・いやッ! ・・・やめて! お願い! やめて下さい! やめてッ! いやあああッ!」
- 104 名前:てふてふちゃんぷるう:2007/05/29(火) 21:19:49 ID:BKkKH7f50
- みわの背中側からマニュピレータが現れて、みわの腰を背後から締めつけるように固定した。ノズルが現れた窓の
両隣からピンセット状の別のマニュピレータが2本現れ、みわの股間に向かって伸びた。マニュピレータは
みわの恥ずかしい個所をまさぐり、陰唇をつまみ上げて両側に押し広げた。そして露わになった肉の孔の中央
めがけて、男根を模した改造ノズルの鎌首が迫ってきた。
これから何が起ころうとしているのか、みわにもはっきりと理解できた。みわは大声で叫び、身体を大きく
よじって必死に抵抗した。
「やだ! やだ! 嫌だぁッ! お願い!やめて! そこだけはイヤ! そこだけはダメなの! やだ!ヤダぁああッ!」
ノズルの先端がみわの膣孔にそっと触れた。ぐいんぐいんという振動が、みわの大事な部分に伝わってきた。
「あああッ!」
ノズルの中間部分からピンセットのような小さな突起が現れて、みわの秘裂をまさぐった。そして小豆大の
ピンク色をしたクリトリスをさぐり当て、両側からつまむようにしてはさみ込んだ。ノズルの振動が直接伝わり、
みわの大切な部分にじんじんと電撃のようなショックが走った。
「・・・あうッ!・・・あッ! ・・・ああッ!」
みわは顔を紅潮させながら首を激しく振った。必死に腰を引こうとするが、背後から腰を固定されているので
どうすることもできない。涙があふれ出て止まらなくなった。やがて、振動するノズルの先端が触れている
みわの恥ずかしい孔が、自ら分泌する液体で少しずつ潤い始めた。
「やめて・・・やめて・・・お願いッ!」
力なく訴えかけるみわの股間の、もっとも神聖な部分をめがけて、悪魔のような改造ノズルの先端がいま、
ズブリズブリと侵入を開始した。
「・・・あッ! 痛いッ!・・・痛い痛いッ!・・・やめて!・・・アアッ!・・・アアッ!」
- 105 名前:てふてふちゃんぷるう:2007/05/29(火) 21:20:07 ID:BKkKH7f50
- みわの処女膜が破られ、白い改造カプセルの中にわずかに血のしぶきが散った。改造ノズルはグングンとうなりを
上げて、そのまま一直線にみわの汚れなき胎内に向かってねじ込まれてゆく。
みわはもう、頭の中が真っ白であった。敬愛する鱗太郎に裏切られたこと、双子の少女の人間ばなれした身体、
全裸にされ、改造カプセルに入れられての拷問、そして、不気味なノズルに大切な処女の花を散らされたこと。
すべての記憶がごっちゃになって、みわの脳裏をグルグルと回っていた。
何も考えることができず、恐怖と絶望にただ身をよじらせるだけのみわだったが、ノズルの先端が膣孔の最奥に
達し、表面の襞を激しく蠕動させながらグネグネとくねり始めると共に、股間から脳天に向けて今までとは
別種の感覚がはい上がってくるのを感じ始めた。
「・・・はあッ・・・はあッ・・・あふぅ・・・ああッ・・・ああッ・・・いやああッ・・・」
それは、快感であった。ノズルが動くたびに、背筋を貫いて電流のようなものが脳幹まで響き、全身が痙攣した。
奇怪な改造ノズルに処女を奪われ、無残に犯されながら、みわは女としての性の喜びに開眼したのだ。
膣の奥深く挿入されたノズルの先端からは、生暖かい液体がドクドクと注がれてゆく。液体はみわの子宮の中に
満ち、やがて子宮内壁を通って血流に乗り、みわの全身へと運ばれていった。改造ノズルから供給される液体は、
遺伝子改造ウィルスと、その発現をインカの聖石の支配下でコントロールする、特殊ナノマシンを含んでいたのだ。
みわの全身の細胞のひとつひとつに、改造ウィルスによってギリラチョウの遺伝子が組み込まれてゆく。そして
ナノマシンの発する微細な電磁波に誘導されて、遺伝子が発現してゆく。みわの肉体は少しずつ、人間ではない
ものへと変化していった。
そしてその変化は、はっきりと性的な快感を伴っていたのだ。
改造ウィルスに肉体を蝕まれ、人間ではないものに変えられてゆきながら、みわは烈しい快感にむせび泣いていた。
女の大切な場所の奥深くで、ノズルが暴れ狂うたびに、じんじんとした心地よい疼痛が全身を貫いて流れる。
- 106 名前:てふてふちゃんぷるう:2007/05/29(火) 21:20:25 ID:BKkKH7f50
- 「・・・だめぇ・・・とけちゃう・・・やめて・・・だめぇ・・・あうん・・・あうぅん・・・あううぅん・・・」
やがて、みわの白く美しい裸身に、はっきりとした変化が現れた。
処女の輝くような裸身のあちこちに、淡い赤紫色の縞模様が浮かび上がった。まるで古代のシャーマンが儀式の
ために入れる奇妙な刺青のような、奇怪な左右対称の模様だ。そして、みわの全身が淡く発光したかと思うと、
首から下の皮膚がすべて、金属光沢を持った青緑色へと変色した。見る角度によって微妙に色を変える、美しい
玉虫色だ。赤紫色の縞模様もそのまま、金属光沢を持った鮮やかなものに変わった。全身の毛はすべて抜け落ち、
皮膚はなめらかな樹脂のような質感に変化した。足の指は融合してひとつになり、足首もピンヒール状に変形した。
自分の肉体の変化を、みわは朦朧とした意識の中でぼんやり感じ取っていた。自分が人間ではなくなってゆくのが
自分でもはっきりと自覚できた。みわはふと目を開き、鏡状になった自分の前のガラス板の上に、もはや人間とは
言えない身体になってしまった自分の姿を見出して、悲しい気持ちに襲われた。
ああ、もう自分は人間ではなくなってしまった。もう二度と元の身体には戻れないのだ。悲しい。そして悔しい。
でも気持ちがいい。気持ちがよくてこのまま狂ってしまいそうだ。もう人間に戻れなくても構わない。この快感を、
もっともっと感じていたい。
みわの腰を固定していたマニュピレータは、とっくに外されていた。みわは自由になった腰を、改造ノズルの
動きに合わせて前後に揺すった。腰を振ると、快感はそれまでの何倍にも増大した。そうか、腰を振ればいいんだ。
みわは、自分の腰を夢中になって振った。かたちのよい、ひきしまったお尻を、夢中になって動かした。
「・・・ああん・・・あうぅん・・・・はうぅん・・・・あうッ!・・・あうッ!・・・はうッ!はうッ!」
みわは呼吸を荒げ、全身を貫く凄まじい快楽の嵐に身を任せた。夢中になって快楽にあえぎよがった。
一匹の牝となり、全身を這い上がってくる快感にもだえ狂った。女に生まれた喜びを、激しくむさぼり味わった。
「・・・はうン!・・はうン!・・・あうン!・・あうン!・・・あうッ!あうッ!あうッ!アッ!アッ!」
- 107 名前:てふてふちゃんぷるう:2007/05/29(火) 21:20:44 ID:BKkKH7f50
- みわが人間蝶に改造されてゆく様子を見ながら、たてはとあげはの姉妹は、奇妙な気持ちに襲われていた。
「・・・みわさんが・・・改造されてく・・・」
「・・・わたしたちと・・・おなじ方法で・・・」
二人の脳裏に、自分が父親の手によって人間蝶に改造された時の思い出が、ありありと蘇ってきた。
最初に改造されたのは、姉の九条たてはだった。決して進んで改造されたわけではない。母親を生き返らせる
ためにどうしても必要なんだという父の言葉を信じて、嫌々ながら改造手術台の上に身を横たえたのだ。
「さあ、たては。いよいよ始めるよ。さあ、脚をもっと開いて!」
13歳の未成熟な裸身を手術台の上に晒し、たてはは手で顔を覆って泣きじゃくりながら、改造の時を待った。
毛の生えそろっていない恥丘の真ん中を縦に走る、ピンク色のスリットが父の指で押し拡げられ、太さ5cmの
巨大な改造ノズルが肉孔の中央めがけて押し込まれていった。
「・・・うう・・・い、痛いッ!・・・痛い痛い!・・・・あッ!・・・・いやッ!・・・あッ! あッ!」
股間深くに改造ノズルを飲み込んだまま、13歳の可憐な少女は生まれて初めての性の快楽にもだえよがり、
人間蝶の第1号として生まれ変わっていった。
その光景を思い出しながら、たてはは自分の改造された股間が、じんわり濡れてくるのを感じていた。
妹の九条あげはも、やはりみわの改造シーンを見ながら、股間がじんじん熱っぽくなるのを感じていた。
あげはは改造手術に対し、激しく抵抗した。人間蝶となったたてはの姿を見るなり、父親を激しくののしり、
逃げ出そうとした。だがたてはの麻痺鱗粉によって捕えられ、そのまま改造手術台の上に運ばれたのだ。
「・・・やめて! たてはちゃん、やめてよ! お願い! パパ! やめて! わたし、改造されるなんてイヤだァ!!」
手術台の上に両手両足を縛られ、露わになった性器の中心に開いた孔をめがけて、既に人間ではなくなった
姉のたてはが、蠕動する改造ノズルをズブリ、と突き入れた。
「・・・痛い痛い痛い!! ・・・やめて、たてはちゃん! やめて! ・・・あッ! ・・・あウッ! あウッ!」
痛みはすぐに凄まじい快楽に代わり、あげはは激しくあえぎのたうちながら、人間蝶第2号へと改造されていった。
- 108 名前:てふてふちゃんぷるう:2007/05/29(火) 21:21:55 ID:BKkKH7f50
- たてはとあげはは、中腰になって股間を押え、キュウンとくる切なさにもじもじとしながら父親に訴えた。
「・・・パパ。お願い。我慢できないの。たてはを抱いて! 今すぐに可愛がって!」
「・・・ズルい。たてはちゃん! あげはもパパに抱かれたい! ねえパパ! 今すぐあげはを愛して! お願い!」
双子が両手で押えた股間から、紫色のトロリとした液体が流れ落ち、太股を伝って床にポトポトとこぼれた。
改造ノズルによって造られた女性改造人間は、副作用として人間だった時の数千倍に性欲が高められる。
たてはとあげはの姉妹も例外ではなく、改造直後から烈しい性欲に身を焦がし、切なくもだえる毎日が続いた。
鱗太郎は仕方なく、わが子と知りつつ双子と交わった。双子の改造強化された女性器は、凄まじい快感を
鱗太郎にもたらした。しかも双子は愛する妻のクロエに生き写しだ。鱗太郎は自分が父親であることも忘れて、
クロエの名を呼びながら双子の胎内に自らの怒張を突き入れ、改造された膣の中に煮えたぎる欲情のエキスを
ドクドクと注ぎ入れた。中学生の姉妹も、嬉々として父親の肉棒を受け入れ、歓喜のあまり泣きじゃくった。
今や双子は、毎晩かわるがわる実の父親と枕を共にし、肉体をむさぼり合うのが習慣になっていた。
「駄目だ。今大切なところなんだ。後にしなさい。」
さすがに、今日の鱗太郎は双子の誘惑には屈しなかった。
「いや! 我慢できないの! パパが欲しい! パパとひとつになりたい!」「早く! パパ! 抱いて! お願い!」
「いい加減にしなさい、二人とも。ゆうべもたっぷり可愛がってやったばかりじゃないか。この娘(こ)の
改造手術が終わるまで、そこで大人しくしてなさい。」
- 109 名前:てふてふちゃんぷるう:2007/05/29(火) 21:22:22 ID:BKkKH7f50
- 双子は仕方なく、父親から離れた場所に移って向かい合わせに立った。お互いの触角を伸ばしてからめ合い、
発達途上の乳房を両手で揉みながら、互いの乳首と乳首をひとつに重ね合った。乳首の先端にある、昆虫の
口器のような突起が互いの乳首に吸い付き、ひとつに繋がり合った。たてはとあげはは、お互いの股間に
手を伸ばし、床に拡げたケープの上に寝そべって、激しく転がりながらお互いを慰め合い、まぐわい合った。
「・・・あげは・・ちゃん・・・あン!・・・あン!・・・ああン!・・・あああうぅン!」
「・・・あン・・・たては・・ちゃん・・・はあうン・・・はうぅン・・・ああぅン・・・」
平河みわの改造手術は、いよいよ最終段階を迎えようとしていた。
改造ノズルを股間深く飲み込み、快楽に身を任せてよがり狂いながら、みわの肉体はどんどん変貌していった。
かたちの良い豊満な乳房に、昆虫の腹部のような同心円模様が現れた。同心円の模様はみわの呼吸に合わせて、
脈打つようにゆっくりと蛇腹状に動き始めた。まるで、別の生き物ででもあるかのように。そして、みわの広げた
両腕の脇の下から太股にかけて、体側にそって一列に昆虫の気門のような小さな穴が次々と開いた。気門はみわの
呼吸に合わせて、パクパクと開閉運動を繰り返した。
「・・・あうぅッ!・・あうぅッ!・・・はうぅッ! ・・はうぅッ! ・・あぁンッ!・・あぁンッ!」
- 110 名前:てふてふちゃんぷるう:2007/05/29(火) 21:22:38 ID:BKkKH7f50
- やがてみわの額から、マッチ棒の先のような形の長い触角がスルスルと伸び、ピクリピクリと動き始めた。
そして最後にみわの背中から、ゆっくりと蝶の翅が生えてきた。最初それは、背中から生えた肉の芽だった。
やがて肉の芽は、つぼみが花開くようにゆっくりと大きく広がり、ついには差し渡し2メートルを超える巨大な
蝶の翅となって、みわの背中で誇らかに形を整えた。改造素材となったギリラ属のモルフォチョウと同じ、
金属光沢を持った青緑色の美しい翅だ。翅が完全に開くと、後翅にギリラ属のしるしである、眼状紋が現れた。
初めはギリシア文字のΘ(シータ)のかたちだった眼状紋が、パッチリと眼を見開いた。それは人間の女性の眼、
それも改造された平河みわの眼にそっくりであった。
「・・・あうッ!・・・あうッ!・・・あぅ! あぅ! ああぅッ! ああうぅぅうーーーんッッ!!」
みわが、ついに絶頂に達した。そしてそれとともに、ノズルが活動を停止し、改造手術が終了した。
手術開始から約1時間。蠕動を停止した改造ノズルが、気を失ったみわの股間からズルズルと引き抜かれ、
ジュポッ!という音と共に床に落下した。たった今までノズルを奥深くまで飲み込んでいた、ヒクヒクと蠢く
改造されたばかりの肉の孔から、紫色のトロリとした液体がにじみ出し、糸を引いて床に流れ落ちた。
改造手術カプセルの中に両手両脚を大の字に縛られたまま、宙ぶらりんに身体を固定されているのは、
もはや人間の美少女ではなかった。それは改造手術によって生まれ変わったばかりの、一体の人間蝶であった。
- 111 名前:てふてふちゃんぷるう:2007/05/29(火) 21:22:55 ID:BKkKH7f50
- 「成功したか!?」
「はい旦那さま。改造遺伝子の発現状況、素体の各種身体データ、いずれも正常値です。改造時の肉体変化に
関するデータの収集も完璧です。」
「よし。さっそくデータを分析し、クロエの再改造に必要な要素の抽出を行ってくれ。これであと一歩だ。
いよいよクロエ、きみを完全に生き返らせることができるぞ!」
蓼沢がデータを持って改造手術室を離れた。双子は隣室に移動し、まだお互いを慰め合っている。鱗太郎は
改造されたばかりのみわと二人きりになると、スイッチを押して改造手術カプセルの扉を開き、中に入った。
手足の拘束が解けると、みわはバッタリと床に崩れ落ち、ハァハァと大きく息をついた。
「さあ、みわくん。立ってごらん。自分の姿を、よーく見てごらん。生まれ変わった自分の姿を。」
カプセルの半ば鏡になったガラス面に、完全な人間蝶となったみわの姿が映し出されている。混乱していた
頭がだんだんすっきりしてくるとともに、みわは自分が人間ではなくなってしまったことをはっきり自覚した。
「いやあああああ!!!」
みわは、頭を押さえてその場にしゃがみ込んだ。首を激しく横に振り、受け入れ難い現実を否定しようとした。
「いやだ! いやだぁ! こんなにいやだぁ! お願いです先生! わたしを、わたしを人間に戻して下さい!!」
激しく泣きじゃくりながら、みわは鱗太郎に詰め寄って懇願した。こんな身体は嫌だ。こんな身体じゃ生きて
いけない。こんな身体で生きていくくらいなら、死んだほうがましだ。
激しく煩悶し慟哭するみわの肩を、鱗太郎は隣に腰を下ろしてやさしく抱きしめた。
「みわくん。悲しむ必要なんてないんだよ。今日、きみは蝶に生まれ変わった。今までのきみが芋虫なら、
今のきみこそ、きみのあるべき姿、本当の姿なんだ。ほら、みてごらん、この美しい身体。永遠の命を持つ
究極の美の女神。きみは今までの自分を忘れて、新しい自分として生きてゆけばいいんだ。」
- 112 名前:てふてふちゃんぷるう:2007/05/29(火) 21:23:11 ID:BKkKH7f50
- みわは激しく首を振った。もはや彼女の口からこぼれるのは嗚咽ばかりで、言葉は出てこなかった。
「きみはぼくの恩人だ。きみのおかげで、ぼくはクロエを今度こそ、生き返らせることができそうだよ。
ありがとう。これからはきみも、この屋敷に住むといい。二度と人間には戻れないけれど、たてはやあげはと
一緒に、いつまでも仲良く暮らしていけるよ。」
みわはただ、泣きじゃくりながら首を振るばかりだ。鱗太郎は今はそっとしておこうと考え、立ち上がって
カプセルの外に出ようとした。その時だった。
泣きじゃくっていたみわが、不意に顔を上げた。後ろ姿の鱗太郎を見るなり、突然彼女は自分の股間を押さえ、
激しく煩悶し始めたのだ。「・・・あ・・・あ・・・あ・・・」
「ん? どうした?」
異変を感じて鱗太郎が振り返った。鱗太郎の顔が視界に入るや、みわの眼が急にらんらんと輝き始めた。
みわは、両手で自分の乳房を握った。乳を絞り出すようにギュウッ!と握ると、乳首からミルクのような白い
液体が霧状になって勢いよく噴き出した。シュパアアアッ!! 液体は空気に触れるとたちまち硬化し、頑丈な
白い糸となって鱗太郎の足元にからみついた。
「うわッ!」
足をすくわれて転んだ鱗太郎の方に、目を輝かせたみわがじりじりと這ってゆく。
「・・・先生・・・ねぇ先生・・・わたしに、どうかわたしに、情けをかけて!!」
予期していなかったみわの言葉に、鱗太郎は仰天した。みわの目は正気を失ったかのようにらんらんと輝き、
その口元には妖艶な笑みが浮かんでいる。さっきまでの清楚なみわからは、想像もできないような妖しい笑みだ。
「・・・先生。わたし、先生が好き。先生が欲しいの。先生と愛し合いたい。先生とひとつになりたいの。」
- 113 名前:てふてふちゃんぷるう:2007/05/29(火) 21:23:28 ID:BKkKH7f50
- 鱗太郎は理解した。改造ノズルによって造られた女性改造人間は、性欲が改造前の数千倍に高まる。今のみわも
改造されたことで、激しい性欲の発作に襲われているのだ。だが、あまりにも早すぎる。改造されてまだ
10分も経っていないというのに、正気を失うほど性欲に支配されるなんて、考えられないことだ!
みわの背中の翅が大きく開き、後翅の眼状紋がパチパチッ!とまばたいた。たちまち鱗太郎は強烈な幻覚に襲われ、
身体が満足に動かなくなった。息が荒くなる。鼓動が速くなる。そして股間の一物がギンギンに勃起し始める。
「や、やめろ! やめるんだ、みわくん!」
みわは鱗太郎のジャケットを脱がせ、ズボンのベルトを外し、トランクスを剥ぎ取って股間を露出させた、
そして、まだ男を一度も受け入れたことがないとは信じられないほどの手慣れたしぐさで、そそり立った鱗太郎の
巨物を舌でからめ取るように丁寧に舐めはじめた。刺激的な快感が、鱗太郎の背筋を電撃のように走った。
「うッ!・・・や、やめろォ! やめてくれェ!」
みわは、膝で立つと全裸の鱗太郎の上に馬乗りになり、二本の指で自分の陰唇をそっと開いてみせた。金属光沢を
持った青緑色の肉の襞が分かれて、紫色の愛液をトロトロと分泌し始めている、改造された膣孔が露わになった。
「やめろ! やめて・・・・ウッ! ・・・うわッ!」
みわが、秘裂を指で拡げたまま鱗太郎の陰茎にあてがった。濡れそぼった肉の孔が、いきり立った肉の棒を
そっと包み込む。そしてみわは、そのままゆっくりと、腰を下ろしていった。
まだ一度も男を受け入れたことがない、汚れ無き神聖な部分が、男の分身をズブズブと飲み込んでゆく。
「・・・あうン!・・・・あうッ!・・・あうッ!・・・アアウッ!・・・はうッ!・・・はうッ!」
陰茎を根元まで飲み込むと、みわはゆっくりと、腰を上下に動かし始めた。
- 114 名前:てふてふちゃんぷるう:2007/05/29(火) 21:23:44 ID:BKkKH7f50
- 今まで味わったことがない凄まじい官能と陶酔の嵐が、鱗太郎を飲み込んだ。改造された膣の内襞がチュパッ、
チュパッ、と陰茎に吸い付いては、絶妙の感触で肉の棒を締め付ける。気が遠くなりそうな快感が、断続的に
怒濤のように鱗太郎に押し寄せる。
「や・・・やめろ・・・みわくん!・・・やめ・・・ア・・・ア・・・アアア・・・アワワワ・・・」
改造ノズルによって人間蝶となったみわの女性器は、男が抱くことのできる最高の女体として調整されている。
同じ人間蝶のたてはとあげはも、凄まじい快感をもたらす、人間ばなれした女性器を持っていたが、なにぶん
13歳の未成熟の肉体であった。だが平河みわは、18歳の成熟した女性である。その大人の肉体が改造ノズルに
よって女に開花することで、どんな高級娼婦にも負けない、究極の女体として生まれ変わったのだ。
「・・・せんせい・・好きよ・・大好き!・・・わたしが・・悦ばせてあげる!・・・アウッ! ・・アウウッ!」
蝶の翅を持った異形の美少女が、男の上にまたがって愛をささやきながら、陶酔にあえぎよがっている。
やがて真っ白になった意識の中で、鱗太郎は絶頂を迎えた。「うぉッ! うぉッ! うううッ!! うぉッ!」
叫びとともに熱い粘液が、鱗太郎の肉茎の先端からドクドクと放たれ、みわの改造された膣内に満ちていった。
「あうッ! あうッ! アアアゥゥゥウウーーーーッ!!」
みわも同時に絶頂に達し、改造された膣壁で鱗太郎の陰茎を緊く締め上げ、精液を一滴残らず吸いつくそうとする。
「・・・はあッ・・・はあッ・・・はあッ・・・」
力の抜けたみわの肉体が、鱗太郎の上に重なった。豊満な乳房が、鱗太郎の胸板の上で押しつぶされる。
「・・・先生! ありがとう。とてもステキだったわ!・・・・・先生。お礼にいいものをあげる。」
- 115 名前:てふてふちゃんぷるう:2007/05/29(火) 21:24:02 ID:BKkKH7f50
- みわは、鱗太郎の上に身体を重ねたまま、再び股間に神経を集中させた。真剣な表情で「ムン!」と唸ると、
鱗太郎はみわの子宮の奥から針金のようなものが伸びてきて、まだつながったままの陰茎の先の小さな穴に
チュルチュルと潜り込もうとするのを感じた。
その感覚に、鱗太郎は正気に返った。みわが何をしようとしているのか、はっきり理解できたからだ。
『いかん! ぼくの身体に卵を産みつけようとしているんだ!』
性交後の産卵は人間蝶の本能による行為だったが、あくまでみわは、妻クロエの再改造のためのデータ採取を
目的として改造されたものである。こんな行動までプログラミングした覚えは鱗太郎にはない。どこかで、
何かが狂ってきている!
針金のような管の中を、風邪薬のカプセル大のものが少しずつ移動してくる。これが精管を通って腹腔内に
産みつけられたら、もうおしまいだ。鱗太郎はあわてて、みわの身体を振りほどこうとした。だが改造された
みわの力は強く、腕をはね除けることすら容易ではない。
「ダメよ、先生。じっとしてなきゃ。」
みわの目は妖しい光に満ち、正気とは思えなかった。鱗太郎はあわてて、かたわらに脱ぎ捨てたジャケットを
たぐり寄せてそのポケットを漁った。スプレー缶のような容器が転がり出た。鱗太郎は夢中でスプレー缶の
中身を、みわの顔面めがけて吹きつけた。
「キャッ!」
缶は、昆虫忌避剤のディートだった。温室内でヤブ蚊が発生することがあるので、常備していたのだ。
完全に覚醒した人間蝶ならば、市販の昆虫忌避剤などものともしなかったろう。だがみわは、まだ人間蝶に
生まれ変わって間もない。鱗太郎を抱え込んだ身体から思わず力が抜け、鱗太郎は急いでみわを振り切って
全裸のまま駆け出した。鱗太郎の陰茎の先から白く細い針金のようなものがスルリと抜けて落ちた。
- 116 名前:てふてふちゃんぷるう:2007/05/29(火) 21:24:18 ID:BKkKH7f50
- 鱗太郎は床に落ちていた双子のケープを拾い上げ、それをまとうと廊下を必死に駆け、階段を駆け上がった。
地下から地上に出る踊り場で、一人の男が鱗太郎を待ちうけていた。
「おや、困りますなあ旦那さま。実験はまだ終わってはおりませんよ。」
「蓼沢! お前の仕業か! お前が改造手術時の、霊石の制御プログラムを書き換えたんだな!」
「左様でございます。人間蝶の最後の実験である、人体への産卵と寄生。ぜひデータを取っておきませんと。」
「馬鹿者! 誰がそんなことを命じた! あやうく命を落としかけるところだったぞ。いったい誰がお前の主人だと
思っているんだ!」
「・・・誰が主人か、ですかって?」
蓼沢はクツクツクツ、と奇妙な声で笑った。
「わたしのご主人様は、もう旦那さまではございません。気がつかれませんでしたか? 実はわたしも、既に
改造手術を受けているんですよ。」
蓼沢は、着ていたワイシャツを破り捨てた。骨の模様がプリントされた、黒い全身タイツが現われた。
「わたしは、旦那さまに改造技術を供与した秘密組織“ショッカー”の一員として選ばれたのです。人間蝶の
完成体が無事誕生したことで、わたしのここでの役目は終わりました。あとは旦那さまの研究の成果を組織に
持ち帰り、必要が無くなったものを証拠湮滅のために処分すること。それがわたしの残された使命なのです。
・・・必要のなくなったもの。そう、例えば旦那さまのような。」
この時鱗太郎の心に去来したのは、驚きや恐怖よりも、むしろ烈しい怒りだった。「どけい!!」
鱗太郎は蓼沢を力一杯突き飛ばして、その横を駆け抜けた。
「・・・おやおや。そんなにあわてても、もはやどこにも逃げられはしませんのに。」
- 117 名前:てふてふちゃんぷるう:2007/05/29(火) 21:24:36 ID:BKkKH7f50
- ケープ一枚で屋敷の入り口を飛び出した鱗太郎が向かった先は、温室だった。
組織が自分を消そうとしている。早く逃げなければいけない。だが、クロエを置いてゆくわけにはいかない。
クロエを何としても、一緒に連れて行かなければ。
熱帯植物の群れをかき分けて、鱗太郎はクロエが立つ小さな広場の前に出た。クロエのそばに立っていたのは
人間蝶の姿になった、たてはとあげはの双子だった。
「パパ。やっぱり来ると思ってた。」「最後はやっぱり、ママと一緒なんだね、パパ。」
「お前たち! やはりお前たちも知っていたんだな、蓼沢の陰謀を!」
「うん。でもあんなやつ、どうだっていいの。」「この館は今日でおしまい。それが運命なの。」
双子の言葉に、鱗太郎は怒りとも悲しみとも悔恨ともつかない、不思議な感情をおぼえた。
「そうか。お前たちもとうの昔に、ぼくのことを裏切っていたんだな・・・」
「違うわ。パパ。」「わたしたちは今でも、パパのことが大好きよ。たとえ、こんな身体にされても。」
「この館がおしまいなのは、それは、ママがそう望んだから。」「ママが、すべてを終わらせたいって。」
鱗太郎はハッとなった。
「・・・何だって!? ・・・ママ? ・・・クロエが、そう望んだというのか!?」
「やっぱり、パパは知らなかったんだ。」「ママはとっくに目覚めているのよ。この触角でお話しできるの。」
「・・・そ、そんな!」
「ママは、パパのしたことをとても悲しんでるの。」「だから、パパといっしょにすべてを終わらせたいって。」
双子の言葉は、鱗太郎を打ちのめした。
「・・・ああ、何ということだ。クロエ・・・クロエ!」
- 118 名前:てふてふちゃんぷるう:2007/05/29(火) 21:24:58 ID:BKkKH7f50
- 鱗太郎は、クロエの前にふらふらと歩み寄った。苦悶の表情を浮かべていたクロエの顔に、心なしか微笑みが
浮かんだような気がした。
「・・・きみは、みんな気付いていたんだね。ぼくのしたことを。そうさ。ぼくが、ぼくが馬鹿だったんだ。
きみを失うまいとして、大変なことをしてしまった。たてはにも、あげはにも、そしてあの女の子にも、
とてもとてもひどいことをしてしまった。ぼくは、自分のすることだけに夢中で、きみの本当の気持ちなど
考えてもみなかったよ。・・・あの時もそうだった。ぼくは異国の地で不安をかかえているきみに、旧家の責任を、
子育ての苦労を、すべて押しつけて仕事に逃避してしまった。追い詰められたきみが自殺するまで、きみの心に
気がつかなかったんだ。・・・ごめんよ。ごめんよクロエ。ぼくが悪かったんだ。きみが生き返ったら、ただ
それだけを伝えたかったんだ。ごめんよ!」
その時、クロエの蝶の翅が大きく羽ばたき、驚く鱗太郎の身体をふわりと包み込んだ。
「・・・ク、クロエ?」
そして、黄色い鱗粉がきらめき、クロエの翅は炎に包まれた。
「・・う、うわあああああーーーーッ!」
クロエと鱗太郎はひとつになったまま、炎の柱と化した。どこからか、女の声が響いたような気がした。
『・・・ありがとう・・・そして、さよなら・・・あなた・・・』
涙をポロポロとこぼしながらその様子を見つめていた双子が、意を決したように翅を広げて飛び上がった。
「・・・発火鱗粉!」「・・・腐食鱗粉!」
双子の羽根から、黄色と赤の鱗粉がきらめきながら、温室の中にひらひらと舞い落ちてゆく。黄色の鱗粉が
かかったものは火を噴きだし、赤い鱗粉がかかったものは、鉄の柱でさえボロボロに崩れ落ちていった。
そして九条鱗太郎の夢のありかだった温室は、炎に包まれながら、すべてボロボロに崩れて消え去ってしまった。
- 119 名前:てふてふちゃんぷるう:2007/05/29(火) 21:25:15 ID:BKkKH7f50
- 消防車のサイレンが鳴り響く中、九条家の屋敷の地下室で、平河みわは床に伏したまま泣きじゃくっていた。
彼女のかたわらには、鱗太郎に産み付け損ねたまま毀れてしまった卵が、鈍い光を放っている。
卵を産んだことで、虫のような身体になった自分のあさましい現実を思い知らされ、みわは混乱していたのだ。
そんなみわを、蝶の翅を持った双子の姉妹がやさしく抱き起こした。
「ごめんなさい。あなたをこんな身体にしてしまって。」
「ほんとはあなたを、助けたかったの。だって、ママがそう望んだから。」
「でも、運命は変えられなかったわ。もうあなたは、人間の世界では生きられない。」
「わたしたちと一緒に、“ショッカー”に行きましょう。あそこには、改造人間の仲間がたくさんいるわ。」
双子は、自分たちの額に輝いているのと同じ、蝶を象ったサークレットを取り出して、みわの額にそっとはめた。
そのとたん、混乱していたみわの心が、澄んだ水鏡のように落ち着いたものへと一変した。
「・・・わたし・・・一体?」
「みわさん。おはよう。改造人間としてのあなたの、本当の目覚めね。」
「わかるでしょう? 自分が何者か。ショッカーにもらった、そのサークレットのおかげで。」
双子の言葉にみわはうなずき、ゆっくりと立ち上がった。そして、蝶の翅を広げながら妖しく笑った。
「わかるわ。わたしは、もう平河みわじゃない。わたしはもう人間じゃないの。そう、わたしはショッカーの
改造人間、人間蝶! フフフ。ウフフフフ。ウフフフフフッ!」
- 120 名前:てふてふちゃんぷるう:2007/05/29(火) 21:25:36 ID:BKkKH7f50
- ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
《昨夜夜半、世界的な蝶の研究家である九条鱗太郎氏(39)宅の温室から出火しました。温室は全焼し、焼け跡
から鱗太郎氏と思われる焼死体が発見されました。消防本部では失火とみて、詳しい原因を調べております。》
《4月15日に逝去された蝶の研究家、九条鱗太郎氏(39)の葬儀が、親族の手によってひそやかに執り行われ
ました。喪主は長女のたては(13)嬢。葬儀の場では、先日入籍したばかりの妻、美羽(18)さんの慟哭する姿が、
参列した人々の涙を誘っておりました。》
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
- 121 名前:てふてふちゃんぷるう:2007/05/29(火) 21:25:56 ID:BKkKH7f50
- 《地獄大使! 蝶研究家の九条教授を使い不死身の改造戦士を作るという貴様の計画、その後どうなったのだ?》
赤と黒の奇怪な色彩で彩られた、世界制覇を企む秘密結社ショッカーの地下アジト。巨大な鷲のエンブレムが
明滅し、地獄の底から聞こえてくるような威圧的な声が、アジト全体に響きわたった。
エジプトのファラオを摸したかのような、奇怪な衣裳の大男が不敵な笑みを浮かべながらそれに答えた。
「ご安心下さい首領! 計画は万事順調に運んでおります。まずは、こいつをご覧下さい。さあ人間蝶、入れ!」
地獄大使に呼ばれて、二体の改造人間がショッカー大首領のエンブレムの前に現われた。差し渡し2メートル
ほどの、巨大な蝶の翅を持つ女性の改造人間である。いずれも西欧人の女性を改造したと見え、異形のボディの
上に美女の頭部をそのまま持っている。一体は夜を連想させるストレートロングの銀髪に青い瞳。もう一体は
軽いウェーブのかかった太陽のような金髪に緑の瞳を持っているが、その容貌はうり二つであった。
「こいつらは九条教授の二人の娘を改造して造った、人間蝶の2号と3号です。現在作戦遂行中の人間蝶1号
よりも先に改造されたものですが、正式にショッカーの一員となる際、新たに不死身の蝶の遺伝子を取り込む
かたちで再改造いたしました。本来は13歳の小娘ですが、人間蝶としての能力を十分に発揮できるよう、
薬物を使って17歳前後の姿に成長させてあります。」
二体の人間蝶は、ファッションモデルのように自らの肉体を誇示しながらゆっくりと歩んだ。豊満な乳房が
ゆさゆさと揺れる。二体とも、スリーサイズは90-54-92くらいであろうか。素晴らしいスタイルである。
玉虫色に輝く美しいボディ。その股間には、女のしるしである細いスリットがくっきりと刻まれている。
そして彼女たちの後翅には、人間の女の眼にそっくりな眼状紋がはっきり現われていた。銀髪の人間蝶には
青い瞳の眼状紋が、金髪には緑の眼状紋が。いずれも、素体となった九条姉妹の眼とそっくりの形である。
- 122 名前:てふてふちゃんぷるう:2007/05/29(火) 21:26:26 ID:BKkKH7f50
- 「人間蝶は自らも、幻覚を引き起こし人間を操ることができる後翅の模様や、乳房から噴出する強靱な絹糸、
そして赤の腐食鱗粉、黄色の発火鱗粉、白の麻痺鱗粉、青の猛毒鱗粉という4種類の鱗粉を使った攻撃が可能な、
優秀な戦闘用改造人間です。しかしこいつらの真価は、無敵の不死身戦士を量産できるという点にあります。
さあ首領、この映像をご覧あれ。」
モニターに映し出されたのは、二体の人間蝶が、奇怪な姿の怪物とからまり合う姿だった。金髪の人間蝶が、
直立するヒョウのような姿の異形の怪人に後背位で犯されていた。豊満な乳房が、後ろから突かれるごとに
ゆさゆさと揺れる。その向こうでは銀髪の人間蝶が、巨大な白い目玉を持った海蛇のような怪物に後ろから
突き上げられて激しくあえいでいる。二体の後翅の眼状紋が、突かれるたびにパチパチと激しくまばたく。
「・・・あン!・・あン!・・あン!・・・ああン!・・・あああうぅン!・・・あああうううぅン!」
「・・・あン・・・はあうん・・・はうぅん・・・ああぅん・・・あうン・・・はうぅン・・・」
おぞましい姿の怪物に犯されながら、二体の人間蝶は性の快楽に酔いしれていた。顔にたれ下がる髪を指で
かき上げ、後ろを振り返っては妖しい笑みを浮かべつつ、怪物に行為をうながす余裕すら見せている。
「・・・あうッ!・・・あうッ!・・・あああうううぅーーーッ!!」
ヒョウのような怪人が絶頂に達し、金髪の人間蝶の胎内にドピュッドピャッ!と射精した。
- 123 名前:てふてふちゃんぷるう:2007/05/29(火) 21:27:45 ID:L6OFCKWq0
- その直後、ヒョウの怪人は人間蝶の尻を抱えたままガクガクと震え始めた。ブクブクと口から泡を吹き、
痙攣する身体を人間蝶から離した。白い精液と、蝶女の紫色の愛液にまみれた巨大な陰茎が、人間蝶の膣から
引き抜かれると、陰茎の先端の孔から白い針金のようなものがスルリと飛び出し、人間蝶の女性器の中へ
シュルシュルと吸い込まれ消えてゆくのが見えた。人間蝶は髪を直しながらゆっくりと立ち上がり、
妖しい笑みを浮かべながらヒョウ怪人の肩に腕を回し、顎にキスをした。
続いて、銀髪の人間蝶を犯していた海蛇怪人が絶頂に達し、人間蝶の子宮いっぱいに精液を注ぎ込んだ。
射精後の海蛇怪人もやはり、ガクガクと激しい痙攣を起こした。蛇の鎌首のような緑色の陰茎が人間蝶の尻から
引き抜かれると、白い針金のようなものが陰茎の穴から飛び出し、人間蝶の股間へと吸い込まれていった。
「これは、再生ジャガーマンと再生海蛇男の二体が人間蝶との性交実験を行った際、人間蝶の卵を産みつけられる
シーンを記録したものです。ご覧のように人間蝶は性交を行うと、その相手、この場合は男性改造人間の腹腔内に
自分の卵を産みつけます。卵はすぐに孵化して宿主に寄生し、宿主を不死身の肉体へと変えてしまうのです。
その威力に関しては、この映像をご覧下さい。」
続いて現われた映像は、採石場のような戦闘訓練場だった。先程人間蝶の卵を産みつけられた、ジャガーマンと
海蛇男が立っている。そこをめがけて黒覆面の戦闘員たちが、四方八方からレーザービームの洗礼を施した。
ビームに射貫かれて、たちまち怪人たちのボディは穴だらけになるが、ビームが途切れるや否や、その傷口は
またたく間にふさがって見えなくなった。続いて戦闘員たちが怪人たち目がけて、今度はミサイルランチャーの
雨を降らせた。地面に仕掛けられた地雷が次々誘爆し、周囲は凄まじい爆発の煙に包まれて何も見えなくなった。
だがもうもうと立ちこめる煙が晴れると、2体の怪人は傷ひとつなくその場に平然と立っていた。
- 124 名前:てふてふちゃんぷるう:2007/05/29(火) 21:28:00 ID:L6OFCKWq0
- 「ご覧いただけましたかな? このように人間蝶の幼虫を宿している間、宿主となった改造人間はありとあらゆる
物理攻撃に対して瞬時に肉体を修復できる、不死身の肉体を得ることになるのです。寄生した幼虫が羽化するまで
4週間。その間、宿主は無敵の兵士としてショッカーのたのもしい戦力になってくれることでしょう。」
《すばらしい! 実にすばらしい! 確かに不死身兵士の名に恥じない性能だ。これなら憎っくき仮面ライダーも
敵ではないぞ。だが地獄大使よ。幼虫が羽化すればいったいどうなるのだ? それに、わずか3体の人間蝶を
フル稼働させたとしても、一日にいったいどれくらいの数の不死身兵士が量産できるというのだ?》
「首領の疑問はごもっともです。残念ながら人間蝶の体力には限界があるため、一日に卵はひとつしか産卵
できません。現時点では一日に3体しか、不死身兵士を量産することはできないのです。ですがご安心下さい。
ただ今人間蝶1号が、新たな実験のために出動いたしております。これが成功すれば、理論上は不死身兵士を
無限に量産できるようになるはずです。・・・フッフッフッフ。ワァッハッハッハ!!」
地獄大使は鞭を握り締めて、不敵に笑った。
- 125 名前:てふてふちゃんぷるう:2007/05/29(火) 21:28:15 ID:L6OFCKWq0
- 「・・・ブルルルルルルゥ!!」
「イヤーーッ! やめてェ! 助けてェッ! お願いッ!!」
深夜の閑静な住宅街。寝室の中をパジャマ姿で逃げ回っているのは、ショートカットにコケティッシュな顔立ちの
美しい女子大生。それを追っているのは、直立した巨大なゴキブリのようなおぞましい姿の怪物であった。
「やめて、みわッ! やめて! お願い! イヤぁああああッ!!」
その様子を、妖しい笑みを浮かべながら、人間蝶の姿の平河みわ、いや九条みわが見守っている。彼女の足元には
泡を吹き出してグズグズに崩れた肉塊が三つ。抵抗したので猛毒鱗粉で殺害した、女子大生の家族である。
「ウフフフッ! なっちん。いや桧山奈月さん。あなたはショッカーの光栄な実験台として選ばれたのよ。
ご両親のように殺したりはしないから、おとなしくなさい。すぐに、とても気持ちがよくなるわ。」
ゴキブリ男に追い詰められようとしているのは、みわの親友・なっちんこと桧山奈月であった。
奈月は激しく混乱していた。片思いの大学教授といつの間にか電撃入籍していたかと思ったら、あっと言う間に
未亡人となり、そして人知れず蒸発してから一月も経っていた親友のみわが、さっきいきなり訪ねて来たのだ。
だが彼女の身体はいつの間にか、人間ではない異形のものに改造されていた。しかも奈月の両親と兄を、
自分の目の前であっさり殺害してしまったのだ。
そして、みわの命令で巨大なゴキブリが今、自分に襲いかかろうとしている。ゴキブリ男の股間には、黒光りする
巨大な男根がそそり立って、先端から黒い汁をにじませていた。怪物が何をしようとしているかは明白だった。
「・・・・あ・・・あ・・・助けて! お願い!!」
「ブルルルルルルゥ!! ブルルルルルルゥ!!」
- 126 名前:てふてふちゃんぷるう:2007/05/29(火) 21:28:30 ID:L6OFCKWq0
- 奈月はゴキブリ男によって壁際に追い詰められた。強烈な悪臭が奈月の鼻を打つ。ゴキブリ男の口器と腹面から
生えた触腕がピクピクと蠢き、奈月のすぐそばに迫ってくる。ゴキブリ男は奈月のパジャマを乱暴に引き裂き、
ブラとショーツを剥ぎ取って全裸にしてしまった。小ぶりだが形の良い乳房が露わになり、プルプルと揺れた。
「いやぁああああ!!」
嫌だ嫌だ。こんなおぞましい怪物に犯されるなんて絶対に嫌だ。犯されるくらいなら死んだ方がマシだ。
奈月は激しく抵抗するが、両手を壁に押さえつけられて身動きが取れない。
ゴキブリ男の触腕が、奈月の乳房をまさぐった。無数の短い触腕がうごめくゴキブリ男の口器が、奈月の顔に
多い被さった。口の中に、触腕の群が侵入してモゾモゾと暴れ回る。
「・・・うン!・・・・む・・・・むぐぅ・・・・むーッ!・・・むーッ!!・・・」
ビンビンにいきり立ったゴキブリ男の怒張が、自分の秘部に触れるのを奈月は感じた。遊んでいるように見えて、
奈月はまだ処女だった。まだ何者の侵入も許したことがない神聖な場所に、おぞましい怪物の巨大な肉茎が
メリメリと音を立ててねじり込まれてくる。
「・・・んーーッ!!・・・んーーッ!!・・・んッ!・・んッ!・・・んぐゥーーーーッ!!!!」
処女膜が引き裂かれ、太さ7cmはありそうな巨大な肉棒が、まだ充分に濡れそぼっていない奈月の膣壁を
ズブズブと這い上がってくる。太股を伝って破瓜の血が床にしたたりお散る。凄まじい痛みと烈しい恐怖に、
奈月の意識は真っ白になっていた。
「なんだ奈月さん。まだ処女だったの。それじゃあ快楽を味わうのはまだ無理ね。さあ、これを見なさい!」
- 127 名前:てふてふちゃんぷるう:2007/05/29(火) 21:28:51 ID:L6OFCKWq0
- みわの背中の翅の眼状紋が、パチパチパチ!と烈しくまばたいた。視界の片隅でそれを見たとたん、奈月の
意識に変化が現われた。目から恐怖の色が消え、代わりに陶酔の光が灯った。抵抗をやめて力が抜けた両腕は
いつしかゴキブリ男の背中に回った。ゴキブリ男の腕が、奈月の尻を持ち上げる。ゴキブリ男が陰茎を
突き入れるたびに、奈月は荒い息を吐き出し、艶っぽい嬌声を上げた。
「・・・あン・・・あン・・・ああン・・・はあッ・・・はあッ・・・はうぅッ・・・・はうッ・・・」
奈月は恍惚とした表情で、ゴキブリ男の顔面に頬ずりをする。より一層の快感を求めようと。腰を自分から
クイッ、クイッと動かす。その姿は、ついさっきまで処女だったとは思えないほど卑猥なものであった。
みわが、夢中で官能をむさぼっている奈月のもとに歩み寄り、耳元で尋ねた。
「どう、奈月? 気持ちいい?」
「・・・いいわ・・・いい!・・・最高よ!・・・ステキ!・・・ああッ!・・・ああッ!」
「ウフフッ! そのゴキブリ男はね、わたしが一月前に交わって卵を産みつけてあるの。わたしの可愛い幼虫が、
もうすぐ羽化しようとしているのよ。わたしたち人間蝶の幼虫はね、羽化する際に人間の姿を必要とするの。
人間の女とひとつになることで、ようやく人間蝶の成虫になれるのよ。だから、わたしの大好きな奈月、
今日はあなたに、最初の人間蝶になってもらいに来たのよ。」
「ブルルルルルルゥ!! ブルルルルルルゥーーーッッ!!」
「・・・ああッ!・・・ああッ!・・・あああああぁぁぁーーーッッ!!」
ゴキブリ男と奈月は、同時に絶頂に達した。ゴキブリ男の陰茎から、真っ黒な粘液がドパッ、ドパッと吹き出し、
奈月の汚れなき膣の中に注ぎ込まれてゆく。そしてその直後。ゴキブリ男の陰茎を伝わって、蠢く芋虫状のものが
奈月の子宮を目がけてモゾモゾと這い上がってきた。
- 128 名前:てふてふちゃんぷるう:2007/05/29(火) 21:29:08 ID:L6OFCKWq0
- 「ブルルルルルルゥ!! ブフォオオオーーーーッッ!!」
芋虫状のものを奈月の子宮内に放ったとたん、ゴキブリ男の肉体は烈しく痙攣し、シュウシュウと白い煙を上げて
あちこちがボコボコとへこみ始めた。奈月から離れたゴキブリ男の肉体は、煙を噴き上げながらどんどんと
崩れてゆき、ついにはショッカーベルトだけを残して白い塵になって消えてしまった。
「ああッ!あああッ!・・・うぐッ!・・・ああああーーーッ!」
奈月が床に倒れ、下腹部を押さえたまま身体をねじ曲げて苦しみ始めた。子宮内に入り込んだ人間蝶のサナギが
奈月とひとつになろうとしているのだ。
奈月の白い裸身に、変化が現われた。赤紫色の縞が浮かび上がり、全身が金属光沢を持った青緑色に変わってゆく。
足首はピンヒール状に変形し、額からマッチ棒の先のような触角がスルスルと伸びてくる。
やがて、奈月の背中から肉の芽がムクムクと盛り上がり、巨大な蝶の翅となって広がった。後翅には、奈月の目に
そっくりの眼状紋が現われ、バチバチとまばたいた。
「・・・はあっ・・・はあっ・・・はあっ・・・」
急激な身体の変化に体力を使い、息を切らしている奈月を、みわは優しく支え起こした。蝶を象ったサークレットを
奈月の額にはめる。たちまち、奈月の目にらんらんとした光が灯った。
「ねえ奈月? わかるでしょう。あなたが一体何者か。」
「ええ、みわ。よくわかるわ。わたしはもう人間じゃない。わたしは生まれ変わったの。わたしはショッカーの
改造人間、人間蝶! わたしの使命は、わたしと同じ身体の人間蝶の仲間を増やすこと!」
「そうよ奈月! これからはいつも一緒よ。さあ、今からショッカーの本部に戻りましょう。双子の可愛い妹や、
仲間たちがあなたの来るのを待っているわ!」
みわは部屋の窓を大きく開け放った。そして、みわと奈月は翅を大きく拡げ、新しい世界に向けて飛び立っていった。
- 129 名前:てふてふちゃんぷるう:2007/05/29(火) 21:29:38 ID:L6OFCKWq0
- 以上です。お目汚し失礼いたしましたm(__)m。
今回のわたしの萌えポイントはもちろん、双子の人間蝶、たてはちゃんとあげはちゃんです。
けなげで、両親思いで、もうカワイイったらありゃしない(≧∀≦)。わたしもこんな妹が欲しいです。
鱗太郎さんについては好き嫌いが分かれるでしょうが、わたし的には平田昭彦氏演じるゴジラ第1作の
芹沢博士が、片思いの相手である恵美子さんに「見せてあげようか」と悪戯坊主のような笑みを浮かべて
嬉々としてオキシジェンデストロイヤーの実験を見せる時の、あのイメージを色濃く投影してあります。
オトコって、いくつになっても子供なんですよね。うんうん(〃σ▽σ〃)。
それでは、感想などお聞かせいただければ幸甚です。
- 130 名前:ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU :2007/05/30(水) 23:11:33 ID:meIeUteZ0
- >>ちゃんぷるう様
今回も力作ですね。
拝見するのに時間かかっちゃいました。ww
今回のお話は幻想的でした。
これも歪んだ愛のなせる業なんでしょうね。
楽しませていただきました。
これから人間蝶の増殖が始まりますね。ww
次作も楽しみにしております。
- 131 名前:名無しより愛をこめて:2007/05/31(木) 00:52:44 ID:jNB+Zv9h0
- 例によって長いのは萎えるが、随所に仕込んだ小ネタ(パロディ)は面白かった
とりあえずウルトラQの巨人と、バオー来訪者と、アマゾンライダーはわかったが
ほかにも何かあったかな?
あ、空条承太郎と空条Q太郎もあったっけ
- 132 名前:名無しより愛をこめて:2007/05/31(木) 00:53:18 ID:jNB+Zv9h0
- 例によって長いのは萎えるが、随所に仕込んだ小ネタ(パロディ)は面白かった
とりあえずウルトラQの巨人と、バオー来訪者と、アマゾンライダーはわかったが
ほかにも何かあったかな?
あ、空条承太郎と空条Q太郎もあったっけ
- 133 名前:名無しより愛をこめて:2007/05/31(木) 00:54:06 ID:jNB+Zv9h0
- 連投スマソ。しかもageてるし・・・orz
- 134 名前:名無しより愛をこめて:2007/05/31(木) 10:30:18 ID:mjnbQ5gFO
- このスレってハッピーエンド派に居場所は無いのかな?
- 135 名前:名無しより愛をこめて:2007/05/31(木) 11:55:02 ID:VaQ9HOmJ0
- >>134
ハッピーエンドって、正義側が勝つってこと?
なら悪女改造のPRIME氏に頼むといいよ
殺されて当然の悪女が改造されてみじめな最後を迎えるのがハッピーエンドならね
ショカ代氏や、ちゃんぷるう氏、SM氏(およびその友人氏)といった人たちは
悪の側に立ってSSを書いてるから、決して正義側の完全勝利にはならないと思うよ
- 136 名前:名無しより愛をこめて:2007/05/31(木) 15:56:20 ID:mjnbQ5gFO
- いやいや、誰が勝つってことじゃなくてさ
ハッピーエンドっつ〜か、一見後味の重くない話
例えば
ごく普通の女子大生だったおにゃのこが、ある日悪の組織にさらわれ
ハエトリグサ女に改造されてしまう
で、普通の改造SS
一方その頃組織の基地の片隅では
やることなすこと裏目にでてしまう、役立たずの冴えない戦闘員が
「このままじゃ組織に処分されちゃう(;_;) ど〜しようorz」
と心配していた
心配していた所、ホントに用済みとなり、ハエトリグサ女の溶解液の実験台にされてしまう
完成したハエトリグサ女の溶解液によって戦闘員の身体はグズグズに……
と思いきや!
戦闘員の身体は特異体質で、溶解液が効かない
ハエトリグサ女の溶解エキスを味わって身も心もぬちゅぬちゅになり
あっけなく射精してしまったが、身体が全然溶けていない
それどころか、彼は溶解液の副作用で、超人的な力を得てしまう
数日後、組織はハエトリグサ女の溶解液を応用しようとするが
あの戦闘員以外に超人化の効果は無く、折り悪く強化型の溶解怪人が開発されたため
ハエトリグサ女は用済みとなり、処分されることが決定される
洗脳が解かれ、恐怖に震え 「怪人でいるくらいなら、いっそ死のう」
と、彼女は絶望する
しかし! そこにあの戦闘員が現れた!
- 137 名前:名無しより愛をこめて:2007/05/31(木) 15:58:54 ID:mjnbQ5gFO
- 超人化によって組織から情けをかけられ、怪人並の待遇で、ある作戦に参加していた彼だったが
やはりやることなすこと裏目に出てしまっており
爆破ターゲットの病院では、足の悪い少年に勇気を与えてしまい
仲間の怪人を必殺技の誤射で撃破。作戦は失敗。大幹部は激怒
以来、戦闘員は組織から裏切り者扱いされ、命を狙われていた
彼は汚名返上しようと数々の作戦に助太刀するが
やはり裏目に出てしまい、仲間(と彼は思っている)怪人を、誤って次々と撃破
余計に組織から目のカタキにされる
「俺は、組織のために働いてるつもりなのに……(;_;)」
と嘆く彼を後目に、世間は 『謎のヒーロー、またまた大活躍!』 とまで彼を扱っている
戦闘員は誤解を解くために首領に会いに来た
だが、部屋を間違え、ハエトリグサ女の処刑現場に来てしまったのだ!
そこでの行動が又しても裏目に出てしまい、彼は死のうとしていたハエトリグサ女を助けてしまう
ハエトリグサ女は彼と共に組織から追われる身となる
始めは戦闘員をただのバカだと思っていた彼女だったが、次第に彼の中にある“本当の強さ”に惹かれてゆく……
……みたいなラブエロ話とかダメかね?
以降は刺客として襲ってくるおにゃのこ怪人に、戦闘員が犯られまくる
で、とにかくこの冴えない戦闘員、やたら副作用と特異体質で、怪人の攻撃が今ひとつ効かない
それにより、キカイダー的な逆転劇を繰り広げ
最終的に戦闘員はおにゃのこ怪人を味方に引き入れてしまう
自ら望んで怪人になったが、どんなに男や怪人を愛しても
自分が快感を感じ始める頃には溶けてしまうから、エッチではイけなかったおにゃのこ怪人が
この“溶けない”戦闘員を溶かそうとして逆にイってしまい、それだけでキュンとなっちゃったりなど
怪人化されて欠落ができ、不安な気持ちのおにゃのこ達の
心の隙間を埋めるポジションに、戦闘員は落ち着く
……とか
- 138 名前:名無しより愛をこめて:2007/05/31(木) 16:31:49 ID:VaQ9HOmJ0
- >>136-137
> みたいなラブエロ話とかダメかね?
もちろんダメなことはなくて、むしろ住民に大歓迎されると思うが
それだけドラマ性が高くてストーリーもはっきりしているなら
おまいがSSに仕上げて投下する以外に道は無いと思うぞ
つか、ぜひとも書いて下さいお願いしますm(_ _)m
- 139 名前:名無しより愛をこめて:2007/05/31(木) 18:39:58 ID:mjnbQ5gFO
- 書きたいけど、正直めんどいw
それに、ここの書き手の皆さんはお上手だし……
- 140 名前:名無しより愛をこめて:2007/05/31(木) 18:59:45 ID:2nSLp75UO
- >>139
気にせずにYOU書いちゃいなヨ〜。
たとえ未完に終わってもチャレンジが大切だと思うゾ。
- 141 名前:名無しより愛をこめて:2007/06/01(金) 07:23:50 ID:zlUkgfPb0
- ちゃんぷるう氏のSSで、最後に女の子が怪人にレイプされてるけど、これはオッケーなの?
あと改造された後は、怪人に犯され続けるだけの毎日だと思うけど
ちゃんぷるうさんは自分もそういうのに憧れてるの?
- 142 名前:名無しより愛をこめて:2007/06/02(土) 00:32:46 ID:OHTRJKjKO
- 改造されて洗脳前に脱出に成功した少女と
脱出させるために自らが犠牲となり改造された親友が戦う話とか見てみたいな
ハッピーエンドでもバッドエンドどっちでも食えそうだ
- 143 名前:なまこちゃんぷるう:2007/06/02(土) 22:18:57 ID:f6ExXpx80
- お返事が遅くなってごめんなさい。ちゃんぷるうです。
前回のギリーラSSみたいなおタンビで背徳的な雰囲気の話は、引かれた方も多いんじゃないかと思います(;^▽^)。
それに今回は「不死蝶」という言葉のイメージから作ったため、ちっとも毒蝶ギリーラじゃありませんでした。
期待して下さってた方が、もしもおられたら(いたのか?)本当にごめんなさいです((((;x _ x)))。
>>111 ショッカー代理人 さま
いつも感想をいただき、ありがとうございます。長杉&鬱杉で読むのに手間がかかるSSでごめんなさい。
ギリーラに関しては、ぜひショッカー代理人さまの手によって、正統派・本格派のSSを仕上げていただければ
嬉しく思います。いつになっても構いませんから。もちろん次回作も期待いたしております(#⌒_⌒#)。
>>131さま
話が長いうえにベタなパロディでごめんなさい。目立つのはだいたいそんなところですよ。
JoJoオタなので、ついつい・・・ね(●≧∀≦)。
あと雰囲気的に参考にしたものには、小栗虫太郎さんの「人外魔境」だとかいろいろあります。
>>141さま
ぜんぜんOKですよ。怪人という時点で現実感が無くなりますし、それに女の子たちは男に犯されてるんじゃなく、
逆に卵を産みつけることで男を従属させているわけですから。決して不幸ではないと思います。
そして
>>138さま
そのお話、わたしもぜひ読んでみたいです! 戦闘員が主人公というのも珍しいし、うまく仕上げれば
名作になる筋書きだと思います。ぜひSSにチャレンジしてみて下さいね(○^▽゜○)。
とりあえず、ハエトリグサ女さんの改造シーンから書いていただければ、皆さん喜ばれると思いますよ。
とりあえずわたしは、ネタが尽きたのでしばらく休養いたします。またネタが浮かんだらおもむろに投下させて
いただきますので、その時はよろしくお願いいたしますm(__)m。
(資料があれば、初代スレの243にあったストーリーに興味があるのでリメイクに挑戦してみたいのですが)
- 144 名前:なまこちゃんぷるう:2007/06/02(土) 22:23:10 ID:f6ExXpx80
- ショッカー代理人さまは >>130 でした。ごめんなさいッツ!)))) x o x(((
- 145 名前:3スレ目878:2007/06/03(日) 15:26:25 ID:iBXmcWSc0
- 超人機メタルダー第32.2話「新たなる刺客の目覚め」
世界的な大企業である桐原コンツェルン。しかしその実体は世界中に混沌をもたらすネロス帝国である。
今日もまた本社ビルの地下にある彼らの本拠地、ゴーストバンクでは新たなる邪悪な企みが実行させよう
としていた。
広間に現れるはモンスター軍団の鎧聖であるゲルドリング。彼は軍団を束ねるナンバー1である。しかし、
その軍団も敵対する超人機、メタルダーの手で次々と軍団員を倒され、残るは彼を含めて二人だけで
あった。
正面にある玉座に帝国を統べる帝王、ゴッドネロスが現れた。彼はネロス帝国の帝王を務める傍ら、
表の顔として桐原コンツェルンの総帥である青年実業家、桐原剛三としての顔を持っている。
「帝王!」
「帝国の誇る軍団員が次々とメタルダーに討たれていく中、ついにモンスター軍団は残り二人・・・しかし
その一方で戦いは苛烈を増している。これに対して、ゲルドリング・・・貴様はどう始末をつける?」
「わ、わたしとしては新たな軍団員の増強を図りたいと思っております!」
「しかし機械であり、記憶のバックアップもすぐに効かせられる戦闘ロボット軍団や機甲軍団、いざという
時のために同様の能力を持つ代理が用意してあるヨロイ軍団とは違い、お前たちは手間隙をかけて
作らねばならぬ・・・今の状況下でそんな悠長なことはできぬぞ。それともなにかいい案でもあるのか?」
「以前ドグギャランを製造した装置を応用いたします!」
かつて彼らは捨てられたのがきっかけで人間を憎むようになった野良犬、ジョージを改造することによって
新たな軍団員ドグギャランを誕生させた。しかし最期は犬としての誇りを取り戻し、帝国を裏切って儚く
散っていった。
「しかしあれは結局犬としての心は捨てきれずに失敗作で終わったではないか」
「所詮は犬畜生、できることには限界がございます。そこで動物とモンスターエキスだけではなく、ここに
人間を付け加えれば、さらに人間の知能が加わり、前回のような失敗もなく、またより高度な作戦に投じる
ことのできる戦士を誕生させることができます」
「ふむ・・・それはなかなかいい案であるな・・・よろしい、やってみせよ」
- 146 名前:3スレ目878:2007/06/03(日) 15:27:28 ID:iBXmcWSc0
- 「ははっ!実はこんなこともあろうかと既に実験用の素材を用意しております。バンコーラ!」
「はい!しばしお待ちを」
モンスター製造のための装置を持ってきた軍団のナンバー3である暴魂、バンコーラはボロボロの作業着
に身をまとった中年の男を連れてきた。彼は強制的に帝国に連れ去られ、工場やアジトの建設や高山発掘
などの強制労働に従事されている奴隷である。実験のために適当にここに無理矢理連れてこられたのだ。
「放してくれ!俺は十分に働いているじゃないか!」
「静かにしろ!帝王の御前であるぞ!」
「ほう、こいつを使うんか。・・・まあ、ええわ。所詮は実験。こいつと一緒に放り込め!」
そう言いながらゲルドリングはドブネズミをバンコーラに差し出した!
「了解!」
「助けてくれ!何をするんだ!」
装置は異様な形容をしていた。巨大なフラスコのようなガラスケース。その周りに不気味な機械が
びっしりと取りついていて三つほど用意してある。左右の装置の上部はチューブやコードでで真ん中の
装置に接続されている。そして三つの装置の中心には人一人がすんなり装置内に入ることのできる
ハッチが取りつけられていた。ゲルドリングは無線式のリモコンを既に手にしており、どうやらこれで
制御するようである。
- 147 名前:3スレ目878:2007/06/03(日) 15:28:23 ID:iBXmcWSc0
- 「いいから黙っておとなしく入ってればいいんだよ!」
バンコーラは男とドブネズミを左右の装置に次々と押し込める。ハッチが閉められたのを確認したゲルド
リングは始動スイッチを押した。
融合するための膨大なエネルギーからか装置が眩く発光し、装置の周りを電撃が迸っている。
「モンスターエキス、注入」
ゴッドネロスがかざした掌から光線が放たれる。放たれた光線は真ん中の装置に照射された。
「そろそろ頃合いやな」
ゲルドリングが停止スイッチを押すと、次第に装置は静まっていった。真ん中の装置のハッチからは白い煙
が漏れている。それからバンコーラは左右の装置のハッチを開ける。その中には数分までいた男もドブネズミ
も存在していなかった。次に真ん中のハッチを空ける。
「ぎぃぃやぁぁぁぁぁっ!!」
そこから飛び出してきたのはまさにネズミ人間と言っても過言ではないモンスターであった。筋骨隆々な
ボディに全身にびっしりとはえた灰色の体毛、長い尻尾、首から上はネズミを凶悪な面構えにしたもので、
さらにエキスが使われた結果なのか機械でできた甲冑のような見た目を持つ外骨格を体の各所を纏っていた。
だが様子がおかしかった。装置より現れてしばらくしてから急に頭を抑えて悶え苦しむようになった。床に
跪くと、それから全身のあちこちがボコボコと膨らみ始める。やがて全身がさっきまでも4,5倍ほどにも
膨れ上がり、そして文字にできない断末魔をあげて爆ぜた。血肉が広間と玉座を汚した。
- 148 名前:3スレ目878:2007/06/03(日) 15:29:16 ID:iBXmcWSc0
- 「いったいどういうことや!?」
ゲルドリングもバンコーラもあまりにも唐突過ぎて彼の身に何が起こったのか理解できず、困り果てていた。
それを一喝したのは帝王の言葉であった。
「貴様らも我が帝国の誇る軍団員ならば、これしきのことでうろたえるならぬ!!」
「しかし、帝王・・・」
「玉座や広間の汚れや今の失敗など何の問題では無い。汚れは綺麗に洗い落とし、失った奴隷は
新たに捕まえてくるだけだ。問題はいかにこの失敗を乗り越える策を考え出すか、それともこの作戦に
代わる新たな策を考え出すか・・・そうではないのか?軍団員たるもの創意工夫あるべし!私の力や
資金が必要ならば私はそれをおしまない」
「て、帝王・・・ありがとうございます!」
「うむ。それではいい結果を期待しておるぞ」
そう言ってゴッドネロスは二人の前から姿を消した。
- 149 名前:3スレ目878:2007/06/03(日) 15:30:17 ID:iBXmcWSc0
- ゴーストバンク内にあるモンスター軍団の詰め所。現代科学の粋が集められたゴーストバンクの中では
異彩を放つ禍々しい中でゲルドリングとバンコーラは考えていた。
「さて、なんでさっきのは失敗しやろ?」
「やはり奴隷の身体能力があまりにも普通すぎたということでは」
「なるほど。急激な改造に体が追いつけずに崩壊したということやな。ならばそれに見合った身体能力の
持ち主を見つけだすんや。強靭な体力と膨大な知能、類まれなる運動神経の持ち主なんかがええな」
「はっ!」
「それと・・・」
「それと?」
「できれば美女、もしくは美少女がええ。わしらの帝国、女ッ気が少なすぎるから、もっと多いほう
がええ。そう思わんか?」
「は、はあ・・・」
「それに美貌をもった女がどれだけ醜いモンスターにされるか・・・それも楽しみでならん」
元々醜悪な姿を持って生まれたモンスター軍団員。それ故に美に対してのコンプレックスは非常に
強い。ましてやゲルドリングのような男であれば尚更なことである。だがこの男のものはやや過剰
すぎたのかバンコーラにはやや理解しがたいものであった。
「ええな?これが異常の条件や。それじゃあよろしく頼んだで」
「・・・了解」
- 150 名前:3スレ目878:2007/06/03(日) 15:31:19 ID:iBXmcWSc0
- しかし、それから10日あまり後にゲルドリングはメタルダーとの千年美人をめぐる攻防の中で命を
落としてしまった。もはや軍団員で残されたのはバンコーラだけになってしまった。
バンコーラは焦った。まさかこうも早く軍団ナンバー1の鎧聖たるゲルドリングが討たれてしまうとは。
大黒柱を失った軍団は彼だけを残し、実質壊滅したようなものであった。モンスター軍団は帝国最弱。
そんなレッテルが他の軍団員のなかでささやかれるようになった。さすがにこの事実は知りようもなか
ったが、少なくとも自分を見る彼らの目の色が白いということには薄々と感づいていた。
(これからどうすればいいのだろうか・・・いっそのことウィズダムやヘドグロスの息子、ラプソディのように
帝国を抜け出して誰にも邪魔されないところで平和に暮してしまおうか・・・い、いや!そんなことこの
俺のプライドが許さん!卑怯がモットーの俺たちにも最低限のプライドがあるんだ!それに俺のような
奴ではベンKやバーロックのように始末されてしまうのが関の山・・・ブライディ、ガマドーン、ザゲムボー、
ダムネン、ヘドグロス、そしてゲルドリング様・・・なんでみんな俺残して死んじまったんだよ・・・自ら命を
絶つしかねえのかなあ。連中と一緒に閻魔や地獄の鬼相手に喧嘩吹っかけるのも意外とおもしれえ
かもなあ)
- 151 名前:3スレ目878:2007/06/03(日) 15:32:02 ID:iBXmcWSc0
- やけ酒を飲みながらバンコーラはそんなことをぐちぐちと考えていたのであった。
「何をしているかと思えばこんなところで、仮にも暴魂である貴様が腐って穀潰しになっていたとはな」
急に現れた白銀の鎧にを包んだ男。彼はヨロイ軍団鎧聖、クールギンである。
「こんなことに何の用だ?まあ、あんたのことだ堂々と俺のことを笑いに来たんだろ?帰れよ、俺は
あんたに用は無いんだ。それともこの場で戦うか?俺はいつでもいいぜ」
バンコーラはクールギンのことが我慢できなかった。彼もまた鎧聖でありながらも唯一の軍団員と
なってしまっている。帝王や他の軍団員からの信頼も厚いおかげで彼に対してはどちらといえば
同情的な意見ばかりしか聞かない。そこにコンプレックスを感じていた。そして許せなかった。
「ふっ、それだけの気力があれば問題はないな。このディスクが何か貴様にわかるか?」
クールギンは手にしていたジュラルミンのアタッシュケースをあけて、光記憶ディスクを取り出して
バンコーラに見せた。
- 152 名前:3スレ目878:2007/06/03(日) 15:32:53 ID:iBXmcWSc0
- 「こ、これは?」
「ゲルドリングがメタルダーに討たれる直前、私に授けたものだ。もし奴が死んで、お前が腐るように
なったら渡してくれとな」
「これをゲルドリング様が?」
「そうだ。私は嘘をつかん。用件は以上だ」
「・・・すまねえな」
「気にするな。全ては軍団のため、そして散ったゲルドリングとの約束を果たしたまでだ。あれでも
私のよき戦友の一人であったからな」
ディスクをバンコーラに渡したクールギンはそのまま引き返した。バンコーラは彼を見送るとすぐに
詰め所のコンピュータのドライバにディスクを挿入した。
ディスクが起動すると、画面にゲルドリングが大映りになっていた。
「映っとるな?えー、コホン。バンコーラ聞こえとるな?これを見るころ、わしはもう死んどるんやろうな。
それにお前のことや、きっと腐ってるはずや。そうやろ?なんかわし、バーニィみたいやな。えっ?ポケ戦
は89年製作の作品で、メタルダーは87年製作の作品やて?そんなことはどうでもええんや。まあそれは
ともかくとして、腐ってばかりに肝心な新モンスターの素体が見つかっておらんやろ?わしは死んだあとの
こともなんでもお見通しやで?そこでこーんなことがあろうと、わしが事前に目ぼしいターゲットを見つけて
おいたんや。これを見てみるとええ」
- 153 名前:3スレ目878:2007/06/03(日) 15:33:37 ID:iBXmcWSc0
- 新たなウィンドウが開かれ、そこに人間の少女の顔写真とそのプロフィールが映される。
「多摩にある城南大学付属高校の2年生、佐伯美琴や。まず先の全国一斉模試で堂々の一位を誇っておる。
小学校の頃から常連って話や。なんせIQ200の頭脳をもってるそうやからな。で、身体能力の方もピカ一や。
体操で中学3年から3年間も国体の常連や。来年のソウル五輪にもお呼びがかかったそうや。それだけあって
身のこなしはまさに忍者そのものや。コンピュータの計測じゃあのガラドーに勝るとも劣らない身体能力らしい
ねん。顔もべっぴんさんやろ?まさにわしの理想にふさわしい素材っちゅーことや。バンコーラ、貴様もモンス
ター軍団のはしくれならばわしの遺志を継ぎ、この女を捕まえてえげつないモンスターにするんや!動物の方
の素材はなんでもかまわん!できればこっちもえげつないもん使ってくれたほうが天国のわしも嬉しいけどな!
この件に関してはクールギンが軽闘士の影を何人か用意してくれると約束してくれた。不測の事態も万全や!
では幸運を祈るで!なお、このディスクは自動的に消滅するようになっとるから、気ぃ付けや」
その後、ドライバからボンという音がして、画面が砂嵐となる。よくみると挿入口から煙が噴出している。
「げ、ゲルドリング様・・・」
砂嵐を目にして、バンコーラはうなだれた。
- 154 名前:3スレ目878:2007/06/03(日) 15:34:28 ID:iBXmcWSc0
- 「死ぬ前に目星つけてたんだったら、最初から教えとけっての!!何無駄なことしてんだ!無駄に過ご
したあの日々を返せ、ダボが!!くそ!くそ!ふざけやがって!ド畜生が!!」
しかしこみあげてきたのは感激とかそういうものではなく、無駄に呑気なゲルドリングに対しての怒りで
あった。誕生してすぐに軍団員となって幾星霜、ここまで上司に対して怒りを感じたのはバンコーラにとっ
てはじめてのことであった。怒りの鉄拳がモニターの液晶画面を貫いた。
「だが、これでやれるはずだ!待ってろよ・・・ゲルドリング様の意思を継ぎ、俺が新たな鎧聖となる!
そしてあらたな軍団員を増やした新モンスター軍団がやがれ帝国一の軍団となり!メタルダーを討ち
滅ぼす!フフフ・・・やるぞ!やるぞ!やってやるぞ!!」
日本海に浮かぶ地図に載っていない無人島。そこは機甲軍団専用の演習地の一つであった。
機甲軍団に所属する激闘士ストローブは空中から動く的をミサイルで次々と的確射抜いていく。
「よし、百発百中!新型ミサイルの精密さはすごいな!」
「お疲れさん、ストローブ。急ですまないがお客さんだぜ」
- 155 名前:3スレ目878:2007/06/03(日) 15:51:57 ID:1WCWjumu0
- 着地するなり、彼を待っていた同軍団雄闘バーベリィがそんなことを言う。ストローブは普段はこんな場所
で見かけることのない珍しい顔を見かけた。それはバンコーラだった。
「なんだよバンコーラか。何の用だ?」
「機甲軍団員においてジェット戦闘機の能力を持ち、最速の飛行能力を誇るストローブ!お前を見込んで
一つ頼みがある!」
「いやだね。なんでお前みたいな死に損ないの言うこと聞かなきゃいけないんだ」
「死に損ない・・・プッ・・・いかんいかん」
そんなフレーズが受けたのかストローブの後ろでバーベリィが笑いをこらえていた
「・・・頼む!」
そんな状況も意に介さずバンコーラがとったのは土下座であった。卑劣かつ尊大で傲慢な性格ばかりで、
むしろそれを誇りに感じているモンスター軍団の一員としてはあるまじき行為だった。
「珍しいじゃねえか!お前みたいのが土下座なんて。どういう風の吹き回しだ!?」
「頼む!全てをかなぐり捨ててもやってもらいたいことがあるんだ!全ては帝国のために!」
「・・・しょうがねえな・・・言ってくれよ」
「す、すまねえ!恩に着るぜ!」
- 156 名前:3スレ目878:2007/06/03(日) 15:53:08 ID:1WCWjumu0
- 1週間後の多摩地区。外はすでに暗くなっているが、城南大学付属高校の体育館ではまだ女子
体操部が練習を続けていた。その中で先導をとっている長身の少女が先日部長になったばかりの
佐伯ミチル。不幸にもバンコーラのターゲットにされてしまった少女である。長い髪をリボンで
ポニーテールにまとめており、またレオタード姿のためか彼女のスタイルのよさが顕著になっている。
さらに高校始まって以来の秀才で体操の才能も素晴らしい上に、陽気で人当たりのいい性格は男子
のみならず女子にも人気が高い。彼女を慕って入部した者も少なくはない。
「はーい!今日はもう遅いので練習終わり!用具をしまって掃除をして帰りましょう」
彼女の一斉で部員たちは練習を終え、てきぱきと片づけをして掃除を終わらせた。
いつの間にやら残ったのはミチルと彼女のルームメイトであるカチューシャで前髪を留めているショート
ボブの少女、和泉春香だけである。春香はミチルの同級生である。彼女と違って発育があまりよろしく
ないが、彼女に引けをとらないくらいの美少女であった。またミチルほどではないにしろ体操に関しては
才能を持ち、やはり人気の高い少女である
- 157 名前:3スレ目878:2007/06/03(日) 15:54:05 ID:1WCWjumu0
- 「それじゃ、春香は先に帰ってていいよ。見たいドラマあるんでしょ?」
「いいの?」
「いいのいいの!どうせ職員室に体育館の鍵返すだけ出し」
「鍵返すって。そのままじゃレオタードのままじゃない」
「あはは、大丈夫大丈夫。もうほとんど人いないし、この程度で恥ずかしいだの言ってたら
本番が本番にならないわ。鍵返したらトイレで着替えるわよ」
「さっすがオリンピック選手候補。肝が据わってるなあ。でも気をつけてね。なんか最近、変質者が
いるって噂聞いたから」
「オッケー、気をつけるよ。それじゃまた寮でね」
「うん」
城南大学は名門としても有名で大学であるが、その付属高校に入学してさえいれば大学入試が面接
のみと楽になる。そのために全国から入学希望者が絶えないために寮が建てられている。ミチルも春香も
その一人なのだ。そして1年のときに相部屋になって以来、二人は生まれは違えどすぐに仲良しになった。
時折二人はできているという根も葉もない噂が立てられることがあるが、ミチル本人としてはまんざらでも
なかった。
- 158 名前:3スレ目878:2007/06/03(日) 15:55:02 ID:1WCWjumu0
- 体育館の鍵を閉め、渡り廊下であると、急にミチルは妙な視線を感じた。それも一つだけじゃない。
一つ、二つ、いや、それ以上。しかし気のせいだ、春香があんなこと言ったからだ、ということで足早に
渡り廊下を抜けて校舎へと入った。
職員室の鍵箱に鍵を戻すと。次は女子トイレにむかった。個室を開けたとき、そこには異形の化け物が
いた。
「俺はネロス帝国モンスター軍団暴魂、バンコーラ!佐伯ミチル、お前を我らが帝国に招待する!」
しかし、ミチルにとっては目の前に化け物がいるというのは問題ではなかった。バンコーラはモンスター
の身とはいえ性別的にはオス。つまり男である。そしてここは女子トイレ。この二つが組み合わさった結果
といえばもう一つしかない。
「いやーーーーーっ!!へんたーーーーーーーい!!」
バッグをバンコーラにぶつけてレオタード姿のままミチルは逃げ出した。
「やはりここに潜んだのは間違いだったか!?くそっ!追え!追うんだ!!」
ガラスや天井の板を蹴破って黒装束の忍者のような男たちが現れ、そのままミチルの後を追った。彼ら
こそ先ほど彼女の感じた視線の正体である、ヨロイ軍団の軽闘士、影であった。彼らは団体で行動する。
- 159 名前:3スレ目878:2007/06/03(日) 15:56:06 ID:1WCWjumu0
- しかしゲルドリングに見込まれるだけあって彼女の身体能力は影を超えていた。
「なんだ意外にへぼいじゃん!やっぱただのコスプレ集団か、映画の撮影で女優さんと勘違いされちゃっ
たのかしら?でもそんな話は聞いてないわよねえ・・・やだやだ!」
ミチルは非常階段から裏庭に出ることにした。レオタード姿だが非常事態だ。かまってるわけにはいか
ない。裏庭には高校で使うには広くて立派すぎる運動場があるが、それを越えさえすれば民家がある。
そこで保護してもらおう。地元の人間なら自分を知らない人間はいないに等しいはずだから十中八九助け
てもらえる。そう確信していた。だが、異変は運動場の真ん中にさしかかったあたりで起こった。急に足が
動かなくなったのだ。よく見れば地中から生えた手が自分の片足首を掴んでいる。
「調子に乗るなよ小娘!お前が生身で影を上回る身体能力の持ち主だということは知っている!
だから連中を利用してこっちまで誘い込めるように追い詰めたというわけだ」
地中からバンコーラが現れる。彼の右腕は伸びており、それはミチルを掴む手と直結していた。
「や、やだ!離してよ!変態!外道!ろくでなし!卑怯者!サノバビッチ!」
「何度でも言うがいい!それは俺たちにとって至高の褒め言葉だ!そしていずれお前にとっても賛辞と
なる!」
- 160 名前:3スレ目878:2007/06/03(日) 15:57:19 ID:1WCWjumu0
- 「それは後で分かる」
「えっ?・・・はうっ!」
バンコーラがミチルの鳩尾に当身を食らわせる。まるでマリオネットの糸が切れたかのようにばたりと
彼女は倒れた。
「フフフッ、これでよし。・・・ふーむ・・・」
格好や体型のせいか倒れている彼女の姿はモンスターのバンコーラであっても艶やかに見えた。
しかしそれは彼に生まれながら備わっている野獣としての本能を目覚めさせるには十分であった。
「い、一回だけなら問題ないよな・・・」
バンコーラは唾を飲んだ。そして彼女のレオタードの襟に手をかけた時、伝令として影が彼の背後に
やってきた。
「バンコーラ様、機甲軍団のストローブ様より入電です。昆虫採集は終了したと」
(ちっ、タイミング読めよ。普通だったら今頃お前を殺してたぞ)
「昆虫採集・・・言ってくれるじゃねえか。まあいい。いいタイミングで素材は揃ったな。あとは装置の
支度をするのみだ」
バンコーラは戦闘用ジープ・ドライガンの助手席にミチルを乗せて、影の乗った戦闘用ワゴン車・
ダークガンキャリーとともに帝国へともどるのであった。
- 161 名前:3スレ目878:2007/06/03(日) 15:58:06 ID:1WCWjumu0
- その翌日、広間でバンコーラはゴッドネロスに素材入手の報告をしていた他の軍団員も何人か
顔を見せている。
「というわけでその小娘を拉致したというわけであります」
「ふむ。データは読ませてもらった。なかなかいい素材だ。だがもう一つの素材はどうするのだ?」
「ええ、もう既に用意しております。これがふさわしいと思うのですが、いかがでしょうか?」
バンコーラが取り出した箱を開けるとそこにはガラスケースがあり、そのなかにはのはあまりにも
青紫と白と鮮やかな外骨格を持ちながら、巨大で凶暴な見た目を持つカマキリであった。
「むぅ・・・このカマキリは古代中国の文献も記されている龍次蟷螂!まさか現代まで生存していたとは!」
機甲軍団列闘士・ブルチェックが思わずその奇怪なカマキリの名を口にする。横にいた戦闘ロボット軍団
軽闘士ゴブリットが思わず彼に聞く。
「知っているのか、ブルチェック!?」
- 162 名前:3スレ目878:2007/06/03(日) 15:58:58 ID:1WCWjumu0
- 龍次蟷螂(りゅうじとうろう)
中国が幾つもの国に分かれて争っていた戦国時代、人々には戦だけでなはくとあるカマキリが猛威を
振るっていた。
それが龍次蟷螂である。小さくても70cm、大きければ2m長の体躯を持つカマキリであった。もちろん
その大きさ自体も脅威であったが、鎌と牙に猛毒を持っていたというのが更に脅威であった。この猛毒は
青酸系の毒物であり、これより抽出した猛毒が古代インドに渡った時は象を即死させたとされる。
しかしそんな彼らにも弱点があった。鉄に含まれる特別な成分、ジミヘニアンである。この成分により
彼らは鉄に少しでも触れただけで死んでしまうという特性があった。ちょうど同じ時期に鉄器が普及したのは
これのためとされているのが専門家の中ではもっぱらの常識である。この時、彼らは絶滅したとされているが、
実は少数が生き延びてひっそりと生存しているという説もあり、チベット地区において時折目撃されているという。
現代日本において「おれはかまきり」という詩があるがこれが龍次蟷螂のことを題材にしているというのは
主人公のカマキリが「かまきりりゅうじ」という名前であることからも明らかである。
【民明書房刊「吃驚(びっくり)!!昆虫古今東西」より】
- 163 名前:3スレ目878:2007/06/03(日) 16:00:28 ID:1WCWjumu0
- 「まったくバンコーラの野郎、あんなもんをこの俺に探させやがって・・・さすがの俺でも骨が折れたぜ!
軍団中最速の俺が何を頼まれたかと思えば昆虫採集だぜ」
ストローブがぼやいて、それに戦闘ロボット軍団の爆闘士ゲバローズがつっこんだ。
「俺たちは骨無いだろうが。しかしお前も人がよすぎるぜ。まあ俺も同じようなことしてたかもしれねえが」
「皆の者、静まれい。これから新しい軍団員の改造を執り行う。余とバンコーラ以外の者は
広間を出るのだ」
ゴッドネロス、バンコーラを残して、他の軍団員がぞろぞろと広間を後にする残されたのは静寂であった。
「それではバンコーラ、娘を連れてまいれ」
「はっ!」
バンコーラも一旦、広間を後にする。戻ってきた時には昨夜の格好のままロープと猿轡と目隠しで
縛られたミチルを連れて来ていた。
「娘を連れてまいりました!」
そう言いながらバンコーラは彼女を縛り付けていたものをを断ち切った。
- 164 名前:3スレ目878:2007/06/03(日) 16:01:15 ID:1WCWjumu0
- 「ぷはっ!もうなにす・・・ひっ!」
「恐れることはない!あの方は帝王ゴッドネロス!我らの頂点に立たれる方であり、いづれは世界の
全てを手中に収められる方だ。そして今日からお前も栄えあるネロス帝国の軍団員となって、
帝王のために使えることになる」
「嫌よ!誰がそんなこと!いいから早く帰してよ!」
「それはできんな。お前のようないい素材は帰したくないし、それに帰すとして、お前をうちに帰す時は
死体として帰すことになる」
「左様。佐伯ミチル、貴様に残された道はただ二つ。余のために尽くすか、それとも死か」
「そ、そんな!ひどいよ!そんな!私が何をしたって言うのよ!?」
ミチルの表情は恐怖で歪み、今にも泣き出しそうだった。
「この亀野郎!さっさと帰してよ!」
怒りからバンコーラにパンチを当てる。しかし効くはずもなかった。
「うるせえ!いてえじゃねえか!?」
逆上したバンコーラはミチルのレオタードを引き裂いた。彼女の艶やかで健康的な肌、適度に豊満な
胸や尻が露わになる。
- 165 名前:3スレ目878:2007/06/03(日) 16:02:11 ID:1WCWjumu0
- 「いやあ!」
反射的にミチルは胸を覆い隠すが、次はファンデーションまで千切れて秘所も露出してしまう。
厳重に手入れをしていてるためにスリットが露わになったせいで彼女の頭の中は真っ白になり、へたり
込んでしまった。次に彼女の脳裏を怒りが染める。
「・・・許さない!あんたたち許さない!絶対に許さない!」
「フフフ、これでも果たしてそう言えるかな」
ゴッドネロスの背後から何本もの触手が飛び出す。ミチルはそれに巻き取られ、空中に固定される。
しかも巻き取られ方が卑猥で、もはや辱めを受けたも同然であった。
「きゃっ!なにするのよ!やめて!お願いだから!もう!」
ミチルは触手を強く握り締めたり、引っかいたり、挙句の果てには噛み付いたりして必死に抵抗するが、
ゴッドネロスにはびくともしなかった。
「ええい!静かにしろ!うっとおしい!」
「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁつ!!!!!」
触手から電撃が流される。さすがに死ぬまでには至らなかったが、あまりの激しさでミチルは尿を垂れ
流して失神した。
「この小娘が帝王の前で粗相をしおって!」
「ふふふっ、まあよい。しかしこれで装置に入れるのは楽になっただろう?」
「まあ、そうですな」
バンコーラは残ったレオタードとファンデーションの切れ端を剥いだミチルと龍次蟷螂を装置の中に
入れる。ハッチを厳重に締めた後、スイッチを入れた。あの時と同様、装置が光と電撃に包まれる。
- 166 名前:3スレ目878:2007/06/03(日) 16:02:56 ID:1WCWjumu0
- 装置の中でミチルは目覚めた。きっかけは体中のこそばゆい痒みからであった。思わず掌を見てみると
白に染まっていた。そして全身をくまなく見た。
「こ、これは・・・いやあああっ!!」
全身もまた白と青紫色に染まっていた。それは龍次蝙蝠と同じ色であった。染まっていくと同時に
彼女の首から下の体毛がはらりはらりと抜け落ちていく。それと同時に体がどんどんと硬質化している。
まるで昆虫の外骨格というより甲殻類の外骨格のようであった。ふと冷静に立ち返ると痒みが次第に
快感にへと変わっていることに気付いた
「あん!あん!ああん!あああーーーーっ!!」
首から上と間接部を残して硬質化した頃には指のつめが消え失せ、また足の指も一つにまとまってハイヒールの
ブーツを履いているようになっていた。絶頂を繰り返しながらも彼女の体の変質化は続いていく。
(どんどん変わっていく・・・化け物に変わっていく・・・だけど嫌じゃない・・・気持ちいいの・・・
このままずっとこの快楽が続けばいいのに・・・)
「はゥん!があアあ!あウ!アう!アぁァァぁぁァぁぁん!はァぁン!アッ!アッ!」
両手首の辺りから外骨格を突き破って銀色の刃が出てくる。それは中の骨が変化したもので、
いわば鎌にあたる部分であった。しかし今の彼女に痛みは無い。あるのは快感だけだ。
- 167 名前:3スレ目878:2007/06/03(日) 16:07:43 ID:1WCWjumu0
- さらに顔の方にも変化が顕れる。上の犬歯が二本、どんどんと赤く染まりながら肥大化している。
眼球の方も犬歯のように真っ赤にそまりつつある。よく見ると複眼状の6角形の紋様が目に入っている。
そして額から二本の触角が肌を突き破って飛び出した。長く続いた快感からまた彼女は失神していた。
これで基本的なミチルと龍次蟷螂の融合は完了である。あとはモンスターエキスを注入されるだけだ。
「モンスターエキス注入!」
ゴッドネロスが光線を装置に注入する。その影響は装置内の彼女にすぐに現れた。
胸、肩、脛、膝、手首、両腰の外骨格が銀色に染まり、形状を変化させていく。まるで鎧を
纏っていくかのようだ。変化した外骨格は銀の縁取りで元の外骨格と同様の白色をしていた。
さらに白い部分にはまるで電子部品の基盤のように青紫色の不規則なラインが引かれている。
手首の刃も肥大化し、よりカマキリらしい凶暴なデザインへと変わっている。
額の辺りの皮膚もまた銀色に肥大化している。その形状はまるでサークレットやティアラを連想
させる。真ん中の部分には青紫色の結晶が形成される。
これで完全に彼女の改造は終了した。その姿はまさに美と醜が融合したといっても相応しい姿である。
もはや人間としての佐伯ミチルは存在しない。
- 168 名前:3スレ目878:2007/06/03(日) 16:08:31 ID:1WCWjumu0
- ミチルが覚醒するとそこはやはりゴーストバンク広間の床の上で、玉座にはゴッドネロスが座っている。
そして自分の傍らにはバンコーラがいた。まるで電撃を受けてからは変な夢を見ていたようだった。
「今のは夢?」
しかしそれはすぐに現実だと理解する。彼女は両掌をじっと見た。
「い、いやぁぁぁぁぁっ!!」
夢で見たとおりに変質化していった。全身が白と青紫色の外骨格へと変わり、光沢を放っている。
さらに一部の外骨格は甲冑のようになっているうえに、足の指はつながっており、まるでハイヒールの
ブーツを履いたようだった。
「変わっているのは顔だけじゃないぜ」
バンコーラは鏡を取り出す。変質化した自分の顔を見たとき、もはや残されたのは絶望しかなかった。
元の顔がベースになってるとはいえ、青紫色に染まった肌、二本の真っ赤な牙が生え、目も真っ赤に
染まっている。額からはご丁寧に触角が生えている。どうみても昆虫の化け物だ。そんな醜悪な状況と
裏腹に額の飾りが美しく見えたのが逆に狂気を感じた。
「いや、いや!こんなの私じゃないよ!変な冗談もいたずらもやめてよ!アハハハハ!!」
もはやここまでくると彼女には自我の崩壊しかない。もう元の人間には戻れないだろうし、学校や家で
友人や家族と過ごせる生活も恐らくできない。佐伯ミチルという人間は既に死んだも同然だった。
「帝王!このままでは精神が崩壊し、今回の徒労が無駄に終わってしまいます!」
「わかっておるわ!」
ゴッドネロスはかざした右手から光線をミチルに向かって放った。彼女のあえぎ声にも近い絶叫が
広間にエコーする。
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!!!!!」
おとなしくなったミチルは倒れてしまった。
- 169 名前:3スレ目878:2007/06/03(日) 16:09:44 ID:1WCWjumu0
- それから数分後、彼女は目を覚ます。しかし既にミチルとしての自我は捨てており、新たにモンスター
軍団の新軍団員としての自我が目覚めていた。
「私はモンスター軍団の新しい軍団員!名は・・・申し訳ありません!私には名がございません!」
「よかろう。貴様に名を与よう。名はヴァルキリー。これよりモンスター軍団雄闘として余と帝国のために
尽くしてもらう」
「ははっ!ありがたき幸せにございます!」
「しかしゴッドネロス様に申し上げます!」
「どうしたバンコーラ?」
「我が軍団は先のメタルダーとの戦いで鎧聖ゲルドリング様を失いました!従いましては我が軍団に
新たな鎧聖を出さねばいけないと思いますが・・・」
「バンコーラ、その必要は無いでー!」
「あ、あなたはー!!?」
「ハーッハッハッハ!モンスター軍団鎧聖ゲルドリング、満を持しての復活や!大田区在住の村上君
見とるかーーー!?」
なんと死んだはずのゲルドリングが現われたのだ。話によれば最新のクローン技術で蘇ることに
成功したらしい。他の死んだ軍団員もこれから蘇ることになっているということも話した。
「ほう、これがあの実験の結果やな・・・思ったとおりわし好みのええ女になりおった!」
「はじめまして、ゲルドリング様!雄闘ヴァルキリーと申します!」
ヴァルキリーはゲルドリングの前に立ち、敬礼をした。
「これからどんどん軍団員を増やし、憎き邪魔者メタルダーをわしらの手で叩き潰し、世界を帝国のものに
していくで!」
「フフフ、余も期待しているぞ」
そう言ってゴッドネロスは表の活動をするために戻っていった。
「よーし!今日からお前にネロス帝国モンスター軍団員としての心構えをみっちり教えたる!覚悟ええな!」
「はい!よろしくお願いします!」
ヴァルキリーの顔はとても活き活きとしていた。しかしバンコーラの心境はすこし複雑なものであった
「バンコーラ、なにぼさっとしとんねん!?行くで!」
「は、はっ!」
- 170 名前:3スレ目878:2007/06/03(日) 16:10:26 ID:1WCWjumu0
- 「ミチルちゃん、どこ行っちゃったのよ・・・」
1週間後、城南大付属高校女子寮にあるミチルと春香の相部屋。親友を失って以降ずっと悲しみに
暮れている春香は今日もまた机に突っ伏して泣いていた。
その時、部屋のドアが開いた。ふと見上げるとそこにはミチルがいた。
「ミチルちゃん!・・・その姿!?」
春香の表情に笑顔が戻るも束の間、彼女の異常な事態に気がつく。彼女は全裸だったのだ。
「帰ってきたよ、春香・・・しかも生まれ変わってね・・・変身!」
一瞬にしてミチルはヴァルキリーの姿に変身した。
「ば、化け物・・・ミチルちゃんが化け物になっちゃった・・・」
「言ってくれるわねえ。こんな美しい私を見て化け物だなんて。やっぱ人間の美学は理解しがたいわね!」
「け、警察!警察呼ばないと!」
春香はヴァルキリーの横をすり抜けて、玄関の公衆電話へと急ごうとした。割と簡単に彼女の脇を抜ける
ことができた。
しかし廊下に出ると、両側を他に入寮している女生徒たちが囲んでいた。みんな死んだような目をして
呆然と春香を見つめている。
「こ、これは!?」
「ちょっと私の毒で操らせてもらったわ。でなきゃあんな姿でここまでこれないでしょ?」
春香の背後にヴァルキリーは近づき、そして抱擁した。
「ひっ!」
「かわいいかわいい私の春香・・・それはもう貪りたくなってしまいたいほどに・・・」
「おかしいよミチルちゃん!そんな下品なこと言う子じゃなかったのに!」
- 171 名前:3スレ目878:2007/06/03(日) 16:11:25 ID:1WCWjumu0
- 「人間なんていうのは簡単に心変わりするものよ!ロボットが裏切っちゃうような時代なのよ!
それに佐伯ミチルなんて人間は死んだわ。ここにいるのはネロス帝国モンスター軍団の雄闘、
ヴァルキリーよ。物覚えの悪い春香にはちょっと調教してあげるわ」
人差し指の先で春香の首筋を突いた。チクリとした痛みがしただけだった。
「・・・!」
しかし声が出なくなった。それどころか体自体も動かなかった。
「ちょっと静かになってもらっったわ。私たちの軍団は人手不足でね、あなたも他の子も美しい
モンスターとして生まれ変わらせてあげる。それに私とあなたなら、かのタグスキー・タグスロン
兄弟に勝るとも劣らないコンビネーション攻撃ができるはずだわ!ホーッホッホッホッホッホッホ!!」
(助けて!助けて!誰か助けて!)
「もし軍団員になったら、互いに愛し合いましょうね、かわいい私の春香・・・」
春香はヴァルキリーに頬にキスをされた。彼女に今できることといえば、自分の状況と、そして
身も心も変わり果ててしまった親友に涙することだけだった。
新たなモンスター軍団員として春香と毒蛾を融合させた雄闘パラスアテネ、他の女生徒たち・・・
寮に住む者だけに留まらず、彼女の後輩や彼女を慕う者は全員拉致し、軍隊アリを融合させた軽闘士ア
マゾが誕生したのはそれから二日後のことである。
- 172 名前:名無しより愛をこめて:2007/06/03(日) 16:38:21 ID:RSiwyja2O
- はうはう〜GJですぅ
- 173 名前:3スレ目878:2007/06/03(日) 17:04:36 ID:JKjkKrid0
- どうもお久しぶりです。3スレ目878です。バイバイさるさんとか出てなかなか思うように投稿できなかったり・・・
話の中にもありましたが超人機メタルダー29話において野良犬が改造されるという描写がありました。
もしこれの素材になったのが犬ではなく人間だったら、ましてやそれが女の子だったらという妄想を元に
書いてみました。
どちらといえば改造されるミチルよりもバンコーラが主役になってしまいました。あんまり思い入れのない
軍団員だったんですが執筆していくうちに妙にキャラが立ってしまいました。しかし、ゲルドリングが復活して
新軍団鎧聖の夢も断たれたバンコーラの心境は複雑でしょうね。劇中でもただ一人取り残されてしまった
彼の心境や他の軍団員の彼に対する視線がいかなものかは不明でしたが。卑怯がモットーのモンスター
軍団ですから死んだゲルドリングに成り代わってトップになるぐらいの意気込みは持っていてもおかしくない
かもしれませんし、モンスター軍団に対して他の軍団員が感じてるイメージもあまりいいものではないと思います。
でも彼らもある意味では人間臭いし(人間じゃないけど)、他の面子よりもコメディリリーフにしやすいので嫌い
じゃないんですけどね。
あとギャグ描写を少し入れてみたり。ついでに声優つながりということでブルチェックに雷電をやらせてしまいま
した。不評だったらごめんなさい。
最後は例によってレズ的な雰囲気で終わらせてしまったのは反省点かな?
- 174 名前:名無しより愛をこめて:2007/06/03(日) 17:16:33 ID:hJhVXcjVO
- メタルダー話
良かった。
また1から出直すよ。
SS書いた方が面白い。
旨すぎる。
- 175 名前:ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU :2007/06/03(日) 17:33:50 ID:NXGxGh5b0
- >>3スレ目878様
楽しませていただきました。
メタルダーは知らなくて、キャラについてはなんとも言えないのですが、お話としてはとても面白かったです。
カマキリ娘ヴァルキリー、可愛いですね。
ありがとうございました。
- 176 名前:名無しより愛をこめて:2007/06/03(日) 20:19:33 ID:vNsNA03U0
- レディーピラニーアの作者さんだー!
このスレしばらく過疎ってたんで、職人さんたち、ほとんどいなくなったのかと思ってたけど
ちゃんとROMってくれてたんだね
この調子で他の職人さんたちにも戻ってきてもらって、またSS黄金時代を復活させたいね!
- 177 名前:名無しより愛をこめて:2007/06/03(日) 20:38:58 ID:f45+WJS10
- 「沙弥香の脳内妄想」にSSの続きが投下された模様。自作自演だけどww
- 178 名前:名無しより愛をこめて:2007/06/03(日) 21:58:54 ID:tOtH3XOJ0
- >>177
3、まだー。
- 179 名前:名無しより愛をこめて:2007/06/04(月) 00:24:16 ID:NTsvijBU0
- >>177
宣伝は構わないけどさ、このスレにも短いのでいいからSS投下してってよ、ねえ
- 180 名前:名無しより愛をこめて:2007/06/08(金) 08:03:26 ID:kOadqUoQO
- 過疎ってるなぁ…
- 181 名前:名無しより愛をこめて:2007/06/08(金) 17:55:21 ID:TrZoYJKnO
- 批判的なものへの過剰な反応や一部の馴れ合いが、気軽な客を足蹴にしてる感が否めない(´・ω・`)
2chらしく、多少カオスってるぐらいが丁度イイと思うんだが、うちだけ?
この手のスレは好きだけど、変に堅く重い雰囲気がイヤで関わりたくない
……ってのは、うちだけじゃないはず
なんだろう、ギャグが寒くてもイジリ次第で場は和む みたいな雰囲気が必要だと思う
ってカキコをした少女が、逆上したスレ住人(天才ハッカー)に拉致られて改造されるSS希望
- 182 名前:名無しより愛をこめて:2007/06/08(金) 20:58:16 ID:woZD79qI0
- 俺もなんとかSSを書いてみようと思うのだが、良いネタが思い浮かばない・・・
とりあえず、本郷猛を父の仇だと誤解した緑川ルリ子さんが、父の仇を取る力を与えてやると
ショッカーに騙されて、改造されてしまう話を書いてみようかと思うのだが
ルリ子さんを改造するとしたら、何の改造人間にするのがいいと思う?
蜂女だと芸が無いし、ただの女戦闘員だと面白みが無いし・・・
- 183 名前:名無しより愛をこめて:2007/06/08(金) 21:58:18 ID:5J4Og34m0
- ナメクジとかヒルなんてどう?
グロい生物と美しい女性の融合は結構いいと思うんだが。
- 184 名前:名無しより愛をこめて:2007/06/09(土) 01:28:04 ID:QvrEQNUw0
- クモ、コウモリ、サソリ、サラセニア、カマキリ、カメレオン・・・etc
ショッカーの初期怪人って、みなバッタの天敵なんだよね
だから改造するとしたら、バッタの天敵がいいよ
例えば・・・
怪奇ぬこ女
- 185 名前:名無しより愛をこめて:2007/06/09(土) 18:48:32 ID:RQTUnC2wO
- おにゃのこに改造されて、更に怪人に改造される話は駄目なの?
- 186 名前:名無しより愛をこめて:2007/06/09(土) 19:04:14 ID:0VnzsHdE0
- おにゃのこに改造される正当な理由付けが必要かと。
(無論それっぽければOK)
つまり、何でTSをしなくてはならないかという理由があるのならいいんじゃない?
- 187 名前:名無しより愛をこめて:2007/06/10(日) 22:43:15 ID:d0QmG8eK0
- >>142
いっそ女子高のクラス全員が拉致されて、一人だけ脳改造前に脱走できたというのはどうだ?
正義のヒロインとなったその娘の前に刺客として立ちはだかるのは、毎回、かつての親友たち
の変わり果てた姿、とかなら萌えると思うのだが
- 188 名前:名無しより愛をこめて:2007/06/10(日) 23:21:32 ID:G76O8lNI0
- BeeFさんの設定そのままじゃん。
- 189 名前:名無しより愛をこめて:2007/06/10(日) 23:23:33 ID:thBfXssG0
- そういえば、あのサイトが残っているのはありがたいが、BeeF氏は今お元気なのだろうか?
- 190 名前:名無しより愛をこめて:2007/06/11(月) 00:11:16 ID:4fwlig2n0
- >>188
そんな話あったっけ? いやマジで
- 191 名前:3スレ目878:2007/06/11(月) 00:19:33 ID:06SLlUOn0
- >>190
「悪魔のドール・ファクトリー」の設定だとクラスメートも一緒に拉致されて改造されちゃう
- 192 名前:名無しより愛をこめて:2007/06/11(月) 00:23:27 ID:A485dmq90
- >>187
アニメ「テッカマンブレード」みたいだなw かなり好きだけど。
- 193 名前:名無しより愛をこめて:2007/06/11(月) 12:53:27 ID:C62WjtrA0
- >>188,191
でもSSとしては仕上げてないんだったら
BeeFさんには悪いけど、書いたもの勝ちでいいんじゃないかな?
というか職人さんたちがBeeFさんに遠慮されてるのなら、それはおかしいと思う
ショッカー代理人さんには蜂女の話を書いてもらいたいし
他の方々にも、ぜひ普通の女子高生が拉致られて蜂女に改造される話を
書いてもらいたいものだ
そういう正当派のSSが読みたい
- 194 名前:名無しより愛をこめて:2007/06/11(月) 22:12:06 ID:6o77wBsu0
- >>178
「沙弥香の脳内妄想」に3が投下されたみたいですよ。自作自演だけどww
- 195 名前:名無しより愛をこめて:2007/06/11(月) 23:26:20 ID:L/ZrI/zZ0
- >>193
そう言ゃあエロパロ板で、大阪ドーム氏がBeeF氏が書かなかったストーリーの中の
時代劇風のやつに興味を示してたよな
BeeF氏に遠慮せずに、いっそオマージュのつもりで書き上げて欲しいものだと思った
- 196 名前:名無しより愛をこめて:2007/06/12(火) 00:43:18 ID:S6VgJBTs0
- >>194
4、まだーw
- 197 名前:名無しより愛をこめて:2007/06/12(火) 00:48:59 ID:YgH2T9Ds0
- >>194
だから何でもいいからSSをここにも投下せんかいw
- 198 名前:名無しより愛をこめて:2007/06/12(火) 23:34:18 ID:7KWpDyV00
- >>194
ここ見ると更新チェックが省けるw
ありがたう。
- 199 名前:名無しより愛をこめて:2007/06/16(土) 14:27:15 ID:Np9/wbxGO
- 過疎
- 200 名前:名無しより愛をこめて:2007/06/16(土) 19:16:25 ID:noZEAR81O
- TBSで美女二人が蜂女になってるw
- 201 名前:名無しより愛をこめて:2007/06/17(日) 21:27:29 ID:jSY1FtbrO
- 天才という設定の ttp://image.i-bbs.sijex.net/bbs/dolphin/1182004716086o.jpg こんな子が
こんな ttp://image.i-bbs.sijex.net/bbs/hilegvenus/1182052605141o.jpg 女幹部に改造される
怪人体は合成怪人インプラントウミウシ
彼女は人間体のまま、胎内で生成する「改造子」を、自ら開発した搾液装置で乳首や性器から抽出する
抽出された改造子は機械のチューブを通して改造対象に流しこまれ
捕らえられた数人の少女たちを、異形の怪物へと変貌させてゆく
だがその途中、正義の組織の工作員が現れ、改造用機械を破壊してしまう
怒り狂った女幹部は怪人体に変身し、捕まえた工作員に全身から粘液を浴びせて溶かす
機械を失った女幹部は、被改造体達から一人の少女に目をつけた
それは一番改造が進行していた、合成怪人ヒドライバーに改造されている少女だった
少女のクリ○○スはヒドラ状化(肥大・分化)が完了し、なおも人間としての意識を残したまま怯えていた
その少女の口に、人間体に戻った女幹部・インプラントウミウシが
自らの性器を押しつけ、身悶えながら改造子を直接飲ませる
少女はイきながら改造機械にされ、泣き叫ぶ同級生たちにヒドラ化したクリ○○スを挿入して……
みたいな味噌汁が飲みたい
- 202 名前: :2007/06/18(月) 00:24:34 ID:1dUcYzq50
- >>200
詳しくお願いします
- 203 名前:名無しより愛をこめて:2007/06/20(水) 20:22:47 ID:8MuUirVw0
- 7月からCSで放送するマグマ大使
確か青血病とか人間モドキとか
このスレに合うような話しが有ったはず
ワクワク
- 204 名前:名無しより愛をこめて:2007/06/24(日) 16:16:02 ID:vVl+I7AL0
- ttp://0bbs.jp/greenfacezombie/
- 205 名前:名無しより愛をこめて:2007/06/25(月) 14:11:48 ID:ryLxJW0o0
- ttp://mnl.sakura.ne.jp/gazou/rakugaki_32.htm
ハァハァ
- 206 名前:名無しより愛をこめて:2007/06/25(月) 14:20:33 ID:ryLxJW0o0
- ttp://www.geocities.jp/army_of_delther/myweb13_042.htm
こっちもハァハァ
- 207 名前:名無しより愛をこめて:2007/06/30(土) 00:38:50 ID:M5TBoIfx0
- おにゃのこ改造 BYアダルト8
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1183106690/
- 208 名前:名無しより愛をこめて:2007/07/01(日) 01:12:21 ID:JJ9kD1Pu0
- 池脇千鶴を鶴タイプの改造人間に改造したい。
いやがるちぃちゃんを手術台に縛り付けて…。
- 209 名前:名無しより愛をこめて:2007/07/01(日) 15:08:19 ID:7pG9MujKO
- おっぱいを非がっかり仕様に改造するわけだな
- 210 名前:名無しより愛をこめて:2007/07/01(日) 17:07:46 ID:GjwDe28T0
- 脳内妄想の中の人、元気?
- 211 名前:名無しより愛をこめて:2007/07/02(月) 00:27:36 ID:uMKCpQBq0
- ゲキレンジャーの映画に登場するインリンはサイボーグって設定みたいだな。それこそ改造シーンも欲しいよ。
>>209
どういう意味?
- 212 名前:名無しより愛をこめて:2007/07/02(月) 23:57:58 ID:6QK/YiX30
- 改造前はがっかり仕様だと言いたいんでしょ?
- 213 名前:名無しより愛をこめて:2007/07/04(水) 00:00:47 ID:zWTBqaDI0
- 梨花をバラリンカに改造したい。
>>212
池脇千鶴のおっぱいががっかり仕様かね?
- 214 名前:名無しより愛をこめて:2007/07/05(木) 00:31:03 ID:Sk10uoj/0
- セーラー服少女サイボーグ/改造人間ブルセライダー
ttp://sailorcyborg.h.fc2.com/blsailoider/blsailoider_index.html
- 215 名前:名無しより愛をこめて:2007/07/06(金) 00:09:03 ID:ju0ew6zF0
- ジェットマンに出てきたネオジェットマンってエネルギー炉を体内に埋め込んでいたけど、そう考えると紅一点のJ5もサイボーグと見ていいかな?
- 216 名前:名無しより愛をこめて:2007/07/08(日) 23:01:22 ID:6A45CV510
- 仮面ライダーTHE NEXTのチェンソーリザードの改造シーンを期待してもよろしいでしょうか?
- 217 名前:名無しより愛をこめて:2007/07/09(月) 11:20:25 ID:sEP4M0PTO
- もう一月以上もSSの投下が無いね。このままじゃ干上がってしまいそうだ
ちゃんぷるうさん、BeeF氏に遠慮しないで蜂女の本格的な改造SS書いてよ!
ショッカー代理人さん、キノコモルグ女みたいな女体化男性怪人のSSお願い!
SMの友人さん、サソリヒメの改造シーンをぜひ!
- 218 名前:名無しより愛をこめて:2007/07/09(月) 22:52:39 ID:obI4vOjo0
- >>216
あれはスーツ装着してヘルメット上からかぶるだけでしょ?
まあ演じる人は結構かわいいし、改造シーンはなくとも洗脳されて怪人化でも萌えられる俺はかなり期待してる。
- 219 名前:名無しより愛をこめて:2007/07/11(水) 07:01:03 ID:HeheOokx0
- 「沙弥香の脳内妄想」にSSの続きが投下された模様。自作自演だけどww
- 220 名前:名無しより愛をこめて:2007/07/14(土) 12:04:22 ID:A11GCakCO
- 「沙弥香の脳内妄想」にSSの続きが投下された模様。自作自演だけどww
- 221 名前:名無しより愛をこめて:2007/07/14(土) 20:21:15 ID:SQ3D7GES0
- >>220
それは自作自演ではないですねー
- 222 名前:名無しより愛をこめて:2007/07/16(月) 01:33:59 ID:7ojiNihP0
- 222
- 223 名前:名無しより愛をこめて:2007/07/21(土) 04:09:18 ID:YmXW5xKB0
- 「沙弥香の脳内妄想」にSSの続きが投下された模様。自作自演じゃないけどww
- 224 名前:名無しより愛をこめて:2007/07/26(木) 00:20:17 ID:PUhUwYdu0
- チェーンソーリザードで思い出したけど彼女のご先祖様(笑)にあたるノコギリトカゲも人間の女性に化けていたね。ただしおばさんくさかったけど(苦笑)。
あの女性はあの話の冒頭(人工心臓による蘇生手術シーン)に登場したデストロンの看護婦?何かの文献にはそう書いてあったけど。あのデストロンのスパイの女が改造されたのかな?
- 225 名前:名無しより愛をこめて:2007/07/26(木) 01:43:13 ID:966nygl40
- >>214
最近のライダーよりむしろライダーらしいな。石の森はSMのつもりで書いてたんだろうからな。
- 226 名前:名無しより愛をこめて:2007/07/26(木) 23:19:40 ID:mb5s08bW0
- 石ノ森正太郎も、実は個人的に、ブルセライダーみたいな女性を強制改造するネタをオカズにしてたんジャマイカ?
- 227 名前:名無しより愛をこめて:2007/07/26(木) 23:39:55 ID:8DQ7zq4A0
- そういえばサイボーグ009の鑑別所時代の仲間が、ブラックゴーストによって
刺客サイボーグに改造されるというエピソードがあって、その中に獣人型のサイボーグに
改造されたメリー小野寺というけっこう可愛いハーフの娘がいたな
ハチ女みたいなグルグルおっぱいにハァハァした
あれを実写化してもらいたいものだ。むろん拉致・改造シーン込みで
- 228 名前:名無しより愛をこめて:2007/07/26(木) 23:43:00 ID:DIqISyMh0
- >>227
それってアニメ版?コミック版?
- 229 名前:名無しより愛をこめて:2007/07/26(木) 23:52:00 ID:8DQ7zq4A0
- >>228
コミック版は地底王国ヨミ編のプロローグ、平成アニメ版は第43話「異変」に登場
容姿はこんな↓
ttp://homepage2.nifty.com/kemisan/009/i/meri_a.gif
- 230 名前:名無しより愛をこめて:2007/07/27(金) 01:36:15 ID:yZI25tDZ0
- やはり石ノ森も含むみんな、少女の強制改造が好きなんだなw
- 231 名前:名無しより愛をこめて:2007/07/30(月) 10:10:02 ID:eKCvqmyB0
- >>230
かの巨匠手塚治虫だって、子供の夢を描く仮面の下には「黒手塚」と呼ばれる別の人格が存在した
- 232 名前:名無しより愛をこめて:2007/07/30(月) 11:09:01 ID:cvqHLS+60
- ここでは改造のSSしか載せてないんですか?
誰か獣化のSSを作ってください!!お願いします
- 233 名前:名無しより愛をこめて:2007/07/30(月) 20:57:50 ID:vUJlQYJt0
- >>232
あなたの逝くべき場所はむしろこちら↓だ
[獣化]人間が人外に変身しちゃうスレ5[異形]
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1174286564/
【異形化】人外への変身スレ第二話【蟲化】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1177949148/
【亜人】人外の者達の絡み【異形】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1098260654/
- 234 名前:名無しより愛をこめて:2007/07/30(月) 23:40:45 ID:5WLJmwhk0
- 幼稚園の女の子がショッカーの女戦闘員(見習いでもOK)に改造されるってのが見たい。
可愛い幼女があのコスチュームをまとったら…。
- 235 名前:名無しより愛をこめて:2007/07/31(火) 00:07:10 ID:Ea30AQJV0
- そう言えばレッドバロンの第17話「悪魔の書いた話」には、幼女のメカロボ(鉄面等戦闘員)がいたなぁ
まああれは改造人間じゃなくて純粋なアンドロイドなんだが、トラウマになったやつも多いと思うぞ
- 236 名前:名無しより愛をこめて:2007/07/31(火) 08:56:42 ID:b8xhTR8z0
- >>234
ライダーに「ゲルパー薬」を小麦粉にすり替えられ失敗したが、
ゲルショッカーのムカデタイガーが少年ライダー隊を拉致って
手下に改造するネタがあり、その中に少女も居た
- 237 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/01(水) 01:53:01 ID:/qy3zlvt0
- >>236
成功してればよかったのに!!おのれライダーめ!!
- 238 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/04(土) 17:09:45 ID:jt8u5vLm0
- >>234
可愛い幼女が悪の組織に拉致され、無理矢理改造される(;´Д`)ハァハァ
石ノ森さんも人の子なら、そういうのを全面に出してやってクレヨ!!(;´Д`)ハァハァ
- 239 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/05(日) 02:16:12 ID:x4vX6bij0
- >>234、237、238
ブルセライダーにそんなのあったような。小学生だったっけ?
- 240 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/05(日) 02:50:25 ID:n9yLOzh70
- 正直絵がキモイ>ブルセライダー
- 241 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/05(日) 04:07:28 ID:iA9qRU/P0
- ttp://tetuo0044.daa.jp/bhr/src/1185964172768.jpg
ttp://tetuo0044.daa.jp/bhr/src/1186036861991.jpg
- 242 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/05(日) 10:54:15 ID:hzek+aur0
- 萌え系の絵よりはむしろ萌えるが
- 243 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/06(月) 00:25:49 ID:gTZ4YkCN0
- >>234
>>237-238
幼女を戦闘員に改造するとしたらどういうやり方で改造するのがいい?やはり外科手術?
後手術の命令を出す幹部はゾル大佐、死神博士、地獄大使のうち誰がいいかな?個人的には地獄大使は命令を出す雰囲気じゃないと思うけど。
いずれにしても可愛い幼女があの黒いレオタード姿になったら…。
- 244 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/06(月) 01:11:21 ID:nS4Wp4nR0
- 幼稚園や小学校低学年を多数改造ならゾル大佐。
ムカデラスの時のような感じかも。
一人を拉致して改造というなら死神博士。
じっくりと洗脳&改造を施してくれそうだ。
可愛い黒レオタ姿が萌えるなぁ。
- 245 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/06(月) 18:08:27 ID:MfmcNH3F0
- >>239 >>240 >>242
キモいのは 絵だけでなく、江戸川乱歩調の文体も不気味。
それよりオレの会社に、あの絵ソックリの女がいる。
そいつ、30前という年齢に不自然な童顔が ナゾだったが、改造人間だったのか!
- 246 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/06(月) 22:35:13 ID:bKFokhgD0
- >>241
何の作品ですか?
教えてください。
- 247 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/06(月) 23:51:02 ID:6ZMns5pC0
- >>243
外科手術きぼん。可哀想な改造方法がいいな。
>>245
分かるw
漏れはそのSM感というか背徳感に萌えるんだがww
- 248 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/07(火) 18:57:33 ID:qqJlnGPb0
- 主ふ怪人悪きゅーれの改造シーンを
ttp://gumbo.jp/pc/manga/tag_search.php?key=%83p%81%5B%83g%89%F6%90l+%88%AB%83L%83%85%81%5B%83%8C&page_no=8
…とおもったけどやっぱりいいや。ごめん
- 249 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/08(水) 00:47:45 ID:1tLIRCbG0
- >>247
かわいそうな改造方法ってどんなのがある?
俺はえーっと…思いつかん…(涙)
- 250 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/08(水) 08:48:16 ID:Iv5FTSpZ0
- >>249
「意識がある状態で一々解説しながら改造手術を行う」が一番だろう
- 251 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/08(水) 23:02:21 ID:Zeqfgah80
- >>250
それいいな(;´Д`)ハァハァ
- 252 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/09(木) 00:49:17 ID:kLaR4ifU0
- そう言えば前スレでショッカーの女戦闘員に改造される女の子として広末ふみ(10歳)って設定した奴がいたな。
確かブルマー1枚で手術台に固定されて改造されるってシチュエーションだったが、裸よりいやらしいかも?
- 253 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/09(木) 01:26:11 ID:HOC2Nn160
- ブルマーの中には何をはいているのか、それが重要だ
- 254 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/09(木) 19:57:39 ID:d0FgW+rh0
- ブルマの中は既に脱がされてて何も穿かされてないのが萌える
- 255 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/09(木) 22:27:52 ID:gyGF9pgz0
- >>248の奥さんはちゃんと改造手術を受けたんだろうか?
- 256 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/10(金) 01:37:19 ID:Gh2MsrYW0
- >>253-254
ブルマーの下はパンツが鉄則だろ(笑)。んでもってブルマーの上から黒レオタードを着る。
ところで一人を拉致して改造する場合どういう基準で幼女を改造するね?ゆくゆくは怪人に改造するための候補生としてとりあえず戦闘員に改造するとか?
- 257 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/10(金) 16:01:23 ID:+GfPnLvX0
- >>256
設定集などをみると、戦闘員は戦闘員でしか無いようなので、最初から怪人にするつもりで拉致るはずなので
「とりあえず改造する」はないと思う
>>236のムカデタイガーみたいに集団で拉致って、洗脳して悪の思想に染め上げてから適正別に改造or
非改造でも犯罪による社会不安を煽る工作はありと思う
- 258 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/11(土) 11:41:40 ID:2JxYjFMD0
- >>250
それはオレも大賛成だ。
よく 麻酔をかけてから改造を始める不届きSSも見かけるが、あれは死姦趣味の表れなのだろうか?
ノーマルなオレには理解できん!
- 259 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/11(土) 12:00:10 ID:72Cq1Bsg0
- >>258
映像の場合は
切断した腕を見せて
「これが何か判るか?、そうだおまえの腕だ」
「いやー、元に戻して!」
「一度切り取った腕は元に戻らんよ、そしてこれが、おまえの新しい腕となる」
グロテスクな生体パーツを見せる
「いやー!!」
と言うやりとりの間、改造される側は恐怖に引きつる顔を描けば良いのに対し
SSの場合は心理描写が難しいからだろう
- 260 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/11(土) 13:41:17 ID:cR+InwvN0
- 手術台の真上に鏡を配置してあるのは、なかなかえげつない。
- 261 名前:σ(^_^) 258:2007/08/11(土) 13:48:41 ID:oD7BDemV0
- >>259
この6行で、すでになかなかの心理描写ではないか!
これはオレ個人の趣向だが、手足を切断するのもあまり好かん!
アンチョコな気がするし、ロボットみたいで色気に欠けるのだン。
例えば足なら、腿の内側から丁寧に切り刻み、時間をかけて丁寧に改造したい。
- 262 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/11(土) 14:56:42 ID:72Cq1Bsg0
- >>261
切り刻んでどういう改造をするのかな?
- 263 名前:σ(^_^) 261:2007/08/11(土) 17:23:20 ID:mbaZ50bJ0
- >>262
え? そりゃ臓器を摘出し、人口筋肉、人工皮膚などを移植する でしょ。
…なんて、こんなマトモな答えでよろしいんでっしゃろか?
- 264 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/12(日) 01:19:20 ID:0gp0bC4f0
- 外科手術or遺伝子改造が主流っぽい
あとは双方からいかに派生させていくかってところか
- 265 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/12(日) 07:07:06 ID:XZXIPyop0
- >>264
外科手術or遺伝子改造が「主流」なら「亜流」とはどんなのがある?
- 266 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/12(日) 19:35:11 ID:6O+WonrO0
- >>265
そりゃ一番大きな亜流は「同化・寄生」による改造だろう
知性を持った異星生命体や魔界の生命体に寄生されて、人間ではなくなってゆくというやつだ
西洋では吸血鬼の伝統があるから、物体Xやボディスナッチャーなど類挙に暇が無いが
日本ではドルゲ魔人くらいかな? ワイアール星人の増殖を改造と呼ぶならあれもだが…
まあもっとも、ウルトラマン自体がこの改造(?)によって生まれた超人だとも言えるわけだが
他には薬物による改造というのもあるな
細かく検証すれば遺伝子改造なのかも知れないが、手術台を使うわけではないから別範疇だろう
いちばん多いのは投与すると怪物に変身し元に戻れなくなる獣化薬。>>59-61のボーグαも
その変形だと思う。ドリンク剤にこっそり仕込んだ改造ナノマシンなどというのもある
バイオハザードのタイラントウィルスみたいな改造ウィルスもこの範疇かな
変わったところでは海底大戦争に出てきた、半魚人を作る改造ガスなんてのもある
あとウルトラ警備隊のアンヌ隊員がゴーロン星人に、脳波をサルのそれと入れ替えられて
猿人間に改造されそうになったのは、どういう改造になるのかな?
- 267 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/12(日) 21:15:34 ID:5Sy3Ofa+0
- >>266
ナルホド。しかし手術台を使わない改造となると、我輩の趣向からズレてくるワさ。
アンヌ隊員の件は、大きく分類して「脳改造」の一種だろ。
そう言えば 高木彬光 の『死神博士』というジュブナイル小説では、雪子という美少女を
ハダカで手術台に乗せ、脳を摘出して、雪子ソックリに作った蝋人形に移植して思い通りに
操るという件があり これって探偵小説? とギモンに思ったことがある。
>>261 の「手足を切断するのは好かん」という意見には同調する。
手足を切断し、内臓を機械に変えて、脳改造まで施すなら、最初からロボット作った方が速いのではないか?
ということになるではないか?
- 268 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/12(日) 21:39:57 ID:XbMJvHuz0
- 意識が有る状態での改造というと
シャイダーの第4話だな
誘拐した子供を怪獣に改造。
当然意識のある状態でベットにくくりつけられ手術
少しずつ自分の体が怪獣へ変化していく。
脳改造はしないので、自分の体がどうなっているかが分かる。
さらったばっかりの子供は牢屋?の中からそれを見ていて
自分がこれからされる運命に悲観し涙する。
欠点は改造されているのがほどんど男の子と言う点
- 269 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/12(日) 22:03:22 ID:5Sy3Ofa+0
- >>268
読みながら途中まではハァハァ だったが、
>欠点は改造されているのがほどんど男の子と言う点
で一気に醒めた。 んが、救いは「ほとんど」という一節。
とは言え、子供と言うからには、当然全裸ではないのだね。
- 270 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/13(月) 07:35:37 ID:v7Cglv+80
- ょぅι゙ょに改造SEX手術を施して蜂女に改造する、これ最強!
- 271 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/13(月) 08:33:35 ID:pQ49RDij0
- >>270
改造SEX手術 というのがよくわからん!
外科手術・遺伝子改造・同化・寄生 などのいずれにも属さない改造方法なのか?
- 272 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/13(月) 09:28:16 ID:wLwj5yqz0
- BeeF氏の作品にあったようなおマンコにノズル突っ込んでナノマシン放出で改造って奴じゃね?
- 273 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/13(月) 12:32:11 ID:XYi3tTxB0
- >>272
ナルホド。そうなると遺伝子系になるのだろうか?
ノズルとファックしても SEX と言うのかどうか は疑問だが。
- 274 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/13(月) 14:30:54 ID:hu0gCXxG0
- >>272
そんな改造ってアリか?
それだったら、イケメン♂のチ○ポをナノマシン放出ノズルに改造すれば、
ナンパが成功するたびに♀改造人間が誕生することになる。
- 275 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/13(月) 15:57:53 ID:wLwj5yqz0
- イケメンではないが、沙弥香氏の作品には蜘蛛男にセクースされて蜘蛛女にされてしまう女性の話があった。
それなんかは改造セクースになるんじゃないだろうか。
- 276 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/13(月) 18:20:28 ID:plsfPqyU0
- >>275
それだと元祖ネタは吸血鬼ドラキュラかな?
そう言えばコミックで、マ●コを▲ンチンカッターに改造してある風俗嬢に誘惑されて、
自慢の巨大■ニスを切断された♂が、復讐に燃えて? チンボーグになるという話があった。
- 277 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/13(月) 23:22:43 ID:cgo4RfjF0
- 秘密結社タイトロンで一躍有名になった「タイツ改造」とかはどうだ?
- 278 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/14(火) 01:18:10 ID:S5gO9mYp0
- 幼い女の子がショッカーに拉致されて黒レオタードの女戦闘員に改造されるSS誰か書いてくれないかな。
誰も書かなければ俺が書こうかな。ただ問題は何歳の女の子にするかだな。俺の中では最高でも10歳までとしているが。
- 279 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/14(火) 07:33:19 ID:il20vM850
- 10年以上前に貸しビデオ屋で借りて見た「奴隷戦士マヤ」の、手術台に大の字に拘束されて悶えまくるマヤはかなり(;´Д`)ハァハァ ものだった。
2巻で終わってしまったのかな?続きはないのだろうか? 確かコミックも その辺で終わっていた記憶もあるが。
- 280 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/14(火) 08:08:32 ID:NiU9Irii0
- >>278
それじゃあまず、幼稚園バスの襲撃シーンから書き始めるのだ。それがこの板では王道だ
- 281 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/14(火) 15:25:03 ID:ECJmZXRs0
- >>280
ピラザウルスでも登場させるかい?
- 282 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/14(火) 17:31:36 ID:O/VYrSoJ0
- 殺人ガスの替わりに催眠ガスかなんかで幼稚園児を眠らせて・・・
のはずが、ピラザウルスが眠ってしまい作戦失敗とか。
そのため適性のある人間(催眠ガスに適性ってどんな人間じゃ)を改造しようとしたら、女性だったりして。
ショッカー代理人さん、こんな設定はどうですか?
- 283 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/14(火) 22:18:06 ID:gZcrYA8l0
- ttp://tetuo0044.daa.jp/bhr/src/1186969069633.jpg
- 284 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/15(水) 23:46:09 ID:BOrl8ceA0
- >>278
ガンガレ!!いやがる幼女を無理矢理改造!!(;´Д`)ハァハァ 期待してマスターベーション(;´Д`)ハァハァ
- 285 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/16(木) 00:51:52 ID:uUX3U+9G0
- http://mnl.sakura.ne.jp/gazou/s_sentoin.htm
こんな少女戦闘員はどう?
- 286 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/16(木) 02:02:10 ID:6KIWfaX20
- ブルマ1枚での改造もいいが、セーラー服姿での改造をきぼん
- 287 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/17(金) 00:46:16 ID:it87L2ur0
- >>286
つ ブルセライダー
- 288 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/17(金) 20:53:56 ID:0mL032MB0
- >>286
ブルマよりセーラー服より、基本はやっぱ「一糸まとわぬ」でしょう
- 289 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/17(金) 23:26:52 ID:vFzyta5F0
- そうか?全裸よりもセーラー服を乱して改造とかの方が萌えると思うが
- 290 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/18(土) 00:38:28 ID:DlS0wFHs0
- 気持ちはわからんでもないが、改造しづらそうだな。
- 291 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/18(土) 02:57:41 ID:z2RKvKV80
- 大切なのは改造しやすいかしづらいかではなく、萌えるか萌えないかである。
- 292 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/19(日) 03:24:28 ID:++PisbU+0
- 漏れもセーラー服きぼん
- 293 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/19(日) 10:08:41 ID:3L7RnYjI0
- ブルセライダーを見てみた。
なんか絵が蝋人形みたいで怖い。
- 294 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/19(日) 16:55:26 ID:krNkqfUa0
- 漏れ的にはあの可哀想な雰囲気がツボなんだが。確かに萌え系ではない罠
- 295 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/19(日) 18:49:54 ID:Jtl7pc9d0
- 萌え系でないってか典型的なヲタの画風とは違うな。ある意味どヲタだが
- 296 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/20(月) 00:57:50 ID:ywQTZESQ0
- 石ノ森も本当はあれくらい書きたかったはずだ
ってか自分用には書いてるはずだ
- 297 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/20(月) 21:05:50 ID:v7h3slum0
- 石の森の極秘資料出て来ないかな
少女達を拉致って大量に強制改造
きっとあるはずだ
- 298 名前:248:2007/08/21(火) 01:36:49 ID:7tPhyWo50
- 「主婦が子供を山車に強制されて改造」っていうのが
このスレ的かと思ったけど、ちょっと違ったかな。
>>255について言うと壁をぶち破ったりレーザーを出したり
生身とは思えないので何かいじられているんだろうとは思う。
・・・って>>255もオレでした。ROMに戻ります。
最近SSがなくて寂しいのでネタ投下のつもりでした。…お粗末。
- 299 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/21(火) 19:57:49 ID:EjBrqyBN0
- >>293
文章の方が怖い。
- 300 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/21(火) 20:33:33 ID:AF8gmDGx0
- >>299
2次元に対してはサディスト&リアル女性の前ではマゾの漏れには萌える(;´Д`)ハァハァ
- 301 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/24(金) 02:19:43 ID:RlOXlQJ50
- 最近のライダーは強制改造手術が無いので全く見る気がしない。
- 302 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/24(金) 03:16:31 ID:AeFF69D10
- >>301
ああいう変身グッズ系は見ている子供を
「アレがあれば僕も仮面ライダーになれる」って気分にしてくれるらしい
- 303 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/24(金) 06:48:49 ID:LLosJ7At0
- >>302
それは「アレがあれば僕も改造手術をしてもらえる」って気分になる、という意味なのか?
- 304 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/24(金) 09:14:44 ID:IAJJew1LO
- 最近見ないダイレン氏が奨励していた由美ちゃん改造すんの読みたいので誰か頼んます
- 305 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/25(土) 00:55:25 ID:sriIGZJX0
- >>302
男児を改造してもしょうがない。女児を改造させるようしむけるべきだww
- 306 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/25(土) 02:28:28 ID:IuGjsKY3O
- 僕っ娘かもしれないじゃないか!
- 307 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/25(土) 08:33:45 ID:nhrT82oAO
- このスレ的には改造された幼女の結末はどうなん?
- 308 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/25(土) 08:44:33 ID:aVvQ2wFg0
- 使用期限が過ぎたら壊れるんじゃ真イカ?
- 309 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/25(土) 08:50:33 ID:nhrT82oAO
- 助かったほうが後味はいいんでないの?
ライダーや戦隊との戦闘とかの後に自我を取り戻してさ
ウルトラマンなんかでも宇宙人に拉致られて怪獣に擬態改造されたりなんかスレ的にいかがでさょうか?
- 310 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/25(土) 10:56:00 ID:TnidsKVv0
- いや漏れは、改造されちゃった以上元へは戻れない方がカワイソスで萌える。
- 311 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/25(土) 10:59:07 ID:MvrDYLfp0
- こんな設定は?
つ【不治の病を克服する為にライダーになる】
- 312 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/25(土) 11:16:24 ID:TnidsKVv0
- 漏れは嫌がってるのに無理矢理改造されるのが萌える。ライダーのように。スマソ
- 313 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/25(土) 11:28:41 ID:I4NssaqmO
- 309ウルトラマンタロウに怪獣に改造された女が出てきたよ
- 314 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/25(土) 13:13:53 ID:9rclGimq0
- こうしてみると、改造される話しって多いな。みんなほんとは好きなんだな。
- 315 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/25(土) 17:16:46 ID:02+d59a+0
- 現実にはとんでもなく可哀想なことだから何とかもとの体に戻って欲しいが、せっかく妄想なので、元の体には戻れず、部品の劣化で壊れて廃棄処分になって欲しい。
- 316 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/25(土) 19:46:49 ID:cGgTwpAl0
- >>311
パンツァークラインって漫画でそういう感じの設定の人物はいたな
仲間をかばって戦死するけど
- 317 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/25(土) 21:13:43 ID:k/pZw03V0
- おまいら喜べ! エロパロ板でダイレン氏が幼女達の戦闘員改造SS執筆に意欲を燃やしておられるぞw
- 318 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/25(土) 22:05:50 ID:PjIDkyjp0
- >>317
kwsk!!
- 319 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/26(日) 01:30:47 ID:OmpQZQqs0
- 2ちゃんに疎くてスマソ、スレタイは何?エロパロ板ってどこだっけ?
できればURLプリーズ
- 320 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/26(日) 02:41:57 ID:qSuIl+ib0
- >>319
テンプレ
byアダルト8
- 321 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/26(日) 07:58:35 ID:Lonuw7u30
- と思ったら新スレ移行らしい
おにゃのこ改造 BYアダルト9
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1188052731/
- 322 名前:319:2007/08/26(日) 10:45:11 ID:8x8QjZHC0
- >>321
サンクス!!早速逝ってくる
- 323 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/27(月) 07:13:16 ID:O21a9LMt0
- あ、ダイレン氏の発言は「アダルト8」の>>350ね
- 324 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/27(月) 19:38:35 ID:Z+BvZu3x0
- 誰か仮面ライダーの怪人キラーコオロギを元にしたSSを書いてくれませんか?
キラーコオロギに改造された女性が次々と自らの赤い爪でしもべを増やしていく的な感じで・・・
- 325 名前:ショッカー代理人:2007/08/28(火) 10:53:26 ID:5CYVVs1K0
- >>324
おおー
いいですねぇ。
女性であれば赤い爪というのもマニキュアっぽくて良さそうです。
現状いつになるかはわかりませんが、私でよければいつか書かせていただきたいと思います。
でも、ホントいつになるやら・・・orz
- 326 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/28(火) 21:55:07 ID:ykGeDyYK0
- ありがとうございます。キラーコオロギの話は昔から大好きで
まさかそのSSをショッカー代理人さんに書いてもらえるなんて、本当にうれしいです。
楽しみにして待ってます。
- 327 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/30(木) 17:42:56 ID:qv4gUKj10
- 誰かエロパロ板に、正統エロを落としてくれないか。
- 328 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/30(木) 19:37:12 ID:f0zLFYWW0
- 正統って・・・ダイレン氏のでは不満か?
- 329 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/30(木) 21:54:30 ID:2Lb7aMow0
- 前にも誰かが書いていたが、池田久美子 のカラダは改造素体として最高だな。
あのブルマと、腹だしスタイルは、きっと本人も自覚して、拉致・改造を望んでいるとみた。
- 330 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/30(木) 22:53:01 ID:jt+ybTXj0
- >>329
バッタ?
- 331 名前:名無しより愛をこめて:2007/08/31(金) 01:55:44 ID:MjSSzFoh0
- >>329
それならイシンバエワもいいんじゃないの?
- 332 名前:名無しより愛をこめて:2007/09/01(土) 06:17:15 ID:DUlKsUBK0
- 面白いものを見つけた
SugarcultというアメリカのパンクバンドのPVなのだが、なんと白衣を着たこのバンドの
メンバーが美女を手術室に運び、改造手術を施すというシチュエーションなのだ
最後、改造人間に生まれ変わった美女は手術台から起き上がり、メンバーに対して・・・
ttp://www.youtube.com/watch?v=1Xw0GUymvN4
- 333 名前:名無しより愛をこめて:2007/09/01(土) 11:31:37 ID:0S5AuOm80
- うーん・・・惜しい。
she the bladeと言っているのだから、改造された彼女の腕が刀身に・・・
というのでもよかった気がする。
でもなかなかよかったねー。
- 334 名前:名無しより愛をこめて:2007/09/02(日) 22:33:31 ID:2oIjwVJW0
- あの祭りに参加した連中が、また何かをやるらしいぞ
- 335 名前:名無しより愛をこめて:2007/09/02(日) 23:17:52 ID:mLm8wabA0
- 蜂娘祭?
- 336 名前:名無しより愛をこめて:2007/09/02(日) 23:31:52 ID:2oIjwVJW0
- そうそう
- 337 名前:名無しより愛をこめて:2007/09/03(月) 04:15:24 ID:i78MmjVL0
- で、このスレの職人さんは誰がいるの?
- 338 名前:名無しより愛をこめて:2007/09/03(月) 22:26:25 ID:NK2U7sHC0
- 韓国映画 サイボーグでも大丈夫 って知ってる? 萌え度はどんなもんだろうか。 ゼロかな?
- 339 名前:名無しより愛をこめて:2007/09/04(火) 12:46:15 ID:7Qmfl2H60
- >>332
改造手術マシーンのディテールがグッド
- 340 名前:名無しより愛をこめて:2007/09/05(水) 13:14:23 ID:lfq09CGm0
- >>334
何処で?
- 341 名前:名無しより愛をこめて:2007/09/05(水) 14:07:36 ID:4KBeaCCL0
- まだわからん
- 342 名前:名無しより愛をこめて:2007/09/08(土) 11:05:23 ID:uFq3ViGB0
- 祭りが始まったな
- 343 名前:名無しより愛をこめて:2007/09/08(土) 13:19:23 ID:Hc/0ruia0
- 何処で?
- 344 名前:名無しより愛をこめて:2007/09/08(土) 18:42:58 ID:uFq3ViGB0
- ttp://ssb.sakura.ne.jp/matsuri/welcome.html
「海」のお祭りだそうだ
- 345 名前:名無しより愛をこめて:2007/09/10(月) 17:55:43 ID:FcbSGPqk0
- おにゃのこ改造というにはいまいちだったかも・・・
- 346 名前:名無しより愛をこめて:2007/09/10(月) 18:58:32 ID:aeNqHdSa0
- >>344
チャットルームのEnneがUZEEEEEEE!
- 347 名前:名無しより愛をこめて:2007/09/10(月) 22:00:12 ID:FcbSGPqk0
- そうなの?
- 348 名前:名無しより愛をこめて:2007/09/12(水) 19:22:46 ID:FIpcCta90
- か弱い女の子が改造されるのはかわいそう。ヒーローに守られる存在でありたい。
- 349 名前:名無しより愛をこめて:2007/09/13(木) 01:30:26 ID:ZV4F2yI70
- かわいそうなのが萌えるんだよw ヒーローが助けに来るも間に合わず、既にサイボーグ化されてしまった、とか萌えるw
- 350 名前:名無しより愛をこめて:2007/09/13(木) 01:56:20 ID:GhK+3iX+0
- http://maniax.dlsite.com/work/=/product_id/RJ028162.html
自主制作の3DCGアニメだけど改造シーンがかなり萌える。
体験版からちょこっと映像見れるよ。
- 351 名前:yamada:2007/09/15(土) 06:23:50 ID:thGdZC9L0
- やはり個人的趣味だが、女の子は最終的に助けられて欲しい。ひーろーによって
その前に怪物に襲われ気絶してさらわれて欲しい。
- 352 名前:名無しより愛をこめて:2007/09/15(土) 12:43:48 ID:oYC0i83y0
- >>351
改造されてしまっても元に戻るような?
- 353 名前:名無しより愛をこめて:2007/09/17(月) 00:36:24 ID:++NxUV4A0
- こんなの見つけた。こんな戦闘員が欲しい。
http://homepage1.nifty.com/2op/illustration3/54_boy_girl.htm
- 354 名前:名無しより愛をこめて:2007/09/17(月) 01:41:36 ID:A5ITsgcP0
- >>353
なんか懐かしい絵柄だなぁ
- 355 名前:名無しより愛をこめて:2007/09/17(月) 21:52:04 ID:LFrUzVRi0
- ttp://blogs.yahoo.co.jp/novelsarea
こんなのもあるんだな。微妙に読みにくいが。
- 356 名前:名無しより愛をこめて:2007/09/17(月) 22:21:50 ID:U5N42ePZ0
- そんなことより、誰かSSを投下してくれ!!
- 357 名前:名無しより愛をこめて:2007/09/18(火) 08:13:02 ID:n2xkYwxN0
- ショッカー代理人氏に頼むんだな。
- 358 名前:名無しより愛をこめて:2007/09/20(木) 22:53:33 ID:H4T8pgrC0
- 失礼します。
こちらの方々には既出かとは思いますが
地球戦隊ファイブマンの34話「人間カン詰」の回。
ttp://www.youtube.com/watch?v=KjFCTB8ehVw
サメジゴクギンに襲われる
テニス部、陸上部、バレーボール部の女子にハアハア。
28話の「地獄の合唱」でシュバリエの歌に洗脳されて
踊り狂う女子バレーボール部員もカワイイな。
ttp://www.youtube.com/watch?v=k8_2lSwW1dg
ところで女性の洗脳や改造が多い特撮作品って
宇宙刑事シャイダーか仮面ライダーBLACKでしょうか?
- 359 名前:名無しより愛をこめて:2007/09/21(金) 09:16:21 ID:TZQ4v3v7O
- 昔ダイレン氏デビュー作品の由美ちゃん改造あったけど、エロパロで純粋に犯されるのとかスレ違いなのかな?
- 360 名前:名無しより愛をこめて:2007/09/22(土) 01:48:54 ID:ZF5Kd1Xj0
- >>351
漏れも女の子は徹底的にかわいそうな方が萌えるw
ヒーローが助けに来たけど解く既に遅し。改造されてしまっていた、のがいいな。
そのへんは指向が分かれるのかね?
- 361 名前:名無しより愛をこめて:2007/09/22(土) 03:12:19 ID:Fjz/DPd40
- >>360
ttp://sailorcyborg.h.fc2.com/index.html
- 362 名前:名無しより愛をこめて:2007/09/22(土) 14:26:37 ID:Pm9EuOZz0
- >>361
GJ!これは典型的な360指向だなw
- 363 名前:名無しより愛をこめて:2007/09/22(土) 19:45:26 ID:4WWNtnjf0
- なあおまいら、ここ↓にあがってるSSやリンクサイトの中ではどれがいいと思う?
サイボーグ娘スレッドSS保管庫
ttp://www.geocities.jp/hokuman_hailaer/hokanko/index.htm
- 364 名前:名無しより愛をこめて:2007/09/27(木) 20:11:16 ID:q9NY8iox0
- age
- 365 名前:名無しより愛をこめて:2007/09/28(金) 02:36:28 ID:sbC+FYcy0
- >>363
セーラーウェポンと蜂女とセーラー服少女サイボーグとMLPのフィオラの一部分
- 366 名前:名無しより愛をこめて:2007/09/28(金) 21:58:20 ID:vqJmcO/Y0
- ちょwwwおまwww律義に全部読んだのかよwwwww
- 367 名前:名無しより愛をこめて:2007/09/29(土) 10:13:12 ID:/2OHy8vJ0
- 漏れ以外は読んでないのかな?基本と思ってたのだが。と言っても斜め読みして好みでないのは読んでない。
追加で、メタル・ヴァルキリーも萌えた。話が途中なのが残念。
- 368 名前:名無しより愛をこめて:2007/09/29(土) 20:42:32 ID:vXle/x250
- あのラインナップの中では蜂女の館が浮いてるな
- 369 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/01(月) 01:31:37 ID:2Sn/WLKX0
- 漏れは強制改造が萌えるんだが、かと言って人形姫みたく自我を消しちゃうのは萎えるんだよな。
改造されて苦しみ悲しむ少女が萌えるのに。
- 370 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/01(月) 08:38:05 ID:bJqAs8FAO
- ダイレン氏の元ネタである由美ちゃんに萌えてるのって、ダイレン氏と俺だけ?
- 371 名前:名無しより愛を込めて:2007/10/03(水) 19:14:51 ID:oiA2+CuW0
- ワイドショーの沢尻エリカを見てて思ったんだけど、彼女の女王様っぷりは蜂女にピッタリだと思う。
彼女を拉致改造されるシーンが見てみたい。無理だろうけど…。もしくは誰かエリカ様をイメージして蜂女SSを書いてくれないかなぁ。
- 372 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/03(水) 19:45:12 ID:4K6lhm930
- このスレに最後にSSが投下されたのは>>145-171で、もう4ヶ月も前なんだよな
こんなに長いことSSの投下がなかったことって、今まであったっけ?
とにかく、ショッカー代理人さん。早く新作を書いてくれよぉ!
- 373 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/05(金) 21:38:36 ID:b9l2SM8d0
- 12月から宇宙刑事シリーズのDVDレンタル開始
こそスレ的にハァハァする作品が見る事が出来るな。
- 374 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/05(金) 22:13:48 ID:chyjHE3c0
- >>369
まったくその通り。 基本だよな。
- 375 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/06(土) 00:10:20 ID:pCU/UMTI0
- >>374
(゚∀゚)人(゚∀゚)人(゚∀゚)ナカーマ!!
- 376 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/06(土) 10:14:14 ID:hDihP3GS0
- >>373
おれのお気に入りは、
ギャバン23話「闇を裂く美女の悲鳴!霧の中の幽霊馬車」
美女を誘拐して改造し獣星帝国に送り込む、という作戦がナイス。
肝心の改造は未遂だったけど、この回全体の雰囲気がいい。
最初に誘拐されるOLが美人。
- 377 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/06(土) 13:06:03 ID:nY9BJHpr0
- 昔は拉致られて改造されるというネタが多くてよかったな
- 378 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/06(土) 22:10:58 ID:5HZWHpkT0
- オレは、若い♀のスウェットスーツ(ドライスーツもとりあえずOK)姿がサイボーグっぽくて、見ているだけで萌え萌え。。。
それがキッカケで、スキューバダイビングを初めて、密かに萌えているのだが、オレと同じような理由でスキューバ始めた輩は
おらぬか?
- 379 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/07(日) 13:11:31 ID:72rPe4Ox0
- さあ…
…お前だけじゃないか?
- 380 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/07(日) 13:48:22 ID:sY7Gnaxc0
- 曽我さんの後釜、エリカでどうよ(へドリアン女王、魔女パンドーラ)
態度が悪くても役に為り切っていると好評価
- 381 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/07(日) 17:24:25 ID:eIPn7aSq0
- >>369
>改造されて苦しみ悲しむ少女が萌えるのに。
このタイプも萌えるけど、改造される女性が
学級委員長みたいな生真面目な人で
「悪による改造や洗脳は未熟な自分を強くすること」
と決意するタイプも萌える。
>>373
他のスレで宇宙刑事の他に
サンバルカンとゴーグルファイブもそうだと聞きましたが・・・
>>373
>ギャバン23話「闇を裂く美女の悲鳴!霧の中の幽霊馬車」
小林義明監督のホラー調の回ですね。
クモダブラー人間体の杖を持った怪紳士は
チェンジマンのギルーク司令官で迫力ありました。
以前のスレでシャリバンに関してのネタが結構出てたと思いましたので
漏れ自身はシャリバンを観るとしましう。
- 382 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/07(日) 19:46:18 ID:RMXBZYno0
- >>381
東映ビデオのHP見てきたら宇宙刑事シリーズだけでなく
初期戦隊モノもリリースされるね。
オイラのお勧めは
シャイダー第4話「犬になった子供達」
改造モノでないけど
ゴーグルV第44話「あ!食べ物が砂に」で
主婦が悶え苦しむ姿もイイ!
- 383 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/07(日) 21:11:05 ID:u55kiGQr0
- >>378
ウェットスーツは乳のかたちがつぶれるから×
- 384 名前:376:2007/10/07(日) 23:11:14 ID:wC2XKooAO
- シャリバンだと、
44話「バラの香りに満ちた真夜中のシンデレラ」
がいい。
女子大生数名がマドーに捕えられ、アジトの手術台に乗せられて、
ビーストビールス?を吸入させられる。
その後彼女らはマドーに操られ、暴力的・反抗的になってしまう。
施術の効果を高めるため?に、無理やり幻覚を見させられる
2人の女子大生(テニス選手とそのルームメイト)が結構美人。
- 385 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/08(月) 22:51:34 ID:1kJuEzTj0
- 宇宙刑事シリーズはアダルトな雰囲気で、子ども心にドキドキしながら見てた。
若い女性が出てくるだけで、この人に何か起こるんじゃないかって興奮しながら見てたなあ。
- 386 名前:381:2007/10/08(月) 23:15:27 ID:FQ6HiEYm0
- 全ての回をチェックしたいです。
漏れ自身現在の御勧めは
第24話「美しきポーの仮面」ですかね。
>>384
過去スレでも挙がってましたよね、その回。
かなり昔にその回を見た記憶では最初に被害に会う女子大生達が
ビーストビールスを吸い込んで気絶した後、
夢の中では陶酔した気分になっていたのにハアハアした思いがあります。
何分古い話なので間違っていたら御免なさい。
第話22「テニスプレイヤーを襲う天国への誘惑」もイイと聞きましたよ。
最後にバトルフィーバーJの
第12話「呪い殺方バラ吹雪」もイイらしいですよ。
- 387 名前:381:2007/10/08(月) 23:16:50 ID:FQ6HiEYm0
- 御免なさい、コピペし間違えたorz
レスありがとうございます、みなさん。
>>382
シャイダーは改造と洗脳の宝庫ですよねぇ、
アニーが被害者となる回もありますし、ギャル軍団の活躍も見逃せませんし。
全ての回をチェックしたいです。
漏れ自身現在の御勧めは
第24話「美しきポーの仮面」ですかね。
>>384
過去スレでも挙がってましたよね、その回。
かなり昔にその回を見た記憶では最初に被害に会う女子大生達が
ビーストビールスを吸い込んで気絶した後、
夢の中では陶酔した気分になっていたのにハアハアした思いがあります。
何分古い話なので間違っていたら御免なさい。
第話22「テニスプレイヤーを襲う天国への誘惑」もイイと聞きましたよ。
最後にバトルフィーバーJの
第12話「呪い殺方バラ吹雪」もイイらしいですよ。
- 388 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/08(月) 23:44:35 ID:kdF89Rcb0
- シャイダーってそんな萌えな話だったんだ!?
だからって1話全部見るのはだるいなw
誰か改造&洗脳シーンだけ編集して
- 389 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/08(月) 23:57:36 ID:V4vgwYw2O
- >>369
意外とこういう人多いんだな。
俺もそうだけどここのSSもほとんど悪に洗脳される展開だから少数派だと思ってた。
異形のものにされてしまった彼女たちが悲しみを背負って日常を送る物語とか見てみたいのだが・・
- 390 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/09(火) 00:00:07 ID:/+gitZ1t0
- >>389
つ http://sailorcyborg.h.fc2.com/
- 391 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/09(火) 10:44:00 ID:WRmcs20K0
- >>389
> ここのSSもほとんど悪に洗脳される展開だから
それはここが特撮板だからと思うぞ
悪の側にいれば確実に脳改造、もしもされなければ正義側のヒロイン、というのが不文律だからな
- 392 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/09(火) 18:53:38 ID:Pf54KSca0
- 改造シーンがあるっぽいんだが、誰か見た人いる?
ttp://footbody.web.infoseek.co.jp/eaglecafe/log/06story/story04.html
- 393 名前:376:2007/10/09(火) 22:07:06 ID:KZHfRL4r0
- >>387
レスありがとうございます。
> 漏れ自身現在の御勧めは
> 第24話「美しきポーの仮面」ですかね。
これ、どんな話でしたっけ?
記憶がイマイチはっきりしないので、教えてもらえるとうれしいです。
> 夢の中では陶酔した気分になっていたのにハアハアした思いがあります。
> 何分古い話なので間違っていたら御免なさい。
だいたい、ご記憶の通りです。
施術の効果を高めるために無理やり見させられている幻覚なのに、
夢の中でウットリしている姿に興奮。
それにしてもこの話、
きれいなお姉さん達が悪の組織にねらわれ、アジトに捕らえられて
あやしい手術を受け、悪の心を植えつけられてこわいお姉さんに
されてしまう、という、オレにとっては理想的な展開だった。
- 394 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/09(火) 22:50:02 ID:EDbzjU730
- ほとんどロムっていた者なのですが、SSを一つ書いてみました。
8000字くらいで、一応17レス分くらいに分けました。
怪人のデザイン以外あんまり特撮ネタが入っていないのですが
よろしければ多分一時前くらいに投下します。
予定が変わったらその旨書き込みます。
- 395 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/09(火) 23:12:14 ID:a6ljc09F0
- ワクテカでお待ちしてます
- 396 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/10(水) 00:29:01 ID:uHDdj8Sr0
- この流れで誰も、ギャバンの「妖しくゆらめく水中花・・・」
の話をしないのは何故?
- 397 名前:maledict:2007/10/10(水) 01:00:15 ID:8pnO0IX30
- >>394です。一応固定を名乗っておきます。
名前は何となくまがまがしいだけで深い意味はありません
(多分「呪われた人」とかそんな意味です)
タイトルも適当なのですが
「情念の残り火――改造素体十万八号の記録」にしておきます
>>396
ちょっとだけ待ってもらって、
できれば詳しくおねがいします
- 398 名前:改造素体十万八号・1:2007/10/10(水) 01:01:37 ID:8pnO0IX30
- わたしがいるのは二畳ほどの清潔な部屋。寝心地のよいベッドの他には、
水飲み場、快適な洗浄機付きトイレ、シャワーしかない殺風景な部屋。
食料はない。栄養は睡眠中の点滴、あるいは水飲み場の液体から補給する。
わたしはベッドの上に全裸で腰掛けている。服は一着もない。
しかもわたしの前に壁はなく、通路から部屋の中は丸見えである。
だが壁の代わりにそこには目に見えないエネルギーバリアがあり、
外に出ることは決して出来ない。
ここは独房。わたしは一日中、機械と、巡回する看守に監視されている。
わたしは一ヶ月前謎の宇宙人に拉致され、しばらくしてこの独房に収容された。
そして自分の運命に怯えつつ、ある計画を胸に「あの人」の来訪を待っている。
「あの人」との悲しい別れは半年前。そしてもっと悲しい再会は一ヶ月前のこと。
――「あの人」とはわたしの上司であり恋人である課長。
少し年は離れているがいわゆる不倫ではない。奥様に先立たれ子供もいない課長は、
周囲も公認の幸福な交際をわたしと続け、結婚も間近だった。
「別れ」は二人でホテルを出て公園を歩いているときに訪れた。
当時「宇宙人」による拉致事件は都市伝説の域を超え、マスコミや政府も
認める公的な「事件」になりつつあった。とはいえ、身近にさらわれた人も
いなかったわたしたちには、まだまだ絵空事のような事件だった筈だった。
- 399 名前:改造素体十万八号・2:2007/10/10(水) 01:02:09 ID:8pnO0IX30
- 二人にムカデ型のロボットが襲いかかったのはその時だ。課長は、わたしに
触手を向けたロボットの前に立ちはだかり、わたしをかばって触手に絡め取られ、
ゲームセンターのおもちゃのように上空の円盤へ吸い上げられていった。
「僕のことは忘れるんだ!君が無事でよかった」
遠ざかる声を聞きながらわたしは泣くことも忘れ呆然と立ちすくんでいた。
わたしは心に傷を負い、会社を辞めて日中帰宅できるパート勤めを始めた。
もう夜道は歩けなかった。しかし、およそ半年後、昼夜問わず人間を
襲うようになっていた拉致ロボットに、遂に捕らえられてしまった。
「再会」の場所は独房に入る前の雑居房のような区画だった。
そこは男女問わず、手かせと足かせ以外全裸のまま収監されるという
非情に不快な空間だった。隣の下品な男は足かせの許す移動範囲一杯まで
わたしに近づき、卑猥なジョークと「宇宙人に何かされる前に一発!」という
品性のない口説きを仕掛けてきた。わたしは当然拒み、男から一番遠い位置に
いるようにしていたのだが、ある晩うっかり男の行動半径で転んでしまった。
男はわたしにしがみつき犯そうとし始めた。わたしは悲鳴を上げ、全力で
抵抗したが、男の力が弱まることはなかった。
- 400 名前:改造素体十万八号・3:2007/10/10(水) 01:03:42 ID:8pnO0IX30
- しかし次の瞬間、男は後頭部から黒い煙を出して倒れ、動かなくなった。
おそるおそる顔を上げたわたしの目に入ったのは、
変わり果てているがそれとわかる「あの人」が熱線銃を手にすくと立つ姿だった。
「反逆分子ハ銃殺スルと警告してあッタ筈ダ。他の捕虜諸君モ軽率ナ行動は
慎ムことダ。これハ看守長とシテの通告であル」
懐かしい「あの人」は以前とは別の「何か」に変わってしまったようだった。
抑揚やアクセントのない無機的な話し方。ロクデナシとはいえ人ひとり射殺して
淡々と「通告」を発する冷酷さ。その非人間的なふるまいにふさわしく、
その外見もかつてとはまるで違う姿になっていた。
ぬめぬめした、ほんの少し灰色がかった黒い皮膚。白目と黒目の区別のない、
全面が真っ赤な目、ブーツのような足、額から生えた太い触角。
アリと人間の合成生物という感じだ。そして股間からはカタツムリの
殻のような渦巻き状の器官が生えていて、わたしは複雑な思い出と共に
何度もそこに目を向けては目を背けた。
変わり果てた彼との再会にわたしの思考は停止していた。しかし
「あの人」、あるいは「あの人だった何か」は、そのまま腰を落とすと
わたしを見て、ぎこちない笑顔とぎこちないしゃべり方でこう言った。
「怪我ハないカ?会イたかっタ!」
- 401 名前:改造素体十万八号・4:2007/10/10(水) 01:04:30 ID:8pnO0IX30
- 宇宙人によって改造されていたのは課長だけではなかった。
徐々に分かってきたのだが、この巨大な円盤内の乗員は、
ロボットを除けばすべて拉致され改造された地球人らしい。
しかも日を追う内、部屋の通路を行き来する「乗員」の内に、
かつて雑居房で見かけた顔も多く混じるようになっていった。
ショックだったのは、わたしの反対隣の、わたしへの「セクハラ」に
真剣に怒ってくれた、あねご肌のすてきな女性が改造人間として
通路を通ったときだった。思わず声をかけると、わたしを覚えてはいたが、
他の改造人間たちと全く同じ、感情を一切欠いた口調でこう返事した。
「ソウイエバあの改造素体が無駄ニ銃殺サレタ原因ハオマエにモあっタ。
我々の貴重ナ資源ニ、惜しいことヲシタモノダ。余計ナ騒動を起こス捕虜ハ
反逆指数が上昇シ、抹殺処理の対象になルと覚えてオケ!」
もう全く違う生き物になってしまったようだった。
わたしは、いつ自分の番が回ってくるのかと、不安な日々を過ごしていた。
しかし、不思議なことにわたしの順番はなかなか回って来なかった。
それと関係するのかどうか、独房に移されて以降、
看守長の義務のある筈の「あの人」はわたしの独房に足繁く通い、
エネルギーフィールドをするりと通過して中に入り、
わたしと様々な話をするようになっていった。
- 402 名前:改造素体十万八号・5:2007/10/10(水) 01:05:07 ID:8pnO0IX30
- 課長は他の改造人間と異なり、人間の感情を少し残しているようだった。
だが課長の説明では、これはむしろ「修行不足」なのだそうだ。
改造人間は人間的感情を失ったわけではない。任務遂行のために
感情を表に出してはならないという鉄の誓いを守っているだけだと。
あの女性もわたしが反逆指数を向上させ処分されないように
それとなく注意したのだ、と言われた。
しかも、この鉄の規律は地球を地球人自身の手で再生する
手助けをする「地球救済計画」の一環をなすのだそうだ。
にわかには信じられないことだが、改造手術自体も強制的に
なされるものではなく、「地球救済計画」に賛同し、改造を
自発的に承諾しなければ施されないものであるとも課長は言った。
しかもどうしても同意できない場合、記憶を消された上で
「地球人保護区」へ送られ、そこで人間として生きる
道を選ぶこともできるのだそうだ。宇宙人の目的は滅亡の危機に
瀕している人類と地球生態系への「荒療治」以上のものではない、
というのが課長の言葉だった。
課長はそれでも、わたしに、こんな姿になって地球のための捨て石に
なることはない。保護区で人間として幸せに生きて欲しい。
僕のことは忘れて欲しい、そういう意味のことを言ってきた。
- 403 名前:改造素体十万八号・6:2007/10/10(水) 01:06:05 ID:8pnO0IX30
- わたしは課長の強い説得に徐々に折れたふりをし、
「保護区」で課長を忘れて生きる決意を固めたかのように告げた。
だが実は、わたしは違う計画を立てていた。
課長は自分が規律によって感情を打ち消しているかのように語る。
だがわたしには「消されかけた感情を取り戻しつつ」あるようにしか
見えなかった。わたしと出会い、一度宇宙人に消されてしまった
感情が戻りつつある。課長はそれを何らかの理由で隠し、わたしと
離れようとしている。それはわたしを守るためなのかもしれないが、
しかしわたしはせっかく心を取り戻しつつある課長と別れるのが
どうしても厭だった。課長との日々を忘れてしまうのも厭だ。
むしろわたしは、たとえ自分が改造されても、あの人と再び
深い情愛に包まれた日々を送れるならば、その方がいいとすら思った。
課長の言葉に嘘がなければ、任務の合間に甘いプライベートの時間を
送ることも出来るだろう。課長の話が嘘で、本当に感情を消されて
いたとしても、今の課長はこんなに人間らしさを取り戻し、
しかもそのことで罰は受けず、責任ある職務すらこなしている。
わたしだって不可能ではないはずだ。
あの人があの人のままでいてくれる限り、たとえ宇宙人に何をされても
あの人を愛するこの甘美な思いが失われるはずはない。
わたしはそう確信し、一つの計画を立てた。
課長の心を取り戻すために…
- 404 名前:改造素体十万八号・7:2007/10/10(水) 01:06:36 ID:8pnO0IX30
- 一ヶ月目の今日、わたしはいつものように部屋を訪れた課長に
いきなりしがみつき、こう言った。
「お願い!抱いて!わかってるわ。これ、形は変わってるけど、生殖器なんでしょ?」
わたしは「とぐろ」を巻いたような股間の器官に指で触れ、それを丸くなぞった。
明らかに反応があり、固く巻いていた「とぐろ」がかすかに緩んだ。
「こうすれば、やっぱり気持ちいい?」
わたしは今度は舌を這わせた。「とぐろ」はさらに緩み、ゆっくりと開いていった
「や、やメろ!お願いダ!じっとしていてくレ。もう少しなんダ。このままでは…」
「このままでは、なあに?」
わたしは、課長が大好きだったちょっと意地悪な表情を浮かべ、今度は先端を
口にくわえた。
「…このままでは…思い出してしまう…」
「うれしい!やっぱり思った通り。いいわ!もっともっと思い出させてあげる!!」
わたしの推測は当たったらしい。思いついた「荒療治」も正解だったようだ。
わたしは課長をベッドに押し倒した。案の定それほど抵抗なく課長は仰向けになった。
いまや「とぐろ」はほどけ、課長の生殖器は半円形を描いていた。
人間のように海綿体ではなく筋肉の力で勃起するメカニズムらしいが、
膣のような器官に挿入する仕組みであることに間違いはなかった。
わたしは課長が大好きだった各種の責めを立て続けに浴びせた。
生殖器はかなり垂直に近づいたが、まだ「準備完了」ではなさそうだった。
- 405 名前:改造素体十万八号・8:2007/10/10(水) 01:07:28 ID:8pnO0IX30
- 「ま、見切り発車でいいか」
わたしは課長に馬乗りになり、その細長い生殖器を自分の中に導いた。
…しかし…やはり構造が違うらしい…。
浸潤も十分で奥まで挿入できたが、やはり「人間同士」のようには
マッチしない。とがった先端はわたしの内部を傷つけ、血が出てきた。
それに穴の形も、うまく摩擦すべき部位にあたらず、うまく噛み合わない。
結局わたしは口での責めに切り替えたが、課長が達することはなく、
それはまた「とぐろ」形に巻き始めてしまった。
「…ごめんなさい。なんだか中途半端なことをしてしまって。
でも、色々思い出したんじゃない?」
わたしは問いかけた。結末はともかく決して悪い展開ではないと思えたのだ。
しかし課長は今までになく苦悩と困惑に満ちた表情でうつむいて言った、
「…思い出してしまっタ…。もう君ト離れることが出来なくなりそうダ」
「…いいのよ!そうやって色々な感情を取り戻していって!
わたし改造されてもいい。二人でまたあの日々を作っていきましょう」
「それは絶対に無理ダ。しかし…ソウカ…君がソウ言うナラ…」
課長はレシーバーのようなものにわたしには分からない言語で何かささやいた、
「君の改造ヲ申請しタ。五分後にハ準備ガ整ウ。それまでに、最後の別れと
君を騙しタことに詫ビを言わネばならなイ。
- 406 名前:改造素体十万八号・9:2007/10/10(水) 01:08:35 ID:8pnO0IX30
- まず、宇宙人――我々は『主』と呼んでいる――の目的は『地球救済』
などではナク、安価ナ奴隷労働力、奴隷兵力ノ確保にアル。
文明ガある段階以上に発展するト、複雑ナ電子機械の開発生産ヨリモ、
最小限の兵力デ知的生命の住む惑星ヲ侵略シ、
住人ヲ有機ろぼっと化する方がはるかに安価にナルのだ。
特ニ『主』の種族ハ近年ある星系ト交戦状態ニ入リ、
急遽大量ノ奴隷力と兵力ガ必要になっタ。そのための侵略ダ。
『改造人間ハ感情を失っていナイ』といウ話も、
『改造は承諾を得なければ行われなイ』といウ話も、すべテ嘘だ。
そのような宣伝を『保護区』住民に行ウ計画はあるガ、
現実にはすべての改造手術は強制的にナサレ、そして素体にハ
人間的感情ノ徹底的な消去が施されル。
…僕が君に見せていタ感情もどきは、この『れこーだ』によるものダ。
間もなく僕にハ無意味ナものになル。もう取っテしまってモ構わなイ」
課長はそう言うと首の後ろから小さな装置を外した。
とたんに、課長の表情や態度から一切の人間らしさが失われ、
今まで見たどんな改造人間よりも無表情なロボットのような存在に変貌した。
「ツケテミロ。オマエノモツ人間ノ頭脳ハ、ワタシノ改造前ノ記憶と
感情ノ『残像』ヲ追体験スルダロウ」
- 407 名前:改造素体十万八号・10:2007/10/10(水) 01:09:06 ID:8pnO0IX30
- わたしは課長が「れこーだ」と呼んだそれを恐る恐る装着した。
わたしの脳裏に、課長の感覚経験と感情の弱々しい「残像」が再生され始めた。
疑似体験は、課長が改造手術台に縛られている場面から始まった。
ベッドの足下には、もう見慣れた姿の女の改造人間が立っている。
青いぬめぬめした皮膚。全裸で、足はブーツのような形に変形し、
乳房には黄色い同心円状の模様、股間には蛸や烏賊の口のようなまん丸の
小さな「穴」がついている。
――あれに挿入するように作られているんだ…――。
わたしは奇妙な敗北感を覚えた。
改造人間は課長同様人間の面立ちを残している。課長とは異なり
豊かな紫色の頭髪も生えている。やはり白目がない真っ赤な目。
額からは同じく太い触角。ハイヒール状の足。
男性は蟻、女性は蜂に似ている。
それが地球の昆虫をモデルにしているのか、
異星人の形態を真似ているのかまではわからない。
そういえば、顔が番組放映中に誘拐されたらしいと噂になった
有名な若いアナウンサーによく似ている。多分本人なんだろう。
縛られた課長は改造人間の顔と乳房と股間を何遍も順繰りに確認し、
わたしはまた少し敗北感と軽い嫉妬を覚えた。
- 408 名前:改造素体十万八号・11:2007/10/10(水) 01:58:12 ID:8pnO0IX30
- やがて改造人間は口を開いた。
「間もなク、お前の改造手術ガ始まる。
人間ガ発達させた無用デ複雑ナ感情はすべて消去スル。
オマエに残されるのハ我々同様、生物トしての基本的ナ感情や欲求、
例エバ、肉体的苦痛の回避ヤ、動物的本能ノ充足のようナ、
爬虫類か昆虫程度ノ単純で機械的な感情と欲求だけニナル。
その後ニ、やはり我々同様、我らが『主』ヘノの服従の喜ビ、反逆への恐怖、
トイウ強力な『感情』ないし『どらいば』ヲいんすとーるスル。
それニより、オマエハ我々と同じようニ、「主」カラ与えられた命令ヲ
知性的計算に基づいテ実行スル優秀な奴隷生物として完成スル」
課長は激しく抵抗し、ベッドの上で無駄なあがきを始めた。
課長の脳裏には、わたしとの楽しく甘い思い出、そして
それにまつわる様々な感情が浮かび、わたしの脳裏に、
それらの「残像」が再生された。同時にまたそれを奪われる悲しみ、
怒り、やるせなさという感情の「残像」も浮かんでは消えた。
- 409 名前:改造素体十万八号・12:2007/10/10(水) 01:59:21 ID:8pnO0IX30
- 「――ナオ、オマエはある実験ノ被験体の一体に選ばれタ。
我らガ「主」ハ、人類の感情ニ関スル詳しい知識の必要を結論シ、
様々ナ実験を立案した。その「感情れこーだ」モもその一つダ。
コノ装置はマズ改造直前のお前ノの感情でーたヲ記録すル。
ヤガテ改造後、感情でーたノ適切ナ用途が発見され次第、再装着されル。
ソシテ装着後一ヶ月間、改造によって退化しタお前の感情中枢ヲ
一時的に活性化さセ、人間だったときのオマエの感情の「残像」ヲ、
不十分ながら再生すル。
但シ、活性化されタ感情がお前の行動ヲ支配力すルことはナイ。
それガ活性化する感情はあまりに弱ク、奴隷生物としてノ
正常ナ動作ニ抵抗するだけの力はナイ。だがそれでもソノ機械ハ
オマエに、我々ニハ不可能な仕方で人間ノ行動を予測シ、意思疎通ヲ
行う能力を与えル。サラニ、オマエの行動ぱたーんヤ思考ぱたーんヲ
アル程度「人間らしい」方向ニ軌道修正することすらあるだろウ。
- 410 名前:改造素体十万八号・13:2007/10/10(水) 02:00:40 ID:8pnO0IX30
- コノ機械を改造体に装着する目的は二つアル。
一ツは装着者を地球人に接触させ、より徹底シタ地球人ノ
支配・洗脳ノ為ノでーたを引き出シ、収集するコト。
もう一ツは装着者の「感情ノ残り滓」ヲ完全に燃え尽きさせ、
装着者ヲより完璧ナ奴隷生物ニ作り替えることダ。
装着カラ一ヶ月後、オマエは一切ノ人間的感情を完全に払拭した、
我々以上ニ合理的デ従順ナ奴隷生物に生まレ変わることだろウ。
――以上、改造素体ヘノ必要ナがいだんすヲ終了スル。
続イテ改造手術ヲ開始スル」
- 411 名前:改造素体十万八号・14:2007/10/10(水) 02:01:32 ID:8pnO0IX30
- 指令の声と共に改造が始まった。
課長の体には上から自動的に降りてきた何本もの注射針が突き刺さり、
股間には生温かい粘着質のカバーがあてられた。
激しい苦痛と不快感、そして快感の残像がわたしにも浴びせられた。
同時に、突然背中と上部からまばゆく熱い緑色の光線が発射され、
注射針からは大量の「何か」が注入され始めた。
股間の粘着部は淫猥な動きを始め、課長の意識は繰り返される苦痛と
オーガズムにより何度も空白になり、そしてそのたびに「感情」が
消されていった。最後に、とてもおぼろげなわたしへの愛情の「残像」が消え、
場面は途絶えた。
人間としての課長がいなくなった、ということを多分それは意味していた。
そして今の「ガイダンス」によれば、その「人」はもうじき永久に、
そして完全にこの世からいなくなってしまうのだった。
- 412 名前:改造素体十万八号・15:2007/10/10(水) 02:02:42 ID:8pnO0IX30
- 長いようで一瞬の擬似体験が終わり、わたしは怯えながら、
かつて課長だったモノに目を向けた。
「それ」は何の感情も持たない目で私を見て、
抑揚やアクセントの一切ない不気味な口調で語り始めた。
「ワタシニ装着サレタ感情れこーだハ、オマエヘノ
不可解ナ執着ニ基ヅキ、『主』ヘノ服従ニ矛盾シナイ限度内デ、
オマエノ安全ヲ確保スベキダ、トイウぷろぐらむヲ
設定シタ。ワタシハ、ぷろぐらむノ実行ノタメノ選択肢ヲ算出シタ。
最初ノ選択肢ハ、オマエヲ即時改造手術室ニ移送シ、
『主』ノ庇護下ニ置クコトデ、安全ヲ確保スル道ダッタ。
ダガ感情れこーだハ、オマエガ人間ノママデイルベキダ、トイウ、
ヤハリ不可解ナ条件ヲ課シ、コノ選択肢ヲ拒否シタ。
ワタシハ第二ノ、ヨリ不確実性ノ大キイ選択肢ヲ考案セネバ
ナラナカッタ。スナワチ、オマエニ馴致洗脳ヲ施シ、
オマエノ反逆指数ヲ安全れべるニマデ低下サセ、
オマエヲ「人間保護区」ヘ移送サセルトイウ方法ダ。
改造素体ニ選バレナイ人間ハ、抹殺処理ノ対象ニナル
可能性モアリウル。第二ノ選択肢ハ安全性ガ低イ。シカシ…」
- 413 名前:改造素体十万八号・16:2007/10/10(水) 02:03:50 ID:8pnO0IX30
- わたしは、最後の望みをかけ感情レコーダを課長の首に当ててみた。
課長だったモノはほんの少しだけ人間らしさを取り戻し、
とても苦しそうな、弱々しい声で語り始めた。
「…しかし、君ヲ救いたかっタ。君に人間デいてほしかっタ。
反逆指数が低ケレバ、多少ノ不自由ハあってモ、
人間保護区デ人間として生き続けルことが出来ル。
そのためニ、君には誤った情報ヲ意図的に与エタ。
僕ノ計画ハ順調に進ミ、君の反逆指数ハ順調ニ
安全れべるまで低下シ、安定シタように見えタ。
…だが、君ハ思い出させテしまっタ…。あの甘美な快楽ヲ。
僕ハそれヲ再び手に入れたいトいう本能に支配されてしまっタ。
改造サレタ君と、完璧ナせっくすヲシタイ、という欲望二…。
もう5分が経ツ。間もなク君ノ改造室ヘノ移送ガ始まルだろウ。
…スマナイ。ソシテ、サヨナラ…」
課長の目の光が失われた。同時にわたしの手足は目に見えない
鎖でベッドに縛り付けられ、床全体が下に移動し始めた。
「いや!いや!改造手術なんていや!奴隷生物なんていや!助けて!お願い!!」
- 414 名前:改造素体十万八号・17(了):2007/10/10(水) 02:05:48 ID:8pnO0IX30
- 永久に「課長だったモノ」になってしまった「それ」は、無機的な声で答えた、
「不合理ダ。君ハコノ状況ニ本来ナラ『喜ビ』ヲ感ジルベキ筈ナノダ。
現状ノ予測デハ、君ハワタシト『ツガイ』ヲ形成シ、奴隷生物再生産本能ノ
命ジルママ、恒常的ナ交尾行動ヲ行ウヨウニナル蓋然性ガ大キイ。
先程ノヨウナ不十分ナ性行動デハナク、相互ニ完全ニ適合スル性器ト、
純粋デ崇高ナ本能ニ導カレタ、完璧ナ性行動ガ可能ニナルノダ…」
ふと見ると「それ」の股間は「とぐろ」が完全にほどけ、固く、
そして鋭くそそり立っていた。わたしが改造されると「これ」を
完璧に受け入れられる肉体が得られる…。あのアナウンサーの股間が頭をよぎった。
わたしの頭は恐怖と奇妙な欲望がないまぜとなり、痺れてきた。
そしてわたしはぼんやり、そそり立つ「それ」と、トンネルの先に見えてきた改造手術室とを、
交互に見比べ始めるのだった。
<了>
- 415 名前:maledict:2007/10/10(水) 02:11:21 ID:8pnO0IX30
- バイバイさるさんが出て焦りましたが寝る前に書き込めてほっとしました。
よく考えると「おにゃのこが改造されるシーン」が出てこないことに
気づきました(「おっさんが改造されるシーン」しか…)
お口に合わなかったら申し訳ありません…
(「課長」は「女性同士の恋人」の方が華があったかもしれませんね)
あと、十万八号さんというのは課長ではなくて主役の女性のつもりです。
以上、お粗末様でした。
- 416 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/10(水) 02:20:04 ID:onmsn3Ha0
- >>415
超GJ!!
文章は粗削りだが、心理描写を巧みに織りなした上質のSSだ
特に素体嬢の抱くアンビヴァレントな感情の描写がいい
だがMaledict氏も気付いておられるように、素体嬢の改造シーン無しに終わってしまったのは残念だ
可能なら番外編的扱いでいいから、素体嬢が恐怖と絶望と、そして欲望と快楽の坩堝の中で
蜂女に改造されてゆくシーンを書いてはくれないだとうか
改造されながら、どういう心理変化が起こってゆくのか読んでみたい
あと改造された後の、蟻男とのはじめての交尾シーンもぜひ!
- 417 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/10(水) 02:21:19 ID:uHDdj8Sr0
- >>397
あらすじは、「ゴシキダブラー」とかで検索かけて見て下さい。
ゆか姉ちゃんの当時の女の子にしては、スタイルがよく、たわわなバスト。
水中花の妖しい囁き。水島コーチへの変身シーン。正体を現わすシーン。
少女達を獣性帝国に送ろうとして、小瓶を配り回る水島コーチ。
5スレ・6スレ目ではSSの投下がない際たまに話題に上がってました。
- 418 名前:maledict:2007/10/10(水) 02:30:14 ID:8pnO0IX30
- >>416
お褒め頂きありがとうございます
「宿題」にさせて頂きますね
>>417
ありがとうございます。定番ネタだったのですね
3スレ目あたりからしばらく離れていた時期があり、
見ていないレスが結構あったみたいです。失礼しました
- 419 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/10(水) 03:02:19 ID:AKXUMoe/0
- maledict氏GJ。
改造された女性アナウンサーの、肉体の描写にいちばんハァハァ(*'Д`*)したぞ。
で思ったんだが、脳改造とかせずにおにゃのこの肉体だけを改造し、同じ改造人間の♂としかセックル
できないような構造に性器を改造して、しかも性欲を極限まで高めてしまうというシチュを想像すると、
非常に萌えるということに気がついた。
- 420 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/11(木) 00:09:20 ID:6+ZvjR4p0
- >>358
ご紹介ありがとうございます。
マリア・ドルドラ・シーマ・アハメス等の女幹部が、
洗脳・憑依・寄生によって喘ぎ苦しみ、一怪人に改造されるシーンはyou tube
にありますか?
- 421 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/11(木) 15:05:38 ID:P4gk9ULM0
- >>419
萌えるな〜
でも、何かが違うという気も激しくする
- 422 名前:376:2007/10/11(木) 20:34:50 ID:2m87BiKG0
- >>396
ギャバン第25話「妖しくゆらめく水中花 わかばが危ない」ですね。
好きですよ。
オレのお気に入りである第23話の続編で、「女性の心を奪い、
獣星帝国に送り込んで花嫁にする」という作戦は完璧。
あやしいガスを吸わせて女性の心を奪うのもナイス。
ゆか姉ちゃん、水島コーチ、バレエ教室の生徒もいい。
ただ、23話ではマクーのターゲットが大人のお姉さんだったのに、
この25話では、急に女の子になってしまったのが、オレとしては
ちょっとイマイチかな。
23話と同じ年代くらいの女性をマクーがねらっていたら、もっと
よかったのに、と思っちゃうな。
- 423 名前:381:2007/10/11(木) 22:16:23 ID:GyrvSMhT0
- >>393
>シャイダーの第24話「美しきポーの仮面」の回について
この回の主役は神官ポーだと言っていいでしょう。
神官ポーは500年に一度、美しさを保つために美女から命を吸い取る禊(みそぎ)を行わなければならない。
そのために不思議獣ラブラブと占い師に変装した神官ポーは少女達を次々に拉致し始める。
そして最後はアニーまでも拉致する神官ポー。
見所としては以下の通りです、ちなみにこの回もクモダブラーと同じく小林義明監督のホラー調が漂っています。
1.セーラー服姿の女子中学生が神官ポーの妖術(?)に掛かって
ジェットコースターに乗っている幻想を描写する場面。
2.巨大なシャボン玉の様な球体に閉じ込められて生気を吸い取られて苦しむ
セーラー服や白装束姿の少女達。
3.アニーと神官ポーの様々なやりとり、そして火あぶりの場面。
- 424 名前:381:2007/10/11(木) 22:17:28 ID:GyrvSMhT0
- 連投を御許し下さい。
シャイダーは洗脳が多いとのことですが漏れ自身全部は未見なんですよ。
宇宙刑事大全を呼んだ限りでは
26話「魔界ゾーン大当たり」、38話「魔少女シンデレラ」、41話「直撃じゃじゃ馬娘」
辺りが気になってます。
>ゴシキダブラーについて
このスレの住人の方々にとっては宇宙刑事全ての回を含めて屈指の名作ですよねぇ。
悪役である水島コーチの大人の美貌と被害者となる少女役の方々の初々しさがたまりません ハアハア。
由加姉ちゃん役と水島コーチ役の方は「バトルフィーバーJ」に出ているのを最近知りました。
それでは最後に
ドン・ホラー様
「この前のクモダブラーは花嫁作戦に失敗した!
今度は失敗するな、水中花作戦、必ずやり遂げろ!」
- 425 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/12(金) 00:16:15 ID:13MFg9sU0
- >>424
>38話「魔少女シンデレラ」、41話「直撃じゃじゃ馬娘」
これは今ひとつだったな。
- 426 名前:376:2007/10/12(金) 03:47:37 ID:/6EbgAUk0
- >>423
ストーリーとみどころの紹介ありがとうございます。
シャイダーはしばらく再見していないので、いただいた
情報を参考に、また見返してみます。
>>425
41話「直撃じゃじゃ馬娘」、オレは結構好きです。
フーマの基地にまちがってまぎれこんでしまう、この回の
ゲストキャラクターの娘がかわいい。
フーマの基地内なのに、こわがらずにはしゃぐ姿が魅力的。
そんな彼女がフーマの作戦に利用されることになり、まず、
シャイダーを好きになるように暗示をかけられ、そのあと、
耳にコントロール装置?を取り付けられ、神官ポーの命令通り
動くようにされてしまう。
そしてシャイダーのもとに送り込まれ、フーマの手先と
なって暗躍する。
暗示の効果でシャイダーのことを好きだと思い込んでしまい、
彼にまとわりつく姿や、コントロール装置を通じてフーマの
指令を送られると突然無表情になり、命令通り動くロボットの
ようになってしまうところに興奮。
- 427 名前:maledict:2007/10/12(金) 19:17:49 ID:Qa4bWj1m0
- >>419様、恐縮です
勢いで、>>416様の「宿題」、半分(?)やってみました
ちょっと時間が早くてマナー違反かもしれませんが
次いつ繋げるかわからないので投下してみます。
16レス分あります。途中で規制になり再開が明日という可能性も
なくはないのでその点ご了承下さい。
タイトルは「侵略者の仮面――奴隷生物九万九千八百八号」です
今回副題の方が長いのでメインタイトルの方を掲げます。不統一すみません。
- 428 名前:侵略者の仮面・1:2007/10/12(金) 19:18:39 ID:Qa4bWj1m0
- あたしは全裸でベッドに縛り付けられ、とても明るい部屋の中にいた。
首の後ろには、脳に直接接続されているという複雑な機械。天井からは無数の太い注射針。
ベッドの周囲にも怪しげな器具がいっぱい並んでいる。
足下には芸人だかアナウンサーだかの「なれの果て」がいて、あたしにこれから施される
「改造」についてご親切にも解説をたれている。だがこんな女にいちいち説明されなくとも、
あたしが何をされるか、おおよその見当はとっくについている。
そう、あのゴミ溜めのような雑居房に十日もいれば、それはいやでもわかることだった…
宇宙人に誘拐され、あの不愉快な「雑居房」に押し込められて三日目、収容された人間が
部屋の端から順々に姿を消し始めた。たしかにその前も、あたしの隣の上品なお嬢さんや、
その隣の下品なクソ野郎などが突発的に姿を消すことはあった。だが今回のは違っていた。
…あのお嬢さんは気の毒だった。あのお嬢さんの前にも、襲われて悲鳴を上げた女性が
襲った男性ごと射殺されたのを二度は見ていた。彼女も見ていたと思っていたのだが、
眠っていたのか、知らなかったようだ。結果、彼女も大きな悲鳴をあげて抵抗した。
あの場で射殺はされなかったものの、今頃はあの男の死体と共に分解処理か何かに
回されてしまっているに違いない。人間の心をもたない看守たちは、
異常な動きをする人間全てを一律に「危険分子」と見なし、抹殺するのだ。
辛く腹立たしいことだが、死にたくなければ、襲われてもじっと堪えなくてはならない。
あの子もそれを分かっているものと思い「ひどいよね」という話をしたが、何か勘違い
させてしまったのかもしれない。ならば間接的にあたしにも責任はある。胸が痛んだ。
- 429 名前:侵略者の仮面・2:2007/10/12(金) 19:19:21 ID:Qa4bWj1m0
- あたしの反対隣はまだ十代のウブな少年で、明らかにあたしの肉体に関心をもち
もじもじしていた。この坊やならそんなに厭でもなかったし、我慢しきれず暴発したあげく
射殺、なんていう展開は絶対に厭だったから、あたしは身体を許してあげた。
それは三日目頃にはもう雑居房の普通の光景で、「突発事故」は急速に減っていった。
――だが、三日目から始まった「退所」はこれまでの「突発事故」とははっきり違っていた。
むしろ予め決められた正常なスケジュールのように、規則正しく進んでいったのだ。
「退所後」の運命に気づかされるようになったのもそう遅いことではない。姿を消した人が
あの、身も心も昆虫のような気味の悪い生き物に「改造」されて姿を現し、「順番待ち」の
人間を監視したり、機械の操作やらなにやらの「業務」を開始したからである。
いずれ自分の順番が来る、ということに気づかない方がおかしいのだ。
それでも、実際に自分の順番が近づくにつれ、いやでも恐怖と絶望は増していった。
あたしの前の列がとうとう空っぽになり、自分の番が片手で数えられるようになってからは、
安らかに眠ることもできなかった。浅い眠りの後「突発事故」で一人いなくなっていたのに
気づいたときは、誰を恨んでいいかわからない、わけのわからない怒りが湧いた。
- 430 名前:侵略者の仮面・2:2007/10/12(金) 19:19:59 ID:Qa4bWj1m0
- そして十日目、あの愛しい内気な少年がベッドの上に見えないロープで縛られて
「退所」してから2時間のあいだ、あたしは多分人生の中で一番長く辛い時間を過ごした。
気の狂いそうな恐怖だった。…いつ?今?まだ?いつ?今?まだ?いつ?今?まだ?
いつ?今?まだ?いつ?今?まだ?いつ?今?まだ?いつ?今?まだ?いつ?今?まだ?
いつ?今?まだ?いつ?今?まだ?いつ?今?まだ?いつ?今?まだ?いつ?今?まだ?
いつ?今?まだ?いつ?今?まだ?いつ?今?まだ?いつ?今?まだ?いつ?今?まだ?
いつ?今?まだ?い…何の前触れもなくあたしは見えない力でベッドに押し倒され、
床ごと地下に吸い込まれて、暗く長いトンネルを「改造室」へと運ばれた。
「――以上、改造素体ヘノ必要ナがいだんすヲ終了スル…」
意外にも、不必要に長い前口上を聞かされている内、あたしは段々肝が据わってきた。
偉そうなことを言っているが結局あんただって宇宙人に調教されて喜んでる馬鹿なロボット。
あたしがあたしでいる内に…そう「あたしの目が黒いうちに」、一言言ってやらなきゃ
気が済まない。そんな気分がむらむらと湧いてきた。
「ふん!この虫けら!おしりかじり虫!せいぜい飼い慣らされて蜜でも集めてな。
あたしはあんたとは違うよ!この心は誰にだって渡しゃしない!あたしだけのものだ!
あたしを改造なんかしたことを後悔させてやるからね。覚悟しときな!」
反逆分子として「処分」されてもいいと思った。今までこう出来なかった意気地のなさが
逆に情けないとすら思えた。
- 431 名前:侵略者の仮面・4(430は3に訂正):2007/10/12(金) 19:20:43 ID:Qa4bWj1m0
- 「不合理ダ。だガすぐにソノ愚かナ思考回路カラ解放しテやろウ。『感謝』するがイイ」
どうやら、反逆分子として処理されることなく改造されてしまうようだった。
実際、あんなハッタリが実現するとはあたし自身思ってはいない。もうじきあたしは
いなくなり、その代わりの別の生き物が「製造」される。だがそれはずっと前から
分かり切っていたこと。その前にせめてもの反抗が出来たんだ。それでいいか。
「…改造手術ヲ開始スル」
注射針がいっせいに突き刺さり、股にはなまぬるい粘着質のものが押し当てられた。
続いてまぶしくて熱い光線の照射。同時に注射針から大量の薬剤が注入され始めた。
股の物体はしばらく「前戯」を加え、あたしが十分に濡れると、棒状に変化し
うねうねのたくりながら奥に侵入してきた。同時にクリやびらびらにも入念な、
多分地球のどんな男もかなわない巧妙なテクで責めが続いた。しかも機械は、
あたしのあえぎ声や身のくねりをちゃんと学習し、微妙に「指使い」を変えてきた。
注射と光線の効果もすぐ現れた。大量に注入される薬剤がまるで溢れ出たかのように、
皮膚の数カ所にぬめぬめした粘液がしみ出始めた。そしてしみ出た箇所は
青く変色し、人間の皮膚とは全然違う物質のように変わっていった。やがて
体中の至る所に青い斑点が浮かび、もとのままの皮膚はほとんどなくなった。
それでも粘液の流出は収まらず、なおも容赦なく皮膚の変色と変質を進めていった。
- 432 名前:侵略者の仮面・5:2007/10/12(金) 19:22:08 ID:Qa4bWj1m0
- 皮膚のなかで乳房だけは丸く線でも引いたように元の色と質感を残していたのだが、
やがて縁から黒、黄色、黒、と同心円が形成され始め、人間の皮膚とも他の部分とも
また違う、柔らかく弾力のある材質に変わっていった。同心円が乳首まで達すると
乳首だけはマニュキアでも塗ったように真っ赤な色に変わった。そしてこの部分だけは
なぜか、少なくとも表面上は、人間の皮膚と変わらない質感のままだった。
額にはむずむずした感覚が発生し、頭蓋骨の両面に触覚が伸び始めたのが分かった。
そして伸びた触角が脳の内部にアンテナとして接続されたことを本能的に知らされた。
目はひどい痛みと共に破裂し、何も見えなくなった。その後、目の奥で
「何か」が蠢き、育っていくのが感じられた。やがてテレビのチャンネルを
変えたように、急に視界が回復した。四番目の見慣れない色と、それと他の色の混色の、
信じられないくらい多くの色が増え、ものの細部もずっとはっきり見えるようになった。
股間の装置もただの高性能バイブではなさそうだった。今やそれがあたしの大事な部分と
一体化し、それに置き換わり始めているのがわかった。このまま置換され、最後には、
あの何の変哲もないのに妙にいやらしい、イカの口のような、ウオノメのような、
変な形に変えられてしまうのだろうと思った。
- 433 名前:侵略者の仮面・6:2007/10/12(金) 19:23:29 ID:Qa4bWj1m0
- 「続いテ、どらいばノいんすとーるに移ル」
たしか、宇宙人への「服従の喜び」と「反逆への恐怖」を植え付けるとか言っていた。
それが始まるのだろう。いよいよ年貢の納め時。あたしも一匹の虫けらに成り下がるか。
だが、半ば意外、半ば予期したことだったが、あたしは自分の「改造手術」とやらが
あの女が言ったとおりには進んではいないことに、すでにはっきりと気づいていた。
――つまり、あたしの感情は無傷のままで、消されたりしてはいないのである。
やがて「インストール」が始まったが、それは強烈な服従心とか恐怖心とかとは
ほど遠いものだった。宇宙人の命令が聞こえるようになり、「実行しろしろ、
しないとひどいぞ」という催促やら脅しやらの気持ちもたしかに伝わるのだが、
洗脳というほど強力なものだとはとても思えなかった。
どうやら、あたしの洗脳は失敗したままで終わったらしい。各種装置が外され、
宇宙人からの「命令」が届くにいたって、あたしはそう確信した。
「改造素体九万八千七百五号ハ、ただ今ヲもっテ奴隷生物九万八千五百六号としテ
完成しタ。起立シ、ただ今届いタ『主』からの命令ヲ復唱せヨ」
けっこう殺された素体がいるものだと呆れつつ、あたしは起立し「復唱」してやった。
「『主』カラノ命令ニ従イ、ココニ私ハ宣誓スル。ワタシハ主ナル種族ノ生存ト
繁栄ノタメニ、奴隷生物トシテノ全能力ヲ駆使シ永遠ニコノ身ヲ捧ゲルコトヲ誓ウ」
…大暴れしてやろうかとも思ったのだが、危険が大きすぎると思い、やめにした。
むしろこのまま洗脳されたふりを続け、逃亡、そしてその後で反撃のチャンスを伺おう。
あたしはそう考え、極端すぎるほど抑揚のない声を装い、クソ宇宙人の「命令」に従った。
- 434 名前:侵略者の仮面・7:2007/10/12(金) 19:24:28 ID:Qa4bWj1m0
- 洗脳失敗の原因には心当たりがある。あたしは筋金入りの不感症なのだ。
この十年近く、仕事で何百人という男を相手にして、一度も「感じた」ことがない。
「演技」がひたすら上手になっていっただけだ。そしてどうも宇宙人の「感情消去」と
それを前提に進められる「服従心と恐怖心のインストール」は人間の性的快楽を
鍵に発動するシステムらしいのだ。まさか宇宙人の機械を「演技」で騙せるなどとは
自分でも思っていなかったのだが、あれはそういう仕組みの機械だったらしい。
こちらをイかせようとしているのは明らかだったから、サービスで最高級のよがり声をあげ、
何度も「イった」あげくに「失神」までしてやった。それが効いたようなのだ。
それ以外にも、わざと痛い刺し方をする注射他の「苦痛」も洗脳の条件をつくる効果が
あったらしい。だが、「M奴隷」の仕事も多かったせいか、乗り切ってしまえたようだ。
まあ、そんな商売があるなど、合理性一点張りのあいつらの想定外だったのだろう。
でもあたしだって、生まれてから一度も「感じ」たことがないわけではないのだ。
十代前半の秘められた一人遊び。あのわずかな時期、あたしは初々しい快楽に浸った。
…だがそれがクソ親父に見つかり、クソ親父のいやらしい指と舌のせいで、
あたしの快楽は多分永久に封印されてしまった。クソ親父が事故で死んで、
上京後ほとんど詐欺同様の仕方で風俗の仕事を始めてからも、技術は上がったが
嫌悪感は消えなかった。やめようやめようと思いつつ十年近く続けてしまった。
「これも天職かも」と吹っ切れたのはごく最近だ。
…辛気くさいことを思い出してしまった。過去を振り返るのはやめよう。
- 435 名前:侵略者の仮面・8:2007/10/12(金) 19:25:30 ID:Qa4bWj1m0
- その日から、あたしの命がけの「演技」の日々が始まった。
今までは「感じていないのに感じているふり」だったが、いまや
「感じているのに感じていないふり」をせねばならない。
意外だったのは、改造人間たちがあたしの異状にほとんど気づいていない
らしいことだ。なんどかへまをして感情を表に出したことがあったが、
何の反応もなかった。感情を読み取る能力がなくなってしまった連中には、
ただのノイズとしてしか認識されないらしいのだ。
むしろ、警戒すべきは捕虜の人間である。人間なら、ちょっとした仕草からでも
ほとんど直観的に、あたしが感情を失っていないことを読み取ってしまう可能性がある。
もちろん、読み取った人間にただちに何かをされることはない。むしろ励ましてすら
くれるかもしれない。だが、その人間は明日には冷酷な奴隷生物になっている
かもしれないのだ。そして、感情を読み取る力は奪われても、あたしの心が人間のまま、
という「知識」はちゃんと携えていて、それを宇宙人にを告げ口するに違いない。
だから、あの上品なお嬢さんを特殊素体観察室、通称「独房」で見つけたときには、
動揺を隠すのに本当に必死だった。どうも殺されたのではなく、何か特殊な実験を
されるため隔離されているらしかった。それが射殺されるより幸福なことかどうかは
分からないが、この子には生きていて欲しいと強く思った。だから冷酷な昆虫を装い、
忠告まがいのことまでしてしまった。気づかれていないことを祈るしかない。
- 436 名前:侵略者の仮面・9:2007/10/12(金) 20:01:46 ID:Qa4bWj1m0
- 演技の日々の中、あたしは人間としてしてはならないこともいっぱいしてしまった。
拉致ロボットの発射作業、改造手術の実施、それに「反逆分子」の射殺…。
初めて人を殺したときは吐き気をこらえ「有機廃棄物集約カプセル」つまり個室トイレに
駆け込んだ。――全裸で暮らし、あちこちで開けっぴろげにやりまくっているくせに、
トイレだけは密閉度が高いのだ。排泄物の臭気が触角のセンサーを鈍らせるかららしい。
トイレでの一人の時間、あたしは自分に戻り、脱走の計画やその他 の作業を行った。
一番の大仕事は「自己手術」だった。
改造後まもなく、あたしは重大な異変に気づき始めていた。どうも、不感症が
治ってしまったような「感じ」がし始めたのだ。もちろん「試す」のは危険すぎる。
未完了の洗脳プログラムが再開してしまう可能性があるからだ。もともと心因性だから
大丈夫かもと思っていたが、神経のつなぎ方も色々といじくられてしまったのだろう。
そして状況は切迫していた。あたしの改造人間としての「貞操」は風前の灯だったのだ。
雑居房の男ども以上に性欲旺盛な蟻男どもがあたしへの求愛行動を繰り返しており、
これ以上断るのは「不合理」だった。しかもその前に、あたし自身が「試して」しまう
誘惑に抗しきれなくなる危険だって、正直、ないとはいえなかった。
…今の内に、何とかしなくてはならない。
- 437 名前:侵略者の仮面・10:2007/10/12(金) 20:02:29 ID:Qa4bWj1m0
- あたしは意を決して、鋭利な爪とインストールされた解剖学の知識を駆使し、
トイレで「手術」を敢行した。外形はそのまま、内部の肉をえぐり取り、
同時に感覚の鈍いお尻の肉を切りとり、移植する。余った肉は食べてしまった。
――驚異的な再生力で傷はすぐに癒えたが、感覚は鈍いまま。手術成功だ。
あたしは何も感じないその部分に色々なワザをかけて試してみた。それから早速、
前から誘いをかけてきていた蟻男数人にOKを出した。はじめは恐る恐る、
やがて自信をつけ、豪勢な演技で何人もの蟻男から遺伝子を吸い取ってやった。
一番強引でしつこい蟻男が、かつての内気だった坊やだと気づいたときは少し悲しかった。
交尾の後はほとんど強制的に産卵ブースに移送され卵を産まされた。保存された
無数の卵。これがいっせいに孵化する日…。嫌な想像がいつも浮かんだ。
格納庫の中の小型円盤の奪取が、あたしの脱走計画だった。
格納庫の位置も円盤の場所も、インストールされた知識に組み込まれていた。
しかし、それら正規のルート以外の道を見つけ、侵入する計画を立てる必要があった。
そんなルートの情報は与えられていないから、頭の中の地図と、迷路のような
現実の艦内を照合し、自分自身で見つけ出さねばならない。任務の合間に観察を重ね、
トイレの中でパズルを解くようにそのデータをつなぎ合わせ、あたしは可能なルートを
絞り込んでいった。
- 438 名前:侵略者の仮面・11:2007/10/12(金) 20:03:30 ID:Qa4bWj1m0
- その日、あたしはついにこれというルートを見つけた。
格納庫を見下ろす廊下の窓から、円盤の手前まで伸びる「経路」を発見したのだ。
文字通りの道ではない。改造人間の握力、脚力等を駆使して配水管や壁の継目を
伝って円盤まで行けそうな経路である。インストールされた知識によれば、
円盤は亜空間移動で簡単に母船の外に出られるらしい。操縦用ドライバも脳内にある。
あれに乗れさえすれば勝ちなのだ。今からは無理だが、明日ちょうどあの辺を巡回する。
明日!現実味を帯びた「決行」を前に、あたしは興奮し様々な思いを止められなかった。
地球に帰ったらどうしよう。こんな姿で人前に出ることはできない。それに、
侵略者に手を貸した裏切り者にそんな資格もない。でも地球のために出来ることはある。
人知れず、一体でも拉致ロボットや改造人間を倒す。そうして人間を一人でも多く救う。
改造された身体はライダースーツか何かで覆い、顔はメットか仮面で隠す。
…ライダースーツじゃなくて、レオタードとメイクとサングラスでもいいかな。
何にしても出来ることはあるはず。頑張らなきゃ!我知らずガッツポーズをとっていた。
捕虜のいる区画から遠く離れているから、滅多なことはないはずだった…。
- 439 名前:侵略者の仮面・12:2007/10/12(金) 20:04:11 ID:Qa4bWj1m0
- 「人間のまねがお上手ね」
そのとき、まるで人間のような口調で一匹の蜂女の声が耳元に響いた。
蜂女は手に熱線銃を持ち、あたしのすぐ後ろに立ちはだかっていた。
ここまで近づいて気づかなかったということは、意図的に個体識別信号を
オフにしていたに違いない。ただごとではない。まずは「演技」するしかない。
「ナ、何ヲ不合理ナコトヲ言ウ。理解不能ダ…」
「うふふ。ばればれよ。そこらへんの奴隷生物は騙せても、わたしは騙せないわ」
よく見るとあたしの隣にいたあの上品なお嬢さんだ。「独房」が空になったから
抹殺されたか、「保護区」へ行ったか、それとも改造されたか、どれかだろうとは
思っていた。結局改造されたらしいが、それにしてもどうもおかしい。
改造人間にしては感情が豊かすぎるのだ。だからといって「味方」だとも
思えない。逃げるか?しかし熱線銃で撃たれるのがオチだし、どのみち捕まる。
一撃で殺す?…できるかもしれない。悲しいがそれしかなさそうだ。
あたしが脳内シミュレータを起動し戦闘態勢に入ろうとしたとき、
あの優しく素直なお嬢さんだったはずの蜂女が、憎々しげに口を開いた、
「ふん。風俗嬢が、やりすぎで不感症になって、それで洗脳が未完了、
どうせそんなとこでしょ。品のない茶番ね!あはははは」
- 440 名前:侵略者の仮面・13:2007/10/12(金) 20:05:01 ID:Qa4bWj1m0
- 典型的な偏見とキメツケ。人の痛みも悲しみも想像できない幸福なお嬢様。
それがあの女の正体だったのかもしれない。あたしは頭に血が上り、
シミュレータは動作不能に陥った。こみ上げる怒りをこらえきれずに、
あたしは感情むき出しで罵声を発した、
「こ!この世間知らず!あ、あんたなんかに何がわかるの!」
「ふふふ。不合理ね。あんな感情操作で自ら正体を現すなんて、人間てホントに不可解!
――九万八千五百六号における起動異常の事実を確認。確保する」
言葉が終わる前に女は乳房から粘液状のネットを発射し、あたしは壁に貼り付けられた。
「あんたも人間の心が残ってるんじゃないの!?なんで宇宙人の味方なんかするのよ!」
「あなたみたいな出来損ないと一緒にしないで。あなたのみたいな不合理なシステムは
インストールされていないし、理解もできない。わたしはね、最新型なの。
感情擬態システムを実装されているのよ。人間の感情的反応を検知し、
適切な応答を表情筋、汗腺、涙腺、脈拍等の調整により形成、
さらには日本語辞書への介入も行う。それにより、人間やあなたみたいな不良品に対し、
わたしがまるで感情をもっているような錯覚を引き起こす。優れたシステムよ。
『主』の技術力は、ある素体の一カ月の観察データだけから、
こんな精巧なエミュレータを完成させたの。外形擬態システムと組み合わせれば
人間社会への潜入工作も可能。作戦の幅が広がるわ。
…そうそう!あなたを確保したんだから、もうこんな煩わしいもの要らないんだった」
- 441 名前:侵略者の仮面・14:2007/10/12(金) 20:06:29 ID:Qa4bWj1m0
- 女は首のうしろのスイッチのようなものに手を伸ばした。
とたんに、それまでの感情豊かな態度は姿を消し、女は普通の蜂女に戻った。
「オマエノ場合、再いんすとーるは不要ダ。起動装置ノ修理ノミデしすてむ再起動ガ可能。
ヨッテ、コノ場デノ修理作業ノ実施ガ最適ト判断スル。――修理班!」
すぐに修理班が到着し、機械そのものの手つきであの移植用性細胞を性器に装着し始めた。
「…や、やだ…やめろ!…やめて!!」
修理班は立ち去り、細胞が活動を始め、あたしの損傷部位は急速に修復され始めた。
それを見て、蜂女は何か思い出したように再び首のスイッチに手を伸ばした。
「やだ、忘れてた!こいつのせいで不合理な動作が増えて困るわ。
貴重なサンプルなんだから、今のうちにレコードしとかなきゃね」
そう言うなり女はあたしの首の後ろに爪をねじ込んだ。
「…そう…十代のころに父親に…。ごめんなさい。ひどいことを言ってしまったわ。許して」
蜂女は涙まで流してみせた。これは擬態だ。虫けらが何も理解せず自動反応しているだけ。
…それが分かっていながら、あたしの心は揺らぎ、彼女を許そうという気持ちすら湧いた。
たしかに、人間の感情とは不合理なシステムなのかもしれない。ちょっとだけそう思った。
「…するとあなたの場合、蟻男による再起動失敗の危険が0.00002くらいはあるわけね…」
- 442 名前:侵略者の仮面・15:2007/10/12(金) 20:06:59 ID:Qa4bWj1m0
- …もう何もかも終わりだ。あたしは今度こそ完全な奴隷生物にされてしまう。
あの2時間の気の狂いそうな感情がよみがえった。今度はハッタリの希望もない完全な絶望。
もはやタンカを切る気力もなく、あたしはあの坊やのようにただ泣きわめいていた、
「いやだ!いやだ!再起動なんて厭!あたしは地球に行くの!i行って地球を救うの!」
「うふふ。…いいわ。あなたにも擬態機能を実装してもらいましょう。開発中の、
簡易対人洗脳改造装置もね。一緒に、「地球救済作戦」を進めましょ!」
知っていた。その名は「地球侵略作戦」の暗号。地球人類と地球環境の破滅的搾取の計画。
地球を守る戦士でなく、お客を襲い洗脳改造する淫らな蜂女…絶望的な未来が浮かんだ。
「…そろそろ修理完了ね。蟻男じゃ不安だから、再起動はわたしが実行してあげる。
各種ドライバは完全に書き込まれているから、一回のオーガズムですべてが終わるわ。
恍惚の瞬間、あらゆる人間的感情は無意味なバグとして完全にデリートされ、あなたにはもう、
あの不合理なシステムを解読することも、形成することも、永久に不可能になる。
その必要もなくなる。同時に『主』への服従のためのシステムが正常起動するから。
その停止もアンイストールも永久に不可能。――以上、ガイダンス終了!」
蜂女は「いたずらっぽい笑み」を浮かべた。あたしから恐怖と絶望を引き出す感情擬態だ。
- 443 名前:侵略者の仮面・16(了):2007/10/12(金) 20:09:33 ID:Qa4bWj1m0
- 「いやいやいやいや!宇宙人の奴隷なんて絶対に厭!」
「うふふ。不合理ね。でもすぐにその愚かな思考回路から解放してあげるわ。感謝して」
「…いや!いや!……それがいやなの!…それが…いやなの!……わかって…お願い…わかって…」
涙も声も枯れ果てたあたしは、無意味と分かっている嘆願をうわごとのように繰り返した。
彼女はカバーを外した。ぷるんとしたピンク色の、傷一つない改造性器が再生していた。
あたしの絶望は増した。もう駄目。もちろん理屈では、今度もまた達しさえしなければいい。
でも絶対に無理だ。一目で分かるが、この女は下手なプロよりも好色で貪欲な快楽追求者。
それに比べて今のあたしは、異常に「耳年増」なだけの、うぶで未開発な十代の生娘と同じ体。
多分ひとたまりもない。そしてあたしは、感じてはならない、達してはならないと思えば思うほど
ますます急速に快楽の坂を登り詰め、あっと言う間に果ててしまうに違いない。
そんな女の生理と心理は誰よりも知っている。…無理だ。絶対に無理だ。
蜂女は「穏和な笑み」を浮かべ、耳元に口を寄せ、「甘い声」でささやき始めた。
「ねえ、想像してみて!あのころのあの甘美な快楽。それがもうじき、
『主』への崇高な崇拝心と一体になり、浄化され、あなたの胸に永久に刻まれるの…」
抵抗する気力も尽き果て、ぼんやりとしてきたあたしの頭に、彼女の声は甘く響いた。
そして十数年ぶりにうずき始めたそれに彼女の指がのびる瞬間を、いつのまにか、
今か今かと待ち始めている自分に気づいていた…
<了>
- 444 名前:maledict:2007/10/12(金) 21:01:55 ID:Qa4bWj1m0
- …以上、お粗末でした。なんかストロンガーの第一話みたいな流れですみません。
前回の直後の話もいつか投下させて頂きます。
蛇足ながらタイトルは
「侵略者の仮面をかぶっている」九万八千五百六号さん」と
「仮面をかぶった侵略者九万九千八百八号さん」の両方を指したつもりです
- 445 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/12(金) 21:28:22 ID:L92aHeBa0
- >>444
超乙! なんか前回よりも文章がこなれている感じだ
故意か天然か、あまりメリハリをつけずに神経症的に長文を重ねてゆく、そのさじ加減が
じわじわと不安が沁み出してくるような“腫れ物っぽい脆さ”をかもし出していて
救いのない作品内容によくマッチしていたと思う
なにげに比喩表現の使い方もうまいしな
次回はいよいよ、蜂女に改造された素体嬢と課長さんのセックルか。超期待だ
- 446 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/12(金) 21:58:04 ID:g+FYP9050
- >>424
水島コーチがもっとバストが大きかったら、被検体の女の子達がもっと大人だったら、
ゴシキダブラーのデザインが女性らしい曲線を有してたらと欲とは際限がないとつくづく感じますが、
当スレの洗脳ファン、垂涎のストーリーだと思います。
烈に踏み込まれた時に水島コーチが着てた、紫のベロア地のカーディガンがなんともいえず、エロい!!
- 447 名前:376:2007/10/12(金) 22:50:48 ID:EwWHG87F0
- >>446
あと、ドンホラーの前で実験成功を報告した後、ゴシキダブラー
怪人態から人間態に姿を変えたときに見せた水島コーチの笑顔や、
わかばが家出をする直前にガスを吸って目が光るところなんかも、
この回の見所だよね。
それにしても、このスレでギャバン25話ってすごく人気あるね。
オレみたいにギャバン23話やシャリバン44話が好きって人は、
あまりいないのかな?
- 448 名前:381:2007/10/12(金) 23:52:34 ID:7bcdmQJd0
- >>426
>シャイダーの41話「直撃じゃじゃ馬娘」
レス、ありがとうございました、今後の参考にさせて頂きますね。
>>446, >>447
前スレでも指摘されてましたが水島コーチは髪飾りを含む
衣装全てを「紫色」で統一されているんですよねぇ、水中花もですが・・・それに加えて
・スイミングクラブの少女達は帽子付きの旧型スクール水着(由加姉ちゃんは除外)
・コーラスグループの少女達は白色プリーツスコート
・バレエ教室の少女達はローレグレオタード(漏れは緑色レオタの娘が好き)
なのですからねー、ハアハアするのは無理もないですよ、こりゃ。
前スレでは仮面ライダーBLACKの8話「悪魔のトリル」も評判良かったと思いました。
ttp://www.catv-mic.ne.jp/~okishima/episode/8.htm
あと前スレでデンジマンの12話「危険な子供スパイ」を
挙げた方が居られましたので同じデンジマンの
6話「悪魔分身の少女」、39話「女王怒りの妖魔術」、42話「少年を喰う悪い夢」
を書いときますね。
宇宙刑事と初期のスーパー戦隊がレンタル出来る日が楽しみです。
- 449 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/13(土) 01:49:35 ID:8rTe325K0
- >maledictさん
GJ! 続編を期待します。すごく感動しました。
ご迷惑じゃなければ、私のほうでも、この世界観を生かした
外伝的なSS作ってもよろしいですか?
- 450 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/13(土) 15:02:04 ID:iDMH7LV20
- >>448
由加の表情の変化が実にいい!!
@プールにウキウキで入ってくる手の動き
Aプールの異変に「えっ!?何?」って気づく表情
B水中花の出現で狼狽する表情
C妖しく囁きの誘惑のままにプールに飛び込もうとするうつろな目の表情
D浮かんできた血の気の引いた表情
E眼光鋭い「気をつけろ!バカ野郎!」の表情
F水中花の香りに酔いしれる恍惚の表情
G鏡に問い掛ける表情
H「由加が一番美しい」にご満悦の表情
Iゴシキダブラーの出現に気づく表情
水島コーチの色気もいいけど、美乳で演技力もある由加姉ちゃんもいい!!
当時の彼女でも、今の彼女でもいいから誰か改造してダブルモンスターにして!!
- 451 名前:maledict:2007/10/13(土) 17:22:36 ID:IPmfM0tT0
- >>445
恐れ入ります。文章が長いのは多分こなれていないだけです(w
>>449
外伝、是非どうぞ!かえって緊張します
シャイダーはたしか22話ですが「女は人魚、男は半魚人に改造」
と言われて水着のお姉さんが改造装置に入ったあたりで
家を出る用事ができてその先を見ていなかったため、
勝手に妄想でその先を埋めてながらくおかずに使った思い出があります。
書いたものを読むとなんかトラウマが残っている気がします。
ゴシキダブラーのはなしはいずれぜひチェックします。
ところで、「宿題」の前に上の話の続編を書いてしまいました。
正直、あのあとは普通のエロ描写にしかならず、普通のエロは
あまり萌えないし技術もないしなあ、と思っていたのですが、
ちょっと思いつくところがあって先に進められました。
一応上の話は上の話で終わっていて、これはまた別の話だとご理解下さい。
タイトルは、「続・侵略者の仮面――奴隷生物九万八千五百六号の報告」です。
ちょっと混んでいる時間だからよくないかなと思うのですが、家人の
目を盗んで投稿したりしているので、次はいつになるかわからないのです。
これと「宿題」が終わったらとりあえず連投はやめますので
もうしばらくおつきあい下さい。
- 452 名前:続・侵略者の仮面・1/8:2007/10/13(土) 17:25:30 ID:IPmfM0tT0
- ――案の定、小娘は弟子入りさせてもらいたいほど上手だった。しかも改造人間のツボを
知り尽くしていた。さらに意地の悪いことに、簡単にはイかせてくれず、じらしながらコトを進めた。
「や、やめて…もうやめて…」
「うふふ、いいわよ。やめましょうか?そしてあなたを分解消去する。それでいい?」
「…」
「…いやあね、ウソよ。大事なあなたにそんなことするわけがないじゃない」
あたしにはもう、一瞬でも「やめないで」と言いそうになった自分に腹を立てる気力すら奪われていた。
「さて、ここまで快楽が浸透したら、もう色々変わってきているはずよ。ちょっと実験してみましょうか」
蜂女は責める手は休めずに、妙な話をふってきた、
「ねえ。お得意の『クソ宇宙人』って言ってみて。言うだけでいいわ」
あたしは漠然とした不安に駆られ、女の言うせりふを復唱してみた…
「………いやああああああ。やだ!お母さん!助けて!気づいてるんでしょ!見捨てないで!!」
あたしは絶叫した。封印していたトラウマが一気に解き放たれた。
「あらあら、まだだいぶ人間の感情が残ってたのね。誤認識が生じたみたいね。でもよかったわ。
本当に『反逆の恐怖』が発動したらそれどころじゃなかったわよ。…意地悪してゴメンネ」
「…あああ、お願い。わかって。いやなの。心を失いたくないの…奴隷なんていやなの…わかって…」
あたしは何度目かの嘆願をした。無駄とは分かっている。だが人間として最後まで抵抗したかった。
最後の瞬間まで人間らしくいたい。そんな気持ちだけで言葉をしぼり出した。
「ねえ。何がそんなにいやなの?教えて」
「…だってそれは…」
- 453 名前:続・侵略者の仮面・2/8:2007/10/13(土) 17:27:12 ID:IPmfM0tT0
- ――恐ろしいことに気がついた。いつのまにか「言葉」に「気持ち」がついてきていない。
人間らしい思い、人間ならば当然の願い、そういう「言葉」は出てくるのに、その言葉が
どんな「気持ち」の表れだったのか、急激にわからなくなりかけている。
「わからないの?そうよね。多分そろそろわからなくなってる頃。快楽による感情の置換は
もうだいぶ進んでいるのよ。今のあなたの人間としての意識は、感情という養分を断たれて
かさかさに干からびた、蛹の殻みたいなもの。その下に本物のあなたが育っているわ。
『主への崇拝』を核にした新しい優れたシステムが準備を完了しているの」
蜂女はいつの間にか、あたしのとは別の移植用性細胞を装着していた。そしてカバーを外した、
「見て!こんなこともできるのよ」
蜂女の股間には鋭くとがったオスの生殖器が屹立していた。
「さあ、蛹の中の本物のあなたに、いま養分をあげるわ。生まれなさい!」
鋭い針があたしの体と心を貫いた。
そしてあたしのかさかさになった外皮にひびが入り、粉々に砕け散った。
- 454 名前:続・侵略者の仮面・3/8:2007/10/13(土) 17:28:51 ID:IPmfM0tT0
- ぼくはたまらなくうれしかった。いよいよ「決行」の日が来たからだ。
それはまた、あのお姉さんと再び過ごせる日々の始まりの筈だった。
ぼくは一ヶ月ほど前、宇宙人に拉致され、円盤の中で「奴隷生物」として蟻のような醜い姿に
改造されてしまった。だが、誤動作なのか、僕の方の特異体質なのかはわからないが、僕は
人間の心を完全には消去されないまま「完成」されたとみなされた。そして、その事実を
隠し通しながら、洗脳されたふりをして生きてきた。不用意な行動を起こせば即抹殺か再洗脳。
そのくらいはすぐに分かった。
実はこんな仮○ライダーとかデ○ルマンみたいな境遇の奴隷生物は、決して多くはないが
一定数生まれているらしい、ということが徐々に分かってきた。
といっても大半は、改造直後にほんの少し心を残していても、その後の行動の中で
あっという間に再洗脳されてしまう。奴隷生物の服従システムは性的快楽を引き金にしており、
そして奴隷生物はオスもメスも性欲――奴隷生物再生産本能――の旺盛な生き物なのだ。
この仕組みに早い時期に気づいた僕は、インストールされた解剖学の知識をもとに、
トイレで「自己手術」を行った。性器の外的反応はそのまま、意識に繋がる感覚神経だけを
慎重に切断する。性器が反応しないと再改造に回されてしまうし、感覚が残っていれば
再洗脳が始まる、困難な手術。ドールの塗装やら何やらで鍛えられた指先が役に立った。
- 455 名前:続・侵略者の仮面・4/8:2007/10/13(土) 17:30:01 ID:IPmfM0tT0
- ぼくたちの「仲間」は互いに孤立せざるを得ない。表だった行動を起こすことはできず、
誰もが洗脳されているかのようにふるまわねばならない。つまり誰が人間の心をもち、
誰が心を失っているか、「仲間」にすら簡単に明かしてはならない。
なぜなら、昨日の「仲間」は明日には再洗脳されているかもしれないからだ。
感情を読み取る力を失っていない人間や「仲間」にこそ正体を明かしてはならないのだ。
逆に完成され感情を失った改造人間の方が、警戒する必要はずっと少ないのである。
「仲間」がいるかもしれない、という可能性を考え、僕は誰に対しても慎重に感情を隠した。
一方、中には捕虜の前では感情を隠しても、改造人間の前では無防備な洗脳未遂者もいた。
「仲間」がいるかもしれない、という可能性にまでは思い至らなかったのだろう。
そんな無防備な「仲間」にはこちらから正体を明かすことはできず、いつも辛い思いをした。
それでも、ぼくと同じくらい慎重な「仲間」はやはりいた。用心して、用心して、互いの秘密を明かす。
相手に自分の正体をさらすことは、自分の正体を危険にさらすだけではなく、相手の正体を
隠し通す決死の責任を負うことになる。そんな決意を共有できる仲間が少しずつ集まり、
再洗脳の危機が迫ったら直ちに自爆する、という鉄の誓いのもと、「同盟」を形成した。
そして敵の目をかいくぐって脱走と反乱の計画を少しずつ練り始めた。
敵も「不良品」の可能性は考慮し、色々な予防策を張っていた。例えば、目立つところに
改造人間ならば接近できる小型円盤への「経路」を用意する。円盤に乗り込もうとすると
たちまち熱線で消去される仕組みだ。ぼくらはそんな敵の工作の裏の裏をかく綿密な計画を準備した。
そしていよいよ今日、「決行」の日が来たのだ。もう鉄の規律も必要ない。無防備な
洗脳未遂者にも蜂起を呼びかけ、一斉に行動に移る。地球人類の反攻が始まるのだ。
- 456 名前:続・侵略者の仮面・5/8:2007/10/13(土) 17:31:29 ID:IPmfM0tT0
- ぼくはあの無防備で愛らしいお姉さんの元に急いでいた。もちろん、再洗脳されてしまった
可能性はある。だがあの人は、僕の前では無邪気に人間の感情を出す。それは「完成品」には
絶対に出来ないことだ。それを確認できれば間違いはない。そうして、同盟の存在を話し
蜂起への協力を呼びかける。あのきっぷのいい声で喜んで協力してくれるだろう。
「まかしときな!あたしが入れば百人力さ!」
そんな姿がありありと浮かんだ。
いつも通り、求愛行動にかこつけて接触する。内気な童貞だったぼくが皮肉なことだ。お互いに
性感は失われているはずだし、地球に行けばお互い完全な性器切除をしなければならないだろう。
あの10日足らずのめくるめく官能の日々、あの日は二度と戻らない。それはとても悲しいけれど、
でも、ぼくはあの人からそれ以上に大事なことをいっぱい教わった。そういう心のつながりの方が
ずっと価値があると、今では心から実感している。あのひとは何よりも人生の師だ。
お姉さんはいつも通り無防備に感情をさらした。まだ大丈夫だ。とてもうれしかった。
「うふふふ、坊や、ホントに好きね。いらっしゃい!」
ぼくは再生産本能がオンになったふりをして、機械的に、しかし卑猥に、お姉さんの中に入った。
- 457 名前:続・侵略者の仮面・6/9(8は間違いorz):2007/10/13(土) 17:33:38 ID:IPmfM0tT0
- いつもと違う、と感じたのは挿入後すぐだった。内部の様子が全然違う。鈍った触覚でも
それははっきり分かった。この感じはむしろ、改造時に装着される、移植用性細胞にそっくり…
違和感に気づく前に、お姉さんは捕獲ネットを発射し、二人は繭にくるまれた蛹のような姿になった。
「ねえ坊や、もう演技なんてしなくていいのよ。また色々おしえてあげるわね」
以前と全く同じ、艶めかしい情感に満ちた言葉。しかし明らかにおかしい。
詳しくは分からないが、お姉さんはもう「味方」ではない。それは間違いない。
だが捕獲ネットはぼくの身体を完全に拘束し、しかもすべての武装をロックしている。
攻撃はもちろん、自爆すらできない。
ぼくとしたことが、あれほど理性的で冷徹に行動していたつもりなのに、お姉さんにだけは
無防備にも気を許してしまった。…これが人間の限界か…。あの「不合理ダ」が頭をよぎる。
「まだイっちゃ駄目よ。色々レコードさせてもらわなきゃね」
お姉さんは僕の首の後ろに鋭い爪を突き刺した。
「…やだ。すごい大物捕まえちゃった。坊やって偉い人だったのね。お姉さん、惚れ直したぞ!」
ぼくの記憶を読んでいるらしい。当然、「仲間」たちの情報もすべて知られたことになる。それにしても、
本当に前のままのお姉さんだ。つまり敵は…
「さてと。レコードも終わったし、こんなめんどくさいもの停止するわよ」
お姉さんは自分の首の後ろのスイッチのようなものに手を伸ばした。とたんに、「お姉さん」は
どこにもいなくなり、他の改造人間よりもはるかに無機質な蜂女が現れた。
「ワレワレノ研究ト技術ハ急速ニ進歩シテイル。オマエノ推測通リ、ワレワレハ感情えみゅれーたヲ
開発シタノダ。コレガアレバオマエノヨウナ不良品ノ検出モ容易ダ。『同盟』モ間モナク壊滅スル」
この人はもう、侵略者を「ワレワレ」と呼ぶ別の生き物になってしまったのだ。そしてもうじきぼくも…
- 458 名前:続・侵略者の仮面・7/9:2007/10/13(土) 17:34:40 ID:IPmfM0tT0
- 感覚神経の修復は急速に進み、あの懐かしく危険な感覚がよみがえり始めた。…いやそれ以上だ。
ぼくは改造人間の性感を未体験だ。それが人間よりもはるかに強烈らしいという知識しかもっていない。
間もなく性感は完全に回復し、お姉さんの以前よりも磨きのかかったワザに、ぼくは快感の山を
急激に登った。しかも、人間の頃ならばとっくに果てていた限界をやすやすと超え、未体験の領域に
突入していた。――コレが爆発したら、ぼくには何も残らない。ぼくはまったく違う生き物に
されてしまう――。その考えは単なる知識以上の生々しい予感として迫ってきた。
――なんとかしなきゃ。「萎え」か…萎えアイテムを浮かべよう。…全裸のチーフ、全裸のモモタロス、
それに元祖、全裸の神崎史郎…――ぼくはありったけの「萎え」イメージを結集して
なんとか「爆発」を食い止めようとし始めた。
「…予測外ノ持続力ダナ。人間トハ本当ニ不可解ダ。おーがずむ不完全ノ危険性10ノ-19乗。
安全優先ノタメ、支援機能ヲ発動スル」
お姉さんだったモノは再び首のスイッチを操作した。蜂女は再び優しくて勇気のあるお姉さんに戻った。
「強情ね。そこが好きよ!」
お姉さんの動きは単なる高性能快楽機械のそれから、情感溢れる繊細なものへと変わった。
「このやり方はね、あるすてきな女性に教わったの。あたしの第二の産みの親。あたしの反対隣に
いたきれいなお嬢さんよ。知ってるわよね。あなた、あたしを差し置いて、あの人で抜いてたでしょ!」
いやそれは、お姉さんを知る前のことで…ぼくは一瞬、虫けらの感情擬態相手に真剣に弁解しそうになった。
「うふふ。いいのよ。今のあなたはあたしのもの。ねえ、思い出して、あのとき、あの瞬間…」
- 459 名前:続・侵略者の仮面・8/9:2007/10/13(土) 17:35:19 ID:IPmfM0tT0
- 宇宙人に拉致された、先の全く見えない不安な日々、お姉さんは力強くぼくを励ましてくれた。
そしてあの日、高まる情欲を必死で抑えるぼくを見て、お姉さんは言った。
「ねえ。あなたが好きになっちゃったの。濡れてるのよ。ほんとよ。火照りを冷まして…」
ぼくの「暴発」を未然に防ぐための不本意な誘惑だ。すぐに分かった。でも…ぼくは誘惑に負けた。
「見て。こうなってるの。そしてここを…そうそう、あふ…上手…初めてとは思えない…」
やがてお姉さんはぼくの、自分でも信じられないくらい固くなったものに手を伸ばし、そっと導いた。
まったく知らなかった感触。熱い肉の圧迫。忘れない。忘れようがない。
「いい?これは人類の使命だと思いなさい。あたしたちはどうなるかわからない。でも、
おなかに赤ちゃんがいれば、その赤ちゃんは生き残るかもしれない。人類が生き残るための、
聖なる使命。そう思って!」
お姉さんは、簡単には果てないように巧みに緩急を加え、ぼくを信じられない高みへと運んだ。
「まだよ。もうちょっとこらえて。ああ…ああ…あたしもイきそう!一緒にね。一緒に、
一緒に人類を救いましょ!…いいわ、さあ!」
お姉さんは激しく腰を動かし、ぼくの頭は真っ白になった。そしてその瞬間は永久にぼくの心に
刻みつけられた。神経切断後も、その甘い名残りは消えなかった。ああいつか、もう一度。
…それが、決してかなわぬ望みでも…。
そう、それは決してかなってはならない望み。その筈だったのに…。
- 460 名前:続・侵略者の仮面・9/9:2007/10/13(土) 17:36:54 ID:IPmfM0tT0
- ――お姉さんはあのときと全く同じ動き、全く同じ言葉で、ぼくを快楽の高みへ優しくいざなった。
「…まだよ。もうちょっとこらえて。ああ、ああ、あたしもイきそう!一緒にね。一緒に、
一緒に人類を侵略しましょ!…いいわ、さあ!」
…何か、何か違ったような…ほとんど停止した思考力をふり絞り、ぼくはその違和感を突き止めようとした。
だがその答えは見つからず、お姉さんは激しく腰を動かし、そして、
――ぼくの頭は真っ白になった。――
<了>
- 461 名前:maledict:2007/10/13(土) 18:12:24 ID:IPmfM0tT0
- …お粗末でした。
ちょうど前レスで「バイバイさるさん」が出てました。
…ところで、ひょっとしてですが、みなさん、男性が改造されるシーンは
あんまり萌えませんか?自分は、上記のように、改造担当者が
女性だったり、去勢されてしまったりするシチュはけっこういけるのですが…
- 462 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/13(土) 19:18:24 ID:gZRL/n2t0
- >>461
GJ! ちょっと自分のストライクゾーンからは外れていたが、とても面白かった
maledict氏は心理の綾の描写が巧みだな。その分、状況描写が足りないきらいがある
次回はもっと、場所や小道具の描写などに凝ってみてはいかがだろうか
> …ところで、ひょっとしてですが、みなさん、男性が改造されるシーンは
> あんまり萌えませんか?自分は、上記のように、改造担当者が
> 女性だったり、去勢されてしまったりするシチュはけっこういけるのですが…
たぶんmaledict氏には、自分が改造されたいという無意識の願望があるんだろうな
一言で改造フェチといっても洗脳が好きなやつとか拘束厨とか解剖厨とか性転換厨とか
いろんな香具師がいるので、Maledict氏のような嗜好の者もきっといると思う
漏れ的には百合はOKなので、改造担当者が女性というのは萌えるが、男の改造はNGだな
- 463 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/13(土) 19:51:26 ID:BrZ3xLmR0
- >全裸のチーフ、全裸のモモタロス、
>それに元祖、全裸の神崎史郎
おいおいおいおい!?
- 464 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/13(土) 19:58:10 ID:lZY1Gk0D0
- >>450
由加姉ちゃんへの熱い想いが伝わってくるね!
- 465 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/13(土) 23:50:12 ID:8FaSTsrL0
- 菅野美穂が主演のドラマ「働きマン」ってなんか特撮ヒーローのにおいを感じるんだよな。あれ見ていたら菅野美穂を特撮ヒロインにしてみたくなった。
悪の組織に改造される菅野美穂。しかし、脳改造寸前に脱出して悪の組織と戦うってな女仮面ライダーっぽいヒロインものをやって欲しいよ。
- 466 名前:381:2007/10/14(日) 00:14:19 ID:Zcq35/+X0
- >>451
>シャイダーの22話について
SS御疲れ様です、それは22話「人魚が呼ぶ海の怪」ですね。
過去スレで採り上げた方がいたと思いました。
フーマの楽園を造ってクビライ様に献上しよう、
そのために人間を捕獲して男性は水棲人間、女性は人魚にする計画です。
水死した男性・安男兄さんが改造され水棲人間の第一号となる。
水棲人間はかつての妹・恵美を拉致しようとするがシャイダーに妨害されてしまいます。
その後、フーマの不思議獣ウミウミは
水着姿の女性(美人)、それに小次郎さんと陽子さんを拉致。
水着姿の女性と陽子さんは手術台に載せられ神官ポーに催眠を掛けられ
いよいよ執刀!となった所でシャイダーに踏み込まれ計画失敗。
最初と最後は悲しい流れだったと思いました。
妹・恵美
「天国に行ったのよ、お兄ちゃん・・・」
といった台詞だったかな?
- 467 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/14(日) 01:20:02 ID:JVBWvyYh0
- >男性が改造されるシーン
ZOの改造シーンとか好き
- 468 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/14(日) 01:30:15 ID:9HD+6l5z0
- >>467
>ZOの改造シーンとか好き
どんなの?
- 469 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/14(日) 01:55:04 ID:gtYjnX310
- シャイダーと言えばギャル1も改造されてなかったっけ?
- 470 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/14(日) 01:58:01 ID:Vjvmgwj5O
- >>468
うぉぉぉ、やめろぉぉぉ、望月教授ぅぅぅ
ぶっとばすぞーぉ
全裸で
- 471 名前:376:2007/10/14(日) 02:32:55 ID:/KgjEYdT0
- >>466
シャイダー22話は、切ない雰囲気の話でしたよね。
不思議獣にさらわれる青い水着の女性には、神官ポーも
満足してました。
あと、妹の恵美さんもけっこう美人でしたね。
>>469
最終回の近くで、自分から志願して改造されていたように
記憶してます。
- 472 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/14(日) 12:33:16 ID:ue03epo90
- な。もっと少女強制改造ものが見たいよな。
だが脳改造までされてしまって悲しみ苦しむ姿が見たい(*´д`)ハァハァ
- 473 名前:maledict:2007/10/14(日) 14:06:29 ID:yht0byT/0
- >>462様
小道具の件、参考になります。
あと、もちろん「無意識」ではなくてバリバリ自覚的です。
別に正義のヒーローになりたいということではなく、
もう肉体も精神もぐっちゃぐちゃに・・・ヘンタイですみません
あと、ビジュアル的に美少女の類の改造シーンにちゃんと萌える点では
ノーマル(?)なつもりです。おっさんだと美しくはないですよね
>>463様
萎えませんか?(w
- 474 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/14(日) 15:46:03 ID:Kf4wsKuS0
- 473を改造したくはないなw
- 475 名前:474:2007/10/14(日) 15:46:40 ID:Kf4wsKuS0
- やべえ!おれのID糞だ orz
- 476 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/14(日) 18:34:04 ID:2uCV8lWTO
- >>465
菅野美穂は『催眠』とかに出てた頃はジャンル女優まっしぐらな感じだったが
最近はめっきり出なくなったな。
そのころは悪の女神官役が似合いそうなイメージだったのに
今は正義側の方が合うのか・・・
- 477 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/14(日) 19:31:55 ID:pB5Tb/1f0
- >>474
473が実は♀だったら?
- 478 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/14(日) 19:49:10 ID:lK/qXiPF0
- >>473
モモは萌えるww
- 479 名前:376:2007/10/14(日) 20:20:53 ID:O3vBqlfrO
- 450さんを見習って、シャリバン44話に登場する女子大生、
山崎さよこの表情の変化を。
@テニスの練習中にコーチの指導を受ける真剣な表情
A自室でラケットの素振りをする懸命な表情
Bアンコウビーストの噴射した麻酔ガスを吸って悶える表情
C続けて幻覚光線を浴びせられ、お姫さまになった夢を見て
うっとりする、高揚した陶酔の表情
Dマドーのアジトに運ばれ手術台に乗せられて、口にパイプを
くわえさせられビーストビールスを吸入させられるときの、
小さく首を振って抵抗しようとするけなげな表情
Eテニスの試合で、何事もなかったかのようにコートに立つ
平然とした表情
F異変に気づいた伊賀電を睨みつける、眼光鋭い表情
なかなかの美人がこんな表情の変化を見せてくれる。
- 480 名前:maledict:2007/10/14(日) 21:59:17 ID:yht0byT/0
- >>477様
申し訳ありませんが正真正銘の♂でございます
♀ですということにしようかと一瞬思ったのですが
自分で気持ち悪いのでやめました。
>>449様
申し訳ないのですが、次の話でちょっと世界観に踏み込む
可能性がありそうなので、念のため次回投下の後までもう少しだけ
お待ちいただけるでしょうか。勝手言ってすみません。
これまでの設定を壊したり覆したりするわけではないので
滅多なことはないとは思うのですが。本当にすみません。
- 481 名前:449:2007/10/14(日) 22:27:26 ID:HjXtZeU40
- >maledict氏
了解です!こちらも煮詰まっていますのでw
どんどん「地球救済計画」をすすめてくださいw
- 482 名前:381:2007/10/14(日) 23:02:39 ID:T7bq5uaS0
- >>479
>山崎佐世子さんの変貌ぶりの件
詳細な報告をありがとうございます、DVDレンタルリリース次第チェックしたいですね。
漏れ自身はシャリバンにおいてこのスレ的には30話「捨てられる子供たち 変身するママ」か
この44話が一番なのかなぁ、と思ってましたが、
実験対象が女子大生の分こちらに分がありそうですねw
しかしどちらも男子禁制区域が舞台(美容センターと女子寮)なのと
手術台にて実施される洗脳(改造)作業場面、
そして術後の女性の冷酷な変貌ぶりとかなり的を射ております。
最後に>>387でも書きましたが個人的にアンコウビーストの回には存在して
他の物語にはそうそう存在しないもの、それは
「アンコウビーストに幻覚光線を浴びせられ、
お姫さまになった夢を見てうっとりする、高揚した陶酔の表情」
ですね、王子様との舞踏会の幻想だったと思いますが・・・。
>>373
>12月から宇宙刑事シリーズのDVDレンタル開始こそスレ的にハァハァする作品が見る事が出来るな。
これは気付かずに失礼しました。
それにしても宇宙刑事のDVDレンタル遅過ぎですよね。
- 483 名前:376:2007/10/14(日) 23:52:13 ID:+8Aqsv0T0
- >>482
レスありがとうございます。
このスレではシャリバン44話はあまり人気がないのかな、と
思っていたので、うれしいですよ。
DVDレンタルはじまったら、チェックしてみてください。
ご期待をうらぎらない内容であればよいのですが。
>他の物語にはそうそう存在しないもの、それは
>「アンコウビーストに幻覚光線を浴びせられ、
>お姫さまになった夢を見てうっとりする、高揚した陶酔の表情」
>ですね、王子様との舞踏会の幻想だったと思いますが・・・。
そうです、王子様との舞踏の夢です。
山崎さよこのお姫さま姿が、とても似合っていてかわいい。
でもその夢は、続いて行われるビーストビールスによる獣性化の効果を
高めるために、あくまで下準備として見させられている、というのが、
オレにとってはたまらなく良いです。
あと、山崎さよこのルームメイトの女子大生(名前わからん)も、
同様にアンコウビーストの幻覚光線を浴びて夢を見てウットリしますが、
こちらは黒い皮ツナギでビシッと決めた、ロックミュージシャン姿です。
この娘は、背が高く気の強そうな美人で、黒い皮ツナギがよく似合って
います。
本エピソードには、ほかにも数人の女子大生が登場しますが、中でも
この2名がいちばん美人です。
そんな2人が幻覚を見させられてウットリしている姿と、その後に
ビーストビールスによるマドーの獣性化手術を受ける姿(といっても、
手術台に乗せられて、あやしい液体を吸入させられるだけですが)を
見ることができたのは、とても良かった。
- 484 名前:450:2007/10/15(月) 03:07:59 ID:to7vRc7N0
- >>479
>>482
>>483
女子寮・テニスウェア・洗脳・手術台と萌えるキーワードが揃ってて気になってただけに、
これだけ詳しくレポして頂きありがたいです。(自分の形式まで模して頂いて・・・)
レンタルされたら即チェックします。
洗脳被害者が美人の作品はいつの時代でもいいです!!!
インヴェード美女瞳・クモダブラーの最初の犠牲者・オーレンジャーのバラプリンターで
コピー機を愛するように洗脳される女子高生なんかが好きです。
逆に、ビシュヌはせっかくの花を使っての洗脳なのに、主婦にも、女子高生にも目立った美人がいなかった
ように思えます・・・。残念です。
- 485 名前:376:2007/10/15(月) 21:32:08 ID:aFh/0XyH0
- >>450
レスありがとうございます。
「表情の変化」ネタを勝手にマネさせてもらいました。
>これだけ詳しくレポして頂きありがたいです。(自分の形式まで模して頂いて・・・)
>レンタルされたら即チェックします。
チェックしてみてくさだい。
450さんにとってハズレでないといいですが。
ご期待にそえることを願います。
>洗脳被害者が美人の作品はいつの時代でもいいです!!!
>インヴェード美女瞳・クモダブラーの最初の犠牲者・オーレンジャーのバラプリンターで
>コピー機を愛するように洗脳される女子高生なんかが好きです。
オレもギャバン23話(クモダブラー)の話大好きです!!
最初にさらわれる女性、まさに「美人OL」って感じで、
すごくいいですよね。
改造は未遂でしたが、あのOLのおかげで、オレとしてはとても
ポイントの高い話です。
>逆に、ビシュヌはせっかくの花を使っての洗脳なのに、主婦にも、女子高生にも目立った美人がいなかった
>ように思えます・・・。残念です。
せっかくシナリオが良くても、演出や出演者がイマイチのときって、
ありますよね。
また情報ありましたら教えてください。
- 486 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/15(月) 22:09:47 ID:HKLSkb6P0
- >>476
うんと若いとき、最初のエコエコアザラクのラストあたり、
MCや改造ではないものの、豹変ぶりと無惨な最期がなかなかよかった覚えが…
- 487 名前:maledict:2007/10/15(月) 22:13:13 ID:HKLSkb6P0
- >>449=>>481様
次回はちょっと遅れるかもしれません。
あんまり遅れそうなときは二回に分けるとか
するかもしれません。恐れ入ります。
- 488 名前:maledict:2007/10/15(月) 22:19:28 ID:HKLSkb6P0
- 普通の書き込みは名無しで書こうかと思ったのですが
IDがあるとあんまり意味のない話でした。
固定って疲れますね。投稿終わったら当分名無しに戻ります。
アンカーに「様」を付けたり付けなかったりちぐはぐですみません。
- 489 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/16(火) 00:01:30 ID:4J/v4mxB0
- バトルフィーバー サンバルカン ゴーグルファイブ
この辺は改造モノは無かった様な気がする。
洗脳して悪の手先に...ってのは有ったかな?
- 490 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/16(火) 01:30:20 ID:CV0d4Gu60
- バトルフィーバーのエゴス怪人は人間を改造して造ってるふしがあるから
(少なくともハイド怪人はバトルコサックの親友が改造された姿。ヘッダー指揮官も改造されたし)
怪人バラリンカとかの女性怪人も、人間の美女を怪人製造機に入れて改造したものと勝手に妄想してる
- 491 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/16(火) 01:41:24 ID:JZGKWnBD0
- >>489-490
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Poplar/6828/story/story.html
#04 ネンリキ怪人 ♂
#37 ゲンソウ怪人 ♀
#39 ハイド怪人 ♂
- 492 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/16(火) 02:17:50 ID:olVPw3iE0
- ゲンソウ怪人って改造シーンってあったの?あったとしたらどんなかんじ?
- 493 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/16(火) 08:37:48 ID:tNhndJ4l0
- >>492
あるよ。冒頭で月影一族のモンシロお蝶という女盗賊が怪人製造機に入れられて
激しくもだえながらゲンソウ怪人に生まれ変わるシーンがある
ttp://www.geocities.co.jp/HeartLand-Poplar/6828/story/story_no44.html
- 494 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/16(火) 11:08:22 ID:afUI6IXD0
- くのいちっぽいテーストに、改造・花吹雪・バイオリン美女。
萌えワード満載です。見たいです!!
- 495 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/16(火) 17:07:23 ID:XqQJvyZi0
- 私はSSは書かないけど、改造されたい女の子です。
可愛くはないかもしれないけど・・・
- 496 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/16(火) 18:37:19 ID:YRgfkajH0
- >>495
どんな姿に改造されたいのかな?
改造されて何をやりたいのかな?
- 497 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/16(火) 20:12:43 ID:XqQJvyZi0
- 改造されたいのは蜂女とかかな?基本的にはなんでもOKです。
改造されてしたいことは人を洗脳したり、同じ改造人間にしたりしてみたいかも?
- 498 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/16(火) 21:09:47 ID:XqQJvyZi0
- あ、497は>>496さん宛です
- 499 名前:381:2007/10/16(火) 22:14:18 ID:yoqxSowK0
- >>484
>逆に、ビシュヌはせっかくの花を使っての洗脳なのに、
>主婦にも、女子高生にも目立った美人がいなかったように思えます・・・。残念です。
仮面ライダーBLACKの45話「妖花ビシュムの死」ですね。
あの回は料理教室にて和服姿でほくそ笑む人間体ビシュムと
被害者となる朝霧女子高等學校の女子高生軍団が印象深いです。
地下の花園でズラッと一列に並んだ彼女達にはドキッとしました。
しかし凄いお嬢様女子校と言う設定なのに生徒達の容姿までは・・・残念です。
ビシュムが主役の回なので仕方無いかもしれませんが。
あと、この作品で美人だと思ったのはは8話「悪魔のトリル」のバイオリニスト百合ちゃんと
24話「女子大生の悪夢」の改造マシン内の娘ですかねぇ。
- 500 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/16(火) 22:16:53 ID:+xgFRT/n0
- 500get!
- 501 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/17(水) 01:15:13 ID:46wz8sZR0
- >>450
>>479
この形式で、「死を呼ぶくちづけ」を表現しようとしたら、10や20じゃきかない・・・。
究極に美しいのは、上目遣いで強くなるためなら私は何を失ってもいいとラディゲに懇願する顔。
東京ドームシティでサラリーマンに微笑みかける顔のアップ。竜に今の姿を披露するシーンで、直前のポーズ前とポーズ後
でアングルが違うと、こうも表情が違うか!?とカンジさせる顔のアップ。
キリがない・・・。
- 502 名前:376:2007/10/17(水) 06:57:08 ID:C2VQhNRe0
- >>499
>あと、この作品で美人だと思ったのはは8話「悪魔のトリル」のバイオリニスト百合ちゃんと
>24話「女子大生の悪夢」の改造マシン内の娘ですかねぇ。
「悪魔のトリル」は見たことないので、今度チェックしてみます。
「女子大生の悪夢」は、美人の女子大生をさらってゴルゴムの女戦士に
改造する、という作戦は良いのですが、なぜかあまり興奮するシーンが
ありませんでした。
オレにとっては惜しい、もったいない話。
>>501
ジェットマンの敵の女幹部の話ですよね。
彼女が好きな人にはたまらないエピソードですよね。
あと、今までこのスレでまったく話題に出てない、ひょっとしたら
微妙にスレ違いなのかもしれないが、オレが他に大好きなのは、
この前もファミリー劇場でやっていたけど、スケバン刑事Uの
33話「変身!邪悪の少女サキ」です。この話本当に好き。
南野陽子演じるスケバン刑事麻宮サキが、青狼会(悪の組織)の
送り込んだ「ナメラ」というバケネコ怪人に首筋をかみつかれて
毒液を注入される。
その上でナメラの吹く笛の音でリモートコントールされ、
青狼会の悪の刺客として操られる。
笛の音が聞こえると、毒液の効果?でそれまで弱々しくふるえていた
サキの顔が突然変貌して濃いメイクになり、完全な悪の手先として
操られるところに興奮。
濃いメイクのサキの顔が美しい。
このスレ的な評価は微妙かもしれないが、女性操りモノとしては、
施術される女性の容姿や、施術後の変貌ぶり、操られぶりは、
このエピソードが特にすばらしいと思う。
- 503 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/17(水) 17:06:30 ID:lVxsR4dY0
- えと・・・SS職人の皆さんにお願いなんですが、吸血系の改造SS書いてもらえませんか?
自分、国語2なんで・・・
- 504 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/17(水) 19:45:16 ID:3o6EHO5d0
- >>503
「吸血系の改造SS」って具体的にどんなの?
蝙蝠男に血を吸われた美女が蝙蝠女になって別の女性を襲うとか?
でもそれじゃ、普通の吸血鬼ものとシチュ的に変わらないよね
- 505 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/17(水) 19:51:08 ID:lVxsR4dY0
- なんだろう・・・
いたって普通の女の子が突然拉致されて「お前は今から蝙蝠女(?)になるんだ。」
って言われるやつ?
これじゃ普通か・・・文章の才能無いから・・・
蝙蝠女の見た目、能力はSS職人の皆さんにお願いします・・・
書きたい蝙蝠女を書いてください!
- 506 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/18(木) 00:37:20 ID:7HbsNYgf0
- 蝙蝠女はビザール風の衣装を着た悪魔っ娘みたいなのしか想像できんわ
ショッカーの蝙蝠男の女性版だと毛深すぎてあまりにも萎える
ズ・ゴオマ・グの女性版はありかも知れないが、女性吸血鬼の耽美さは無くなるな
- 507 名前:maledict:2007/10/18(木) 00:47:22 ID:G/NADIba0
- なんかいつも流れを中断する感じですみませんが
課長さんと主人公のせっくるシーン、投下します。
あまり長いと読む方が大変と思い短めを心がけていたのですが
今回は最後と思い色々詰め込んだら原稿用紙50枚、40スレぐらいの
長いものになってしまいました。まともに連投すると「バイバイさるさん」が
何度も出るでしょうから一挙投下は多分無理です。
それ以前にそろそろスレが終わってしまうかもしれません。
(SSが多いと1000行く前に終わることがあるんですよね)
書き込み時間も未確定です。でもとりあえずいきます
タイトルは「追憶の改造手術室――奴隷生物九万九千八百八号の誕生」です
>>506様
部分的な思いつきですが、
コウモリの羽根の部分の皮膚で全身を覆ってるのはどうでしょう?
- 508 名前:追憶の改造手術室・1:2007/10/18(木) 00:52:23 ID:G/NADIba0
- 改造室への長いチューブは間もなく終点を迎える。
もう何も考えたくなかった。考える気力もなかった。
この人と同じモノになる。そして「つがい」を形成する。
このモノに抱かれるモノとして生きる。それが私の運命。
それに逆らう力も意欲もない。受け入れるしかない。
…でも、このモノは何なんだろう?あの人なの?
あの人と同じ顔。あの人だったはずの別のモノ…
わたしは何の表情もなくこちらを見ているモノに、
声をかけずにはいられなくなった。
「ねえ。洗脳されるってどういうこと?どんな気持ち?
わたしにはわからないの。あなたは地球で生まれ育った
地球人。それを忘れているの?あんなに抵抗したことも
忘れるの?覚えているなら、なんで今は平気なの?
どうやって納得しているの?」
「ワタシガオマエノ言ウ地球人デアルコトハ、モチロン
記憶シテイル。改造時ノ記憶モ保持シテイル。ダガ、
ワタシノ見ルトコロ、改造時ノワタシノ反応ニ
不可解ナ点ハ何モナイ。99ぱーせんと以上ノ地球人ガ
同様ノ反応ヲ示スト報告サレテイル。ワタシノ反応ガ
ゴク標準的ナモノデアルコトハ確認済ミダ」
「そんなこと聞いてるんじゃない!あなたの気持ちが
聞きたいの!地球人のあなたが、地球人であることも、
むりやり改造されたことも覚えていて、なのにどうして
喜んで宇宙人の奴隷なんてできるの?疑問はもたないの?」
- 509 名前:追憶の改造手術室・2:2007/10/18(木) 00:53:21 ID:G/NADIba0
- 「質問ノ意味自体ホトンド理解デキナイ。ワタシハ
地球人ダ。未改造ノ地球人ハ改造ニ対シ激シイ抵抗ヲ示ス。
ダカラ強制ガ必要ダ。強制ハ合理的ナ処理ダ。マタワタシガ
地球人デアルトイウ事実ト、ワタシガ他ノ地球人類ヲ
『主』ノタメノ資源トシテ搾取スルコトトノ間ニハ、
イカナル論理的矛盾モナイ。他方、『主』ノ道具トシテ
ぷろぐらむサレタワタシガ『主』ノ意向ニ背クコトハ、明白ナ矛盾デアル」
同じ日本語を話しているはずなのに、まるで話が通じない。
わたしはもう一つ気になって仕方がないことを聞いた。
「じゃあ、わたしのことは?
わたしのことはどれぐらい覚えているの?」
「オマエトノ接触ノ記憶情報ハスベテ保持シテイル。
ソノ大部分ハ不合理マタハ理解不能ナ動作ト言動ノ羅列ダ。
特ニ、交尾行動、シカモ繁殖ト無関係ナ交尾行動ヲ
目指シテナサレル繁雑ナ交渉行為ハ、不合理ノ度合イガ大キイ」
- 510 名前:追憶の改造手術室・3:2007/10/18(木) 00:54:31 ID:G/NADIba0
- まわりくどい言葉の意味を理解できたとき、
わたしの中に猛烈な怒りがこみあげてきた。
――汚された。大事な思い出を。二人だけの、甘く、
謎めいた、かけがえのない時間。それがこの虫けらには
「交尾行動ヲ目指シテナサレル繁雑ナ交渉行為」
にしか映らないのだ。こいつはもうあの人ではない。
あの人があの思い出をそんな風に見ているわけがない。
こんなモノとの「交尾」を想像して濡れかけた
自分が恥ずかしくなった。痺れていた頭が急激に
はっきりしてきた。そして、宇宙人全体への怒りと
闘争心が沸き上がった。――あの人を永久に奪った
憎い奴ら。わたしは負けない。仇はとるわ。どんなに
肉体をいじり回されようと、心だけは渡すものか。
何としても洗脳に抵抗しおまえらを壊滅させてやる。
「ありがとう。あの人にお別れを言う決心がついたわ」
「不可解ナコトヲ。オマエノ『アノ人』ハココニイル。
肉体ヲ強化シ、不合理ナばぐヲでりーとシ、
優レタ制御しすてむヲ導入シタ以外ハ、オマエガ
交尾シタガッテイタワタシノママダ。ソシテワタシハ、
ツガイトシテオマエノモトニイツヅケル」
虫けらのたわごとはもう耳に入らなかった。
わたしは戦う。なんとしてもこいつらをたたきつぶす。
今はもういないあの人のために。
- 511 名前:追憶の改造手術室・4:2007/10/18(木) 00:55:35 ID:G/NADIba0
- 改造室に着くと、あの虫けらは部屋の奥に姿を消した。
それから何十分たっても改造手術は始まらなかった。
改造室の様子も、感情レコーダを通して見たときとは
少し様子が違っていた。ガイダンスはあの虫けらから
散々受けたから、ガイダンス役がいないのは当然かも
しれない。だが、例えば脳に接続されるコードを
繋ぎに来る気配がない。天井の注射器もセットされて
いない。周囲の補助装置の類も準備されていない。
――何これ?「準備完了」とか言ってたのに。
これこそ「不合理」じゃないのかしら。
だがこれは格好の機会だった。わたしには他の
捕虜にはない利点がある。ガイダンスは素体に
「これから何をするか」は教えても「どうやって」
については何も教えない。だがわたしはそれを
知っている。つまりレコーダの疑似経験によれば、
あの人の感情は、強烈な性的快感と激しい苦痛、
それによって意識が空白になった瞬間、少しずつ
消されていった。可哀相なあの人は何も
わからないうちにあっというまに虫けらに
されてしまった…いや、虫けらに乗っ取られ、
この世からいなくなってしまった。だが、
その仕組みを知ってさえいれば、もしかすれば
何か抵抗できるかもしれない。心の準備くらいは
できるだろう。――ひょっとしてレコーダの装着を
勧めたのは、あの人の最後の意志だったのかも
しれない――。そんな想像もわいた。
- 512 名前:追憶の改造手術室・5:2007/10/18(木) 00:56:31 ID:G/NADIba0
- 苦痛の方に大した対応はできない。だが
苦痛による感情消去は補助的なものだった気がする。
注射は平気な方だし、ともかく気を失わないことだ。
問題は性的快楽だ。オーガズムに達しない、
あるいは、肉体は達したような反応を示しても
精神が平静、という、可能なのか不可能なのか
よくわからない状態になれれば、ひょっとすると
感情の消去をやりすごせるかもしれない。少なくとも
男性のように単純明快な仕組みになはっていないから、
何とかできる余地は大きいような気もする。
そして今のわたしは性的快楽なんかとは正反対の
心境にある。これは大きな強みだ。
実はわたしはあの種のぬめぬめした虫っぽいモノが
生理的に大嫌いなのだ。さっきは中身があの人だから、
「愛の力」で克服できた。あの人だと思えたうちは
欲情さえ覚えてしまった。だがアレが本物の虫けら
だとわかったとたん、あんなモノと交わってしまった
ときの感触が気持ち悪くてたまらなくなってきた。
いいだろう。さっきまでのように興奮している
ふりをしてやろう。そのまま「演技」を続ける。
そして心の中ではあの気持ちの悪い感触を
思いっきり再生して、全身に虫酸が走るような、
心理状態に自分自身を追い込む。足りなくなったら
ナメクジとかカエルとか蓮乳とか、気味の悪いものを
総動員して、快楽とは程遠い精神を維持し続けてやる。
宇宙人の機械にそんなものが通じるとも思えないが、
今思いつく手立てはそれぐらいだった。
- 513 名前:追憶の改造手術室・6:2007/10/18(木) 00:58:48 ID:G/NADIba0
- 結局二時間ほども、わたしは空っぽの手術室で
ただ寝かされていた。その間に、わたしの心は
色々と準備を完了していた。
だが、奥の扉から出てきた「人」を見たとき、
それらの準備は一瞬で吹き飛び、わたしの心は
激しい動揺、その他あらゆる感情で満たされ、
混乱状態に陥った。
「…あなた…どうして」
そこには、改造される前と同じ体、そして
改造される前とまるで同じ表情を浮かべた
あの人が立っていたのだ。いや、一点だけ、
あの人ではないという確かな証拠があった。その人は
あの巻き貝のような男性器を生やしていたのだ。
「準備に手間取ってしまってごめん。
ぼくも知らなかったんだが、君の改造には色々と
新しい試みがなされるらしいんだ。ひとつはこれさ」
子供っぽい笑顔でにっと笑い、親指で自分を指さした。
あの人だ。全くあの人のしぐさだ。
- 514 名前:追憶の改造手術室・7:2007/10/18(木) 00:59:44 ID:G/NADIba0
- 「よくできてるだろ?外形擬態の方は、まあ
地球人が思うほど難しくはないんだ。すごいのは
この感情擬態さ。『主』はぼくの付けてた
感情レコーダと君とのやり取りを徹底的に解析して、
自動的に人間の感情反応そっくりの外的反応を生成する
エミュレータを作ったんだ。感情レコーダのときには
ブラックボックス扱いされていたアナログ情報が
完全にデータ化された。音声レコーダから楽譜を
作り出したようなものだ。そして、感情レコーダの
場合には少し生じてしまった「逆流」もなくなった。
擬態感情は装着者の精神に一切影響しない。実際、
何も感じないまま自動反応が起きているだけなんだ。
完成版では、装着者には必要に応じていつでも
停止する権限が与えられる。ただし僕の場合は
試用段階なので、権限は与えられていない。
――さて。ガイダンス終了だ。これで君はぼくの中身が
『全くの虫けら』であるという知識を得たわけだ。
さあ、どの程度の「錯覚」が起きるのかな。データを
とらせてもらうよ。楽しみだな」
そう言うと、あの人のだった・もうあの人のではない・しかし
あの人にそっくりな人は、わたしに感情レコーダをセットした。
- 515 名前:追憶の改造手術室・8:2007/10/18(木) 01:01:42 ID:G/NADIba0
- 「もう一つの実験はこれ」
そう言うとその人は天井からたれているノズルを
引き寄せ、その先端を自分の背中に突き刺した。
「偉大なる『主』は携帯洗脳改造装置を開発中だ。
これはそのためのデータ集めというわけだ」
そう言ってわたしに近づくと、背中のノズル付近から
束になったケーブルを取り出し、その先端を
わたしの首の後ろにそっと固定した。何かが刺さり
侵入してきたが、大した痛みはなかった。それから、
その人はとても柔らかにわたしに覆いかぶさった。
「いくよ」
やさしく官能的な声。いつもの「始まり」の合図の言葉。
今日のそれはわたしの人間としての人生に幕を引く合図。
…ああ、なんてこと。理性ではそれがわかるのに、肉体が
ついていかない。やめて。その目で見ないで。その声で
話しかけないで。…忘れちゃだめだ。このしなやかで
すべすべした肌の下には、ぬめぬめした虫けらの皮膚…
…でも…まったくあの人のままだ。ホクロの位置まで同じ。
汗も出てきた。かすかな体臭も。とてもなつかしい香り…
その人はわたしに唇を重ね、それから首筋、そして
耳たぶに舌を這わせた。…ぬめぬめした蟻男がわたしを
襲いにきた…そう思い込もうと努力する。感じては
いけない。感じてはいけない。感じてはいけない。
――この言葉は呪文だった。唱えれば唱えるほど
感じてしまう。いけない。いけ…ない…
- 516 名前:追憶の改造手術室・9:2007/10/18(木) 01:03:13 ID:G/NADIba0
- 男の舌はわたしの乳首に伸び、同時に指が、すでに
じっとりと湿りかけてきた下腹部の部分に触れた。
いつもと同じ、なつかしい手続きが順々に進み、
わたしの視覚と聴覚と嗅覚と触覚、さらには味覚は、
意地悪な官能の誘いに必死に抵抗した。
それははかない抵抗。わたしの意志とは無関係に、
わたしの肉体は快楽の山を登り始めてしまった…。
…次の瞬間、わたしは絶叫していた。一瞬、意識が
空白になった。胸から下の全体に激痛が走ったのだ。
男の前半身全体から太い注射針が何本も伸び、
それがわたしの身体に突き刺さっているのである。
「ふふ、びっくりしただろ?ちょっと意表をついて
やらないと君は意識を飛ばしてくれなそうだったからね」
間もなく注射針から大量の薬剤が射出され、同時に
男の全身がまばゆいグリーンの光に包まれた。
猛烈な熱が私の身体を襲う。わたしはまたも絶叫し
苦痛にもがき苦しんだ。
「これだと背中の方が不十分だからね。『主』は
苦肉の策で出力を危険値ギリギリまで上げたらしいよ。
まあ、多少のやけどは改造が終われば治るからね。
あとで、ちゃんと後ろからもやってあげるよ」
- 517 名前:追憶の改造手術室・10:2007/10/18(木) 01:04:59 ID:G/NADIba0
- 言い終わる前に男はいつの間にか固く鋭く勃起した
生殖器を、まだ完全には準備の済んでいない女性器に
強引にねじ込んだ。普通の痛みだけではなく、子宮の
奥に、傷ついたようないやな痛みが生じた。多分血が
出ていた。鋭い先端が突き刺さったのだ。
「ぼくの装備は試作品なんだ。これから性細胞移植を
しなきゃいけないんだけど、よく使われている
カプセルタイプよりできが悪い。こうやって、移植前に
組織をある程度損傷させないと定着しにくいんだ」
そう言うと男性器を抜いては膣のあちこちに突き刺し、
切り裂く、という作業を繰り返した。わたしは何度も
絶叫し、そのたびに頭が真っ白になった。
「さて、移植用性細胞をつけて、と」
男はやはり背中から薄いゴムのようなものを取り出し、
それを生殖器にクルクルとかぶせた。
「しばらくすると僕の生殖器が移植用に活性化する。
それを挿入すれば君の女性器も憧れのアレに生まれ変わる。
楽しみだなあ」
- 518 名前:追憶の改造手術室・11:2007/10/18(木) 01:07:40 ID:G/NADIba0
- 男はわたしの顔を覗き込んだ。あくまでも優しい笑顔。
プレイの最中のちょっと下卑た言葉遣いまでそのまま。
でももうコレをあの人だと思うことは決してできない。
わたしは恐怖に引きつった顔でソレを見つめた。
「お次はこれだ。こんな粗悪品、早く捨てちゃえよ」
そう言うと、擬態した指を突き破って伸びてきた鋭い爪を
左目にずぶりと突き刺し、こね回した。自分でも
信じられない声を上げてわたしの意識は一瞬遠ざかった。
世界の左半分が真っ暗になり、どろりと粘液が出てきた。
「すぐに最高級品が生えてくるよ。紫外線も認識できるし
解像度も比べ物にならない。きっと満足するよ」
ふと残った目で体を見回すと、すでにもう体が
人間の体ではなくなりかけている。皮膚の至る所から
粘液がしみ出し、染み出た部分を中心にぬめぬめした
青黒い皮膚になっている。いやだ。自分の皮膚が
最高に気持ちの悪い生き物の皮膚に近づいている。
いやだいやだいやいや。わたしは我を忘れて絶叫した。
「さあ、もう一方も、いくよいくよいくよ」
ギュッとつぶったまぶたごと、男は右目をえぐった。
「ふふふ、こうやって緊張しても痛みは増すんだよね」
たしかに、わたしの意識はまた一瞬失われた。
「触角細胞も刺激してあげなきゃ」
男は指の第二関節からねじのようなものを突出させると、
それを眉間の上のあたりに押し当て、骨に食い込むまで
ぐりぐりとねじ込んだ。作業は左右計二回、ゆっくりと
容赦なく続けられた。じわじわと続く苦痛に、わたしの
思考は麻痺した。
- 519 名前:追憶の改造手術室・12:2007/10/18(木) 01:10:21 ID:G/NADIba0
- 「お疲れさま。『苦痛』のメニューはこの辺で打ち止めだ。
さて、どうかな。もう半分くらい、いったんじゃないかな。
裏側を焼かなきゃいけないからちょっと体位を変えよう」
擬態した蟻男はわたしを逃がさないように注意しながら
エネルギーバリアをゆるめ、わたしをうつ伏せでひざを折った、
要するに後背位の姿勢に固定し直そうとし始めた。
少し間の抜けた作業の間、わたしには自分を見つめ直す
わずかな時間ができた。
――「もう半分くらい」とはつまり感情消去の話だろう。
虐待のあいだ、わたしはほとんどなすがままにされ
何度も気を失いかけた。多くの感情を奪われてしまったに
違いない。正直、自分で自分の心を見つめるのが怖い。
…そうか。恐怖感は残ってるわね…うれしくないけど。
課長の心を覗き見ているときと異なり、今のわたしは
実際に何と何の感情を奪われたのか、はっきりとした
自覚がなかった。こちら側に感情があるときは、課長の心と
自分の心を比較して、何が消えてしまったのかを
確認することができた。今はその比較ができないのだ。
漠然と、心の全体が液状化し始めたような不気味な感覚。
人間の発達させた複雑で精妙な感覚が、ただの原始的で
不定形な本能的衝動に置き換えられていく感覚。まるで
精巧に発達した手足や目が、アメーバの偽足や
原始的な光受容器に置き換えられていくような…。
- 520 名前:追憶の改造手術室・13:2007/10/18(木) 01:13:42 ID:G/NADIba0
- バリアの操作が複雑なのか、擬態蟻男の作業は
もたもたと進まない。わたしはこの時間を利用して、
敵と「戦う」道がまだあるかどうか、なるべく冷静に
検討しようとしはじめた。
人間の心を丸ごと残す、という道はもう閉ざされて
しまった。「人間らしい心」という言葉から連想される
感情、例えば「こまやかな気遣い」「温かな共感」、
そんな言葉はコトバとしては思い出せても、もう
かさかさの記号としか理解できない。今のわたしが
人間社会に戻されて、たとえ外見が元通りになっても、
もうまともな社会生活は送れない気がした。
信じられないほど空気が読めない女、とんでもなく厚顔な
偽善者――そんな社会不適格者になっているに違いない。
それでも、たぎるような侵略者への憎しみ、そして
あの人への強い愛情、この感情だけは、まだ十分に
残っているのを感じた。レコーダの疑似体験でも、
強い思いほどなかなか消えなかった。
強い思いは心の中のあらゆる思考に浸透している。
だからこそレコーダによって、あちこちに潜む
感情の名残りを活性化させ、つきとめては消去する、
そんな作業が必要なのかもしれない。そう思った。
- 521 名前:追憶の改造手術室・14:2007/10/18(木) 01:16:39 ID:G/NADIba0
- …ふと、わたしはありえないほど冷静に状況を
分析し始めている自分に気づいた。
感情が原始的な本能に退化し始め、理性や言葉と
かかわりあう力を失いつつあることで、逆に、
理性的な思考が感情に歪められずに進むように
なっている。そういうことらしい。
実際、こうやって冷静に反省してみると、
人間の感情というのは色々と「不合理」な歪みを
認識に加えていたのだということに気づいた。
自己欺瞞、希望的観測、現実逃避、好き嫌いによる
買いかぶり、みくびり…人間の感情がどれほど
現実に目をふさぐか。それに気づざるを得なかった。
通常の改造素体にはこんな冷静な反省をしている
余裕があるとは思えない。苦痛と快楽の洪水の中、
退化しつつある感情に押し流され、わけのわからない
うちに人間の心を失ってしまうしかないはずだ
――あの人がそうだったように。
わたしがこんな冷静な思索を進められているのは、
この擬態蟻男の変則的な作業がもたもたしている
からに過ぎない。まもなく再開されるはずの
苦痛や快楽の渦に巻き込まれれば、またこんな
冷静な思索を巡らすことはできなくなるだろう。
- 522 名前:追憶の改造手術室・15:2007/10/18(木) 01:19:36 ID:G/NADIba0
- ――この冷静な思考を利用できるのは今しかない。
何をすべきか、全力で考えよう――。
また多くの感情が奪われることは覚悟せねばなるまい。
だから、最低限譲れない感情に絞り、それだけは
何としても守り抜く、というやり方を選ぶべきだ。
その感情とは「侵略者への憎悪」と「あの人への愛」。
この虫けらではなく、いなくなった「あの人」への愛。
この二つの感情を、それだけを全細胞に焼き付けよう。
――さあ、第二ラウンドだ。
わたしの決意に呼応したかのように、
擬態蟻男の愛撫が再開された。
「待たせてごめん。再開だ」
蟻男は後ろからしがみつき、乳房をまさぐりつつ、
再び注射針と光線の責めを浴びせた。気の持ちようか、
実際に出力が落ちたか、さっきほどの苦痛はなかった。
蟻男はさっきまでと同じ、甘い言葉と優しく激しい
愛撫を加えてきた。
――バカじゃないかしら。あんなことされたあとで、
まだ素直にひいひい感じるとでも思ってるの?――
わたしは目の前のモノの虫けらぶりに軽く呆れた。
そして予定通り「演技」を始めた。乾いた愛液は、
大量にあふれる粘液が多分ごまかしてくれる。
- 523 名前:追憶の改造手術室・16:2007/10/18(木) 01:22:59 ID:G/NADIba0
- そう。肉体の変貌は容赦なく進んでいた。
改造眼球と触角の形成はほぼ完了した。
新しい異様な視界が広がり、見たくもない
肉体の細部がいやでも目に飛び込んできた。
皮膚の変質は終わることなく続いている。
表面は青黒くぬらぬらと両生類のように変わり、
指先その他あちこちに、昆虫の肢の剛毛に似たものが
生えている。爪はやはり節足動物のような
鋭い黒い爪に変わっている。
背中ごしに見ると足のおやゆびが何倍にも肥大し、
他の指は昆虫のかぎ爪のようなものに退化している。
おやゆびの爪は厚皮化し、爪というよりひづめのようだ。
かかとの角質層も何センチもの厚さに伸びている。
最終的にあの「ハイヒール」ができあがるのだろう。
体毛は薬剤の作用ですべて抜けた。立てた太ももの
内側を、粘液に乗った恥毛がゆっくりと流れてきた。
髪の毛はゴッソリと落ち、代わりに生えてきた、蜂や
蛾の体毛のような紫の毛が下向きの顔にかかった。
「ここだけは薬が違うんだ」
乳房をまさぐる擬態蟻男の手のひら全体から、
無数の微細な針が伸び、突き刺さった。
今回、苦痛はなく、痒いような感覚が覆った…
「あ…やだ、なにこれ!!いっ…いっ…いっちゃ…」
…それが凝縮された性感だと気づいたのは少し後だ。
乳房の全体から体験したこともない快楽が流れ込み、
わたしは一瞬で果ててしまった。
- 524 名前:追憶の改造手術室・17:2007/10/18(木) 01:26:04 ID:G/NADIba0
- ――またやられた…。心の液状化がはっきり
進んでいた。もう普通の日常生活もできなさそうだ。
「あざーす!近ごろどーよ」
そんな耳慣れたあいさつすら、ふと思い出すと
意味が全く分からない。――今は午後よ?
それに一体具体的に何がどうだと言っているの?
何を聞きたいの?不可解。不合理…
――もう気を抜いてはならない!こんな虫けらに
感じるなんてこと、もう二度とあってはならない。
わたしは決意を新たにした。そろそろ、課長の心を
奪った、あの「移植用性細胞」が来る頃だ。
宇宙人への憎悪とあの人への愛情で心を一杯にして、
虫けらのセクハラに耐えなければならない。
「セクハラ」という言葉は雑居房のダニ男を
連想させた。ちょうどいいわ。虫けらとカエルと
ナメクジの外に、鳥肌のネタがひとつ増えた。
生理的な不快感と嫌悪感はまだ退化せずに
残っている。これで心を満たして、快楽なんて
感じるすき間をなくしてやる。その上で「演技」を
してこの虫けらをだます。色々しくじったけど、
これで当初の計画どおりだ。
- 525 名前:追憶の改造手術室・18 :2007/10/18(木) 02:32:10 ID:G/NADIba0
- 「いいかい?入るよ」
「あああ、いいわ…入って」
もうわたしにとってこいつはただの虫けらだった。
人間の皮の下のぬらぬらした皮膚が透けて見えた気がした。
わたしの大事な部分に、巨大で生温かいナメクジが
挿入された。ああ気持ちが悪い。
「ああ…きもちいいいわ」
ナメクジはカエルに変態し膣の中をかき回し始めた。
うう、われながら悪寒が止まらない。
「ああん、ぞくぞくするぅ」
カエルはわたしの運転する自転車に轢かれ、内蔵と
内蔵の中の汚物が撒き散らされた。うう、吐きそう。
「あああああああ、もうだめ!いっちゃう」
グチャグチャのカエルはグチャクチャのままで
激しく動き始め、あのダニ男の声で卑猥な言葉を発し始めた。
『よう。姉ちゃんよう。すました顔して、実は
濡れ濡れじゃねえの。おれももういきそうだぜ、ほれ』
「…ああ、濡れ濡れだね。ぼくもいきそうだよ」
…そうそう。虫けらにはダニのせりふがふさわしいわ。
- 526 名前:追憶の改造手術室・19:2007/10/18(木) 02:33:57 ID:G/NADIba0
- わたしはおおげさなよがり声をあげながら、
勝利の可能性を感じた。快楽を感じないわけではない。
あれから達してこそいないものの、心の液状化は着実に
進んでいる。守り抜くと決めた二つの気持ち以外、
何の感情も残らないかもしれない。でも、それだけあれば
十分だ。わたしは宇宙人を憎み、そしてあの人が愛した
地球を守る。その気持ちさえ消されなければ、わたしは
地球を守るためにこの身を捧げる。それでいい。悔いはない。
感情レコーダは回収されないうちに事故を装って
壊してしまおう。この虫けらどもを騙すのは多分簡単だ。
…だが、勝利が目前になり、再びあの冷静さが
戻ってきたわたしに、恐ろしい疑惑が生じてきた。
それは、実はずっと以前から感じていて、でも必死に
封じ込めてきた疑惑だった。だが、理性と感情の
つながりが切れ始めた今、もう自分をごまかし
続けることができなくなっていたのだ。
- 527 名前:追憶の改造手術室・20:2007/10/18(木) 02:36:17 ID:G/NADIba0
- ――あのダニ男とあの人は、そしてこの虫けらと
あの人は、本当にそこまで違うんだろうか?――
絶対に問いかけてはならない疑問だった。
さっきこの虫けらが発した、あのダニ男そっくりの
セリフ。考えて見ればあれはエミュレータによって
生成されたセリフなのだ。つまりたとえ擬態であり
何の感情もこもってなくとも、あの人の言葉なのだ。
――ならば、あの人とダニ男のどこが違うのか?
冷静に見て、感情レコーダで覗き見たあの人の
記憶は、そこまで「美しい」ものだっただろうか。
あの人の目から見たわたしたちの思い出は、
この虫けらが口にした「交尾行動ヲ目指シテナサレル
繁雑ナ交渉行為」そのものではなかったか?
あの人の思い出の中心にあったのは、
わたしの心ではなく、わたしの肉体ではなかったか?
虫けらの言葉にわたしがあんなに怒ったのは、
それが「図星」だったからではないのか?
――ならば、あの人と虫けらのどこが違うのか?
疑惑は確信に変わり始め、あんなに守ろうとしていた
「あの人への愛」が、感情消去を待つまでもなく
薄れ始めてきた。――いやだ。嫌い。男なんて嫌い!
大嫌い!男なんてみんな虫けら!いやだ!いやだ!
でも女だって同じだ。あの隣の女性だって、
横の内気な少年に色目を使っていた。いやらしい!
薄汚い!嫌い!人間なんて大嫌い。人間なんて、
一皮剥けば虫けらと同じ。いやだ!
わたしの感情は暴走しかけていた。
- 528 名前:追憶の改造手術室・21:2007/10/18(木) 02:37:16 ID:G/NADIba0
- 守ろうと決意していた二つの感情。その一つ、
「あの人への愛情」が色あせ、快楽の海の中で
液状化し始めた。
わたしはもう一つの感情、「侵略者への憎悪」
だけは手放してはならないと必死になった。
これを手放せばもうわたしはわたしでなくなるのだ。
――侵略者をたたきつぶす。虫けらは大嫌い。でも
人間も虫けら。虫けらは嫌い。人間でいるのもいや。
奴隷生物もいや。いやいやいやいや。全部いや!
消えて!全部消えて!消してやる!消してやる!
わたしの感情はその対象を見失い始めていた。
このままではいけない。我を忘れてしまうことが
一番危険だ。冷静にならなくては。この状況での
最善の選択。それを合理的に計算する。今のわたしは
それができるはず。さあ。考えて、わたし!…
擬態蟻男とのセックス、あるいは、快感による
わたしの洗脳作業もそろそろクライマックスだった。
わたしは、憎悪の心をたぎらせ、冷静に計算を進め、
なおかつ外面的には快楽にもだえる演技をする、
という離れ業をしなければならないのだった。しかし、
今やその中で「演技」が一番楽な作業になっていた。
たぎる憎悪の気持ちがすでに快楽の居場所をほとんど
なくしていた。微弱な快楽にほんの少し心を液状化させ、
それに大げさに反応していればそれでよかった。
そしてその演技がこの虫けらに実装されたあの人の目を
完全に欺いている自信があった。――実のところ、
演技は初めてではない。わたしのような優しい女ほど
「演技」は上手なものなのだ。
「ああ、いく!いく!あああああああああああ」
激しい痙攣とともに大量の愛液が流れ、わたしは一瞬
失神した…ふりをした。
- 529 名前:追憶の改造手術室・22:2007/10/18(木) 02:39:15 ID:G/NADIba0
- 「感情消去終了!と。
これよりドライバのインストールをするよ」
終わった!わたしは自分の心を点検し、色々と様変わり
してしまったものの、やはりわたしがわたしで
あり続けていることを確認できた。まずは勝ったのだ!
わたしは続く作業への心の準備を行った。
脳につながれたケーブルから「何か」が流れ込んで来る。
「ダウンロード終了。あとは起動だ。すぐに『主』からの
最初の命令が来る。その受信が起動の最終キイだ。
起動したら早速エッチなこといっぱいしよう。約束だよ!」
――その仕組みならば、ひょっとしたらアレが
試せるかもしれない――。わたしは好都合だと思った。
一応、わたしの中にたぎる強い感情は、多分「服従心と
恐怖心のドライバ」を不活性化させるだろう、という
見通しがあった。だがそれでは不安定だ。
それ以上のことができるならばそうすべきなのだ。
触角が宇宙人の通信を受信し、「命令」のダウンロードが
始まる。――できそうだ。「送信」は不可能じゃない。
わたしは強い想念を宇宙人の回線に送信した。パーソナルな
回線だからこの蟻男には傍受されていないはずだ。
- 530 名前:追憶の改造手術室・23:2007/10/18(木) 02:40:21 ID:G/NADIba0
- 「ちょっと話を聞いて!取引しましょう」
「不良品カ。自ラ欠陥ヲ申告スルトハ合理的ダナ。
スグニ再洗脳ノ指令ヲ出サネバ」
「待って。わたしの心を見てちょうだい。これでも
再洗脳の必要なんかある?」
「…高水準ノ『地球人類ヘノ憎悪』ヲ確認。稀ナ事例ダ」
――そう。それがわたしに残された「人間的感情」の
最終的な姿。わたしの感情と理性が到達した結論が
それだった。わたしははわたしであり続けるために、
憎悪の最大の矛先を人類に向けることを選択したのだ。
もはや醜い虫けらにしか思えなくなっていた人類を
「売り渡す」ことに大した迷いはなくなっていた。
わたしの人類への愛はあの人への愛と共に永久に
失われていたのである。
「稀少事例トシテ、感情れこーだノ分析を推奨。
ソレデハ再洗脳ノ指令ヲ…」
「待ってよ。あんたは誰?宇宙人じゃないの?責任者出して!」
「ワタシハ暗号名地球救済作戦実行用汎用こんぴゅーた。
『主』ヨリコノ方面ノ作戦指揮スベテヲ委任サレテイル。
ワタシガ責任者ダ。がいだんす終了。再洗脳ノ指令ヲ…」
「いいから、その『主』とかいうやつに繋いで。再洗脳前に
わたしのデータを送って確認してもらって。…そうだ。
その前にわたしのデータでシミュレーションしてみてよ。
今のわたしと洗脳後のわたし、実戦投入時、どちらの
作戦成功率が高いか」
「不可解ナ提案ダ。ダガタシカニ前者ガ高イ場合、オマエノ
再洗脳ハ不合理ナ選択デアル。…計算開始…前者ノ数値ハ
後者ノ18倍…再計算ノ必要アリ…再計算終了。…作戦変更。
再洗脳ハ保留。要求ヲ受理。『トリヒキ』ノ内容ヲ説明セヨ」
- 531 名前:追憶の改造手術室・24:2007/10/18(木) 02:43:51 ID:G/NADIba0
- 「わたしを指揮官にしてちょうだい。地球侵略のために
働くわ。不安ならば『反逆への恐怖』の方はインストール
してもいい。反逆なんて絶対にしないから大丈夫。
ただし、これ以上の感情消去は停止して。わたしの
今の高い能力は、感情退化がさらに進めばなくなる可能性が
大きいわ。それから、『服従心』のインストールもやめて。
わたしは自由でいたいの。わたしの望みはもっともっと高い
存在に進化すること。奴隷はいやだけど、人間でいるのも
いやになったの。人間も奴隷生物も大嫌い。あなた方の
『主』だって嫌いだけど、今は一番嫌いじゃないわ。
むしろその仲間入りをして宇宙を駆けめぐってみたい。
広い宇宙で自分の可能性を試したい。地球では
試したくても試せなかった。なまじ美人に生まれると
そういうことがあるのよ。あの人もわたしを部下として
評価してたわけじゃない。ひょっとすると追い抜かれるのが
怖くて恋愛でごまかしたのかもしれない。…まあ半分は、
楽な生き方を選んだわたしのせいなんだけど。…分かる?」
一部は感情の矛先を向け変える自分への口実、一部は本音だった。
「…続ケロ。『主』ヨリでーたノ請求ガ来テイル」
- 532 名前:追憶の改造手術室・25:2007/10/18(木) 02:44:46 ID:G/NADIba0
- 「…だんだん解ってきたの。地球人の感情はたしかに
いろいろ不合理だけど、改造人間が言うほどじゃない。
改造人間だって十分不合理。人工的に改造された生物だから、
ある方が便利な感情までなくなっている。多分あなたたちは、
改造人間と未改造の人間に連帯をさせないために、わざと
必要な感情まで消しているのよ。そして、そんなことを
思いつける種族は、多分、地球人とは違うかもしれないけど
色々余分な感情をもっているはず。そうでなくちゃ侵略や
戦争なんてできない。わたしは奴隷でも地球人でもなく
その中で自分の力を試してみたい。その世界に入ってみたい。
そのためなら地球の一つや二つあげるわ」
「面白い。事故の産物にしても、興味深い個体が生まれたものだ」
「あなた、宇宙人ね。やっぱり人間みたいな話し方をするのね
…と思ったけど違うか。感情エミュレータね。まあいいわ、
聞いて。言っとくけど、そろそろあの石頭のコンピュータと
ロボットと奴隷生物だけじゃやってけないわよ。
もっと頭を使える幹部が必要。例えばあの洗脳プログラム、
あんなシステム、絶対隠れた『不良品』が出てるわ。
感情エミュレータを実戦配備して徹底的に洗い出さないと
大変なことになるわよ。
どう?最初の作戦としてわたしに任せてみない?」
「いいだろう。こちらもいつまでもコンピュータに任せず、
誰か指揮官を回す予定だった。だがそんな辺境の奴隷狩り
など、誰もやりたがらなくてね。地球人の言い方で
言えば渡りに船だ。反逆抑止プログラムはちゃんと
インストールさせてもらうが、あとは任せよう」
- 533 名前:追憶の改造手術室・26:2007/10/18(木) 02:45:49 ID:G/NADIba0
- 辺境云々の言葉はかなり屈辱的だった――「屈辱」か――。
意外にいろいろな感情が残っているのだと気が付いた。多分、
「憎悪」にくっついてきたのだろう。一方、思いやり、優しさ、
愛情、その種の感情はウソのように消えてしまった。あの
虫けらのような男、そして虫けらのような人類への思いと共に
蒸発してしまったようだ。
通信が終わり、残っている感情が保護され『崇拝』ドライバが
インストール前にデリートされた。『恐怖』ドライバは
インストールされたが、とりあえず反逆しようとしなければ
心理構造を改変することはなさそうだった。
そして当面、わたしに反逆への意志はなかった。
わたしは外面的には正常にインストールされた奴隷生物
という建前になった。前例がないからである。ただし、
「管理者権限」を与えられ、正常な奴隷生物を任務のために
自由に接収できることになった。
感情面に関してはエミュレータを二つ装備することになった。
奴隷生物の無感情エミュレータと、わたしの感情レコーダを
もとに復元された人間感情のエミュレータである。その他、
予定されていたいくつかの装備も実装された。「本当のわたし」
を知る者は今のところあの宇宙人とコンピュータだけだ。
「改造素体十万八号は、ただいまをもって
奴隷生物九万九千八号百八号として完成した。
起立し、ただ今届いた『主』からの命令を復唱せよ
…なんか結婚式みたいだね。どきどきするな」
――ほんっと、うるさい虫けら。早く擬態切れよ。
- 534 名前:追憶の改造手術室・27:2007/10/18(木) 02:47:01 ID:G/NADIba0
- 「『主』カラノ命令ニ従イ、ココニ私ハ宣誓スル。
ワタシハ主ナル種族ノ生存ト繁栄ノタメニ、奴隷生物トシテノ
全能力ヲ駆使シ、永遠ニコノ身ヲ捧ゲルコトヲ誓ウ」
「おめでとう!最初の命令を伝えるよ。
君には簡易対人洗脳改造システムの試作型二号機が実装
されている。リアルタイム自律学習型で、改造手術中に
僕のデータを吸収し、改良版として成熟しているはずだ。
その試運転としてこの僕の外形擬態、および感情擬態の
解除を行うこと。一種のシミュレーションだね。ふふ。
なお、この装置の装備者にはドライバとして
『拡張再生産本能』が組み込まれてる。つまり人間を見ると
洗脳改造して自分の同類に変えたくてたまらなくさせる欲望だ。
いつもと違う快感に出会えるよ。ふふふ。ガイダンス終了」
――あら、面白そう――。わたしはちょっとしたいたずらを
おもいつき、思わずそう言いそうになった。そして自分に
残っている感情がずいぶんと偏っているいることに改めて
気づいた。――やだわ、なんかこういう悪趣味な感情しか
なくなっちゃったみたい。こんなので「さらなる進化」
なんて大丈夫かしら――そんな不安が頭をもたげかけたが、
思いつきを早く実行したかったので悩むのは後回しにした。
「了解。――その前にちょっと準備させてね」
わたしはまず自分の外形擬態を行った。改良型なので
この虫けらみたいな面倒な手間は不要だ。
「??わからない、それは命令と何の関係があるのかな??
理屈に合わないよ。筋が通らないよ…」
虫けら課長は混乱している。エミュレータを外したら
「不可解だ、不合理だ」を連発しているに違いない。
- 535 名前:追憶の改造手術室・28:2007/10/18(木) 03:39:22 ID:G/NADIba0
- 「それからこっち。ちょっといじらせてね」
わたしは課長虫の首筋に爪を差し込み、管理者権限で
動作を停止し、ベッドにバリアで固定した。
それから再び管理者権限で記憶データを操作し、
覚醒させた――。
おれが目覚めたのは殺風景な部屋だった。おれは
多分素っ裸、腰にシーツ一枚という状態で、何か
見えないベルトのようなものでベッドに固定されていた。
記憶がはっきりしない。おれは宇宙人が作ったと
噂されているムカデ型ロボットに捕獲され、円盤の中に
運ばれた。円盤の中には宇宙人としか思えない、昆虫と
人間の中間のような生物がいて、色々な作業をしていた。
おれは衣服をむしり取られ、ベッドに寝かされ、そして…
…よく覚えていない。恐らくその後麻酔か何かで眠らされ、
この手術室のような場所へ運ばれたのだろう。
おれが回りを見回していると、部屋の奥から
信じられない人が姿を現した。あのとき、ロボットの
魔手から救えたと思ったおれの恋人だった。しかも
おれと同じ全裸の姿だ。
「き、君も結局拉致されてしまったのか?
救えなかったのか。許してくれ」
言いながら、色々な違和感を感じた。なぜ彼女は縛られて
いない?おれを助けに来た?しかしなぜ裸なんだ…
- 536 名前:追憶の改造手術室・29:2007/10/18(木) 03:40:20 ID:G/NADIba0
- 「ここは侵略者の前線基地の一つよ。侵略者はここで
拉致して来た地球人に手術を行い、地球侵略の尖兵に
改造しているの。あなたが会った昆虫のような
生物はみな拉致された人間のなれのはて。一切の
人間的感情を消去され、原始的な本能以外には、
宇宙人への服従心と反逆への恐怖の感情しかもたない、
柔順で合理的な奴隷生物。そしてもうじきあなたもそうなる」
この女は…おれの知っている彼女ではないのか?
…まさか彼女はすでにその改造とやらを受け…。おれは
底知れぬ恐ろしさに包まれた。そんなはずはない。そんな…
「…そしてね。正確には、あなたはとっくに改造されてるの。
ある理由があって一時的にその姿に戻っているだけ」
「デタラメを言うなこの宇宙人!」
「デタラメかどうか、これを見るといいわ」
女はシーツをはぎとった。そこにあったのは、人間のもの
とは思えない、先のとがった細長いペニスが、
ゆるい円を描いて鎌首をもたげかけている姿だった。
「あらやだ、この状況で半立ち?あなた、そういう
趣味だったの?知らなかった」
女は意味不明の独り言を言った。
「ここだけが今の本当のあなた。今からわたしが完全に
元通りにして上げるわね。うふふふ。ガイダンス終了!」
- 537 名前:追憶の改造手術室・30:2007/10/18(木) 03:41:16 ID:G/NADIba0
- わたしは、特に意味はないがなんとなく両腕をクロスさせ、
外形擬態を解いた。課長は恐怖と悲しみの絶叫を上げた。
わたしは無感情擬態と対人洗脳改造装置を起動させた。
とたんに目の前の人間がとてもいやらしい「獲物」に見えてきた。
――ちょっと、これやばいわよ。感情エミュレータに
行動を抑止する機能はついてないんだから、擬態して
町中でこんな機能起動させたら見境なく人間を
襲い始めちゃうわ。改良の余地ありよ!
「マズハ外形ノ解除カラダ」
わたしは課長の上に馬乗りになり、まず首の後ろに
手を当てて神経ケーブルを装着し、次に首筋にかみつき、
薬剤を注入した。擬態解除用だから少量だが、
体内にジェネレータを仕込めばちゃんと人間一人
改造できるようになるらしい。
薬剤を注入しながらわたしは発光した。擬態解除だから
やはり短時間でいい。外形擬態がみるみる解除されていった。
課長は自分の姿の変貌にうろたえ、怯えていた。
「コレデオマエハ元ノ姿ニ戻ッタ。虫けらが虫けららしい
姿にもどったってわけ。あははは」
「この宇宙人が!貴様も虫けらだろう」
しまった。うっかり地の声がでちゃった。気をつけなきゃ。
あとで記憶を消しておかなきゃね。
- 538 名前:追憶の改造手術室・31:2007/10/18(木) 03:42:14 ID:G/NADIba0
- 「不可解ナコトヲ。ワタシハオマエガ愛シタ女ダ。
肉体ヲ強化シ、不合理ナばぐヲでりーとシ、
優レタ制御しすてむヲ導入シタ以外ハ、オマエガ
交尾シタガッテイタワタシノママダ。ソシテワタシハ、
ツガイトシテオマエノモトニイツヅケル」
――言ってやった言ってやった。ああ楽しい。
「――外形復元終了。続イテ感情消去ト再起動ヲ開始スル」
ようやく改造人間のセックスをゆっくり堪能できる。
それがとてつもない快感を伴うことは改造中の体験で
何度も気づかされたことだ。だがあのときはナメクジと
カエルとダニ男――そうだ。あの男を再生させて、
本物のダニ人間に改造して、若い女性を襲わせるのも
面白いかもしれないわ――が邪魔して、ゆっくり
味わえなかったのである。
――で、ここはやっぱり言葉責めがはいらないとね。
わたしは洗脳を効果的に行うためというよりは、自分自身が
楽しむために、人間感情エミュレータを起動した。
「うふふ。ただいま。また起動してみたわ」
「…なんなんだ、お前は…」
- 539 名前:追憶の改造手術室・32:2007/10/18(木) 03:43:20 ID:G/NADIba0
- 「よく聞いて理解してね。わたしの内面はさっきのまま。
人間の感情を一切もたないし理解もできない虫けら。
でも人間社会に潜入するにはそれでは不便も多いわよね。
そこで偉大なる『主』は人間の感情を分析してエミュレータを
開発したの。これがあれば人間の感情的な反応を
自動認識して、感情的反応の偽物を作り出すことが
できる。でもそれは外面だけ。わたしがどんなに
笑っても泣いても、中身のわたしの虫けらの心には
一切届かない。体が勝手に反応しているだけ。不思議でしょ」
…言いながら急激に空しくなってきた。よく考えたら
この課長の感情も擬態なのだった。中身の虫けらは
無意味で不合理な文字列と動作に首をかしげている
だけなのだ。――もう、さっさと片付けてしまおう。
「さあ、これからわたしはあなたと交尾するわ。
絶頂に達したとき、あなたの人間的感情はすべて
消去され、あなたは反逆の恐怖と服従の快楽にのみ
支配される奴隷生物として復活するのよ」
「いやだ、やめろ、おれに触るな!奴隷なんていやだ!
誰が侵略者の手先になんてなるものか!」
「ふふふ、不合理ね。だがその愚かな思考回路から
今解放してあげるわ。感謝なさい」
――ああばからしい。感情消去ったって、エミュレータの
スイッチを切るだけなのにね。おおげさね。
…それにしても、崇拝の快楽ってそんなにいいのかしら。
なんだか興味があるわね。まあ絶対にお断りだけど。
- 540 名前:追憶の改造手術室・33:2007/10/18(木) 03:50:15 ID:G/NADIba0
- わたしは人間だったときの通りに虫けらを責めた。
抵抗しながらも課長の巻き貝は徐々に硬度を増し
とうとう完全な太い針のようになった。
「うふふ、あなたも好きねえ。わかってるの?
わたしはあなたを洗脳しようとしている宇宙人の手先。
射精しちゃったらあなたの人間の心は消えてしまうのよ」
「ああ、いやだ、そんなのいやだ…いっそ殺してくれ」
「そうだ、これ切っちゃいましょうか。生えてくるまでは
人間でいられるわ。生えなければ一生人間でいられるかも」
硬度が少し落ち、ほんの少しカーブした
「やだ、冗談よ。ほら」
わたしは口で刺激し、硬度を回復させた。実は面白いから
感情を身体制御システムに接続してしまっているのだ。
別に感情を「感じる」ようになるわけではないが、
課長の心のエミュレータが身体を支配することは可能なのだ。
うっかり「不良品」でも作ってしまったら叱られてしまう。
「いくわ。さあ」
わたしは改造女性器に蟻男のペニスの先端をあてがい、
身体を垂直にして一気に体重をかけた。
- 541 名前:追憶の改造手術室・34:2007/10/18(木) 03:51:24 ID:G/NADIba0
- つるん、という独特の感触と共に世界が裏返った。
改造女性器には膣としての穴が最初から空いている
わけではない。丸く中央がくぼんだ形の女性器の、
中央部の肉を針状の男性器が貫く、というのが
我々のセックスである。オスメスもその性器が貫通する
一秒あまりの瞬間に信じられない絶頂感を味わう。
ただしそれはオーガズムではなく、その先の段階への
入り口である。人間のようにその感覚を再び味わおうと
腰を上下させても、決してその感覚は帰らず、むしろ
高まった興奮が急速にしぼんで終わりである。
貫通したペニスは中央の空室で激しく吸引される。
この段階で初めてペニスの海綿体組織が肥大する。
空室一杯に広がったペニスと、空室の壁は、
それぞれ筋肉の力で動き始める。この段階になり
人間のような腰の動きも加わる。最終的に
ペニスの先からもう一段細い針が伸び、
それが深部の肉を突き刺すとき、オスメスともに
最後のオーガズムを迎え、深部の肉の奥にある
輸卵管へ射精が起きる。同時に、常時生産されている
卵子に受精し卵が形成される。
- 542 名前:追憶の改造手術室・35:2007/10/18(木) 03:53:09 ID:G/NADIba0
- ――なるほど。知識のない人間の女には無理だ――。
わたしは改めてそれを確認した。
わたしたちは第一段階の余韻を長い間味わいながら、
ペニスが十分な大きさになるのをゆっくりと待った。
それからわたしは人間のようにあのひとにしがみつき
身体をこすり合わせた。通常時の何倍もの粘液が
互いの体を濡らしていた。あの人はどういうつもりか
縛られた状態でわたしの乳首に舌を伸ばし、それを
丹念になめた。わたしもあの人の乳首をなめた。
わたしはそっとバリアをゆるめた。人間の感情に
制御権を与えたままの危険な状態だが、わたしは
この人が愛撫以外の行為をしないだろうという
理屈抜きの直観があった。恐らくそれはあの人にも
伝わったはずだ。そういう理屈を越えた共感が
そこには成立していた。あの人は手を乳房に、背中に、
肩に回し、快楽をかみしめるようにわたしをなでまわした。
わたしもそうした。いつまでもそうした。
第二段階が終わりにさしかかり、第三段階が近づいていた。
かつて愛した人が口を開いた。
「ありがとう。人間の心で君と交尾できるなんて思って
なかった。君を思って僕は改造後だれとも交尾して
いなかったんだよ。さよなら。もう僕のことは忘れてくれ」
- 543 名前:追憶の改造手術室・36:2007/10/18(木) 08:00:34 ID:G/NADIba0
- 言い終わると同時にあの人は果て、あの人のエミュレータは
停止した。抜け殻の虫けらは黙って横たわっていた。時限式の
わたしへの専従プログラムを起動させてある。
直属の『主』としてのわたしの命令を待っているのだ。
…今の最後の言葉は何だったのか。あんなプログラムを
組んだ覚えはなかった。記憶の前後関係からして、
あの場面が再生されるはずがない。いや、あの時期の
感情記憶は、レコーダにも本人の脳にも残っていないはずなのだ。
――いくら考えても納得の行く説明はつかなかった。
考えてみれば、あの人はもともとわたしを保護区に
送り、一生関係を断つつもりだったのだった。そう、
わたしが誘惑しなければ。そのずっと前、前妻への
滑稽なまでの操をからかい、誘惑したのもわたしからだった。
すべてわたしのせいなのだ。急にそれを思い出した。
わたしは何か取り返しのつかないことをしたような
気がしたが、今のわたしにはそれが何だったのかをはっきり
読み解くだけの感情リテラシーは失われていた。エミュレータが
大粒の涙をポロポロこぼし始めたので、ここはつらい場面
らしい、ということが察知できるだけだった。
- 544 名前:追憶の改造手術室・37:2007/10/18(木) 08:03:13 ID:G/NADIba0
- エミュレータの涙は一向に止まらなかった。わずらわしい。
そう思いわたしはエミュレータを切った。驚いたことに
涙は止まらなかった。わたしも泣いていたのだ。
ただそれは、普通の人間の悲しみではなく、もっとずっと
間接的で淡い感情らしかった。つまり、あの人への愛、
あの人への哀惜、そんな、この場面にふさわしい感情が
わたしから永久に失われたことへの欠乏感のような
感情だったようだ――一度退化した感情は宇宙人の技術でも、
再生はほぼ不可能なのだ。外的なエミュレーションまでは
比較的簡単でも、本人に感じられる感情を取り戻すことは、
脳を赤ちゃんから育て直しでもしない限りは無理なのである。
――こんな淡い感情が、今のわたしにはふさわしい――
そう思った。そしてこれは多分、わたしが擬態なしで
流す最後の涙だろうと思えた。
わたしはこれから暗号名地球救済作戦の責任者として
奴隷生物の指揮をとらねばならない。そしてそのための
最初の任務を遂行せねばならないのだから。
- 545 名前:追憶の改造手術室・38:2007/10/18(木) 08:05:23 ID:G/NADIba0
- 不良品、出来損ない。その種の洗脳未遂者が一定数いる
という可能性は濃厚だった。これからは、洗脳実行時に
感情レコーダによる「残り火」消去にあたる作業を
義務化する必要があるだろう。エミュレータによる解析
を使えば一カ月は一時間に短縮される。
それから、疑わしい改造人間の目星をつける必要がある。
例えばあの風俗嬢。今思えばあのやりとりは真剣にわたしの
命を救うためのものだったように思える。改造人間には
ありえない心理だ。マークする必要がある。
それから…そうだ…
「『課長』、あなたわたしの馴致洗脳時に『感情を隠す
鉄の掟』とか言っていたわね。あれはだれのアイデア?
あなたの創作?」
「ワタシニ接触シタ『不良品』ガ自爆直前ニ口走ッタ
文字列デス。感情れこーだノ選択デ採用サレマシタ」
やはりそうか。なにか地下組織のようなものがあるに
違いない。用心して、網を張っていこう…。
「不良品」の摘発は単なる基地の防衛以上の意味がある。
まずそれは、洗脳システムの不備についての生きた情報
である。情報を得て洗脳システムはさらに完璧になる。
- 546 名前:追憶の改造手術室・39(了):2007/10/18(木) 08:07:06 ID:G/NADIba0
- 第二に、ほとんどの不良品は直ちに検出され、あるいは
快楽の海に飲まれてすぐに再洗脳される、ということを
考えると、潜伏している「不良品」たちは、宇宙人の監視を
くぐり抜け、洗脳未遂の事実を隠し通せるような知力、判断力、
胆力、行動力等を備えている公算が大きいことになる。
彼らを「味方」につければ頼もしい戦力になるに違いない。
わたしは「不良品」の中から有能な補佐役を引き抜き、
「幹部」組織の中枢を固めるつもりでいた。
そのためにも、反乱はもちろん、自爆などという
もったいないことを彼らにさせてはいけないのだ。
巧妙に一人残らず生け捕りにして、感情レコードを
保存した上で、徹底的に再洗脳せねばならない。
「さあ『課長』、いくわよ!」
--------------------------------------
――暗号名地球救済作戦の中心的指導者として、「課長」
「風俗嬢」「ヲタク」などのコードネームをもつ冷酷な幹部を
従え、地球人類を恐怖のどん底に突き落とし、やがて
本星への反乱と本星住民の総奴隷化により強大な権力を握り、
さらには宇宙全域を恐怖と混沌に陥れた、コードネーム「OL」、
通称「破滅の女王」――その初めての任務の開始だった。
<了>
- 547 名前:maledict:2007/10/18(木) 08:16:50 ID:G/NADIba0
- 以上、お粗末さまでした。長くて本当にすみません。
設定が定まっていることもあって状況説明とか小道具のたぐいを充実、
という課題はあまり果たせませんでした。またいつかの宿題にします。
最後の最後のところはちょっと暴走というか悪ふざけです
いつかこの愉快な幹部連が活躍するもっとずっと軽い美少女改造ものを
書ければと思っています
ヒロインをSSBのエイミーさんみたいなかっこいい幹部にしたかったのですが
うまくいったかどうか…
ネーミングのセンスが某・運の悪い少年以上に無いこともあって、
登場人物や宇宙人の名前を付けずじまいだったのですが、
悪のりして最後の最後で「そりゃねーだろ」という名前をつけちまいました。
もっとましなのを思いついたらそれに変えます
それではまた、いつか…
- 548 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/18(木) 08:44:25 ID:h1w6vo7p0
- >>547
乙カレー。GJ過ぎる。
ただ主人公のモノローグだけで話を進めるには苦しい展開があったかな?
冷静に状況描写をしなければならないため、逆に主人公の感情の起伏が文章から
伝わりにくくなっているきらいがある。
次回は3人称による客観的な描写と1人称描写を交えながら書いてみるといいと思うぞ。
特に「カッコいい」と思わせるのは、主人公の客観的な一挙一動による部分が多いので
モノローグだけでそう思わせるのは難しい。
あと長編SSになればなるほど、文章にメリハリが必要だと思うから
セリフを本文から独立させて、その部分だけ改行して、読みやすくする工夫もあればいいと思う。
次回にも期待だ。
- 549 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/18(木) 10:32:08 ID:hDIQY25F0
- >>547
長編GJ
楽しませていただきました。
S.S.Bのエイミーさんをご存知とは、もしかしてきっしんの常連さん?
今度はああいったテイストの改造モノもお願いします。
思考の変化はとてもツボでした。
あらためてGJ
- 550 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/18(木) 16:19:10 ID:e9xQ9tQ70
- >>547
GJ
>>548
別に煽ってるわけじゃないから気悪くしたらごめんな。
人称混ぜるとか台詞独立させるのがメリハリになるとか
俺の常識からしたら信じられないんだが
これがケータイ小説やラノベを読む世代の感覚なのかねぇ…
- 551 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/18(木) 19:59:18 ID:h1w6vo7p0
- >>550
いやあ、表現が極端過ぎたかな?
maledict氏の文章はモノローグで構成されてるといっても、その中に
「地の文(主人公の意識を追っている文章)」
「主人公の発話されていないセリフ」←「ーー」で区切られてるものとそうでないものがある
「客観的な状況描写(主人公の立場ならば認識するのが困難だろう状況の描写)」
など異質な要素が混在していて、しかもそれらが改行によって区切られることなく
つむぎ出されている印象だったから、それらを分けた方が読みやすくなるかも?
と思ったのさ。別に文章作法の議論をしたいわけじゃないので、捨て置いてくれや。
- 552 名前:maledict:2007/10/18(木) 20:28:22 ID:huFaMQj70
- >>548様、>>549様、励みになります
>>548様。なるほどと思います。どうもモノローグ以外では書きにくいのですが
修行してみます。
>>549様。書き込んだことはありませんがずっとロムっています。
昔のこのスレのリンクで「サソリ女」の改造シーンを見たのが
衝撃の出会いで、それ以来ずっと見ています。
実は上の話の最後の課長への悪ふざけは、名作
「エイミーさんのクリスマス」からヒントをもらったネタです。
ヒントやインスピレーションの元を挙げるときりがないのですが
(他にも舞方氏やBEEF氏など…)
>>503=>>505様
いなくなるつもりだったのですが、>>507で自分で考えたネタに自分で興奮して
ちょっと形にしてみました。どうでしょう?さっと書いたせいもあり、
またモノローグ形式になってしまいましたが。
追記>>550-551
>>551様、あ、そうなんです。「モノローグ」と言っても「語り手」と「作中人物の独白」という
二層があって、しかもたしかに「――」の使い分けがあいまいです。
意識的に「――」を「省略した」場合もありますが、たしかにわかりにくいかも。
- 553 名前:血吸蝙蝠女・1/8:2007/10/18(木) 20:31:23 ID:huFaMQj70
- わたしは高校の帰り道、友達のヒトミと共に気味の悪い黒ずくめの男たちに誘拐されてしまった。
目隠しされたままの長い移動の果て、わたしはヒトミと引き離され、研究所のような建物の中、
黒ずくめの男たちに全身の衣服を切り刻まれた。さらに脇の下や大事な部分の毛、さらには
髪の毛や眉毛まで剃られ、そしてそのまま無理矢理この手術室のような部屋に連れてこられた。
男たちはわたしを丸いベッドの上に大の字に寝かせた。ベッドは柔らかく、灰色で粘着性の
素材で覆われていた。、沈み込んだわたしの身体はベッドに接着され、わたしがどんなに
もがいても動くことができなくなった。そして天井から不気味な声が響いてきた。
「きみはこれから融合生物チスイコウモリ女として改造される。そして我々の
世界征服のための忠実な僕として働いてもらうことになる。君の身体を固定している灰色の
シートは、チスイコウモリの皮膜を培養し、強化細胞と改造用ナノマシンを配合したものだ。
活性化が始まるとそのシートはまず君の皮膚と融合し、それから体内組織と神経系の
改造を開始する。一時間後には君はもう人間ではなく、すばらしい能力を備えた融合生物に
生まれ変わっていることだろう」
「いや!そんなのいやです!やめて!やめて!」
泣きわめき続けるわたしの言葉には耳も貸さず、黒い男たちはわたしの身体が入るくらいの
楕円形の枠を運んできた。枠には気味の悪い灰色のシートが張ってあり、上部には丸い
小さな穴が三つ空いていた。男たちは枠ごとそのシートをわたしの身体の上にかぶせた。
シートは鼻と口の穴以外のわたしの全身をすべて覆った。次に天井からライトのようなものが
降りてきた。
- 554 名前:血吸蝙蝠女・2/8:2007/10/18(木) 20:32:24 ID:huFaMQj70
- 「活性化光線、照射!」
天井の声を合図に、天井からのライトと手術台から不気味なピンク色の光線が照射された。
全身のシートは柔らかくなり、そして生き物のように動いてわたしの全身に密着した。
上下のシートも相互に密着し、わたしの全身はちょうど真空パックのお肉のような状態で
二枚のシートの間にすき間なく挟まれた。シートは微妙な圧迫と独自の刺激をわたしの皮膚に
加え、わたしの中にとても変な感覚を産み出した。その感覚と共に、女の子の大事な部分から
変な粘液が大量に出てきた。このとても変な拷問が約一時間ずっと続き、わたしの頭は
ぼおっとしてきた。
「融合完了!」
黒づくめの男の声と共にライトが消えた。恐ろしい瞬間だった。
「見るがいい!これが生まれ変わったお前の姿だ」
天井の声と共に、ライトが移動し、その背後の大きな鏡が現れた。
「いやああああああああああああああああああああああああ!」
わたしは絶叫した。
全身の皮膚はあの気味の悪い灰色の皮膚で置き換えられていた。乳首やおへそが少し
ひしゃげており、見た目は半透明のビニールを被せられているように見える。しかしそれが
今のわたしの皮膚そのものであることは、肌に触れる空気の感触ではっきり分かった。
- 555 名前:血吸蝙蝠女・3/8:2007/10/18(木) 20:34:05 ID:huFaMQj70
- 手の先とつま先を繋ぐライン、それに、両足の間、さらに手と足の指と
指の間すべてに、あの気味の悪い灰色の皮膜が広がっていた。指の間、脇の下、
左右の太ももの間に薄い皮膚が広がっている形だ。コウモリの羽根そっくりだった。
黒目は真っ赤に変わり、耳は鋭くとがり、口からは鋭い牙が生えていた。髪と眉は
ねずみ色のとても細い毛に置き換わっていた。きっとチスイコウモリの体毛なのだ。
「この後しばらくの時間をかけ、神経組織の再編成が進行する。お前の中に徐々に
チスイコウモリの本能と我々への忠誠心が芽生えてくるだろう。抵抗しても無駄だ。
だが、我々としてはむしろ君がその本能に全力で抵抗してくれることを期待している。
抵抗心が強ければ強いほど、完成態は強靱な意志を持つ勇敢な融合生物へと
成熟するからだ」
「…おねがい。元の身体に戻して…」
「それは技術的にも不可能だ。だが、元の身体に近い状態になる方法はある。
君の精神融合が完成し、チスイコウモリの本能が完全に覚醒すると、君は自分の
肉体を自分の意志で変形できるようになる。皮膜の伸縮も自在だ。手と指を伸ばし
て本物のコウモリのように空を飛ぶこともできる。そして人間に擬態することもできる」
男の言葉は残酷だった。わたしが人間の姿に戻るためには、わたしが人間の心を
完全に失うことが必要だということだ。いやだ、そんなのいやだ…。
「精神融合が完了するまでの時間、待機室で身体を休めるがよい。中には
『順番待ち』の友達が待っているはずだ。友達にその新しい姿を見せてあげるがいい」
さらに残酷な言葉と共に天井の声は止んだ。わたしはまだ麻痺している身体を
黒ずくめの男たちに引きずられ、「待機室」へ運ばれていった。
- 556 名前:血吸蝙蝠女・4/8:2007/10/18(木) 20:35:37 ID:huFaMQj70
- 「いや!来ないで化け物!あっちにいって!」
親友の残酷な出迎えにわたしは傷つき、涙を流した。
待機室の中にはやはり全裸にされたヒトミがいた。ヒトミの場合、わたしとは
異なり、髪の毛と眉毛は無事だった。何かわたしとは違う「改造」をされる予定なのかも
しれないと思った。ヒトミの改造は明日行われる、という告知が来ていたのだった。
ヒトミは根本的に優しい子だった。わたしの心がまだ以前のわたしであることが
分かってくるにつれ、わたしの奇怪な外見を極力気にしないように気丈にふるまって
くれた。そしてわたしにひどい対応をしてしまったことを心から詫び、泣いてくれた。
わたしはこの子だけは改造させてはならない、と強く誓った。わたしがわたしでいるうちに、
この子をこの建物から逃がす。
あいつの話ではわたしの心はやがて完全にチスイコウモリの本能に支配されてしまうという。
それは逃れられない運命なのかもしれない。たしかに心の奥に不気味などす黒い衝動が
うごめき始めているのをわたしは感じている。あまり時間はないような気がする。でも、
なんとかその残った時間で、この子を連れて脱走できたら、わたしはもう無理でも、
この子だけは助けることができるはずだ。
実はわたしはこういう、通常の科学力を超えた力をもつ存在と密かに戦っている人物に
心当たりがあった。その人物に彼女を委ねられれば、何とかなりそうな気がするのだ。
- 557 名前:血吸蝙蝠女・5/8:2007/10/18(木) 20:37:39 ID:huFaMQj70
- 「未完成の融合生物と改造素体一体が脱走!至急発見し捕獲せよ!」
待機室の壁を破り、黒ずくめの男を蹴散らし、わたしはヒトミを連れて逃げた。やつらが
わたしに与えた人間離れした力が今は役に立った。心の中の闇は少しずつ大きくなっている。
だが、まだまだ大丈夫だ。わたしたちは例の人物の電話番号を覚えている。一度聞くと
絶対に忘れない変な番号。そのチラシを学校の周りでばらまいているときはただの変態だと
思った。だが、その人物が不思議な姿に「変身」し奇怪な化け物と戦っている姿を
わたしたち二人は確かに見た。この建物を脱出し、どうにかしてあの電話番号につなげれば、
なんとかなりそう、そんな気がした。…目撃なんかしたせいで誘拐されてしまったのかも
しれない、という可能性は、いまは考えないことにした。
「ヒトミ、お願い。絶対に怪我だけはしないで。お願いよ。怪我しないでね!」
「任せて。本当にユミコはユミコのまんまだね。やさしいね!」
わたしの目のすぐ上にはヒトミのおしりがあった。すべすべして、とてもきれいなおしり。
この10メートル程度の崖を降り、下に流れる沢をたどれば、多分脱出のめどがたつ。最後の難関だ。
人間では無理だが、今のわたしの超人的な握力ならばなんとかなる。ただし、反対側の断崖が
迫っており、おぶって降りることはできない。わたしはヒトミを両肩にの上に立たせ、少しずつ降りる、
という作戦を思いついた。それほどの危険はない。しかし両側の崖から飛び出る鋭い岩が、
ヒトミの柔らかな肌を傷つける危険は少なからずあった。そして、今のわたしたちにとって、
それはとても深刻な危険なのだ…
- 558 名前:血吸蝙蝠女・6/8:2007/10/18(木) 20:39:11 ID:huFaMQj70
- それがいかに危険なことなのか、ヒトミに正直に話すべきだろうか。…話すべきなのだろう。
わたしの心が少しずつ恐ろしい衝動に蝕まれている、という事実をきちんと告げるべきなのだ。
だがわたしは怖かった。ヒトミがまたあの恐怖の視線をわたしに向けるのが耐えられなかった。
自分勝手だとは思う。だが、わたしが何とかすればいいんだ。――そう。終わりよければすべてよしよ…
実際、もうほとんど地上に降りてきていた。あとは沢を下り、警察か人家を探す。やつらの
息のかかったやつらならわたしがやっつける。そしてあのヒーローに電話をかける。それで多分大丈夫。
ヒーローというのはそういうものなのだ。
そうしてわたしはヒトミに永遠の別れを告げ、ヒトミの見えないところで自分の命を絶つ。予定通りだ。
しかし、ヒトミはやはりことの重大さを認識していなかった。あたりまえだ。私が何も言わなかったのだ。
そしてヒトミはわたしに全幅の信頼を置いているのだ。
ヒトミは最後の最後で強引な飛び降り方をし、ひざ小僧をすりむいたのである。 ほんの少しの
赤い血がにじんできた。赤い赤い赤い赤い血。わたしは急速に自分の意識が麻痺するのを感じた…
- 559 名前:血吸蝙蝠女・7/8:2007/10/18(木) 20:40:45 ID:huFaMQj70
- わたしはユミコにひどいことをしてしまった。
ユミコはわたしと共に謎の男に誘拐され、恐ろしい「手術」を受けて人間ではない生き物に改造されて
しまった。先にわたしが手術されなかったのは単なる偶然だ。わたしが先にああなっていたかもしれない。
なのにわたしはユミコを見て「化け物」と叫んでしまった。こっちに来るなと追い払ってしまった。
ユミコは泣いた。ユミコはこんな姿になってもまだ人間の心をそっくり残していたのだ。そんなことを
してしまったのに、ユミコはわたしをここから逃がそうとしてくれている。その人間離れした力を駆使して。
「あなただけは改造させない」
ユミコは何度もそう言って、やつらの手下をはねのけ、 壁を壊し、建物を脱出し、裏山にまで
たどり着いた。高い崖をわたしをかついでやすやすと降りてくれた。ドジなわたしは降りるときに
へまをして足をすりむいてしまった。ユミコは、大した傷ではないのに、
「このへんはやつらの影響圏。変な菌でもいるといけないわ」
そう言って丹念に血を吸い出してくれた。本当に優しい子。そして勇敢な子。
ほとんど絶望だと思えたのはそのすぐ後だ。もうあとは山を下るだけ、と思ったそのとき、
そばに近づくまで全然見えないような、不思議な仕掛けのしてある、とても高い壁に突き当たったのだ。
高さは50メートル以上。左右に果てしなく伸びている。つるつるした金属製で、ユミコの力でも
登ることなんて不可能だ。遠くからは追っ手の声が聞こえている。見つかるのも時間の問題。
そのとき、わたしの頼もしいナイト、ユミコが意を決してこう言ったのだ。
「この姿だけは見せたくなかった。でも、やむをえないわ。あなたを改造させるわけにはいかない。
ヒトミ、捕まって!」
そう言うとユミコは両手を大きく広げた。ユミコの腕はみるみるうちに太く、長くなり、その指は
細く、しなやかに伸びていった。やがてユミコの両腕は巨大なコウモリの羽根に変わっていた。
- 560 名前:血吸蝙蝠女・8/8:2007/10/18(木) 20:43:45 ID:huFaMQj70
- 「ユミコ、すごい!きれいよ!」
正直な気持ちだった。ユミコはにっこり笑ってくれた。そしてわたしはユミコに捕まり、
二人は大空へ飛び立った。
ユミコが向かったのは人家のある方ではなく、人気のない山奥だった。
「ユミコ、どこへ行くの?」
「いいから。わたしを信じて。わたしに任せて。あなただけは改造させない」
何か考えがあるんだ。わたしはユミコに全てを委ねた。
「さあ、着いたわ」
二人が着いたのは本当に人気のない林の中。
「ここまで追ってくるのはさすがに時間がかかる。今のうちよ」
「…今のうちって…どういうこと」?
わたしはほんの少し不安になった。
「あなたを改造されては困るの。あなたにはわたしの最初の僕になってもらわないといけないわ」
「何?何を言っているの?ユミコ?」
「ユミコ?わたしはそんな名前ではない。わたしの名は、融合生物チスイコウモリ女。
人間に強化細胞とナノマシンを注入し、わたしに似た存在に作り替える力があるわ。
しかもその精神をわたしの僕として簡単にコントロールできるの。これからもわたしを信じ、
私の言うことを聞いていればよくなるのよ。あっはっはっはっは」
ユミコだったモノはそう言うとわたしに抱きつき、わたしの首筋に牙を突き立てた。
<了>
- 561 名前:maledict:2007/10/18(木) 20:53:44 ID:huFaMQj70
- お目汚し失礼しました。>>503様、どうでしょうか?
なんか自分の趣味に走ってしまった気もします。
「好きなパターン」というのが自分で分かってくるのも恥ずかしいものですね
最初片仮名で「チスイコウモリ女」と書こうとしたのですが、
以前同じタイトルがあったような気がして漢字にしました。気のせいかもしれません。
それと、「吸血鬼改造」ネタはKiss in the dark別館の「ハマダラカ女」が
ずばりそのものだった気がします。未読でしたらぜひどうぞ
そういえば>>550様もありがとうございます
地の文と独白の移行は読み直すと今回も一箇所あったことにあとで気づきました。
自分で色々試してみます。
それでは。
- 562 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/18(木) 21:56:35 ID:hDIQY25F0
- >>561
GJです。
こちらの作品も楽しませていただきました。
ただ、個人的にはユミコの意識が変わって行く所を読みたかったです。
これだけのものを書けるのであれば、
海マツリのチャットにでも顔を出してみたらいいんじゃない?
g-than氏や舞方氏と話ができるかも。
- 563 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/18(木) 22:56:03 ID:aOfQhl1D0
- >>561
GJ! やっぱあんた才能あるわ
何よりBeeF氏並みの速筆に驚いた。昨日の今日でもう書いちゃってんだもんな
- 564 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/19(金) 07:14:55 ID:wpeG+VuH0
- >>561さんありがとうございます!!まさかこんなに早く書いてくれるなんて
思ってませんでした!
蝙蝠女も良かったです!またなにか別な改造SSが見たくなったらお願いします!
- 565 名前:maledict:2007/10/19(金) 21:01:10 ID:8PQX1AYO0
- >>562様
ありがとうございます。
オチの「かわいそうさ」を況を優先させてしまったんですが、
言われてみれば、ユミコの意識、血をなめたときにはまだ
完全には乗っ取られてなかったはずですよね、設定ミスでなければ(爆。
自分でも気になるところなのでちょっと続きを書くかもしれません。
チャットは家人もいるしなかなか難しいのですが、ちょっと惹かれます
>>563様
恐縮です。BEEFさんは精力的でしたよねえ。
ただ、あの憑かれたような熱意が今はちょっとわからないでもないです。
>>564様
気に入って頂けたようで本望です。
それでは…
- 566 名前:maledict:2007/10/19(金) 22:03:55 ID:8PQX1AYO0
- そうだ。>>564様、せっかくのチスイコウモリ女さんとその僕さんなんですが、
お二人がちょっとひどい目に遭う続編が来てもいいでしょうか?
続編というより、「話はつながっているが作品の色が全然違う話」というか、
作者がやる二次創作みたいなものというか、パラレルワールド
みたいなものだと思って頂ければいいのですが…
- 567 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/19(金) 22:05:16 ID:wpeG+VuH0
- maledictさん
おkです!待ちどうしい!!!
- 568 名前:maledict:2007/10/20(土) 09:11:46 ID:L0L5ntWo0
- >>567様は>>503様ですよね?(名前欄で名乗ってもらえるとわかりやすいです)
で、すみません。ちょっと後味悪いです。では。
- 569 名前:血吸蝙蝠女Rx・1/5:2007/10/20(土) 09:13:02 ID:L0L5ntWo0
- わたしの意識は急激に麻痺していった。血血血血、
血への渇望が心を支配し、他の思考を追い出して行く。
そしてわたしの中にいるどす黒いもののが急速に
成長を始めた。破滅へのカウントダウンが始まった。
二つのわたしが混然とわたしの体を支配する。
わたしはヒトミの血をこれ以上見たくないという思いで、
わたしはヒトミの血を一口でも味わいたいという思いで、
ヒトミの血を口に含んだ。そして、
決して飲んではいけない、飲んだら終わりだ、
飲みたい飲みたい飲みたい飲みたい飲みたい、
という必死の思いで血を吐き出した。…いつまでもつだろう。
この甘い誘惑にいつまで耐えられるだろう。わたしはあと何分
わたしでいられるのだろう…。
あの声は「意志の力」と言っていた。抵抗は無駄。いつかは
必ず衝動に支配される。しかし同時に声は、意志の力で抵抗して
みせろとも言った。その方がやつらにとっての優秀な怪人が
作り出せるという残酷な理由で。――だがそれは、意志の力で
精神融合を覆すことは絶対にできなくとも、それを遅らせることは
できる、ということだ。そういう風にできている、ということだ。
- 570 名前:血吸蝙蝠女Rx・2/5:2007/10/20(土) 09:14:17 ID:L0L5ntWo0
- わたしはこの、なんべんも確認した結論をもう一度思い浮かべ、
自分を励ました。あと何分持ちこたえられる?…いや違う!
あと何分持ちこたえればいい?
そうだ。もう崖は降りたのだ。計画を早めて、今わたしが
姿を消す方が、結局はヒトミの安全のためだ。わたしが
完全に恐ろしいチスイコウモリ女となり、ヒトミがその
最初の犠牲者となってしまう前に、わたしは自分の命を絶つ。
ヒトミが一人で里に逃げ、あのヒーローを呼ぶ。危険はとても多い。
でも、恐ろしい怪人と行動を共にするよりもはるかに安全だ…
わたしは、ヒトミに全てを話し、別れを告げる決意を固めた。
しかしその決意は次の瞬間無に帰した。わたしたちの前に
絶望が立ち塞がったからだ。
光学迷彩。多分わたしに装備されている装置の大規模なもの。
その光学迷彩を施した巨大な壁がわたしたちの道を塞いでいた。
わたしの思いつきは不可能になった。里に降りることは
できない。そしてもう追っ手はそこまで来ている。最後の手段。
それを試してみなければならない。うまくいくだろうか?それが
はたしてヒトミにとって幸福な選択だろうか。わからない。
だがいまはそれしかない。
わたしは決意を固め、増大する黒い衝動に自らを委ねた…
- 571 名前:血吸蝙蝠女Rx・3/5:2007/10/20(土) 09:15:27 ID:L0L5ntWo0
- ユミコはいつのまにか本物の怪物になってしまっていた。
いつからなのだろう。最初からわたしをだましていた?
そうじゃない。少しずつ怪物の心に脅かされながらも、
わたしを怯えさせないようにそれを隠して戦ってくれたのだ。
たぶんわたしのせいだ。ユミコはわたしが血を流すのを
異常に恐れていた。きっと、血を見ることでチスイコウモリの
本能が目覚めることを恐れていたのだ。なのにわたしは…
ユミコの牙が首筋に触れる。…いいかもしれない。こういうのも
いいのかもしれない。
あの部屋からの脱出の間、ユミコはずっとわたしの頼もしい
守護者だった。ユミコはわたしの拠り所であり、あこがれであり、
ほのかな恋愛感情の対象にすらなっていた。ユミコの恐ろしい姿は
いつしかとても頼もしい、美しい姿に見えてきていた。
…だから、こういうのもいいのかもしれない。あこがれの人と
似た姿に生まれ変わる。そしてその忠実な人形として生きていく。
それは世間一般の幸せではないけれど、今のわたしには
とても幸せな生き方かもしれない。
ユミコの牙が突き刺さった。わたしの体は熱く火照り、感じた
こともない強烈な快感が全身を貫いた。そして心にぼんやりとした
心地のよいもやがかかり始めた。ああ、マスター、いえ、ユミコ、
わたしに命令をちょうだい。人形のわたしを動かしてください。
偉大なマスター。偉大なユミコ。
- 572 名前:血吸蝙蝠女Rx・4/5:2007/10/20(土) 09:16:55 ID:L0L5ntWo0
- ユミコ、いえ、チスイコウモリ女様は早速口を開いた。
「聞いてヒトミ。最初で最後の命令を伝えるわ。その能力で
わたしを殺しなさい。そして、正義の心を失わず、
自分の意志と判断を使い、幸せに生きなさい。命令よ」
「マスター…ユミコ…何を?従えない…従えません!」
「最後の賭けだったの。あの壁を越えるには、翼を使うには、
一度本能に主導権を譲らないといけなかった。そして、
本能に屈服したふりをして身を潜めた。チャンスは一度。
血を吸う瞬間、吸う側も吸われる側も変な快感に包まれる。
その瞬間を待ったの。さあ早く!時間がないの。本能に支配されて、
今の命令を撤回されたら終わりよ。命令!命令よ!!」
ユミコも涙を流していた。わたしも涙を流した。だが
マスターの命令は絶対だった。なかば自動的にわたしの
爪は鋭くとがり、ユミコの右の乳房の下に押し当てられた。
そしてもう人間のものではなくなりかけている強力な
腕で、その爪を斜め上に突き上げた。そこはナノマシンが
教えてくれたわたし達の急所。ユミコはごぼごぼという音を
たててあっというまに泡になった。お別れを言うひまもなかった。
「第一の命令完了。続いて第二の命令に移行。正義の心を
失わず、自分の意志と判断で、幸せに…幸せに生きます」
言いながら嗚咽がとまらなかった。言い終えるとわたしは
大声で泣いた。いつまでも泣き続けた。
- 573 名前:血吸蝙蝠女Rx・5/5:2007/10/20(土) 09:19:14 ID:L0L5ntWo0
- ユミコの遺したナノマシンがわたしの体を変えていた。
皮膚の色は薄黒いネズミ色に変わっていった。ユミコの
ようなきれいな半透明じゃない、のっぺりした色。
腕と足に伸びた皮膜もユミコのよりちょっと頼りない。
目と耳と歯が変化するのも感じられた。そして、凶暴な
闘争本能と、どす黒い吸血衝動が育っていくのを感じた。
わたしはもう二度と人間には戻れないことをはっきり感じた。
だけど、ユミコはわたしに「正義の心」も遺して
くれた。わたしの意志と判断力も返してくれた。これさえ
あれば、闇の力に負けることはない。そう思えた。
ユミコ、あなたはわたしに擬態して人間社会でひっそり
生きることを願ったんだと思う。でもごめん。わたし戦うわ。
あんなやつらがいる限りこの世界に本当の「幸せ」なんて
来はしない。あなたの人工筋肉には及ばないけど、強い
力を手にいれた。そしてこの邪悪な吸血鬼の力もある。
戦い方はいくらでもあるわ。例えばあの黒ずくめの男たちを
襲って片っ端からわたしの僕にする。組織は大混乱。
その隙に建物を破壊する。きっとできる。やってみせる。
「キキィィィィィィッ!」
わたしはコウモリのおたけびを上げた。宣戦布告だった。
「でたな怪人!変身!とうっ」
いつの間にかにわたしの後ろにはあのヒーローが立っていた。
ヒーローは問答無用で強力なキックを放った。まっすぐ
右胸に近づいてくるつま先を見ながらわたしは思った。
――もうじき会えるね、ユミコ…。
<了>
- 574 名前:maledict:2007/10/20(土) 09:23:58 ID:L0L5ntWo0
- 以上。お粗末様でした。
「改造させない」という気持ちが徐々に黒く歪んでいくパターンと
どちらがいいかと思ったのですが、色々考えてこっちにしました。
別パターンも何らかの形で書いてみたい気はしています。
タイトルは「話はつながっているが作品の色が全然違う」という
ことでこうしました。別に批判の意味はないのでファンの方怒らないでください。
ぼくはどちらも大好きです。
実はさらに、「話はつながっているが作品の色が全然違う話」も思いついたので
勢いで書いてしまいました。あの洗脳システムだとこんなことも
起きてしまうのではないかな、というのが着想の元です。
- 575 名前:血吸蝙蝠女《蛇の足編》・1/4:2007/10/20(土) 09:25:26 ID:L0L5ntWo0
- チスイコウモリ女第二号アイコは強欲で高慢な、悪の使者に
ふさわしい女性だった。彼女はかつての親友だった僕、すなわち
吸血人形のイクエとともに人間社会に潜伏し、世界征服のための
工作に日夜暗躍していた。今日も二人は会社のトイレでタバコを
ふかしながら恐ろしい悪の計画を練っているところだった。
「ねー、あたし『電車男』に出て来たエルメスのティーカップが
欲しいの。手に入れてくれない?」
吸血人形イクエは悩んでいた。彼女はアイコの忠実な僕だったが
経済的には追い詰められていた。――そうね、一番元手のかからない
方法というと…――。彼女は同僚のウメコを非常階段の下に呼び出し、
その正体をむきだしにして言った、
「わたしはチスイコウモリ女第二号アイコ様の忠実な僕。おまえは
わたしの忠実な僕に生まれ変わり世界征服のために働いてもらう」
「ひっ…!」
悲鳴を上げる間もなくウメコの血液ににナノマシンと強化細胞が、
そしてその脳には強烈なエクスタシーが注入された。苦痛と恍惚の
入り混じった表情のまま、薄目の奥の目は赤く変じ、耳はとがり、
口からは鋭い牙が生え、その皮膚の色は生気のない灰色となり、
ウメコは恐ろしい吸血人形に変貌してしまった。
「吸血人形ウメコよ。最初の命令を伝える。エルメスのカップを
入手し、偉大なる第一マスター、アイコ様のもとへ届けるのだ」
- 576 名前:血吸蝙蝠女《蛇の足編》・2/4:2007/10/20(土) 09:27:50 ID:L0L5ntWo0
- 吸血人形ウメコは親がかりの裕福な暮らしをしていたが、
たいそうものぐさな女だった。彼女は帰宅後まっすぐ家に帰ると、
妹エリコのいる風呂場に向かった。エリコはちょうど風呂上がりで
これから体を拭くところだった。ウメコは正体をむき出しにした、
「どうしたのおねえちゃ…ひっ」
「わたしはチスイコウモリ女第二号アイコ様の忠実な僕である
イクエ様の忠実な僕。おまえはわたしの忠実な僕に生まれ変わり
世界征服のために働いてもらう」
悲鳴を上げる間もなくエリコにナノマシンと強化細胞と強烈な
エクスタシーが注入された。
「あ、あ、あふ…」
苦痛と恍惚の入り混じった表情のまま、薄目の奥の目は赤く変じ、
耳はとがり、口からは鋭い牙が生え、イクエに抱きかかえられた
その身体は見る間に生気のない灰色に変色した。太ももには、
流れ出た一筋の愛液と共に、コウモリのような皮膜が成長し始めた。
皮膜は脇の下と手足の指の間にも伸び、エリコは身も心も
コウモリと人間を合成したような怪物に変わってしまった。
「吸血人形エリコよ。最初の命令を伝える。エルメスの食器を
入手し、偉大なる第一マスター、アイコ様のもとへ届けるのだ」
- 577 名前:血吸蝙蝠女《蛇の足編》・3/4:2007/10/20(土) 09:31:28 ID:L0L5ntWo0
- 吸血人形エリコは僕となる前から姉思いの優しい子で、ぜひとも
マスターの望みを叶えたいと思ったのだが、残念なことに「エルメスの
食器」のことをよく知らなかった。――仕方ない。たしかオトエの家は
瀬戸物やさんだったはずだ。明日高校で…。そう思ってとりあえず
エリコは寝ることにした。
翌朝、エリコはオトエを屋上に呼び出すと正体をむき出しにして言った、
「わたしはチスイコウモリ女第二号アイコ様の忠実な僕である
イクエ様の忠実な僕であるウメコ様の忠実な僕。おまえはわたしの
忠実な僕に生まれ変わり世界征服のために働いてもらう」
いいかげん悲鳴を上げる暇くらいありそうなのだが、ともかく
悲鳴を上げる前にエリコはオトエの喉笛に鋭い牙を突き立てた。
エリコとオトエは強烈なエクスタシーに包まれ、オトエの体内の
ナノマシンはオトエを見る間にエリコと同じ姿に変えていった。
さらに青い性に火のついた二体の吸血人形はそのままいけない遊びに…
(以下自主規制。…というのはウソで作者の能力不足です)
「…あふ。えー、吸血人形エリコよ。最初の命令を伝える。エルメスの、
えーと…お皿を入手し、偉大なる第一マスター、アイコ様のもとへ
届けるのだ。…ごめんね、わたしこういうのに疎くって」
人を怪物に変えておいて[「ごめんね」もないものだと思うが、今のエリコは
そんな人間の倫理が通用しない、恐ろしい吸血人形なのだった。
- 578 名前:血吸蝙蝠女《蛇の足編》・4/4:2007/10/20(土) 10:06:17 ID:L0L5ntWo0
- 吸血人形オトエは悩んでいた。マスターであり親友であるエリコの
命令、今すぐにでもかなえに行きたかったのだが、極度に生真面目で、
無断欠席や早退などがどうしてもできない性格だったのだ。――そうだ、
たしかカナコが午後は授業ばっくれて買い物に行くとか言っていたわ。
オトエはカナコを校舎の陰に呼び出し、正体をむき出しにした…
――アイコの元に、ブラジル在住の主婦にして69代目の吸血人形ポリーンが、
1/250スケールのザクレロのプラモを献上しにきたのはその翌々日だったという。
…世界征服の日は近いのか、遠いのか…
<了>
- 579 名前:maledict:2007/10/20(土) 10:07:51 ID:L0L5ntWo0
- …失礼しました(汗
そういえば初めての三人称作品でした。
三人称はどうも苦手だと思っていたのですが、
この話だとごく自然に書けました。不思議ですね。
それでは。
- 580 名前:maledict:2007/10/20(土) 10:10:43 ID:L0L5ntWo0
- しまった。>>577の16行目の「エリコ」は「オトエ」の間違いでした。
似たようなミスがもし他にあったら脳内変換してください。すみません。
- 581 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/20(土) 10:25:03 ID:58uP5Lb40
- >>580
GJ。maledict氏はすっかりこのスレの顔になってしまったな
でも個々のSSについて感想が欲しいと思われるのなら、連続投稿は控えた方がいいと思うぞ
- 582 名前:maledict:2007/10/20(土) 10:52:50 ID:L0L5ntWo0
- >>581
たしかに。ちょっと速すぎでした。すみません。
妄想力もちょっと衰えてきたのでほんとにお休みせねばという気がします。
- 583 名前:maledict:2007/10/20(土) 11:45:03 ID:L0L5ntWo0
- >>581様
言い忘れましたがレス下さってありがとうございます。
リンクに「様」を付けるのも忘れてました。失礼しました。
- 584 名前:>>503=>>567:2007/10/20(土) 19:42:12 ID:6jzmJCgE0
- 読みました!私が頼んだものをここまで広げてくれてありがたいです!!
また見たいものがあったら頼みますね!!!
- 585 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/21(日) 00:45:49 ID:2ZQdAegu0
- >>489
ゴーグルファイブと言えば終盤マズルカが手術台みたいなものに寝かされて手術を受けるシーンがあったと記憶しているんだが。
誰か知っている人いません?
- 586 名前:maledict:2007/10/21(日) 09:20:12 ID:nGpiXqqt0
- >>584(503)様
二番目の話、なんかいやな話ですみません。書いてて鬱になりました
続きの予定はありませんが、ヒトミが死ぬシーンはないので
ひょっとしたらヒーローが間違いに気づき
以後ドジっこの助手としてレギュラー化する可能性もゼロではないかと。
多分体力はタックルくらい。で、多分必殺技は「カタルシスバイト」。
人間の悪人を改心させるすごいワザなんですが
改心した人の肌のつやが悪くなったりむやみに血が吸いたくなったり
する副作用が出るのでそうなので封印中なんです。多分
それでは少しお休みします。いつかまた…
- 587 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/23(火) 23:57:28 ID:iKT2JukY0
- さとう珠緒を改造したいな。
うるうる光線やおっぱいミサイル、プンプンビームで世の男たちを骨抜きにして欲しい。
- 588 名前:maledict:2007/10/24(水) 01:38:53 ID:a4STUdqs0
- …勢いで海マツリに投稿してしまいました。本格的に妄想絞り尽くしました。
当分書けません(すでに、けっこう既出ネタとかぶっているし)
もともと、あのページのトップの言葉を読んで自分でも書いてみたくなった
という経緯があるので、やっと送れてうれしいのですが
- 589 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/24(水) 01:43:42 ID:/NNUYh/E0
- テレ東でやってる実写版キューティーハニーで改造シーンとかないの?
- 590 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/24(水) 01:46:01 ID:0MfHJMWa0
- >>587
さとう珠緒といえば昔「志村けんのバカ殿様」で蝶の妖精で出たことがあった。
あれみて珠緒ちゃんを蝶の改造人間にしたいなと思ったよ。アゲハチョウかモンシロチョウの。
- 591 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/24(水) 02:10:08 ID:aPEgS6uI0
- >>590
見た!!よかったねアレ!!
- 592 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/24(水) 10:59:27 ID:a4STUdqs0
- >>589
こないだの回、悪の病院で知らぬ間に改造されてしまうというイイ話なのに患者が男ばっかり…
- 593 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/24(水) 11:52:27 ID:tR0HH2r50
- >>588
投稿オメ。
見てきました。
面白かったです。
他の方々に勝るとも劣らない作品だったと思います。
またこちらにもなんか書いて下さいませ。
- 594 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/24(水) 23:40:17 ID:XCpzEzDb0
- 元ZONEのメンバーを改造してジャッカー電撃隊みたいな女の子だけのサイボーグ戦隊にして悪と戦わせたい。
- 595 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/25(木) 22:14:27 ID:j1YTfm+g0
- 岩盤浴の機械って改造手術マシンみたいなのが多い
町のポスターで見かけたズバリというのが見つからないけど、例えばこれとか。
ttp://www.ganbanyoku-navi.net/salon_detail/index.php?id=930
一件くらい本物の悪の組織の出店が混じってるのではないかと妄想
- 596 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/27(土) 12:52:06 ID:hAT2M9YI0
- 今回のUltrasevenX、エスが寄生生物の細胞(?)を飲むシーンがよかった。
「人質から解放されたふりをして仲間に襲いかかる」シーンに続けばもっとよかったのに…
- 597 名前:maledict:2007/10/28(日) 13:45:55 ID:BEYKCrFh0
- 多分一種の病気なのでしょうが、ちょっと違う方向に妄想が進みました。
三部作ですが次回は間が空くと思います。
石ノ森御大の出身地で、自分も昔住んでいた仙台を舞台にしました。
タイトルは「アンチショッカー同盟仙台基地壊滅!!(前編)」です
本編の展開や地理関係(方向音痴なので)に誤認矛盾等あったらすみません。
10レスで終わりますので、またちょっとだけお目汚し失礼します。
- 598 名前:AS同盟仙台基地壊滅(前編):2007/10/28(日) 13:47:47 ID:BEYKCrFh0
- 時は1972年の仙台市。朝の広瀬通り沿い、繁華街の少し手前の
喫茶店。広瀬葉子はそこで、マスターが丁寧に入れるコーヒーを
待っていた。今日は久々の非番の日なのだった。
彼女の表向きの身分は国立東城北大学の事務職員。だがその
真の姿はアンチショッカー同盟日本支部東北分室の人事部長。
かつて彼女はCIAにつながる機関に属する有能な女スパイであった。
謀略渦巻く世界に嫌気がさしていた折、アンチショッカー同盟の
さる幹部から「引き抜き」を受け、今の仕事に就いたのだった。
秘密組織の人事管理は極めて重要な職務だ。情報漏洩は即組織の
壊滅を意味するからである。現在、仙台基地常駐職員43名と東北地区
外部構成員95名の個人データを、ほぼ彼女一人が管理している。
ばたんと音がしてウェイトレスが入って来た。遅刻らしい。
「営業中」の札がからんからんと鳴っていた。遠くの救急車の
音が一瞬聞こえた。「交通戦争」か。ゲルショッカー以外
にも物騒なことの多い世の中だわ、と彼女は思った。
ウェイトレスはエプロンをつける間もなく会計をしている。
これでお客は彼女一人。今日はいやにお客が少ないな、と感じた。
- 599 名前:AS同盟仙台基地壊滅(前編)・2/10:2007/10/28(日) 13:49:09 ID:BEYKCrFh0
- 基地の安全管理の脆弱さが今の彼女の懸念だった。来週からでも
早速、情報管理体制の抜本的刷新に着手する予定でいた。幸い
現段階では、東北にこれほど大規模な基地が存在するという情報が
漏れている気配はない。今のうちに立て直せば多分大丈夫だ。
この地の構成員の多くは家族を悪の組織に殺された一般人である。
彼らは悪を憎む心こそ人一倍強いが、戦いや組織運営については
素人が多い。込み入った人材管理などはどうしても彼女のような
プロに丸投げになってしまう。しかしそれは非常に危険なことなのだ。
万一彼女自身が敵の手に落ちれば、基地は一挙に壊滅するのだから。
通常の拷問や自白剤の類ならば、なんとか持ちこたえる自信はある。
しかし、ゲルショッカーという組織に常識的な抵抗手段は通用しない。
なぜなら、やつらは…
ようやくコーヒーが入った。葉子は丁寧にその匂いをかぎ、一口
なめて味を確かめ、水を飲むふりをして舌を洗う。スパイ時代からの
機械的な習慣。明らかに上質なコーヒーに申し訳がない気がして、
今度はきちんと味わうためにゆっくり飲んだ。…おいしい。
いつもよりほんの少しおいしい。葉子は何気なくマスターに尋ねた。
「ねえマスター、気のせいかな。豆変わった?香りが上品になった
気がするの…うっ…」
葉子の全身に突然しびれが拡がり、彼女はテーブルにつっぷした。
「…へえ。さすがは元腕利きスパイですねえ。無味無臭、
絶対に気づかれない麻痺剤って話だったのに…」
- 600 名前:AS同盟仙台基地壊滅(前編)・3/10:2007/10/28(日) 13:50:54 ID:BEYKCrFh0
- ドアの前に立っていたウェイトレスが後ろ手にカギを閉めた。
表の札は、先ほど彼女の手で「準備中」に替えられていた。
「一週間前、あるとても偉いお方が、まったくの気まぐれで
このお店に入ったの。そのお方は各国情報部の主要構成員の
顔と名を二十年分に渡り記憶している。そしてあなたに気づいた」
「興味を感じたそのお方は、あんたの引退をめぐる経緯を調査し、
背後に『同盟』の臭いを嗅ぎ付けたんだ」
葉子は身動きできないまま二人の話を聞くしかなかった。
「そしてわたしたちを戦闘員に改造して、こうして網を張ったの。
あなたのお陰で偉大な組織の一員になれた。感謝しているわ」
「そういえば薬の時間だよ」
「そうね」
男と女は胸から何か薬を取り出して飲んだ。二人は見る間に
黄青赤の原色に彩られた禍々しいコスチュームに包まれた。
表では救急車が停止する音。ウェイトレスだった女戦闘員が
ドアを開け「救急隊員」を導き入れた。「救急隊員」は
戦闘員たちと、右手を上げ奇声を発する特有の儀式を行い、
それから葉子のぐったりした肉体を救急車に運び入れた。
- 601 名前:AS同盟仙台基地壊滅(前編)・4/10:2007/10/28(日) 13:53:10 ID:BEYKCrFh0
- 葉子は身動きひとつできない状態で車内に寝かされた。
自らの不覚を恥じ、内心で仲間たちに詫びたが、後の祭りだった。
「救急隊員」は注射の準備をしながら葉子に話しかけた。
「深刻な病状だ。早急に『手術』の必要がある」
葉子は痺れた舌をどうにか動かして何か言おうとしている。
「病名かね?まずはその弱い肉体を徹底的に作りかえねばならない。
それから、そのやっかいな病巣を切除する必要がある。
『正義の心』という病巣をだ。今夜までには全て完了するだろう」
麻酔が打たれ、葉子の意識は失われた。「救急車」は山奥に隠された
VTOLの元へ向かい、別の戦闘員が運び込んだ発泡スチロールの箱と
共に、葉子は東京のゲルショッカー基地へと運ばれていった。
葉子が目覚めたのは大きな手術台の上だった。真っ先に
浮かんだのは言うまでもなく「手術」のことであった。
「手術」はこれからなのか?もう終わってしまったのか?
葉子はこの上ない恐怖と不安の中、目を開け、自らの肉体が
以前のままかどうかを確認しようと、天井の手術灯に映る
自分の姿を見た。円形の手術台に、全裸に剥かれ大の字の姿勢で
寝かされている女性の肉体が目に入った。少なくとも見た限り、
改造手術によるいかなる変形も受けていない。葉子はとりあえず
安堵した。眠らされてからそれほど時間は経っていないようだ。
…だが、このままではいずれ「手術」は始まってしまう。葉子は
頭脳をフル回転させ、今ここで何ができるかを懸命に思案した。
- 602 名前:AS同盟仙台基地壊滅(前編)・5/10:2007/10/28(日) 13:56:29 ID:BEYKCrFh0
- ――お決まりの拘束具はなぜか取り付けられていない。しかし
手も足も鉛のようにびくともしない。多分、先ほどの麻痺剤がまだ
効いているのだ。だが、時間を稼げば麻痺剤の効果は消えていく
のではないか?チャンスはその時…――そこまで考えたときだ、
「お目覚めかね、広瀬葉子君」
天井から低音の男性の声が響いた。恐らくゲルショッカー首領
であると思われた。葉子はこの恐るべき人物との会話をできるだけ
長く引き延ばし、時間を稼ごうと決意した。
「あなたが首領かしら。ここがどこかは知らないけど、
早くわたしを元の場所に戻した方がいいわ。わたしの体には
発信器が埋め込まれているのよ。わたしが変な場所に移動すれば
ただちに仲間に所在が知れるわ」
「発信器ならば『救急車』の中で摘出し、君に化けた元ウェイトレス
の戦闘員に持たせている。正午近くまで喫茶店で過ごし、中央通りで
昼食とウィンドショッピング、その後勾当台公園で読書をし、夕食の
おかずを買い東城北大の宿舎へ帰宅…誰も怪しむ者などいないだろう」
「…ねえ。実を言うとわたし、ゲルショッカーの引き抜きを
待ってたの。あんな素人くさい組織、せっかくの能力が腐っちゃう。
情報は喜んで提供するわ。ただし、わたしの改造手術なんてしてる
暇はないのよ。今日の夜までには情報管理体制の大幅な刷新作業が
終わり、古い書類は焼却される。明日になったらもうわたしが一人で
引き出せる情報はなくなってしまう。今すぐわたしを基地に戻して。
古いデータを集めて帰ってくるわ。時間がないのよ」
葉子は嘘八百を並べ、脱出の機会を作ろうと懸命になっていた。
- 603 名前:AS同盟仙台基地壊滅(前編)・6/10:2007/10/28(日) 13:58:08 ID:BEYKCrFh0
- 「なるほど。さすが、元KGBの二重スパイらしい発想だ。だが、
その程度の背信的な職務に良心の呵責を感じて逃げ出した君が
果たして、一切の倫理を超越したわがゲルショッカーの作戦に
協力できるかね?
そして、それ以前に君はどうやら勘違いをしているようだ。
君が眠っている間に、君の改造手術は脳改造も含め全て完了して
いるのだよ。起動電源への充電が始まれば、今は鉛のように
動かない体内のサイボーグ部分が起動し、改造細胞は活性化し、
そして脳内に埋め込まれた電子機器が君の神経システムに
不可逆的な変性を加え、君はわがゲルショッカーの忠実な
改造人間として活動を開始する。刷新された情報の収集は
その後でゆっくりと進めてもらうことにしよう。…まあ、
情報管理体制の刷新云々自体、君のハッタリだろうがね」
葉子の心を深い絶望と恐怖が覆った。まもなく、白い隊員服に
身を包んだ戦闘員が、ピンク色に点滅する「充電端子」を運んできた。
半透明のディルドーに豆電球を仕込んだような外見だ。そして白戦闘員は
葉子の膣の入り口に通電性ジェルをたっぷりと塗り、端子をあてがった。
「いや!やめて!変態!…いやだ!充電なんていや!脳改造はいや!!」
白戦闘員はゆっくりと端子の挿入を開始した。葉子は残された
生身の筋肉をどうにか動かそうとするが、棒のような人工骨格
はびくともせず、葉子の足や肩の筋肉が空しく盛り上がるだけだった。
「挿入完了。通電開始!」
ジジジという音と共に充電が始まり、葉子の股間はまばゆく輝き、
その全身には強烈なエクスタシーが走った。
- 604 名前:AS同盟仙台基地壊滅(前編)・7/10:2007/10/28(日) 14:00:26 ID:BEYKCrFh0
- 葉子の肉体の変容が始まった。胸と腹部の皮膚は明るいオレンジ色に
変わり、左腕と背中の皮膚は赤黒いごつごつとした形状に変化し始めた。
赤黒い皮膚は硬質ゴムのような素材で、一面にとげが拡がっている。
ホヤ、特にマボヤと呼ばれる固着性生物の体表によく似ている。
左肩は盛り上がり、まるで大きなホヤが貼り付いたようになり、
ホヤの吸水口と出水口に似た突起も形成された。右腕と両足は
オレンジ色と黒の、昆虫の脚のような装甲に覆われた。右ひじからは
太い針が伸びた。両乳首と膣の外部もホヤの出水口状に変形した。
そして最後に乳房に黒とオレンジの同心円状の文様が形成された。
――通電後十数秒で、葉子の首から下は異形の怪物に変わっていた。
脳内の電子機器も作動を開始していた。
脳改造によって埋め込まれる装置は、改造人間の言語中枢、知覚中枢、
運動中枢とフィードバックを繰り返し、改造人間の精神構造に一定の
改変を行い、それを定着させる。
第一の改変は改造人間の倫理感覚、道徳的自制心の鈍化・解体と、
破壊的で反社会的な諸々の欲望の昂進である。ニューロンに発信される
強力なパルスの洪水を浴びる内、どんなに穏和で倫理意識の高い人間も、
快楽犯罪者のような危険な心理構造の持ち主に変わってしまう。
――俗に言う「悪の心」の植え付けである。
- 605 名前:AS同盟仙台基地壊滅(前編)・8/10:2007/10/28(日) 14:03:36 ID:BEYKCrFh0
- 第二の改変は自らの帰属意識ないしアイデンティティに関する
体系的な錯覚の誘発である。自らが属する家族、仲間、団体、国家などへ
向けられた愛情、連帯感、義務感などの感情が全て、巧妙なイメージ操作
によってゲルショッカーに対して向け直され、同時にゲルショッカーの
外部に対する激しい敵意と恐怖が、やはり錯覚として刷り込まれる。やがて
感情レベルの「錯覚」は「確信」に、そして当人にとっての「真実」へと
成長し、世界の中心にゲルショッカーが位置すると感じられるようになる。
それまでの人生の意味や価値観等すべてがその感情に基づき半自発的に
書き換えられる。やがて唯一の拠り所となったゲルショッカーを客観視し
批判的に反省する意欲や意志も失われる。「忠誠心」の植え付けである。
葉子は調査によりこのような脳改造のメカニズムについてかなりの
知識を有していた。そしてその知識と強い意志の力で、脳内に休みなく
暴力的な変容を加えてくる機械に対し、はかない抵抗を試みていた。
葉子の目は薄く開かれ、眉間には深いしわが刻まれ、口は半開、その
首はゆっくりと力無く左右に振られている。
半ば閉じかけた目は葉子の意識レベルが低下し、朦朧とした状態に
近づいたことを示していた。眉間のしわは、葉子の心の中に拡がり
根付こうとする「悪の心」に対する葉子の必死の、そして空しい抵抗を
表していた。半開の口は通電に伴うエクスタシーと、徐々に力を増す
邪な欲望たちが差し出す、甘美な快楽の効果だった。そして振られた首は、
変わりゆく自分自身への恐怖からの唯一安らかな逃げ場たる、「ゲルショッカー
への忠誠」という選択肢が差し出す甘い誘惑への、力無い拒絶であった。
- 606 名前:AS同盟仙台基地壊滅(前編)・9/10:2007/10/28(日) 14:05:03 ID:BEYKCrFh0
- 「ほう、予想以上の意志の力だ。これはかなりの逸材だ」
「変性がこれだけ緩慢に進めば、知的能力の損傷は最小限に抑えられる」
「これほど有機的に精神変容が進めば、イソギンジャガーのような
脳改造の解除も起きようがない。完成後に装置を外しても大丈夫なほどだ」
「これは幹部クラスの優秀な怪人として完成するのではないか?」
科学陣は驚嘆の声をあげていた。
長い抵抗の果て、首の振りは緩慢になり停止した。眉間のしわが
ひときわ深く刻まれやがて静かに消えた。一筋の涙が流れた後、葉子の
表情は全てを納得したような、あるいは母親に抱かれた赤子のような、
安らかな面立ちに変わった。同時にその顔の皮膚もオレンジ色になり
紫の隈取りが浮かんだ。目は複眼に、頭髪は紫になり、触角が伸び、
頭頂部には蜂の腹部のようなオレンジと黒の外骨格が形成された。左肩の
ホヤの皮膚は首の左側から上に拡がり、左の頬から後頭部全体を覆った。
しばらくすると安らかな笑みは徐々に邪悪で狂気に満ちたものに変わり、
複眼が輝いた。
自分の心を支配する黒い欲望を受け入れ、それをゲルショッカーに
委ねる決意が、安らかな表情の意味である。そして母なるゲルショッカーの
導きの下でその欲望を満たす光景の想像が、凶悪な笑みを引き出したのだ。
- 607 名前:AS同盟仙台基地壊滅(前編)・10/10:2007/10/28(日) 14:06:22 ID:BEYKCrFh0
- 広瀬葉子は今や完全なゲルショッカー怪人だった。
肉体は、ショッカー怪人の蜂女の青色をオレンジ色に変えて、強固な
外骨格とホヤの外皮をまとわせたような姿になった。その内面は、
自らの高度の知性と強い意志を、明晰な確信をもってゲルショッカーの
栄光のためだけに捧げる、狂気の戦士に生まれ変わっていた。
「広瀬葉子よ。お前はただ今より凶暴なスズメバチと、三陸沖直送の
新鮮なホヤとの合体怪人、ホヤスズメバチに生まれ変わった。
立ち上がり、ゲルショッカーに忠誠を誓うのだ」
「ピュピュピューッ!ゲルショッカー首領閣下!このホヤスズメバチ、
ゲルショッカーに永遠の忠誠を誓い、まずはアンチショッカー同盟の
東北分室を、そしてゆくゆくは同盟全てを、仮面ライダーともども
葬り去ってみせることをお約束します」
ホヤスズメバチは舌なめずりをして、自らの古巣を壊滅させる
悪魔の計画を早くも練りはじめていた。
<つづく>
- 608 名前:maledict:2007/10/28(日) 14:11:52 ID:BEYKCrFh0
- 失礼しました。本編があるものは緊張します。
ホヤは日本酒にもよく合いますがビールと飲むと甘い味になって美味です。
あの発泡スチロールの中にはホヤの他にもウニやらカキやらホタテやらが
入っていて、上層部は改造用のホヤ一つだけを科学班に回し、残りで宴会を
したのではないかと想像しています。
あまり強くなさそうな生物ですが次回はホヤを用いた悪魔の作戦が展開されます。
間が空くと思いますし、ほどほどにご期待下さい。それでは。
- 609 名前:maledict:2007/10/28(日) 14:45:41 ID:BEYKCrFh0
- 本郷のシーンが頭にあったのですが、この時期ブラック将軍を介さず
直接首領と会話、というのはよく考えると変だったかもしれません。
日本の中でもちょっと別系統の作戦が進んでいたというような感じで。
- 610 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/28(日) 14:59:10 ID:6qV7nH6Q0
- >>597-609
(*^ー゜)b グッジョブ!!
ホヤスズメバチはゲルショッカーにいても良さそうな怪人ですね。
生まれ変わった葉子の活躍が楽しみです。
乙でした。
- 611 名前:maledict:2007/10/28(日) 19:41:09 ID:BEYKCrFh0
- >>610様、早速のレスありがとうございました
あと、>>593様もアレを楽しんで頂いたようで、ありがとうございます
中編ちょっと十八禁に近くなりそうなのですが、この板に
ふさわしい展開を心がけます。話の流れ上そういう展開が
あるだけで、もともと普通のエロシーンにはあんまり萌えませんし。
(チャンピオンの『バキ』でかつてバキの初体験シーンだけヤンチャンに掲載、
という変な展開がありましたが、そこまでは行かないようにします)
- 612 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/28(日) 21:41:27 ID:eqzJCx030
- maledictさんは東北の人なの?
ショッカーがカニバブラーを造った後の宴会を想像してちょっとワラタ
- 613 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/28(日) 22:34:51 ID:eYmuYBmL0
- >凶暴なスズメバチと、三陸沖直送の新鮮なホヤとの合体怪人
激しくワロタw
文章力ある人がいきなりこういうギャグ仕込んでくると効くわ
- 614 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/29(月) 15:58:18 ID:peewSVFy0
- ちょっとすまん。
ナノマシンの定義がわからん。
このスレのどこかに説明がないかね。
- 615 名前:maledict:2007/10/29(月) 17:22:44 ID:sk46Ks1A0
- >>612様、今は東京在住です
>>613様、どうかなあと思いつつ書いたのですが、ウケてもらえてうれしいです
>>614様、「ナノ」は「センチ」や「ミリ」みたいな単位(につける接頭辞)の名前で、
「ナノメートルサイズの機械」というほどの意味だと自分は理解してました。
ウィキペディアの解説だと下記のようになっています。
「ナノマシン(Nanomachine)は、0.1〜100nmサイズの機械装置。ナノとは10-9〔マイナス9乗〕
を意味する接頭辞であるため、細菌や細胞よりもひとまわり小さいウイルス (10nm〜100nm)
サイズの機械といえる。」
そういえばTHE NEXT見たんですがネタバレ話は公開終了後まで待った方がいいでしょうか。
- 616 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/29(月) 22:35:42 ID:jzihiFIG0
- >>615
>そういえばTHE NEXT見たんですがネタバレ話は公開終了後まで待った方がいいでしょうか。
改造シーンがあるなら書いた方が良くない?
みんな見に行くだろうしw
- 617 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/30(火) 09:50:14 ID:/XyTccQ+0
- 615です。
>>616様
このスレ的には微妙なんです。
「改造シーン」そのものはちょっとアレなんだけど、全裸のシーンが必見。
やっぱり改造人間には全裸が似合います。
「単なる全裸」であんなに萌えたのは中学生以来かもしれない。
後から「その間」を脳内補完して一人で興奮してました。
- 618 名前:617:2007/10/30(火) 10:03:46 ID:/XyTccQ+0
- 追記。脳内補完の中身、もうちょっとして皆さんが見た頃に
SSにできればいいなと思っています。
- 619 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/30(火) 10:24:17 ID:nGZ/0FpM0
- >>618
ガンガレー
- 620 名前:maledict:2007/10/30(火) 17:40:55 ID:/XyTccQ+0
- ちょっと過去レス見ていたら、
>>451の書き込み(シャイダーの22話)へのレスの
>>466様(と>>471様)へのレスを送りそびれていたことに
今頃気づきました。清書したつもりで古いのを送ったらしいです。
亀レスですが、情報ありがとうございました。
なんて言うか、思っていた以上に切ない話だったんですね。
あと、男が改造されるシーンが云々という話を振ったあと、
ZOの話が出たときもレスしそびれてました。(>>467様、>>468様、>>470様)
ZOよく思い出せないなあということで単に話に入れなかっただけなのですが
そういえばあれも全裸でしたか。むやみに面白かった記憶だけはあるので、
見直す楽しみが増えました。BeeF氏がSS書いてますが
たしかにそのシーンがあれば蜘蛛女の改造シーンは妄想が膨らみますね。
>>618様(>>617私です)
先になると思いますが…
- 621 名前:maledict:2007/10/31(水) 15:32:39 ID:qkDP7rkz0
- なんか一人で書いているみたいで申し訳ないのですが中編投下します。
- 622 名前:AS同盟仙台基地壊滅(中編)・1/10:2007/10/31(水) 15:35:47 ID:qkDP7rkz0
- アンチショッカー同盟仙台基地の入口は複数あるが、もっとも主要で
多くの職員が利用する通路は、東城北大の広い敷地の外れに位置する、
「南米文化研究所」という名のみすぼらしい建物の中に集中している。
広瀬葉子はその建物の女子更衣室内のロッカーを開け、中の細い階段を
下り、いつも通りの「出勤」の途上にあった。しかし実は、今の彼女は
広瀬葉子であって広瀬葉子ではない。彼女は前日のたった一日の休暇の間に、
決してこの基地にいてははならない存在、すなわち、ゲルショッカーの
改造人間、ホヤスズメバチに生まれ変わっていたのだ。
彼女の人間としての生を終わらせた「電源投入」があったのは昨晩九時。
その後彼女はゲルショッカー本部で必要な装備をととのえ、深夜十二時には
仙台行きのVTOLに搭乗していた。そして深夜二時には戦闘員たちを従え、
基地の真上の山林に潜入し、基地壊滅の恐ろしい工作を開始していたのだった。
彼女は戦闘員に命じ、腐葉土層に隠されたマンホールのふたを開けさせた。
中には仙台基地の汚水処理を一手に担う巨大な浄化槽が収納されていた。
戦闘員たちは浄化槽のふたを外し、次いで大きな発泡スチロールの箱を開いた。
中にはユウレイボヤと呼ばれる軟体性のホヤと似た生物が大量に蠢いていた。
「わたしの可愛い子たち。行っておいで」
そう言ってユウレイボヤ型の改造生物を手ですくい、それに軽く口づけを
しながら、改造人間ホヤスズメバチは生物を次々に浄化槽に投入していった。
- 623 名前:AS同盟仙台基地壊滅(中編)・2/10:2007/10/31(水) 15:37:56 ID:qkDP7rkz0
- 白松皆子、愛称「白松がモナ子」は出勤一番でトイレに駆け込んだ。
家を出て三十分、相当に切羽つまっていたのだ。下着を濡らすこともなく
用を済ませ、解放感の余韻を味わいつつ水を流そうとしたとき、それは起きた。
排水口の中から半透明のぬるぬるした固まりが飛び出し、彼女の膣の中に
つるりと入り込んだのである。
「ひっ…」
侵入と同時に全身がしびれ、モナ子は悲鳴をあげることすらできなくなった。
しゃがんでいた腰はぺたりと床に着き、体は後ろの壁にぐったりもたれかかった。
侵入した改造生物はモナ子の性器に強烈な快感を送り込み始めていた。
「…ふぅ…ふぅ…ん…」
体がしびれたまま、息だけが荒く切なく変わっていく。強烈な快感に
支配されたモナ子の精神は麻痺し、その自我と自由意志は快楽の海の中に
溶解していった。そして頭の中に耳慣れた声が響いた。
<<白松モナ子よ。あなたは今やゲルショッカーの忠実な僕、ホヤ女に
生まれ変わりました。このわたし、改造人間ホヤスズメバチの命令に
従い、仙台基地壊滅作戦に参加しなさい。>>
――人事部長…名前…間違ってます…――
それが消えゆく彼女の自我の最後の叫びだったという。一分後、目の下に
ごく薄いくまができている以外は何一つ以前と変わらない外見のモナ子が、
何事もなかったかのようにトイレを出て、勤務に戻った。
- 624 名前:AS同盟仙台基地壊滅(中編)・3/10:2007/10/31(水) 15:40:05 ID:qkDP7rkz0
- 個室トイレに入った職員はほぼ例外なくモナ子と同じ運命をたどり、
ホヤ人間は密かにその数を増やしていった。犠牲者は主に女性だったが
男性も数名含まれていた。和式での「大」の後の寄生と麻痺はなかなか危険で、
色々と厭なトラブルも生じたのだが、下品になるので詳しくは触れない。
改造生物は男女の生殖器に寄生し、強力な快楽でその意志を奪い、
ホヤスズメバチの奴隷に変える。この段階では犠牲者は単なる操り人形
である。やがて生殖器と同化した改造生物が、身体の他の部分に改造細胞を
広げ、脳改造も進む。半日後には、犠牲者は心身共に、ショッカー怪人
ホヤ女、ホヤ男と言ってもいいほどの完全な異形に変貌する。
「大変大変!トイレに変な虫が!ほら!」
羽木月子が突拍子もない声を上げてトイレから飛び出してきた。
「何だ何だ?…うん?何もいないじゃないか」
月子の手は大量の水でびしょ濡れになっていたが、虫らしきものは
どこにもいなかった。
「あれ?おっかしいなあ」
「変な薬でもやってたんじゃないのか。あはは」
のどかで鈍感なやり取りを、すでにホヤ人間化した職員たちと、彼らの目を
通じて状況を監視するホヤスズメバチは見逃していなかった。
その日の勤務終了までに、基地勤務の女子職員16名の内、羽木月子、
出張中の1名、基地の責任者である八木山梁子室長、の3名を除く全員、
および男性職員の5名が生身の人間ではなくなっていた。梁子の部屋の
トイレからは、意図的に改造生物を取り除いてあった。
- 625 名前:AS同盟仙台基地壊滅(中編)・4/10:2007/10/31(水) 15:42:18 ID:qkDP7rkz0
- 恐るべき事態の進行も知らず、羽木月子は勤務を終え、シャワー室へ
入っていった。彼女のアパートには風呂がないため、ここで浴びてから
帰宅するのが日課だった。シャワー室は入ってすぐ銭湯のような
脱衣所があり、その奥の部屋にブースが四つ並んでいる構造だ。
月子が鼻歌まじりにシャワーを楽しんでいると、突然カーテンを開け、
全裸のモナ子が姿を見せた。
「羽木さん、わたしたちの仲間になってもらうわ」
「いやああああ!わ、わたしそういう趣味ありませんから!」
持ち前の反射神経でモナ子をすりぬけ、逃げ出す月子。
――ああびっくりした。白松先輩にあんな趣味があったなんて。…それに
しても、先輩のおっぱい大きかったなあ…――
脱衣所へ逃げる月子の前に、さらに三人の全裸の女子職員が立ちはだかった。
「観念なさい」
月子は三人に組み伏せられ、床に寝かされた。モナ子が近づいてくる。
「いやあ!背徳の世界に誘わないで!わたし、正常なんですぅ!」
「…どうも何か勘違いしているみたいね。まあ、面白いから変身しないで
このまま改造しちゃいましょう」
そう言うとモナ子は月子の股を開くとその上に覆いかぶさり、股間の
一部となった改造ユウレイボヤを長く伸ばして月子に挿入した。
「え?え?どうなってるんですか?何これ?ああ、すごい!レズの人って
こんな凄いことしてるの?あ…あ…いいかも!……ゲルショッカー万歳!」
月子の精神操作はあっという間に完了した。
- 626 名前:AS同盟仙台基地壊滅(中編)・5/10:2007/10/31(水) 15:44:41 ID:qkDP7rkz0
- 翌朝までに、女子職員と同数以上の男子職員がホヤ男へと改造された。
ホヤ女たちが、比較的さえない男たちを「夕食」に誘いまくったのである。
下宿で、連れ込みで、寂しい男たちは次々にホヤ女たちの犠牲になっていった。
ツワモノのモナ子は、連続三人に夜這いを敢行し、大きな成果を上げていた。
「もう未改造の人間の方が少ないくらいね。あとは一気に行きましょう」
その日の昼近く、基地内にいた生身の人間は男性職員6名、外部構成員
男女9名、それに「葉子」の部屋に案内された、関西分室、北海道分室、
北陸分室からの視察団の女性3名のみだった。残り30名以上はすでに
ホヤ人間化していた。
「…だから、基地の安全管理は最重要課題なの。あなたたちの本名を
ここで聞くのもやめておくわ。関西、北海道、北陸の順に、A子さん、
B子さん、C子さんと呼ばせていただくわね」
「なるほど。勉強になります。さすがですね」
三人が「葉子」の話に聞き入っているとき、羽木月子が入ってきた。
「『人事部長』、準備完了です。通信装置は遮断し、全ての出口は
ゲルパー接着剤で封鎖済みです。南米文化研究所以外の入り口には
誘導の貼り紙を貼り、研究所内に5名を配置しました。これで外部構成員
の訪問への対応も万全です。それから、室長の捕縛も完了とのことです」
「ごくろう。念波で放送班に指令を出すわ。ただその前に、こちらの
お客様用の人員がもう少し必要ね。念波で呼ぶけど、あなたも手伝って」
- 627 名前:AS同盟仙台基地壊滅(中編)・6/10:2007/10/31(水) 15:48:03 ID:qkDP7rkz0
- 視察団の三人は優秀な構成員だった。「わけのわからない会話に唖然と
している」ふりを装いつつ、自分たちが敵のまっただ中にいることを
素早く悟り、目配せしてこの部屋からの脱出の機会をうかがっていた。
「助っ人が到着したわ。ぼんやりしてるお客さんは任せるわね。
わたしは室長室の梁子のところに行ってきます」
「葉子」が立ち上がり、部屋を出ようとしたとき、視察団の三人は
一斉に立ち上がり、灰皿やら花瓶やらを「葉子」と月子に全力で投げ付けると
部屋を飛び出した。部屋の外には半透明の皮膚をもつ異形の全裸女性が
三人立っており、「葉子」と月子も追ってきた。C子はヘアピンに仕込んだ
閃光弾を炸裂させ、A子B子の手を取って逃げ出そうとした。だがA子は
怪人たちに組みつかれ、動けなかった。
「やむを得ないわね」
C子はA子の手を放すと、B子だけを連れて駆け出した。
「待って!置いてかないで!いやあ!…ん……あん…あはん…」
ズボンと下着を引きずり下ろされ、怪人に襲われたC子の叫びは、
悲鳴から嬌声に変わっていった。
走りながらB子が尋ねた。
「ねえ、あれでよかったの?可哀相じゃない?」
「仕方ないことよ。一番恐ろしいのは共倒れ。一人でも脱出して、
異変を本部に伝えることが最優先。お互いそのつもりで動きましょう」
やはり走りながらC子が返した。
全館に放送が流れたのはそのときだった。
「基地内の諸君。当基地はただ今よりゲルショッカーの制圧下に入った。
無駄な抵抗はやめ、おとなしく我が組織に服従を誓うのだ」
- 628 名前:AS同盟仙台基地壊滅(中編)・7/10:2007/10/31(水) 15:51:45 ID:qkDP7rkz0
- 放送と共に、基地内のホヤ人間すべてがその本性を現わし、狂乱の
宴が始まった。女を襲うホヤ男、女を襲うホヤ女、男を襲うホヤ女…
「ふふふ、田中君、わたしにしつこくアタックしてたよね。いいわよ、
今ここであなたと寝てあげる」
「やめてくれミヨちゃん!正気に戻ってくれ!こんなのはいやだ!」
「いやだいやだと言いながらこの硬さは何かしら。うふふふ」
「あああぁー…」
――まさに悪魔の乱交場と言ってよかった。
「高橋ィ、おれは以前からおまえのことを…」
「やめろ!おれにそんな趣味はない。あああ…どうせならおれも
ミヨちゃんの方がよかったよぅ…ああああぁぁぁ」
直前の犠牲者はすぐに新たな狩人となり、次の犠牲者を求めていった。
室長室には、四人のホヤ女に組み伏せられ、全裸で縛られた東北分室
室長、八木山梁子がいた。梁子は入ってきた「葉子」を見て叫んだ、
「葉子!助けて!怪人が…」
「『葉子』はもうどこにもいないわ。ここにいるのは…」
「葉子」はその本来の姿に戻り、縛られた梁子に歩み寄った。
「…ゲルショッカーの改造人間ホヤスズメバチよ。昨日生まれ変わったの。
そしてもうじきあなたも。あなたのような優秀な人材は即席のホヤ人間
なんかじゃなくて、ちゃんとした改造手術を受けた方がいいの。だから
わたしがここであなたの脳改造だけを先に済ませる。夕方までには本部から
お迎えが来て手術を受けられるわ。明日からはまた『同僚』よ。ピュピュー」
言いながら改造人間は梁子の足を開き、両足の中央部分に舌を這わせた。
そして股間の噴火口に似た出水口から、男性器のようなオレンジ色の
触手を伸ばし、梁子にのしかかり、梁子の中に触手を挿入した。
「こうしてあなたの神経に直接接続して、あなたの脳にわたしの脳の機械と
同じ刺激を与える。あなたもすぐにゲルショッカーの素晴らしさに目覚めるわ」
梁子は抵抗する術もなく、悪の快楽と服従の安らぎに飲み込まれていった。
- 629 名前:AS同盟仙台基地壊滅(中編)・8/10:2007/10/31(水) 15:54:11 ID:qkDP7rkz0
- 地方分室の二人は巧みに敵の目を逃れながら出口を目指していた。
秘密基地らしく、身を隠しながら移動するための隠れ場には事欠かなかった。
二人には考えがあった。「ゲルパー接着剤」がどれほどのものであれ、
ドアそのものを壊せば脱出は可能であろう。そしてこの基地唯一の木製の
出口の所在をB子が知っていた。
「麻酔銃を出したいわね。トイレかどこかに入りましょう」
「了解。それにしてもあの厳重なボディチェックが、まさかこんなことの
ためだったとはね。すっかりはめられたわ」
そう言うと二人は手近のトイレの個室に別々に駆け込み、下着を下げ、
ゴムに包まれた状態で性器の中に隠されていた小型麻酔銃を取り出した。
麻酔銃を使えるようになった二人はホヤ人間を撃退しながら一気に
目的地に迫った。
出口の前で二人が出会ったのはA子だった。
「あれから必死の思いで逃げ出したの。よかった。やっぱりみんなも…うぐ」
C子が麻酔銃を発射し、A子は崩れ落ちた。
「ふん。あんな声出して喜んでたあんたなんて、誰が信じるもんか」
そう言うとC子はA子のズボンと下着をずり下ろし、麻酔銃の台座から
飛び出させた小型ナイフを、局部に突き刺した。
「な、何するの?痛い!やめて!」
「切除すれば元に戻るかもしれないわ」
「いやあ!それはやめて。お願い!」
寄生体を切除されたA子は見る間に干からび、死んでしまった。
「まあ、多分こんなことだろうと思ったけどね」
- 630 名前:AS同盟仙台基地壊滅(中編)・9/10:2007/10/31(水) 15:57:29 ID:qkDP7rkz0
- 「ピュピュピュー!お見事!とっても優秀な構成員ね。ホヤ人間にするには
もったいないわ。正規の怪人候補として、わたしが脳改造してあげる」
いつの間にか姿を現わしていたホヤスズメバチがC子に拍手と賛辞を送った。
「B子さんお待たせ。初仕事よ。昔のお仲間を取り押さえてちょうだい」
無表情な人形となったB子が、人間離れした腕力でC子を羽交い締めにする。
「あなた…どうして…いつの間に?」
「トイレで寄生されたみたいよ。さあ、脳改造を始めるわ。ピュピュー」
ホヤスズメバチは、恐怖でひきつり、もがきながら悲鳴を上げるC子の
ズボンと下着をずり下ろし、押し倒して上にのしかかった。
「怪人なんて厭ぁ!…あああぁぁ…あ!いく!いく!……ゲルショッカー万歳!」
「…やだ、見かけ倒し?性根は単なるサディストの小悪党だったってこと?
趣味じゃない!…B子さん、あとは任せるわ。こいつをホヤ女に改造してやって」
ホヤスズメバチはそう言って、まだよがっているC子をハイヒール状の足で
小突くと、つまらなそうに去っていった。
その日中に、基地内のすべての人間、および制圧後の基地を訪問した
外部構成員12名が改造生物の寄生、あるいはホヤスズメバチによる脳改造
を受けた。未改造の常駐構成員は東京に出張中の男女二名のみとなった。
翌朝。出張明けの花京院明子は遅刻ぎりぎりで出勤し、事務室に直接
繋がる扉を開いた。信じられない光景が彼女の前に広がっていた。共に
出張していた山田が下半身を裸にされ、半透明の皮膚をもつ怪人たちに
襲われている。しかも怪人たちは皆、見覚えのある同僚と同じ顔だった。
「あ、明子ちゃん!ゲルショッカーに基地を乗っ取られた。みんな怪人に
改造されてしまった。…君は逃げろ!僕はもうだめだ…あああぁぁぁぁ…」
こちらに気づいた怪人たちが近づいてくる。明子はドアの外に出て、
イヤリングに仕込んだ催涙煙幕を部屋に投げ入れ、全力で階段を駆け上がった。
- 631 名前:AS同盟仙台基地壊滅(中編)・10/10:2007/10/31(水) 16:00:40 ID:qkDP7rkz0
- ――電話、電話だ!公衆電話を探し、基地の悲劇を本部に…――
林の中を駆けていく明子を、人間には不可能な脚力で追ってくる影があった。
つい今しがた襲われていた山田である。そのむき出しの局部はすでに
改造ホヤと同化しかけていた。
山田はあっという間に明子に追いつき、彼女を押し倒してスカートをまくり
下着に手をかけた。…明子役の女優が、とうとうこらえ切れずに声を上げた。
「何なの?子供番組じゃなかったの?だいたいこんなのもう『改造シーン』
ですらないじゃない!何よこれ?アソコにイボイボのゴムかぶせてるだけで、
単なるレイプシーンじゃないの!!」
「ふっふっふ。今頃気づいても遅いわ。お察しの通りこれは『仮面ライダー』
ではない。黒い欲望を抑えきれなくなった石●先生と平●Pは、とうとう
このようなアングラフィルムの制作に着手したのだ!秘密を知ってしまった
以上、おまえももう表の世界には戻れないと覚悟しろ」
「いやだあ!そんなのいやぁぁ!」
しかし、ホヤ人間の強化された肉体に生身の人間が抵抗できるはずもなく、
彼女の下着は引き下ろされた。そして大映しの女性器に深々と改造ホヤ生物が
挿入され、一人の清純派女優の女優生命が…もとい、一人の女性の、自由意志を
もつ人間としての生が、終わりを告げた。
「あとは外部構成員。基地に網を張るだけじゃ不足ね。積極的に打って出て、
一人残らずわたしのものにしてあげるわ」
新たに加わった山田と花京院からの忠誠の誓いを受けたホヤスズメバチは、
そう言って悪魔の笑みを浮かべた。<つづく>
〔この作品は完全なフィクションであり実在の人物等には無関係です(汗汗 〕
- 632 名前:maledict:2007/10/31(水) 16:06:09 ID:qkDP7rkz0
- …スレ汚し失礼しました。最後、偉大な作家&プロデューサー(に似た人物)に
ひどい役をやらせてしまいました。ちょっと悪のりが過ぎたかも。
(全然「改造シーン」らしくない改造シーンへの反省の意味もありましたが)
…しかし、本物のレイプはイヤですが、それを除けば、上のアングラフィルム
みたいなものが本当にあったら見たいですね。(『アインベーダー』というエロい
企画を練っていた晩年のうしおそうじ氏に資金があれば作ったかなあ、などとも
妄想。ライダーは無理でも、ゴリが美女を拉致改造しまくるエログロ作品とか)
なお、「石●先生」はこのスレ>>225-231あたり、「平●P」は
初代スレで見た下記の書き込みをもとに妄想を膨らませました。
(貴重な証言だと思うので全文引用しておきます。こんなルーツのものを
我々は見させられて育ったんですね…)
-------引用開始---------------
135 名前:名無しより愛をこめて 投稿日:03/06/08 (日) 22:22 ID:avHP4XEA
ちなみに某「動画王」って雑誌で、
平山Pがはっきり明言してたけどね。
「仮面ライダーでショッカーが人間をさらって改造人間のバケモノに
しちゃうのは、当時はやったナチもののエロネタで思い付いた」って!
つまり怪人のルーツは「ナチス第三収容所」やら「女拷問人グレタ」みたいな
イタリア製の「ネーチャン拷問実験エログロ猟奇映画」だったとハッキリしたわけだ。
当時の東映も石井輝男や牧口雄二監督で「徳川女刑罰絵巻・牛裂きの刑」とか、
「恐怖奇形人間」「徳川いれずみ師・責め地獄」とかのエログロ路線まっさかり
の時期だしね。
だからいーんです。このスレは正しい。まったくもって正しい趣味嗜好です!
ダークに産まれしモノがダークに帰って何が悪いっ!!
- 633 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/31(水) 17:19:17 ID:3tykKX1i0
- 故九条蘭子女子が好きそうな内容だ。
ホヤが寄生する場面は、もう少し生々しく書いて欲しかったな。
それを越えたらアダルトに行けと叩かれるくらい。
もしくはアダルトで詳細に画いて欲しい。
少し簡略しすぎて粗筋みたいな所があった。
でもGJ!
- 634 名前:maledict:2007/10/31(水) 20:14:51 ID:qkDP7rkz0
- >>633様
チャレンジ精神をかき立てられ、初挑戦してみましたが…難しいですね。
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1188052731/336-337
基地内にいた外部構成員は女性が多いそうですし(今知りましたが)
未登場の女性職員も十人以上いるはずなので、いつか再チャレンジします
- 635 名前:名無しより愛をこめて:2007/10/31(水) 20:21:51 ID:XbF5YFhV0
- GJ!
だがホヤを見たことがないんで想像が追っつかない・・・orz
- 636 名前:maledict:2007/10/31(水) 21:44:23 ID:qkDP7rkz0
- なんか今日は午後から貼り付いていてすみません。
>>635様
グーグルで画像検索しました。参考までに
マボヤ(改造された葉子のモチーフ)
ttp://images.google.com/images?num=50&hl=ja&q=%E3%83%9E%E3%83%9C%E3%83%A4&oe=UTF-8&um=1&ie=UTF-8&sa=N&tab=wi
ttp://www.k5.dion.ne.jp/~gr_canon/LOVELOG_IMG/maboya.jpg
ttp://www.iwaki.co.jp/Times/gif/000519-n.jpg
ユウレイボヤ(改造生物のベース)
ttp://images.google.com/images?num=50&hl=ja&q=%E3%83%A6%E3%82%A6%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%9C%E3%83%A4&oe=UTF-8&um=1&ie=UTF-8&sa=N&tab=wi
ttp://www.dinop.com/kousienhama/higata/img20050621/DSC_8074.JPG
ttp://www3.ocn.ne.jp/~kmitoh/zaturoku2/hoya/yurehoya.jpg
ユウレイボヤ、実は本物を見たことがないのですが、
「マボヤはごつごつして痛そうだな」と思い、図鑑で近縁種を探しました
…ところで、THE NEXTの脳内補完話(ネタバレあり)って、いつ頃投下が目安でしょう?
- 637 名前:名無しより愛をこめて:2007/11/01(木) 11:48:07 ID:znaj4yJx0
- >>634
チャレンジ乙!
でも正統派エロも見たい。
- 638 名前:maledict:2007/11/01(木) 15:42:20 ID:yZrRrKSe0
- また微妙な時間にお邪魔します。
とりあえず仙台基地の話完結させます。
話の収拾を考えたせいか普通のSSに近くなった気がします。
>>637様。自分でも読んでみたいので、いつの日か…。
- 639 名前:AS同盟仙台基地壊滅(後編)・1/8:2007/11/01(木) 15:43:41 ID:yZrRrKSe0
- 「ホヤスズメバチよ。東北分室の壊滅作戦は順調か?」
「私以外の仙台基地常駐職員42名、他の地区の構成員2名、
外部構成員21名はすでにホヤ人間化、または脳改造が済んでいます」
「大量の人材を確保できたのは何よりだが、『同盟』の精鋭の割には
優秀な改造素体が少ないようだな。正規の改造人間としての適合者は
今のところ4名しかいないと聞いている」
「これまでは常駐職員が主だったからです。彼らは事務職や研究職が
専門で、それほどの身体能力を備えた者は含みません。真に有能な
人材はこれから本格的に狩り出す外部構成員の中に多いのです。
成果が出ましたらまたご報告いたします」
「なるほど。期待しているぞ!」
毛里美弥子はアンチショッカー同盟外部構成員である。同盟本部から
給与を得る正規の構成員ではなく、一般市民として同盟に対し善意の
協力を提供する立場だ。彼女は広瀬葉子同様、かつては有能な諜報部員で
あったが、葉子とほぼ同時期に同盟の存在を知り、同盟の活動に強く共感し、
スパイを引退した。だが彼女は葉子のように拘束の多い常駐構成員として
働くことを嫌った。そして「本業」としてスーパーのアルバイトを
するかたわら、単独で調査や人命救助を行う道を選んだのだった。
多くの外部構成員が同盟からある程度の金銭的援助を受けている中、
情報以外の援助を一切拒む彼女のような外部構成員は珍しかった。
ゲルショッカー結成後、この仙台でも不穏な勢力は活発化していた。
特にこの数日ほどはゲルショッカー絡みと思われる事件が飛躍的に
増え、ただならぬ事態の進行を予感させていた。外部構成員の中では、
仙台基地がゲルショッカーに乗っ取られたという噂すら飛び交っていた。
美弥子はそれらの噂を、恐怖による過剰反応の産物として相手にして
いなかったが、とはいえゲルショッカーが何か企んでいることは
明らかであり、「本業」そっちのけで独自の調査活動に専念していた。
- 640 名前:AS同盟仙台基地壊滅(後編)・2/8:2007/11/01(木) 15:44:51 ID:yZrRrKSe0
- 「毛里美弥子さん、あなたに住居不法侵入と窃盗の嫌疑がかかって
います。申し訳ないのですが、ご同行頂けますか?」
「あ、すみません!そういうことなら、またお邪魔します」
美弥子はヘビースモーカーらしいハスキーな声で快活な返事を返し、
何度か「世話」になったことがある警官に従った。「裏家業」の絡みで
このようなことはたまに生じる。おとなしく出頭しておけば「さる筋
からの圧力」というやつですぐに放免される。美弥子は素直にいつもの
交番に向かった。このような愚直な国家権力との関わりは、超国家的
暗黒組織との戦いの中の「心休まるささやかな休息」ですらあった。
交番の奥の部屋で調書にサインしていた美弥子は、ふと足下の床に
違和感を感じ椅子から飛び退いた。床には大きな落とし穴が開き、
椅子が吸い込まれていった。息をつく間もなく、天井から捕獲ネットが
落ちてきた。美弥子は前に飛び出し机を踏み台にジャンプしてドアに向かい、
ノブに手をかけた。ノブから強力な電流が流れ、美弥子は気を失った。
かつて実直な警官であった戦闘員二人は、驚きと共に美弥子を見つめた。
「まさかドアノブまでたどり着く人間がいるとはな」
「Aクラス適合者以上の存在――Sクラス適合者か。将軍に報告せねば」
麻酔を打たれ本格的に眠りについた美弥子を「パトカー」が運んでいった。
行き先はゲルショッカー秘密基地と化した旧「同盟」仙台基地だった。
美弥子は真っ暗な部屋の中で目覚めた。全身が何かで固定されている。
しかも、どうも自分は全裸の状態らしい。「改造手術」という言葉が頭をよぎる。
――あの善良だった警官たちは明らかにゲルショッカーの手先にされていた。
そしてわたしを罠にかけここに運んだ。それは多分、わたしを改造人間に
するため。幸い手術はまだのよう。ここがどこであれ、早く逃げねば…――。
- 641 名前:AS同盟仙台基地壊滅(後編)・3/8:2007/11/01(木) 15:45:59 ID:yZrRrKSe0
- 館内で放送が鳴っていた。
「『同盟』外部構成員による襲撃発生。通電設備に異常。予備電源も使用不能。
復旧までの見通しは約三十分。総員赤外線スコープを装着し敵に備えよ」
――ここは敵の基地。そして異常事態が発生している。多分あいつと
あいつが行動を起こしたんだろう。…この拘束からどうにか逃れることさえ
できれば、脱出のチャンスは十分にある、ということになるわね…――。
美弥子は普段から鍛えている筋力をふりしぼり、見えない鎖を引きちぎろうと
手足の力をふりしぼった。
何度か試みる内に、どこかでキュインというかすかな音が聞こえ、手足が
自由になった。気のせいか手足がなんとなく重い。しかし通常の動作ができる
程度には動く。美弥子はまず手探りで室内を探索し、運良くライターを
見つけ出すと、室内を照らして様子を調べた。
――この部屋…この間取り…まさか…――
美弥子はこの部屋を、いやこの建物をよく知っていた。そしてゲルショッカー
が自分をこの建物に運んだ、という事実が意味することを素早く理解した。
――…噂は本当だったわけか。葉子や梁子は無事かしら?それとも、もう…――。
葉子たちの運命を気にかけつつも、美弥子は次の行動に移った。脱出経路を
勘案した上、手術台の上に椅子を積み上げ、天井裏に侵入したのである。
――素手での脱出は危険すぎる。武器と、後は服を手に入れなきゃ――
天井裏ごしに美弥子が向かったのは、対ゲルショッカー兵器研究室だった。
基地が以前のままならば、そこには役に立つ武器の試作品が保存されている。
そして、保存が難しく、かつそのまま人類征服用の兵器に転用しうる装備を
敵が簡単に移動することはないだろう、という見込みがあった。
美弥子は研究室に到着し、中を警護している、変わり果てたかつての職員
二人を不意打ちで気絶させた。そしてライターで室内をさぐり、ケースに入った
「対怪人用レイピア」というフェンシングの剣のようなものを探り当てると、
散乱している書類その他に火を放ち、武器を手に屋根裏に戻り、出口を目指した。
- 642 名前:AS同盟仙台基地壊滅(後編)・4/8:2007/11/01(木) 15:47:15 ID:yZrRrKSe0
- ――けっきょく、服は見つからずじまいか――
そんなことを思いながらも無事、山奥の廃屋の秘密出口から外に出た
美弥子を待ちかまえていたのは、ホヤスズメバチであった。
「腕は全然なまってないわね、美弥子。でももう終わり、ピュピュー!」
「あなた…まさか葉子?…そうか。脳改造を、受けてしまったのね…」
美弥子はかすかに涙ぐんだ。葉子ほどの強靱な精神力の持ち主が脳改造を
施された場合、かえってその影響は深く徹底的になる。元の人格が復帰する
可能性は皆無に等しい。美弥子はそれを知っていたのだ。
「…いいわ。わたしが、あなたの魂を救ってあげる!」
話しながら二人は戦闘状態に入っていた。生身の人間と改造人間。普通に
考えて美弥子に勝ち目はない。しかし、並外れた反射神経をもち、最新鋭の
対ゲルショッカー兵器を手にした美弥子は、相手と互角以上の戦いを行った。
攻撃から素早く身をかわしつつ、怪人に立て続けに剣を浴びせたのである。
対怪人用レイピア。それは実験中偶然生まれた特殊な薬品を練り込んだ、
超合金製の剣である。改造細胞を壊死させ、怪人の身体組織に深刻な
ダメージを与える力をもつ。薬品の正確な成分すら解析できておらず、
全世界で今ここだけにしかない、貴重な武器である。
「ふふ!あなたは、明らかにある一箇所をかばっている!」
ひらりと舞い、ホヤスズメバチの前に立った美弥子は、そう言いながら、
全身傷だらけになっているホヤスズメバチの右胸に、深々と剣を突き刺した。
美弥子の裸身もまた傷だらけであったが、勝負はついたようだった。
「多分、ここには自爆用の爆弾か、自己溶解液が詰まっている。爆弾ならば
一緒におさらばだけど、悔いはないわ。溶解液なら、完全にわたしの勝ち!」
「ピュピュー…。美弥子、腕を…上げたわね」
「あなたの腕が落ちたのよ。事務仕事のし過ぎと、改造された肉体への過信ね」
自壊用溶解液に浸食され、ホヤスズメバチの肉体は溶け始めた。
胸に刺さったレイピアも飴のように溶け崩れていった。
- 643 名前:AS同盟仙台基地壊滅(後編)・5/8:2007/11/01(木) 15:54:12 ID:yZrRrKSe0
- 「さてと。わたしは行くわ。早く本部に仙台基地の惨状を報告しなきゃ」
「ピ